JPH0243422B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243422B2 JPH0243422B2 JP56037521A JP3752181A JPH0243422B2 JP H0243422 B2 JPH0243422 B2 JP H0243422B2 JP 56037521 A JP56037521 A JP 56037521A JP 3752181 A JP3752181 A JP 3752181A JP H0243422 B2 JPH0243422 B2 JP H0243422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- slot
- insulator
- winding
- winding coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 43
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/52—Fastening salient pole windings or connections thereto
- H02K3/521—Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
- H02K3/522—Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、固定子に対し外側より巻線され構成
される電動機に関する。
される電動機に関する。
従来の技術
従来の電動機においては、第１図に示すように
巻線コイル２０を固定子２２に巻線作業の後、巻
線コイル２０が固定子２２の内径側にはさみ出す
ことを防止するため、数回にわたり巻線コイル２
０を整形し、その後しばり糸２１にてしばり、さ
らにニス揚げ処理により巻線コイル２０を固定し
ていた。
巻線コイル２０を固定子２２に巻線作業の後、巻
線コイル２０が固定子２２の内径側にはさみ出す
ことを防止するため、数回にわたり巻線コイル２
０を整形し、その後しばり糸２１にてしばり、さ
らにニス揚げ処理により巻線コイル２０を固定し
ていた。
発明が解決しようとする課題
上記の従来の固定子の製造手段は、作業工数が
多く、作業能率が悪く自動化も困難であるという
課題を有していた。
多く、作業能率が悪く自動化も困難であるという
課題を有していた。
本発明は上記従来の課題に留意し、巻線が固定
子の内径側および外径側にはみ出すことを容易に
防止し、巻線作業が容易に、かつ、自動化できる
固定子構成を提供することを目的とするものであ
る。
子の内径側および外径側にはみ出すことを容易に
防止し、巻線作業が容易に、かつ、自動化できる
固定子構成を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段
この課題を解決するため本発明は、外径側に巻
線コイルを収納するスロツトと連通する開口部を
有する固定子と、この固定子の内径側に配設した
回転子と、前記スロツトに挿着し両端部が外部に
突出したスロツト絶縁紙と、前記固定子の両端面
上それぞれ配設した絶縁体とを有し、前記絶縁体
は前記固定子の内径よりやや大きい筒部と、この
筒部の外方に所定の間隔をおいて筒部と平行に突
設した突起部と、前記筒部と突起部を前記固定子
端面上で一体的につなぎ前記スロツトにほぼ合致
する開口部を有する平面部とからなり、かつ巻線
コイル巻装前に、前記平面部の開口部が前記スロ
ツト絶縁紙の外部に突出した部分に嵌合して前記
固定子に仮止めされてなる電動機を構成したもの
である。
線コイルを収納するスロツトと連通する開口部を
有する固定子と、この固定子の内径側に配設した
回転子と、前記スロツトに挿着し両端部が外部に
突出したスロツト絶縁紙と、前記固定子の両端面
上それぞれ配設した絶縁体とを有し、前記絶縁体
は前記固定子の内径よりやや大きい筒部と、この
筒部の外方に所定の間隔をおいて筒部と平行に突
設した突起部と、前記筒部と突起部を前記固定子
端面上で一体的につなぎ前記スロツトにほぼ合致
する開口部を有する平面部とからなり、かつ巻線
コイル巻装前に、前記平面部の開口部が前記スロ
ツト絶縁紙の外部に突出した部分に嵌合して前記
固定子に仮止めされてなる電動機を構成したもの
である。
作 用
この構成により、絶縁体は複雑な形状にした
り、または特別の装置がなくても固定子に仮止め
され、巻線コイル巻装後、巻線コイルによつて堅
固に固定され、また巻線コイルが絶縁体の筒部と
突起部間に位置して固定子の内径側および外径側
にはみ出なく、巻装後に巻線コイルを整形してな
くてもよく、巻線作業の合理化ならびに自動化が
はかれる。
り、または特別の装置がなくても固定子に仮止め
され、巻線コイル巻装後、巻線コイルによつて堅
固に固定され、また巻線コイルが絶縁体の筒部と
突起部間に位置して固定子の内径側および外径側
にはみ出なく、巻装後に巻線コイルを整形してな
くてもよく、巻線作業の合理化ならびに自動化が
はかれる。
実施例
以下本発明の一実施例を第２図〜第６図にもと
づき説明する。
づき説明する。
