JPH0243222A - ポリ(チウラムジスルファイド)と、その製造方法と、そのビニル系モノマー重合への利用 - Google Patents

ポリ(チウラムジスルファイド)と、その製造方法と、そのビニル系モノマー重合への利用

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JPH0243222A
JPH0243222A JP1099930A JP9993089A JPH0243222A JP H0243222 A JPH0243222 A JP H0243222A JP 1099930 A JP1099930 A JP 1099930A JP 9993089 A JP9993089 A JP 9993089A JP H0243222 A JPH0243222 A JP H0243222A
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    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なポリマー、すなわち、ポリ (チウラム
ジスルファイド)すなわちポリニ硫化チウラムと、その
製造方法と、そのビニル系モノマーのラジカル重合への
応用に関するものである。
本発明は、さらに、上記の重合で得られたビニル系ポリ
マーそのもの、または、それを用いたブロックポリマー
に関するものである。
上記ポリ (チウラムジスルファイド)がホスフェート
基またはホスホネート基を含んでいる場合には、それか
ら得られるポリマーを難燃剤または防炎剤として、もし
くは、その構成成分として使用することができる。
従来の技術 ファンクショナル(機能性)ビニルポリマーは、特殊な
特性を備えたポリマー組成物を開発する目的で研究され
ている。例えば、上記の難燃剤または防炎剤の場合には
難燃性または耐火特性を与える成分として研究されてい
る。
このファンクショナルビニルポリマーハ、一般に、求電
子試薬を用いて活性アニオンを反応させるアニオン重合
反応によって製造されている。しかし、この形式重合は
、工業的規模で実施するのが困難であるため、最近では
、アゾ系およびレドックス系の一官能性、場合によって
は二官能性のラジカル開始剤を使用したラジカル重合法
が提案されている。しかし、これらの系では、官能基が
ヒドロキシル基とカルボキシル官能基に限定される。
発明が解決しようとする課題 本発明者は、あらゆる機能化が可能となる方法を研究し
た結果、ポリ (チウラムジスルファイド)を用いるこ
とによって、その目的が達成できることができるを発見
した。
なお、テトラアルキルチウラムの機能性でないジスルフ
ァイドは、ビニル系モノマーのラジカル重合における重
合開始剤、連鎖移動剤および停止剤の3つの機能を有す
る反応剤として、タカユキオオツ(Takayuk+ 
0tsu)達の「マクロモレキュラーケミカル ラピッ
ド コミュニケーション(Makromol、Chem
、 Rapid Commun、) J第3号、127
〜132頁(1982年)に既に記載されている。この
ような反応剤を上記の文献では「イニファーター(In
iferter) Jと略記している。従って、これと
の類似性から、上記3つの機能を有する本発明のポリ 
(チウラムジスルファイド)を以下では[ポリイニファ
ーター(Polyiniferter) Jとよぶこと
にする。
〔ここで、 R3とR2は下記の(a)〜(d)の中から各々互いに
独立して選択される基であり: (a)線状または分岐した01〜C1□のアルキル基、
このアルキル基はへテロ原子および/ま断されていても
よい、 (b) C3−CI□のシクロアルキル基、(C) ア
リール基、 (d)Y−R,基、 (ここで、Yは一重結合、ヘテロ原子また課題を解決す
るための手段 本発明の第一の対象は、下記の式(1)で表される化合
物にある。
R4はホスフェート基、ホスホネート基、カルボキシル
基、エステル基または 5iL)2日 基を表す) R3とR3は上記R1およびR2の定義に含まれる群の
中から各々互いに独立して選択された基であり、 R1、R2、R3およびR3の各々はヒドロシル基、ホ
スフェート基、ホスホネート基、カルボキシル基、エス
テルおよび一3i(R,)2Hの官能基の群の中から選
