JPH0243898A - 超音波トランスジューサ - Google Patents
超音波トランスジューサInfo
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- JPH0243898A JPH0243898A JP19378588A JP19378588A JPH0243898A JP H0243898 A JPH0243898 A JP H0243898A JP 19378588 A JP19378588 A JP 19378588A JP 19378588 A JP19378588 A JP 19378588A JP H0243898 A JPH0243898 A JP H0243898A
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Landscapes
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は超音波を送・受信できる貼り合わせ型圧電素子
を用いた超音波トランスジューサに関する。
を用いた超音波トランスジューサに関する。
従来の技術
従来より貼り合わせ型圧電素子を用いた超音波トランス
ジユーサは種々のものが提案あるいは実用化されている
。
ジユーサは種々のものが提案あるいは実用化されている
。
第3図は本願出願人が提案している超音波トランスジュ
ーサの一例の構造を示す縦断面図である(特開昭60−
198999号公報)した。
ーサの一例の構造を示す縦断面図である(特開昭60−
198999号公報)した。
この超音波トランスジューサは、図からも明らかなよう
に、貼り合わせ型圧電素子1の中心部に振動板2を弾性
接着剤3を介して取付けるとともに、前記圧電素子1の
振動の節部を支持台4の先端に弾性接着剤3aをもって
固定し、さらに一端が振動板2の周囲と弾性的に当接し
他端が前記圧電素子1と弾性接着剤3bによって固着さ
れる弾性体からなる中空形状の緩衝部材5を備えている
。
に、貼り合わせ型圧電素子1の中心部に振動板2を弾性
接着剤3を介して取付けるとともに、前記圧電素子1の
振動の節部を支持台4の先端に弾性接着剤3aをもって
固定し、さらに一端が振動板2の周囲と弾性的に当接し
他端が前記圧電素子1と弾性接着剤3bによって固着さ
れる弾性体からなる中空形状の緩衝部材5を備えている
。
なお、6,6aは端子、7は金属ケース、8は金属ケー
ス7の上部開口に取付けられた保護用メツシュ、9,9
aは前記圧電素子1と端子6,6aを電気的に接続する
リード線、10は、金属ケース7にかしめられることに
より取付けられ、前記金属ケース7の下部開口を端子6
,6aを介して閉鎖するとともに、前記端子6.6aの
グランドとなる一方、端子6と電気的に接続される金属
/’< −スをそれぞれ示している。
ス7の上部開口に取付けられた保護用メツシュ、9,9
aは前記圧電素子1と端子6,6aを電気的に接続する
リード線、10は、金属ケース7にかしめられることに
より取付けられ、前記金属ケース7の下部開口を端子6
,6aを介して閉鎖するとともに、前記端子6.6aの
グランドとなる一方、端子6と電気的に接続される金属
/’< −スをそれぞれ示している。
発明が解決しようとする課題
第3図に示した超音波トランスジューサは上述したよう
に緩衝部材5を備えており、超音波送受信時の立下がり
特性を急峻にできる等の効果を有している。
に緩衝部材5を備えており、超音波送受信時の立下がり
特性を急峻にできる等の効果を有している。
しかしながら、近年特に要望が強まっている低コスト化
、耐ノイズ性の向上について考えてみると、依然として
以下のような点で改善の余地が残っている。
、耐ノイズ性の向上について考えてみると、依然として
以下のような点で改善の余地が残っている。
第3図の超音波トランスジューサは、端子6゜6aを図
面でいうと下方に備えており、圧電素子1に対しての電
気信号の授受を行うための構成は、通常金属ケース7外
で前記端子6,6aと図示していない増幅器等の外部装
置から引き出された外部リード線とを半田付けすること
により形成されている。
面でいうと下方に備えており、圧電素子1に対しての電
気信号の授受を行うための構成は、通常金属ケース7外
で前記端子6,6aと図示していない増幅器等の外部装
置から引き出された外部リード線とを半田付けすること
により形成されている。