図において、１は外径側に巻線コイル３を収納
するスロツト部８と連通するスロツト開口部１０
を有する固定子２の両面に設けられる絶縁体で、
絶縁体１は第３図の平面図および第４図の正面図
に示すように、中央に固定子２の内径よりやや大
きい筒部４と、この筒部４の外方に所定の間隔を
おいて筒部４と平行に４ケ所突設した突起部６ａ
と、筒部４と突起部６ａを固定子２端面上で一体
的につなぎ前記スロツト部８にほぼ合致する４ケ
所の開口部７を有する平面部６ｂとから形成され
ている。一方、固定子２のスロツト部８には、ス
ロツト絶縁紙９がその両端部をスロツト部８の外
部に突出させて挿着されている。そして、絶縁体
１の固定子２への固定は、巻線コイル３巻装前
に、絶縁体１の平面部６ｂの開口部７を固定子２
のスロツト絶縁紙９の外部に突出した部分に嵌合
させて、まず仮固定して行われる。この嵌合は、
絶縁体１の開口部７が固定子２のスロツト部８と
ほぼ合致するように形成されているので、このス
ロツト部８に挿着されたスロツト絶縁紙９の外周
ともほぼ合致し、達成されるのである。この仮固
定の後に、巻線コイル３の巻装が、固定子２の外
径側に設けたスロツト開口部１０からスロツト部
８に対して行なわれる。このとき巻線コイル３の
コイルエンドより筒部４が突出するように筒部は
形成されている。
するスロツト部８と連通するスロツト開口部１０
を有する固定子２の両面に設けられる絶縁体で、
絶縁体１は第３図の平面図および第４図の正面図
に示すように、中央に固定子２の内径よりやや大
きい筒部４と、この筒部４の外方に所定の間隔を
おいて筒部４と平行に４ケ所突設した突起部６ａ
と、筒部４と突起部６ａを固定子２端面上で一体
的につなぎ前記スロツト部８にほぼ合致する４ケ
所の開口部７を有する平面部６ｂとから形成され
ている。一方、固定子２のスロツト部８には、ス
ロツト絶縁紙９がその両端部をスロツト部８の外
部に突出させて挿着されている。そして、絶縁体
１の固定子２への固定は、巻線コイル３巻装前
に、絶縁体１の平面部６ｂの開口部７を固定子２
のスロツト絶縁紙９の外部に突出した部分に嵌合
させて、まず仮固定して行われる。この嵌合は、
絶縁体１の開口部７が固定子２のスロツト部８と
ほぼ合致するように形成されているので、このス
ロツト部８に挿着されたスロツト絶縁紙９の外周
ともほぼ合致し、達成されるのである。この仮固
定の後に、巻線コイル３の巻装が、固定子２の外
径側に設けたスロツト開口部１０からスロツト部
８に対して行なわれる。このとき巻線コイル３の
コイルエンドより筒部４が突出するように筒部は
形成されている。
上記構成において、絶縁体１は巻線コイル３に
より完全に固定される。そして、巻線コイル３は
内径側に強いテンシヨンを付勢しながら巻装され
るが、内径側には筒部４が形成されているのでこ
のテンシヨンに十分耐え、かつ巻線コイル３が内
径側にはみ出ることがなく、また突起部６ａによ
つて内径側にはみ出ることがなくなる。さら固定
子２と巻線コイル３との絶縁は、絶縁体１の平面
部６ｂとスロツト絶縁紙９とによつて行われる。
より完全に固定される。そして、巻線コイル３は
内径側に強いテンシヨンを付勢しながら巻装され
るが、内径側には筒部４が形成されているのでこ
のテンシヨンに十分耐え、かつ巻線コイル３が内
径側にはみ出ることがなく、また突起部６ａによ
つて内径側にはみ出ることがなくなる。さら固定
子２と巻線コイル３との絶縁は、絶縁体１の平面
部６ｂとスロツト絶縁紙９とによつて行われる。
以上のように実施例によれば、絶縁体１を複雑
な形状にして突起を設け、かつ固定子２にこの突
起を挿入固着されるための穴を設けなくても、巻
装作業前に絶縁体１を固定子２に容易に仮固定す
ることができるので、性能に悪影響を及ぼすこと
がある不要な穴を磁路中に設けなくてもよい。そ
して、巻装作業において絶縁体１の不具合な変形
がなく、また巻装作業の後に巻線コイル３の整形
作業が不要となるため作業性が良くなり巻線作業
の合理化ならびに自動化が図れる。また固定子２
と巻線コイル３の高さを低くできるため電動機の
小型化が計れる。また巻線コイル３の高さは絶縁
体１の筒部４の高さより低いため、巻装後の固定
子２の組立て移動の際、巻線コイル３をきずつけ
ることがない。さらに電動機の組立て時において
回転子５を固定子２に挿入する際、巻線コイル３
にふれにくくなるため、巻線コイル３をきずつけ
ることが減少する等の効果が発揮されるものであ
る。
な形状にして突起を設け、かつ固定子２にこの突
起を挿入固着されるための穴を設けなくても、巻
装作業前に絶縁体１を固定子２に容易に仮固定す
ることができるので、性能に悪影響を及ぼすこと
がある不要な穴を磁路中に設けなくてもよい。そ
して、巻装作業において絶縁体１の不具合な変形
がなく、また巻装作業の後に巻線コイル３の整形
作業が不要となるため作業性が良くなり巻線作業
の合理化ならびに自動化が図れる。また固定子２
と巻線コイル３の高さを低くできるため電動機の
小型化が計れる。また巻線コイル３の高さは絶縁
体１の筒部４の高さより低いため、巻装後の固定
子２の組立て移動の際、巻線コイル３をきずつけ
ることがない。さらに電動機の組立て時において