択された少なくとも1つの官能基fを有していてもよく
、 R6とR7はアルキル基、シクロアルキル基、アルコキ
シ基、アリール基またはアリールオキシ基の中から各々
互いに独立して選択され、Xが0ではない場合には、R
1とR2の少なくとも一方は上記定義の官能基fの少な
くとも1つによって構成されているか、これらの官能基
fを有しており、さらに、上記R3またはR5がこれら
の官能基fを有していてもよく、 R3からR3基およびR3からR1基は置換基を有して
しいてもよく、 A1は下記の(e)〜((至)のいずれかを表し;(e
)−(CR8R3)、、−残基、 (ここで、R8とR9は水素または01〜CI 2アル
キル残基の中から各々独立して選択され、上記アルキル
残基は少なくとも1つのへテロ原子および/または少な
くと1つの−N−を表し、ここで、R+ oは上記のR
+ 。
R1とR2の定義に含まれる群の中から選択されれ、n
は1から6の整数であり、(f)  少なくとも一つの
へテロ原子を含む脂環式基残基、 (g)−N とR2は互いに結合されて窒素複素環を構成し、 ○ (ここで、R11はCI   CI2アルキル、C,−
C,□アルコキシ、C3C12シクロアルキルまたはア
リール基であり、これらの基は置換基を有していてよい
) A3とA、は下記のいずれかの条件を満足し、(り  
 両方とも一〇−である、 (ii)  A3とA4の各々が上記の式(I)R,R
2 に記載の−N−および−N−と同じ ものを表す、 Xは1から100の数を表し、A、とA4が一〇である
場合には少なくとも1であり、 pは2から100の数を表わす〕 これらのポリマー(I)は、その末端が水素であるか、
または、それ自体がリングを形成していてもよい。前者
の場合、すなわち、末端が水素の場合には上記化合物は
下記の式で表される:(但し、x、+x、=x  )。
上記式(1)の化合物の第1の群は、下記の式(I a
)で表される二 (ここで、R7、R2、A5、A2、Xおよびpは上記
定義のものを表す)。
これらの化合物(Ia)の中で、下記の条件を満たすも
のが特に挙げられる: 上記R1とR2の各々が、線状または分岐した01〜C
I2アルキル基、Cs〜C7シクロアルキル基およびア
リール基の中から互いに独立して選択され、上記01〜
CI2アルキル基は酸素または−N−によって中断され
ていてもよく、R3は、上記R1とR2の定義に含まれ
る基の中から選択され、R1からR3の基は少なくとも
1つのノ\ロゲン原子によって置換されていてもよく、
A1が =(CH2)、−残基(但し、nは1から6の
数である)または下記残基: この式(Ic)で表される化合物は、下記の式(Iり:
を表し、 ものを表す)を表し、 Xとpは上記定義のものを表す。
上記の式(1)において、Xが0で且つA、が下記の式
(IC)で表される。
の化合物を、例えば、沃素、過酸化水素等の酸化剤と、
例えば、トリエチルアミン等の第3アミンの存在下で、
二硫化炭素と反応させることによって製造される。
第三アミン2モルの存在下で、C82に対する上記化合
物([1)のモモル比を2=1にした場合に、上記pの
値を大きくすることができる。また、僅かに過剰にジア
ミンを用いることによってpの値を所定の範囲に制限す
ることができる。
上記反応は発熱反応である。この発熱量は公知の任意の
方法によって制御することができる。また、この反応は
溶媒中で行われる。C32自体を溶媒とし用いることも
できる。
上記のXがDではない場合の上記の式(1)の化合物を
製造する場合には、第一段階で、下記の式(11) : の反応に類似した反応である。
下記の式(I b) : の化合物の過剰量を下記の式(Ill) :X −A、
−X        (Ill)(但し、Xはハロゲン
等の除去可能な基である)と反応させて、下記の式(I
V)  :の中間化合物を製造し、 次いで、第二段階で、酸化剤と第三アミンの存在下で、
上記式(IV)の化合物をC32と反応させる。
第一段階でのXの値は、上記化合物(III)に対して
上記化合物(II)を過剰にすることによって制御され
る。
第二段階は、上記化合物(Ic)を製造するための化合
物は、下記の式(V): の化合物を下記の式(III): X−A2−X    (Ill) (但し、Xはハロゲン等の除去できる基である)の化合