このため、前記半田付は部分を含む端子部が金属ケース
7外でむき出しとなり、そのままでは外来ノイズの影響
をきわめて受けやすく、現実の使用に際しては、前記端
子部にたとえばシールド板を設ける等のシールド処理を
施す必要があった。
7外でむき出しとなり、そのままでは外来ノイズの影響
をきわめて受けやすく、現実の使用に際しては、前記端
子部にたとえばシールド板を設ける等のシールド処理を
施す必要があった。
すなわち、シールド処理のための材料、加工工程が必要
となり、かかる点においてコストアップを生じてしまう
不都合を有していたわけである。
となり、かかる点においてコストアップを生じてしまう
不都合を有していたわけである。
加えて、上述のシールド処理は、施したとしても金属ケ
ース7とたとえばシールド板とグランドとなる端子6の
三者が電気的に共通なインピーダンスを有するようにな
るだけであり、前記金属ケース7またはシールド板に飛
び込んだノイズはグランドレベルを揺さぶることになり
、SZN比の点からみると特に好ましいとは言えなかっ
た。
ース7とたとえばシールド板とグランドとなる端子6の
三者が電気的に共通なインピーダンスを有するようにな
るだけであり、前記金属ケース7またはシールド板に飛
び込んだノイズはグランドレベルを揺さぶることになり
、SZN比の点からみると特に好ましいとは言えなかっ
た。
さらに、先に述7ベた端子6,6aと図示していない外
部リード線との半田付は作業自体について考えてみても
、端子6が金属ケース7にかしめられている金属ベース
10と接続されているのに対して端子6aは金属ベース
10とは分離されており、端子6と端子6aとはその熱
容量に大きな差を有していることから、以下のような不
都合を生じるおそれを有している。
部リード線との半田付は作業自体について考えてみても
、端子6が金属ケース7にかしめられている金属ベース
10と接続されているのに対して端子6aは金属ベース
10とは分離されており、端子6と端子6aとはその熱
容量に大きな差を有していることから、以下のような不
都合を生じるおそれを有している。
すなわち、上述したように端子6,6aはその熱容量に
差を有しているため、同一熱容量を供給しても端子6は
端子6aに比べて温度上昇しにくく、この結果、半田付
は作業に関して考えてみると、たとえば同一の半田ごて
にて作業する場合、半田付は作業に要する時間に差が発
生し、その作業性は決してよいとは言えなかった。
差を有しているため、同一熱容量を供給しても端子6は
端子6aに比べて温度上昇しにくく、この結果、半田付
は作業に関して考えてみると、たとえば同一の半田ごて
にて作業する場合、半田付は作業に要する時間に差が発
生し、その作業性は決してよいとは言えなかった。
また、半田付は作業時間は短い方が作業性の点からも好
ましく、たとえば、今、熱容量の大きな端子6に対して
の半田付は作業を考慮して火熱容量の半田ごてを採用し
たとすると、確かに端子6の半田付は作業は適当な時間
で終了できることになるが、端子6aに対しての半田付
は作業についてはきわめて短時間の作業でよいことにな
り、逆に、その作業が困難になってしまう不都合を生じ
ることが考えられる。
ましく、たとえば、今、熱容量の大きな端子6に対して
の半田付は作業を考慮して火熱容量の半田ごてを採用し
たとすると、確かに端子6の半田付は作業は適当な時間
で終了できることになるが、端子6aに対しての半田付
は作業についてはきわめて短時間の作業でよいことにな
り、逆に、その作業が困難になってしまう不都合を生じ
ることが考えられる。
これは半田付は作業時、端子6aに作業に必要な時間よ
りも長時間大熱容量の半田ごてを当接すると、リード線
9aが端子6aを介して急激に熱せられることになり、
ともすれば前記リード線9aと圧電素子1あるいは端子
6aとの半田付は処理部分を溶融してしまい電気的接続
を開放してしまうおそれがあることを考えると明らかで
ある。
りも長時間大熱容量の半田ごてを当接すると、リード線
9aが端子6aを介して急激に熱せられることになり、
ともすれば前記リード線9aと圧電素子1あるいは端子
6aとの半田付は処理部分を溶融してしまい電気的接続
を開放してしまうおそれがあることを考えると明らかで
ある。
すなわち、前記端子6aの半田付は時間には大きな注意
を払う必要があるわけであるが、前記のように火熱容量
の半田ごてを採用し半田付は作業に必要な時間が短かく
なると、前記時間の管理が難しく、結果として端子6a
