JPH0243417B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243417B2 JPH0243417B2 JP57018424A JP1842482A JPH0243417B2 JP H0243417 B2 JPH0243417 B2 JP H0243417B2 JP 57018424 A JP57018424 A JP 57018424A JP 1842482 A JP1842482 A JP 1842482A JP H0243417 B2 JPH0243417 B2 JP H0243417B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bank
- closing command
- ocr
- supplied
- bus
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はユニツト変電所等における母線連絡
しや断器の投入指令発生装置に関する。
しや断器の投入指令発生装置に関する。
第1図はユニツト変電所における各系統と母線
連絡しや断器の投入,しや断状態を示す説明図
で、第1図において、BK1〜BK3はバンク、Bは
母線、CB1〜CB3は母線連絡しや断器、CBa,
CBbは保護用しや断器である。母線連絡しや断器
CB1〜CB3及び保護用しや断器CBa,CBbは第1
図において白丸印は投入されている状態を、×印
はしや断されている状態を、及び黒丸印はこれか
ら投入する状態を示す。いま、第1図に示す形態
「1」で「事故前」のとき、バンクBK2に事故が
発生したとする。するとしや断器CBaがしや断さ
れる。このとき、健全バンクBK1から電力を融通
させるには母線連絡しや断器CB1を操作員がそれ
の融通が可能かどうかを判断して手動にて投入さ
せ、バンクBK2を救済する手段をとつていた。
(この状態を第1図の形態「1」の「事故後」に
示す。)上記のように操作員が手動にて母線連絡
しや断器CB1を投入する手段であるため、多大な
時間を要する欠点がある。このため、例えば第1
図の形態「2」でバンクBK1が事故時に停電復旧
が遅れ、同図の形態「1」でバンクBK2の事故時
にはバンクBK3が過負荷になり、そのバンクBK3
の図示しない過負荷継電器OLRが動作してバン
クBK3の保護用しや断器CBaをしや断する。この
結果、バンクBK1,BK3がともに停電になる可能
性がある。これらの問題を解決するには高速に母
線連絡しや断器CB1〜CB3を投入する装置が必要
となる。しかし、第1図の形態「2」,「3」では
母線連絡しや断器CB1〜CB3を連続して投入操作
するため、後述するように変電所が全停となるお
それがある。また、停止中バンクの母線連絡しや
断器を投入することや、すでに投入状態にあるし
や断器に再び投入指令を与えても無意味であるか
らこれらは避ける必要がある。さらに、停止中バ
ンクを検出する手段も問題がある。
連絡しや断器の投入,しや断状態を示す説明図
で、第1図において、BK1〜BK3はバンク、Bは
母線、CB1〜CB3は母線連絡しや断器、CBa,
CBbは保護用しや断器である。母線連絡しや断器
CB1〜CB3及び保護用しや断器CBa,CBbは第1
図において白丸印は投入されている状態を、×印
はしや断されている状態を、及び黒丸印はこれか
ら投入する状態を示す。いま、第1図に示す形態
「1」で「事故前」のとき、バンクBK2に事故が
発生したとする。するとしや断器CBaがしや断さ
れる。このとき、健全バンクBK1から電力を融通
させるには母線連絡しや断器CB1を操作員がそれ
の融通が可能かどうかを判断して手動にて投入さ
せ、バンクBK2を救済する手段をとつていた。
(この状態を第1図の形態「1」の「事故後」に
示す。)上記のように操作員が手動にて母線連絡
しや断器CB1を投入する手段であるため、多大な
時間を要する欠点がある。このため、例えば第1
図の形態「2」でバンクBK1が事故時に停電復旧
が遅れ、同図の形態「1」でバンクBK2の事故時
にはバンクBK3が過負荷になり、そのバンクBK3
の図示しない過負荷継電器OLRが動作してバン
クBK3の保護用しや断器CBaをしや断する。この
結果、バンクBK1,BK3がともに停電になる可能
性がある。これらの問題を解決するには高速に母
線連絡しや断器CB1〜CB3を投入する装置が必要
となる。しかし、第1図の形態「2」,「3」では
母線連絡しや断器CB1〜CB3を連続して投入操作
するため、後述するように変電所が全停となるお
それがある。また、停止中バンクの母線連絡しや
断器を投入することや、すでに投入状態にあるし
や断器に再び投入指令を与えても無意味であるか
らこれらは避ける必要がある。さらに、停止中バ
ンクを検出する手段も問題がある。
次に前述した第1図の形態「2」,「3」の場合
について、第2図に示すような系統を参照して述
べる。第2図において、バンクBK1の保護用しや
断器CBaと電流変成器CT1との間に事故Fが発生