物と反応させることによって製造される。
また、本発明の他の対象は、ビニル系モノマーのラジカ
ル重合に上記式(I)の化合物をポリイニファーターと
して使用することを特徴とする上記式(1)の化合物の
応用に関するものである。
このポリイニファーターは、モノマー混合物に重合初期
に導入する。
本発明が適用可能なビニルモノマーとしては、アルキル
基が、例えば、■から8個の炭素原子を含むアルキルメ
タクリレートおよびアルキルアクリレート; ビニル芳
香族炭化水素、不飽和ニトリル; 低級アルコキシアク
リレート; シアネチルアクリレート; アクリルアミ
ド; 低級ヒドロキシアルキルメタクリレート; 低級
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート; アクリル
酸; メタクリル酸; 無水マレイン酸およびアルキル
基またはアリール基で置換されたマレイミドが挙げられ
る。特に、メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリ
レート、5eC−ブチルメタクリレート、t−ブチルメ
タクリレート、スチレン、α−メチルスチレン、モノク
ロロスチレン、t−ブチルスチレン、ビニルトルエン等
が挙げられる。
このラジカル重合の一般的な反応式は下記で表される: (但し、上記式において、nはビニル系モノマーの重合
度であり、mは1つの鎮当たりのブロックの平均数であ
る) すなわち、ビニル系ポリマーブロック単位がチウラム基
の2つの硫黄の間に入る。各ビニル系ポリマーブロック
単位の分子量は、ビニル系モノマー/ボリイニファータ
ーの比によって決まる。
導入されるイニファーターの量は、通常、ビニルモノマ
ーに対して2oがら200 g / lである。イニフ
ァーターの量を過剰に加えると、主ラジカル(特にアク
リレートの場合)の停止剤の役目をするので、重合速度
が小さくなる。
本発明は、さらに、親水性の「柔らかい」ブロック、す
なわちビニルブロックと、疎水性の「固い」ブロックと
が交互に結合された上記の方法によって得られる多機能
性ビニルポリマーに関するものである。
本発明は、さらに、少なくとも1つのホスフェート基ま
たはホスホネート基を上記の式(1)の化合物および上
記多機能性ビニルポリマーが含んでいる場合の、上記の
式(1)の化合物および上記多機能性ビニルポリマーの
難燃材料または防炎材料、例えば、難燃ポリマーの製造
用添加剤または難燃成分としての応用に関するものであ
る。
本発明のより良い理解のために、以下、複数の実施例を
示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
実施例1: N、 N’−ジメチル−1,6−ヘキサンジアミンのポ
リ (チウラムジスルファイド)の製造HH ClbN−(Cl12)+、−N−CH3+2C32+
 2(C2H5)3 + 12(A) 0025モルのジアミン(A)を、50m1.のCHC
l3中に溶解させ、生成した溶液を10℃に冷却する。
この溶液に、7mlのトリエチルアミンと、次いで、2
gのC82と添加する。この混合物を30分間撹拌する
。溶液は、黄色に変色する。次いで、その特徴的な色が
持続するまで+2  (6,45g、 0.05モル)
を添加する。エタノールを添加すると、黄色の沈殿物が
生成する。これを吸引濾過し、エタノールで注意しなが
ら洗浄する。その後、真空下で室温で乾燥させる。
元素分析(CIOH18N2S4)、としてI R(c
m−’)  : 1500;  1380;  117
5; 720実施例2: ピペラジンのポリ (チウラムジスルフィド)の合成 HN     NH+  2C52+  2(CJs)
+N  + I2\□′ 実施例3: N、N′−ジエチレンジアミンのポリ (チウラムジス
ルファイド)の合成 出発原料をジアミン(Bンにすることを除いて、実施例
1と同様に操作する。この場合、反応中に黄色の沈澱物
が生成する。これを実施例1と同様にして回収する。
元素分析(CII He N 2 S 4 ) I、と
して出発原料をジアミン(C)にすることを除いて実施
例1と同様に操作する。
元素分析(C8H14N2S4)、として実施例4: 下記の式のポリ (チウラムジスル ファイド)の合成 第1段階:ホスホンアミドの合成 ピペラジンに対するフェニルホスホン酸ジクロライドの