に対しての半田付は作業が困難となるわけである。
を払う必要があるわけであるが、前記のように火熱容量
の半田ごてを採用し半田付は作業に必要な時間が短かく
なると、前記時間の管理が難しく、結果として端子6a
に対しての半田付は作業が困難となるわけである。
なお、端子6に対しての半田付は作業時においても前述
したような電気的接続の開放という不都合が生じるおそ
れのあることはいうまでもない。
したような電気的接続の開放という不都合が生じるおそ
れのあることはいうまでもない。
本発明は上述したような諸点を考慮してなしたもので、
低コストでノイズの影響を受けにくい、かつ半田付は作
業の作業性のよい超音波トランスジューサを提供するこ
とを目的とする。
低コストでノイズの影響を受けにくい、かつ半田付は作
業の作業性のよい超音波トランスジューサを提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明の超音波トランスジユーサは、貼り合わせ型電圧
素子の中心部に接着部を介して取付けられる振動板と、
一端がこの振動板の周辺と他端が圧電素子と弾性的に当
接する緩衝部材と、一端部が閉鎖されている中空円柱形
状の金属ケースと、この金属ケースの中空部と外部とを
連接する切溝と、中空部内に収納固定されるとともに圧
電素子を弾性保持台を介して支持し圧電素子を金属ケー
ス内に位置せしめる樹脂部材と、信号導体が前記圧電素
子に、遮蔽導体が前記金属ケースにそれぞれ半田付けさ
れるとともに、切溝を介して金属ケース外に導出される
2芯シールド線と、樹脂部材と一体に形成され信号導体
の中空部内での位置を規制する規制手段と、金属ケース
の開口端部に位置することにより指向特性、受波感度を
改善する金属性の音響管と、超音波を送、受する開口を
備えるとともに、開口の反対側に音響管、金属ケースを
収納する収納凹部を有するホーンと、収納凹部内に金属
ケースをその開口端部に音響管を位置させた状態で固着
する固着手段と、金属ケースから導出された2芯シール
ド線を収納凹部外に導くためにホーンに形成される引き
出し溝とを備えて構成されている。
素子の中心部に接着部を介して取付けられる振動板と、
一端がこの振動板の周辺と他端が圧電素子と弾性的に当
接する緩衝部材と、一端部が閉鎖されている中空円柱形
状の金属ケースと、この金属ケースの中空部と外部とを
連接する切溝と、中空部内に収納固定されるとともに圧
電素子を弾性保持台を介して支持し圧電素子を金属ケー
ス内に位置せしめる樹脂部材と、信号導体が前記圧電素
子に、遮蔽導体が前記金属ケースにそれぞれ半田付けさ
れるとともに、切溝を介して金属ケース外に導出される
2芯シールド線と、樹脂部材と一体に形成され信号導体
の中空部内での位置を規制する規制手段と、金属ケース
の開口端部に位置することにより指向特性、受波感度を
改善する金属性の音響管と、超音波を送、受する開口を
備えるとともに、開口の反対側に音響管、金属ケースを
収納する収納凹部を有するホーンと、収納凹部内に金属
ケースをその開口端部に音響管を位置させた状態で固着
する固着手段と、金属ケースから導出された2芯シール
ド線を収納凹部外に導くためにホーンに形成される引き
出し溝とを備えて構成されている。
作 用
本発明による超音波トランスジューサは、上述したよう
に遮蔽導体が金属ケースに半田付けされる2芯シールド
線を備えていることから、特別なシールド処理は必要な
く、また信号導体のグランドと前記遮蔽導体とが電気的
に分離されることになる。
に遮蔽導体が金属ケースに半田付けされる2芯シールド
線を備えていることから、特別なシールド処理は必要な
く、また信号導体のグランドと前記遮蔽導体とが電気的
に分離されることになる。
また、圧電素子あるいは外部装置に対する半田付けはそ
れぞれ2芯シールド線の信号導体との間の処理となり、
このため半田付けに必要な熱容量に大きな差が生じるこ
とはない。
れぞれ2芯シールド線の信号導体との間の処理となり、
このため半田付けに必要な熱容量に大きな差が生じるこ
とはない。
さらに、2芯シールド線を金属ケースの切溝。
ホーンの引き出し溝を介して引き出すことにより金属ケ
ースを一端部が閉鎖された中空柱形状としていることか
ら、圧電素子等の金属ケース内への配置作業は所定の一
方向から行える作業となる。
ースを一端部が閉鎖された中空柱形状としていることか
ら、圧電素子等の金属ケース内への配置作業は所定の一