するバンクBK1は停電になつてしまう。そこで、
健全バンクから電力の融通が可能であるかを判断
し、融通可能であれば、母線連絡しや断器CB1と
CB2とを同時に投入する。しかし、これを同時に
投入するとバンクBK2,BK3の過電流継電器
OCRが動作して、バンクBK2,BK3の保護用し
や断器CBaをしや断させてしまい変電所が全停と
なるおそれがある。
について、第2図に示すような系統を参照して述
べる。第2図において、バンクBK1の保護用しや
断器CBaと電流変成器CT1との間に事故Fが発生
するバンクBK1は停電になつてしまう。そこで、
健全バンクから電力の融通が可能であるかを判断
し、融通可能であれば、母線連絡しや断器CB1と
CB2とを同時に投入する。しかし、これを同時に
投入するとバンクBK2,BK3の過電流継電器
OCRが動作して、バンクBK2,BK3の保護用し
や断器CBaをしや断させてしまい変電所が全停と
なるおそれがある。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、変電所が全停となることを防止するようにし
た母線連絡しや断器の投入指令発生装置を提供す
ることを目的とする。
で、変電所が全停となることを防止するようにし
た母線連絡しや断器の投入指令発生装置を提供す
ることを目的とする。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。
する。
第3図において、11a,11b,11cは第
2図に示したバンクBK1,BK2,BK3が停止中で
あることを自動的に判断するバンク停止中検出器
で、この検出器11a,11b,11cは各バン
クBK1〜BK3の電流i1,i2,i3を変流器で検出し、
その電流i1,i2,i3が零の場合はバンク停止中で
あると判断する。この判断結果は検出器11a〜
11cから出力されて母線連絡しや断器の投入指
令部12に入力される。この投入指令部12には
バンクBK1〜BK3の1次側OCR1〜OCR3の動作
出力信号が入力される。投入指令部12は前記バ
ンク停止中検出器11a〜11cの出力信号と
OCR1〜OCR3の出力信号の有無を判断して、出
力にどの母線連絡しや断器に投入指令を与えるか
を判定する。
2図に示したバンクBK1,BK2,BK3が停止中で
あることを自動的に判断するバンク停止中検出器
で、この検出器11a,11b,11cは各バン
クBK1〜BK3の電流i1,i2,i3を変流器で検出し、
その電流i1,i2,i3が零の場合はバンク停止中で
あると判断する。この判断結果は検出器11a〜
11cから出力されて母線連絡しや断器の投入指
令部12に入力される。この投入指令部12には
バンクBK1〜BK3の1次側OCR1〜OCR3の動作
出力信号が入力される。投入指令部12は前記バ
ンク停止中検出器11a〜11cの出力信号と
OCR1〜OCR3の出力信号の有無を判断して、出
力にどの母線連絡しや断器に投入指令を与えるか
を判定する。
例えば、第2図において、バンクBK1が停止中
であつたとすると電流i1が零であるため、バンク
停止中検出器11aからは停止出力信号が投入指
令部12に入力される。投入指令部12はこのこ
とを判断して第2図に示す母線連絡しや断器CB1
には投入指令を与えないようにする。また、バン
クBK1が事故時に、他の健全バンクBK2から電力
融通が可能かどうかを判断する。この判断は次式
により行なう。
であつたとすると電流i1が零であるため、バンク
停止中検出器11aからは停止出力信号が投入指
令部12に入力される。投入指令部12はこのこ
とを判断して第2図に示す母線連絡しや断器CB1
には投入指令を与えないようにする。また、バン
クBK1が事故時に、他の健全バンクBK2から電力
融通が可能かどうかを判断する。この判断は次式
により行なう。
Σij≦(1+α)Σ健全バンク容量
但し、ij:バンク電流(j=1,2,3…),
α:過負荷運転係数 前記式から電力融通が可能な場合には母線連絡
しや断器CB1とCB2を投入するが、この投入時間
は第4図に示すように母線連絡しや断器CB1に投
入指令部12から投入指令が与えられてから所定
の時間「T」経過後に母線連絡しや断器CB2に投
入指令が与えられるようにする。上記時間「T」
は第2図に示すOCR2,OCR3の動作時間後に設
定する。このように時間「T」を設定すると
OCRの動作時間内にしや断器CB2を投入するよ
うなことがなくなるため、変電所が全停になるこ
とを防止できる。また、OCR2,OCR3が動作し
たときにはその出力が投入指令部12に入力され
るために、しや断器CB2を投入される指令は送出
されなくなり、投入指令部12はその動作作出力
信号でリセツトされる。
α:過負荷運転係数 前記式から電力融通が可能な場合には母線連絡
しや断器CB1とCB2を投入するが、この投入時間
は第4図に示すように母線連絡しや断器CB1に投
入指令部12から投入指令が与えられてから所定
の時間「T」経過後に母線連絡しや断器CB2に投