モル比を変えて、分子量の異なる種々のオリコマ−を製
造する。
典型的な反応では、ピペラジン3.2g (0,037
モル)を50mI!の乾燥CHCl3中に溶解させ、こ
れにアルゴン下で、20から25分かけて、乾燥トリエ
チルアミン8−と、次いで、フェニルホスホン酸ジクロ
ライド4d(5g、0.028モル)とを−滴ずつ添加
する。この系の温度を40℃に上昇させる。
初期に生成した白色の沈澱物はこの反応中にゆっくりと
消滅する。この系を室温で24時間撹拌する。
塩酸アミンを氷と冷水の混合物で洗浄して除去し、溶液
を無水Mg5O,上で乾燥させる。クロロホルムにエー
テルを溶した溶液中で沈澱させることによって、高分子
の生成物を分離する。得られた白色沈澱物を濾過し、エ
ーテルで洗浄し、真空下で乾燥させる。
第2段階: ポリ (チウラムジスルファイド)の合成前駆体のジア
ミン5gをクロロホルム50−中に溶解させ、10℃に
冷却する。トリエチルアミン2mlを添加し、次いで、
C3,1mi!を添加する。この淡黄色の溶液にCHC
l3中に溶かしたI2溶液を紫色が消えない範囲で添加
する。この溶液を氷/冷水で3回洗浄し、Mg S O
J上で乾燥させ、ジエチルエーテル中に注入し、黄色の
細かい粉末を沈澱させ、この粉末を室温で真空乾燥させ
る。
ジアミンブロックの分子量:  4.250生成物の分
子量:       12.500元素分析 第1段階:ホスホリルアミドの合成 実施例5: 下記の式のポリ (チウラムジスルファイド)の合成 εtzN  141nlを含む乾燥C)IC4350m
1中に溶解させたピペラジン0.06モルを、アルゴン
下で、0.05モルの上記のジクロロホスフェートと反
応させる。
系の温度を上昇させ、添加後に系層を室温に一夜放置す
る。冷水と氷の混合物で洗浄することによって、塩酸ト
リエチルアミンを除去する。無水のMgSO3上で乾燥
させた後、この溶液をジエチルエーテルに添加して、高
分子のポリアミドの分画成分を沈殿させる。白色の沈殿
物を濾過して、40℃で真空乾燥させる。
第2段階: 所望の生成物の合成 第1段階で得られた前駆体のジアミンを用いて実施例4
の第2段階と同様の方法で操作する。
ジアミンブロック分子iニア、600 元素分析値 ′!51段階:ホスホリルアミ ドの合成 実施例6: 下記の式のポリ (チウラムジスルファイド)の合成 対応するジクロロホスフェートを用いて実施例5の第1
段階と同様の方法で操作する。
第2段階: 所望の生成物の合成 第1段階で得られた前駆体のジアミンを用いて、実施例
4の第2段階と同様の方法で操作する。
ジアミンブロックの分子1i:  6.000元素分析
値 実施例7: 下記の式のポリ (チウラムジスルファイド)の合成 対応するジクロロホスフェートを用いて、実施例5の第
1段階と同様の方法で操作する。
第2段階: 所望の生成物の合成 第1段階で得られた前駆体のジアミンを用いて、実施例
4の第2段階と同様の方法で操作する。
ジアミンブロックの分子量:  12.250元素分析
値 第1段階:ホスホリルアミドの合成 ut、h2br3 下記の式のポリ (チウラムジスルファイド)の合成 第1段階:ホスホリルアミドの合成 弁によって濃縮させ、次いで、極めて過剰なエーテル中
に注入し、ポリホスホンアミドを分離させる。真空乾燥
させると、茶色の樹脂状の吸湿性の生成物が得られる。
第2段階: 所望の生成物の合成 第1段階で得られた前駆体のジアミンを用いて、実施例
4の第2段階と同様の方法で操作する。
ジアミンブロックの分子1:  2.700元素分析値 蒸留したばかりのフェニルホスホン酸0.04モルを、
CHCl、 50mj2に溶解させたN、 N’−ジメ
チル−1,6−ヘキサンジアミン0.1モルにゆっくり
と添加する。直ぐに、白色の沈澱物が生成する。この混
合物を24時間の間撹拌する。沈澱物を濾過して除去し
、濾液を冷水とドライアイスの混合物で洗浄する。Mg
5Oa上で乾燥させた後、溶液を蒸実施例9: 下記の式のポリ (チウラムジスルファイド)の合成 第1段階:ホスホリルアミドの合成 る。系を10℃に冷却し、0.02モルを対応するジク
ロライドを15分間に渡って一滴ずつ添加する。混合物
を室温まで温め、20時間撹拌を続ける。塩酸ヘキサン