方向から行える作業となる。
実 施 例
第11図は本発明による超音波トランスジユーサの一実
施例を示す分解断面図であり、図中第3図と同符号のも
のは同一機能部材を示している。
施例を示す分解断面図であり、図中第3図と同符号のも
のは同一機能部材を示している。
第1図からも明らかなように、この実施例は一端部7a
が閉鎖されている中空円柱形状の金属ケース7の中空部
7b内に樹脂部材11が適宜の接着剤にて固着されてい
る。
が閉鎖されている中空円柱形状の金属ケース7の中空部
7b内に樹脂部材11が適宜の接着剤にて固着されてい
る。
樹脂部材11の上部には弾性保持台12が弾性接着剤3
Cを介して設けられ、さらにこの弾性保持台12の上に
貼り合わせ型圧電素子1が弾性接着剤3aを介して保持
されている。
Cを介して設けられ、さらにこの弾性保持台12の上に
貼り合わせ型圧電素子1が弾性接着剤3aを介して保持
されている。
圧電素子1は部分1a、lbにおいて2芯シールド線1
3の信号導体13a、13bと半田付けされ、また、そ
の中央部には第3図に示した従来例同様、振動板2が接
着剤3によって固着され、さらにこの振動板2と圧電素
子1の間には緩衝部材5が設けられている。なお、緩衝
部材5の一部には前記信号導体13bと圧電素子1との
半田付は処理のための切り欠き部5aが形成されている
。
3の信号導体13a、13bと半田付けされ、また、そ
の中央部には第3図に示した従来例同様、振動板2が接
着剤3によって固着され、さらにこの振動板2と圧電素
子1の間には緩衝部材5が設けられている。なお、緩衝
部材5の一部には前記信号導体13bと圧電素子1との
半田付は処理のための切り欠き部5aが形成されている
。
圧電素子1と半田付けされる信号導体13a。
13bは、樹脂部材11上に形成されたたとえば規制溝
14である規制手段によって金属ケース7の中空部7b
内での位置が規制されている。
14である規制手段によって金属ケース7の中空部7b
内での位置が規制されている。
前記のように圧電素子1等を中空部7b内に備えた金属
ケース7の前方、すなわち開口端部7c側には、超音波
の送受信動作における超音波指向特性、受波感度を改善
する金属性の開口部15aを備えた音響管15が配設さ
れる。
ケース7の前方、すなわち開口端部7c側には、超音波
の送受信動作における超音波指向特性、受波感度を改善
する金属性の開口部15aを備えた音響管15が配設さ
れる。
さらに前方には、超音波を送、受する開口16aを備え
、かつその反対側端部に前記音響管15゜金属ケース7
を収納する収納凹部16bを備えたホーン16が位置す
る。なお、この第1図におけるホーン16の図は、後述
の引き出し溝1000固着手段17を明確に示すため開
口16a側から見て時計方向に90°回転させた状態の
断面を示している。
、かつその反対側端部に前記音響管15゜金属ケース7
を収納する収納凹部16bを備えたホーン16が位置す
る。なお、この第1図におけるホーン16の図は、後述
の引き出し溝1000固着手段17を明確に示すため開
口16a側から見て時計方向に90°回転させた状態の
断面を示している。
前記収納凹部16bには、たとえば金属ケース7の側面
と当接することによりこの金属ケース7を収納凹部16
b内に収納、固定するねじである固着手段17が設けら
れている。なお、固着手段17による金属ケース7の収
納凹部16b内への収納、固定時、音響管15は金属ケ
ース7と前記収納凹部16b内壁との間に挟み込まれ、
すなわち前記金属ケース7を介して収納凹部16b内に
収納されることはいうまでもない。
と当接することによりこの金属ケース7を収納凹部16
b内に収納、固定するねじである固着手段17が設けら
れている。なお、固着手段17による金属ケース7の収
納凹部16b内への収納、固定時、音響管15は金属ケ
ース7と前記収納凹部16b内壁との間に挟み込まれ、
すなわち前記金属ケース7を介して収納凹部16b内に
収納されることはいうまでもない。
また、ホーン16には2芯シールド線13を外部に引き
出すための引き出し溝16cも形成されている。
出すための引き出し溝16cも形成されている。
一方、第1図では図面に現われていない2芯ンールド線
13の遮蔽導体13cは、第2図(alに示した金属ケ
ース7部分の平面図からも明らかなように、金属ケース
7とその中空部7bの壁面で半田付けされており、信号
導体13a、13bのグランドとなる一方とは電気的し