入指令が与えられるようにする。上記時間「T」
は第2図に示すOCR2,OCR3の動作時間後に設
定する。このように時間「T」を設定すると
OCRの動作時間内にしや断器CB2を投入するよ
うなことがなくなるため、変電所が全停になるこ
とを防止できる。また、OCR2,OCR3が動作し
たときにはその出力が投入指令部12に入力され
るために、しや断器CB2を投入される指令は送出
されなくなり、投入指令部12はその動作作出力
信号でリセツトされる。
以上述べたように、この発明によれば、バンク
停止中検出器から信号が送出されたときにはその
信号を送出したバンクの母線連絡しや断器を投入
させないようにするとともに、健全バンクに設け
られた過電流継電器が動作してから所定時間経過
した後に、健全バンクの母線連絡しや断器を投入
させるようにしたので、変電所を全停させるよう
な不具合がなくなるとともに事故バンクを健全バ
ンクから電力融通できるかどうかの判断も簡単に
できる等の利点がある。
停止中検出器から信号が送出されたときにはその
信号を送出したバンクの母線連絡しや断器を投入
させないようにするとともに、健全バンクに設け
られた過電流継電器が動作してから所定時間経過
した後に、健全バンクの母線連絡しや断器を投入
させるようにしたので、変電所を全停させるよう
な不具合がなくなるとともに事故バンクを健全バ
ンクから電力融通できるかどうかの判断も簡単に
できる等の利点がある。
第1図はユニツト変電所における各系統と母線
連絡しや断器の投入,しや断状態を示す説明図、
第2図は従来例の不具合を説明する回路図、第3
図はこの発明の一実施例を示すブロツク図、第4
図は同実施例の動作を述べるための波形図であ
る。 11a,11b,11c……バンク停止中検出
器、12……投入指令部、OCR1,OCR2,OCR3
……過電流継電器、i1,i2,i3……電流、CB1,
CB2,CB3……母線連絡しや断器。
連絡しや断器の投入,しや断状態を示す説明図、
第2図は従来例の不具合を説明する回路図、第3
図はこの発明の一実施例を示すブロツク図、第4
図は同実施例の動作を述べるための波形図であ
る。 11a,11b,11c……バンク停止中検出
器、12……投入指令部、OCR1,OCR2,OCR3
……過電流継電器、i1,i2,i3……電流、CB1,
CB2,CB3……母線連絡しや断器。
Claims (1)
- 1 各バンク電流を検出し、バンクが停止中であ
ると出力に停止検出信号が送出される複数個のバ
ンク停止中検出器と、各バンク1次側に各々設け
られた過電流継電器と、前記検出器および継電器
の各出力信号が供給され、前記検出器から停止検
出信号が供給されるとその信号を送出したバンク
の母線連絡しや断器に投入指令を送出しないよう
にするとともに前記継電器の動作出力信号が供給
されてから所定時間経過後に健全バンクの母線連
絡しや断器に、電力を融通してもらうバンクの母
線連絡しや断器の投入に続いて投入指令を送出す
る投入指令部とを備えた母線連絡しや断器の投入
指令発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57018424A JPS58136237A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 母線連絡しや断器の投入指令発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57018424A JPS58136237A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 母線連絡しや断器の投入指令発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136237A JPS58136237A (ja) | 1983-08-13 |
JPH0243417B2 true JPH0243417B2 (ja) | 1990-09-28 |
Family
ID=11971264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57018424A Granted JPS58136237A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 母線連絡しや断器の投入指令発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136237A (ja) |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP57018424A patent/JPS58136237A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58136237A (ja) | 1983-08-13 |
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