ジアミンの沈澱物を濾過し、残留物を氷と冷水の混合物
で注意深く洗浄する。Mg5Os上で乾燥させ、溶剤を
蒸発除去する。樹脂状の塊が得られ、収率は30%であ
る。
第2段階: 所望の生成物の合成 第1段階で得られた前駆体のジアミンを用いて、実施例
1の第2段階と同様の方法で操作する。微細な黄色の粉
末に代わって、茶色の樹脂状の塊かえられる。この塊を
乾燥させる。
ジアミンブロック分子1:  2,200元素分析値 容1250m1の3首丸底フラスコに、N、 N”−ジ
メチル−1,6−ヘキサンジアミン0.06モルと、乾
燥トリエチルアミン5mf!をアルゴン雰囲気下で入れ
実施例10 下記の式のポリ (チウラムシサルファイド)の合成 第1段階 対応するジクロロホスフェートを用いて、実施例4の第
1段階と同様の方法で操作する。
第2段階 第1段階で得られた前駆体のジアミンを用いて、実施例
4の第2段階と同様の方法で操作する。茶色の樹脂状の
塊が得られ、この塊を乾燥させる。
ジアミンブロックの分子量: 3.000元素分析値 実施例11: ポリ 〔N、 N−ジエチル−N、 N’−ビス(2,
2゜フェニルホスホノエチル)チウラムジスルファイド
〕の合成 CHCl325mf中に溶解させたN、 N’−ジエチ
ルN、 N’−ビス(2−ヒドロキシ−エチル)チウラ
ムジスルファイド8.2 g (0,025モル)に、
トリエチルアミン?rnl(0,05モル)とフェニル
ホスホリルジクロライド4.92 g (0,025モ
ル) とを添加する。0℃で、24時間全体を撹拌する
。この粘性のある溶液を冷水と氷の混合物で2回洗浄し
、無水Mg5Oa上で乾燥し、エーテルを用いてポリマ
ーを沈澱させる。茶色の粘着性のポリマーが得られる。
室温で真空乾燥させる。収率は4g(35%)である。
元素分析値 実施例4の化合物をポリイニファーターとして用いたビ
ニル系モノマーのラジカル重合共通の操作方法 110 X140 mmの密封ガラス管内で、真空下で
、重合を実施する。ポリイニファーターはモノマーに不
溶性なので、均質化する溶媒として2−メトキシエタノ
ールを使用する。所望の量のポリイニファーターを含む
溶剤5rn!、をモノマー10m1を含むガラス管に導
入する。このガラス管の内容物を、冷凍−排気−解凍す
るサイクルを少なくとも3回行って脱気し、ガラス管を
圧力13.3Pa(0,1mm l1g)で密封する。
ガラス管をすぐにアルミニウム箔で包み、所定の温度で
、所定の時間、油浴中で重合を実施する。重合後、ガラ
ス管を回収し、ドライアイス−イソプロパツール混合物
中で冷却する。
CHCl3で希釈したポリマーを、メタノール中で一滴
ずつ沈澱させる。沈澱物を焼結ガラス坩堝内に回収して
、45℃で一夜乾燥させ、重量を測定する。
実施例4の化合物であるポリイニファーターの量、温度
および重合時間を変えて、メチルメタクリレート(実施
例12から16) またはスチレン(実施例17から2
1)の重合を実施した。これらの実施例のポリマーで測
定したASTM  2863−70規格による極限酸素
指数(LOI)(燃焼を3分間維持するのに必要な酸素
/酸素+窒素のパーセンテージ)の結果を以下の表に示
した。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の式( I )で表される化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ここで、 R_1とR_2は下記の(a)〜(d)の中から各々互
    いに独立して選択される基であり: (a)線状または分岐したC_1〜C_1_2のアルキ
    ル基、このアルキル基はヘテロ原子および/または少な
    くとも1つの残基▲数式、化学式、表等があります▼に
    よって中断されていてもよい、 (b)C_3−C_1_2のシクロアルキル基、(c)
    アリール基、 (d)Y−R_4基、 (ここで、Yは一重結合、ヘテロ原子また は少なくとも1つの▲数式、化学式、表等があります▼
    残基であり、 R_4はホスフェート基、ホスホネート基、カルボキシ
    ル基、エステル基または −Si(R_6)_2H基を表す) R_3とR_5は上記R_1およびR_2の定義に含ま