に分離されている。
13の遮蔽導体13cは、第2図(alに示した金属ケ
ース7部分の平面図からも明らかなように、金属ケース
7とその中空部7bの壁面で半田付けされており、信号
導体13a、13bのグランドとなる一方とは電気的し
に分離されている。
加えて第2図(blに示した金属ケース7部分の正面図
からも明らかなように、前記信号導体13a。
からも明らかなように、前記信号導体13a。
13b1遮蔽導体13cからなる2芯シールド線13は
、金属ケース7の適宜部分に形成された切溝7dを介し
て前記金属ケース7の外部へ導出されている。
、金属ケース7の適宜部分に形成された切溝7dを介し
て前記金属ケース7の外部へ導出されている。
前記のような構成からなる本発明による超音波トランス
ジューサの一実施例は、たとえば以下のようにして製造
される。
ジューサの一実施例は、たとえば以下のようにして製造
される。
まず、貼り合わせ型圧電素子1の中央部に振動板2をエ
ポキシ系接着剤にて固定し、さらに振動板2の周囲にシ
リコーンゴム等にて作製される円環状の緩衝部材5を配
し、その底面を必要に応じて当接している圧電素子1に
対してシリコーンゴム等にて接着する。
ポキシ系接着剤にて固定し、さらに振動板2の周囲にシ
リコーンゴム等にて作製される円環状の緩衝部材5を配
し、その底面を必要に応じて当接している圧電素子1に
対してシリコーンゴム等にて接着する。
次に前記圧電素子1.振動板2等からなる組み合わせ部
材をシリコーンゴム等の弾性保持台12を介して樹脂部
材11上の中央部に接着、固定する。
材をシリコーンゴム等の弾性保持台12を介して樹脂部
材11上の中央部に接着、固定する。
さらに、電気信号授受のための信号導体13a。
13bの被覆部を樹脂部材11上の規制溝14内に挟み
込ませ、その状態でそれぞれの導体部を圧電素子1と半
田にて接続する。
込ませ、その状態でそれぞれの導体部を圧電素子1と半
田にて接続する。
次いで、前記圧電素子1.樹脂部材11等からなる組み
合わせ体を金属ケース7の中空部7b内に、前記樹脂部
材11を適宜の接着剤1両面接着テープ等にて前記中空
部7b内壁に接着することにより配設する。
合わせ体を金属ケース7の中空部7b内に、前記樹脂部
材11を適宜の接着剤1両面接着テープ等にて前記中空
部7b内壁に接着することにより配設する。
このとき、2芯シールド線13の遮蔽導体13Cと金属
ケース7との半田付けを金属ケース7の中空部7b内壁
の適宜部分にて行い、また前記2芯ンールド線13を切
溝7dより引き出す。
ケース7との半田付けを金属ケース7の中空部7b内壁
の適宜部分にて行い、また前記2芯ンールド線13を切
溝7dより引き出す。
以上で、第1図の金属ケース7部分が完成することは明
らかであり、次にホーン16の収納凹部16bに音響管
15.前記のようにして完成せしめられた金属ケース7
部分の順に両者を収納し、金属ケース7の閉鎖端部7a
を音響管15方向へ押圧しながら固着手段17であるね
じを締付けることにより金属ケース7をホーン16に固
定してやれば、第1図に分解図を示した本発明による超
音波トランスジューサの一実施例は完成せしめられるこ
とになる。
らかであり、次にホーン16の収納凹部16bに音響管
15.前記のようにして完成せしめられた金属ケース7
部分の順に両者を収納し、金属ケース7の閉鎖端部7a
を音響管15方向へ押圧しながら固着手段17であるね
じを締付けることにより金属ケース7をホーン16に固
定してやれば、第1図に分解図を示した本発明による超
音波トランスジューサの一実施例は完成せしめられるこ
とになる。
なお、このとき、金属ケース7と音響管15は接触し、
すなわち電気的に結合され同電位となり、また2芯シー
ルド線13は引き出し溝16cを介してホーン16の外
部に引き出されることはいうまでもない。
すなわち電気的に結合され同電位となり、また2芯シー
ルド線13は引き出し溝16cを介してホーン16の外
部に引き出されることはいうまでもない。
したがって、圧電素子1.振動板2.信号導体13a、
13bのそれぞれの導体部等は音響管15の開口部15
aおよび金属ケース7の切溝7dを除いて金属にて覆わ
れかつ前記導体部のグランドとなる一方は遮蔽導体13
cが半田付けされた金属ケース7とは異なる電位、すな
わち上述した周囲を覆う金属部分と電気的に分離される
ことになる。
13bのそれぞれの導体部等は音響管15の開口部15