回転子５を固定子２に挿入する際、巻線コイル３
にふれにくくなるため、巻線コイル３をきずつけ
ることが減少する等の効果が発揮されるものであ
る。
発明の効果
以上の実施例の説明から明らかなように本発明
によれば、絶縁体を複雑な形状にして突起を設け
たり、固定子に電動機の性能に不要なあるいは悪
影響を及ぼす穴を設けなくても、絶縁体を固定子
に容易に仮固定して巻線コイルの巻装作業がで
き、この巻装作業時、絶縁体の内径側は筒部が形
成されているので、巻装時の巻線のテンシヨンに
よつて内側に倒れ変形することなく強固に、巻線
コイルの内側への移動を阻止し、かつ外径側への
巻線コイルのはみ出しと突起部によつて阻止する
ので、巻線コイルの巻装作業後の整形作業を行う
必要がなく、また後の組立作業等で巻線コイルを
傷つけることがないため、作業能率が高く自動的
組立が容易となる効果を有する。
によれば、絶縁体を複雑な形状にして突起を設け
たり、固定子に電動機の性能に不要なあるいは悪
影響を及ぼす穴を設けなくても、絶縁体を固定子
に容易に仮固定して巻線コイルの巻装作業がで
き、この巻装作業時、絶縁体の内径側は筒部が形
成されているので、巻装時の巻線のテンシヨンに
よつて内側に倒れ変形することなく強固に、巻線
コイルの内側への移動を阻止し、かつ外径側への
巻線コイルのはみ出しと突起部によつて阻止する
ので、巻線コイルの巻装作業後の整形作業を行う
必要がなく、また後の組立作業等で巻線コイルを
傷つけることがないため、作業能率が高く自動的
組立が容易となる効果を有する。
第１図は従来の電動機の断面図、第２図は本発
明の一実施例の電動機の断面図、第３図は同電動
機の絶縁体の平面図、第４図は同絶縁体の側面
図、第５図は同固定子の平面図、第６図は同固定
子の側面図である。 １……絶縁体、２……固定子、３……巻線コイ
ル、４……筒部、６ａ……突起部、６ｂ……平面
部、７……開口部、９……スロツト絶縁紙。
明の一実施例の電動機の断面図、第３図は同電動
機の絶縁体の平面図、第４図は同絶縁体の側面
図、第５図は同固定子の平面図、第６図は同固定
子の側面図である。 １……絶縁体、２……固定子、３……巻線コイ
ル、４……筒部、６ａ……突起部、６ｂ……平面
部、７……開口部、９……スロツト絶縁紙。
Claims (1)
- １ 外径側に巻線コイルを収納するスロツトと連
通するスロツト開口部を有する固定子と、この固
定子の内径側に配設した回転子と、前記スロツト
に挿着し両端部が外部に突出したスロツト絶縁紙
と、前記固定子の両端面上それぞれに配設した絶
縁体とを有し、前記絶縁体は前記固定子の内径よ
りやや大きい筒部と、この筒部の外方に所定の間
隔をおいて筒部と平行に突設した突起部と、前記
筒部と突起部を前記固定子端面上で一体的につな
ぎ前記スロツトにほぼ合致する開口部を有する平
面部とからなり、かつ巻線コイル巻装前に、前記
平面部の開口部が前記スロツト絶縁紙の外部に突
出した部分に嵌合して前記固定子に仮止めされて
なる電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3752181A JPS57153544A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3752181A JPS57153544A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Motor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57153544A JPS57153544A (en) | 1982-09-22 |
| JPH0243422B2 true JPH0243422B2 (ja) | 1990-09-28 |
Family
ID=12499843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3752181A Granted JPS57153544A (en) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | Motor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57153544A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4837604A (ja) * | 1971-09-15 | 1973-06-02 |
-
1981
- 1981-03-16 JP JP3752181A patent/JPS57153544A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4837604A (ja) * | 1971-09-15 | 1973-06-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57153544A (en) | 1982-09-22 |
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