    れる群の中から各々互いに独立して選択された基であり
    、 R_1、R_2、R_3およびR_5の各々はヒドロシ
    ル基、ホスフェート基、ホスホネート基、カルボキシル
    基、エステルおよび−Si(R_7)_2Hの官能基の
    群の中から選択された少なくとも1つの官能基fを有し
    ていてもよく、 R_6とR_7はアルキル基、シクロアルキル基、アル
    コキシ基、アリール基またはアリールオキシ基の中から
    各々互いに独立して選択され、 xが0ではない場合には、R_1とR_2の少なくとも
    一方は上記定義の官能基fの少なくとも1つによって構
    成されているか、これらの官能基fを有しており、さら
    に、上記R_3またはR_5がこれらの官能基fを有し
    ていてもよく、 R_1からR_3基およびR_5からR_7基は置換基
    を有してしいてもよく、 A_1は下記の(e)〜(g)のいずれかを表し:(e
    )−(CR_8R_9)_n−残基、 (ここで、R_8とR_9は水素またはC_1〜C_1
    _2アルキル残基の中から各々独立して選択され、上記
    アルキル残基は少なくとも1 つのヘテロ原子および/または少なくと1 つの▲数式、化学式、表等があります▼を表し、ここで
    、R_1_0は上記のR_1とR_2の定義に含まれる
    群の中から選択されれ、nは1から6の整数であり、 (f)少なくとも一つのヘテロ原子を含む脂環式基残基
    、 (g)▲数式、化学式、表等があります▼、 この場合には、▲数式、化学式、表等があります▼基の
    R_1 とR_2は互いに結合されて窒素複素環を構成し、 A_2は、▲数式、化学式、表等があります▼または▲
    数式、化学式、表等があります▼を表し、 (ここで、R_1_1はC_1−C_1_2アルキル、
    C_1−C_1_2アルコキシ、C_3−C_1_2シ
    クロアルキルまたはアリール基であり、これら の基は置換基を有していてよい) A_3とA_4は下記のいずれかの条件を満足し、(i
    )両方とも−O−である、 (ii)A_3とA_4の各々が上記の式( I )に記
    載の▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、
    化学式、表等があります▼と同じ ものを表す、 Xは1から100の数を表し、A_3とA_4が−O−
    である場合には少なくとも1であり、 pは2から100の数を表わす。
  2. (2)下記の式( I a)で表されることを特徴とする
    請求項1項に記載の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (ここで、R_1、R_2、A_1、A_2、xおよび
    pは上記定義のものを表す)。
  3. (3)下記によって定義されることを特徴とする請求項
    1項に記載の化合物: 上記R_1とR_2の各々が、線状または分岐したC_
    1〜C_1_2アルキル基、C_5〜C_7シクロアル
    キル基およびアリール基の中から互いに独立して選択さ
    れ、上記C_1〜C_1_2アルキル基は酸素または▲
    数式、化学式、表等があります▼によって中断されてい
    てもよく、R_3は、上記R_1とR_2の定義に含ま
    れる基の中から選択され、R_1からR_3の基は少な
    くとも1つのハロゲン原子によって置換されていてもよ
    く、 A_1が−(CH_2)_n−残基(但し、nは1から
    6の数である)または下記残基: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    または▲数式、化学式、表等があります▼ を表すか、または、 上記の基▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、
    化学式、表等があります▼ を表し、 A_2が▲数式、化学式、表等があります▼(ここで、
    R_1_1は上記定義のものを表す)を表し、 xとpは上記定義のものを表す。
  4. (4)下記の式( I b)で表されることを特徴とする