aおよび金属ケース7の切溝7dを除いて金属にて覆わ
れかつ前記導体部のグランドとなる一方は遮蔽導体13
cが半田付けされた金属ケース7とは異なる電位、すな
わち上述した周囲を覆う金属部分と電気的に分離される
ことになる。
また、外部装置との半田付けも含めた半田付は作業も、
第3図に示した従来例とは異なり、2芯シールド線13
を中心に行われ、必要熱容量に大きな差が生じることは
ない。
第3図に示した従来例とは異なり、2芯シールド線13
を中心に行われ、必要熱容量に大きな差が生じることは
ない。
なお、引き出し溝16cを介して引き出された2芯シー
ルド線13は、それ自体の柔軟性により適宜の方向へ必
要に応じて向けられる。
ルド線13は、それ自体の柔軟性により適宜の方向へ必
要に応じて向けられる。
また、図示した実施例では規制溝14であった規制手段
は、たとえば千鳥足状に設けたボスであってもよく、す
なわち信号導体13a、13bを規制できる構成であれ
ばよく、加えてかかる規制手段に規制された前記信号導
体13a、13bをさらにシリコーンゴムで接着すれば
より信頼性が向上することになる。
は、たとえば千鳥足状に設けたボスであってもよく、す
なわち信号導体13a、13bを規制できる構成であれ
ばよく、加えてかかる規制手段に規制された前記信号導
体13a、13bをさらにシリコーンゴムで接着すれば
より信頼性が向上することになる。
さらに信号導体13a、13bの導体部と圧電素子1と
を接続した部分1a、lb等も、すなわち半田付は部分
もシリコーンゴム等を塗布しておくことが、より好まし
い。
を接続した部分1a、lb等も、すなわち半田付は部分
もシリコーンゴム等を塗布しておくことが、より好まし
い。
発明の効果
本発明による超音波トランスジューサは、圧電素子との
間の電気信号の授受を2芯シールド線にて行うとともに
前記圧電素子および振動板等の周辺のほぼ全域を金属で
ある金属ケースと音響管で覆っていることから、特別な
シールド処理を必要としない効果を有している。
間の電気信号の授受を2芯シールド線にて行うとともに
前記圧電素子および振動板等の周辺のほぼ全域を金属で
ある金属ケースと音響管で覆っていることから、特別な
シールド処理を必要としない効果を有している。
加えて、前記金属ケースを2芯シールド線の遮蔽導体と
半田付けすることにより、2芯シールド線の信号導体の
グランドとなる一方と電気的に分離していることから、
S/N比の大きな向上を期待できる効果を有している。
半田付けすることにより、2芯シールド線の信号導体の
グランドとなる一方と電気的に分離していることから、
S/N比の大きな向上を期待できる効果を有している。
さらに、必要な半田付は作業も2芯シールド線を中心し
に行われ必要熱容量に大きな差はなく、よってその作業
性がよくなる効果も期待できる。
に行われ必要熱容量に大きな差はなく、よってその作業
性がよくなる効果も期待できる。
製造作業全体についてみても、圧電素子、振動板、樹脂
部材等の金属ケース内に配される部材をそれらだけひと
つの組み合わせ体とすることができ、かつ音響管と金属
ケースとは当接だけで互いに固着されてはおらず、かか
る点より前記製造作業は簡単な作業となることは明らか
である。
部材等の金属ケース内に配される部材をそれらだけひと
つの組み合わせ体とすることができ、かつ音響管と金属
ケースとは当接だけで互いに固着されてはおらず、かか
る点より前記製造作業は簡単な作業となることは明らか
である。
なお、上述した特別なシールド処理を必要としない効果
半田付けの作業性がよくなる効果等により低コスト化で
きることもいうまでもない。
半田付けの作業性がよくなる効果等により低コスト化で
きることもいうまでもない。
第1図は本発明による超音波トランスジユーサの一実施
例を示す分解断面図、第2図fa)は第1図中の金属ケ
ース7部分の平面図、同図tb)はその正面図である。 第3図は従来の超音波トランスジユーサの一例を示す断
面図である。 1・・・・・・圧電素子、2・・・・・・振動板、5・
・・・・・緩衝部材、7・・・・・・金属ケース、11
・・・・・・樹脂部材、12・・・・・・弾性保持台、
13・・・・・・2芯シールド線、13a。 13b・・・・・・信号導体、13c・・・・・・遮蔽
導体、14・・・・・・規制溝、15・・・・・・音響
管、16・・・・・・ホーン、17・・・・・・固着手
段、7b・・・・・・中空部、7C・・・・・・開口端
部、7d・・・・・・切溝、16a・・・・・・開口、
16b・・・・・・収納凹部。
例を示す分解断面図、第2図fa)は第1図中の金属ケ
ース7部分の平面図、同図tb)はその正面図である。 第3図は従来の超音波トランスジユーサの一例を示す断
面図である。 1・・・・・・圧電素子、2・・・・・・振動板、5・
・・・・・緩衝部材、7・・・・・・金属ケース、11
・・・・・・樹脂部材、12・・・・・・弾性保持台、
13・・・・・・2芯シールド線、13a。 13b・・・・・・信号導体、13c・・・・・・遮蔽
導体、14・・・・・・規制溝、15・・・・・・音響
管、16・・・・・・ホーン、17・・・・・・固着手
段、7b・・・・・・中空部、7C・・・・・・開口端
部、7d・・・・・・切溝、16a・・・・・・開口、
16b・・・・・・収納凹部。
Claims (1)
- 貼り合わせ型電圧素子の中心部に接着部を介して取付け
られる振動板と、一端が前記振動板の周辺と他端が前記
圧電素子と弾性的に当接する緩衝部材と、一端部が閉鎖
されている中空円柱形状の金属ケースと、前記金属ケー
スの中空部と外部とを連接する切溝と、前記中空部内に
収納固定されるとともに前記圧電素子を弾性保持台を介
して支持し前記圧電素子を前記金属ケース内に位置せし
める樹脂部材と、信号導体が前記圧電素子に、遮蔽導体
が前記金属ケースにそれぞれ半田付けされるとともに、
前記切溝を介して前記金属ケース外に導出される2芯シ
ールド線と、前記樹脂部材と一体に形成され前記信号導
体の前記中空部内での位置を規制する規制手段と、前記
金属ケースの開口端部に位置することにより指向特性、
受波感度を改善する金属性の音響管と、超音波を送、受
する開口を備えるとともに、前記開口の反対側に前記音
響管、金属ケースを収納する収納凹部を有するホーンと
、前記収納凹部内に前記金属ケースをその開口端部に前
記音響管を位置させた状態で固着する固着手段と、前記
金属ケースから導出された前記2芯シールド線を前記収
納凹部外に導くために前記ホーンに形成される引き出し
溝とを備えてなる超音波トランスジューサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19378588A JPH0243898A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 超音波トランスジューサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19378588A JPH0243898A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 超音波トランスジューサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0243898A true JPH0243898A (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=16313758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19378588A Pending JPH0243898A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 超音波トランスジューサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243898A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9169109B2 (en) | 2010-12-24 | 2015-10-27 | Daifuku Co., Ltd. | Stacker crane |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP19378588A patent/JPH0243898A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9169109B2 (en) | 2010-12-24 | 2015-10-27 | Daifuku Co., Ltd. | Stacker crane |
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