    請求項1項に記載の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) 〔ここで、R_1とR_2の各々は、線状または分岐し
    たC_1〜C_1_2アルキル基、C_5〜C_7シク
    ロアルキル基およびアリール基の中から互いに独立して
    選択され、上記C_1〜C_1_2アルキル基は酸素ま
    たは▲数式、化学式、表等があります▼によって中断さ
    れていてもよく、R_3は上記R_1とR_2の定義に
    含まれる基の中から選択され、R_1からR_3の基は
    少なくとも1つのハロゲン原子によって置換されていて
    もよく、A_1は、−(CH_2)_n−残基(但し、
    nは1から6の数である)または下記残基: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    または▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、 A_2は、▲数式、化学式、表等があります▼(ここで
    、R_1_1は上記定義のものを表す)を表し、 xとpは上記定義のものを表す〕。
  5. (5)下記の式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の化合物を、酸化剤と第3アミンの存在下で、二硫化炭
    素と反応させることを特徴とする上記のxが0であり、
    上記のA_3が▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る下記の式( I c): ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) に対応する請求項1から3のいずれか一項に記載の化合
    物の製造方法。
  6. (6)第一段階で、下記の式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の化合物の過剰量を下記の式(III): X−A_2−X(III) (但し、Xは除去可能な基である) と反応させて、下記の式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) の中間化合物を製造し、 次いで、第二段階で、酸化剤と第三アミンの存在下で、
    上記式(IV)の化合物をCS_2と反応させることを特
    徴とする、xが0でない場合の請求項2または3に記載
    の化合物の製造方法。
  7. (7)請求項2または3に記載の上記式( I )の化合
    物の合成用中間体であることを特徴とする請求項6に記
    載の上記式(IV)の化合物。
  8. (8)下記の式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) の化合物を、下記の式(III): X−A_2−X(III) (但し、Xは除去可能な基である) の化合物と反応させることを特徴とする請求項4に記載
    の下記の式( I b): ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) の化合物の製造方法。
  9. (9)請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物に
    よって構成されるビニル系モノマーのラジカル重合にお
    ける開始剤、連鎖移動剤および重合停止剤の3つの機能
    を有する機能剤。
  10. (10)請求項1から4のいずれか一項に記載の少なく
    とも1つの化合物の存在下で、少なくとも1つのビニル
    系モノマーをラジカル重合することによって得られる多
    機能性ビニル系ポリマー。
  11. (11)少なくとも1つのホスフェート基またはホスホ
    ネート基を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の
    化合物および請求項10に記載の多機能性ビニル系ポリ
    マーによって構成されることを特徴とする難燃材料また
    は難燃性ポリマー製造用添加剤。
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