JPH0243097A

JPH0243097A - 縮小画像転写材

Info

Publication number: JPH0243097A
Application number: JP63194807A
Authority: JP
Inventors: Shunichi Sato; 俊一佐藤
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1988-08-04
Filing date: 1988-08-04
Publication date: 1990-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、カード類の偽造防止用に適した縮小画像転写
材に関し、特に、デジタル化せずに縮小した絵柄等の微
細パターンを有する縮小画像転写材に関するものである
。

〔従来の技術〕

カード、有価証券その他これに類するもの（以下、カー
ド類という）の偽造防止手段の１つとして、マイクロ印
刷が知られている。

このマイクロ印刷は、細密な製版技術、刷版技術、印刷
技術の集約により、第三者には再現不可能な微細パター
ンをカード類に施し、偽造防止を図ろうとするものであ
る。

［発明が解決しようとする課題］しかし、マイクロ印刷においても、刷版条件や印刷条件
の違いにより、印刷再現性にバラツキがでたり、印刷原
反によっては再現可能な文字サイズに限界があるなどの
欠点があった。

また、同様な目的で、ホログラム転写材が効果的に使用
されているが、製造コストが高く、しかも製造時間がか
かるなどの欠点があった。

本発明の目的は、短期間にかつ低コストで製造でき、解
像性がよく、第三者に偽造が困難な微細パターンを含む
縮小画像転写材を従供することである。

〔課題を解決するための手段〕

前記課題を解決するために、本発明の縮小画像転写材は
、ベース材と、前記ベース材の片側に剥離可能に設けら
れたｆｌ！ＩＩ　Ｍ層と、前記剥離層の片側に設けられ
縮小された絵柄等が微、線加工された微細パターンを有
する縮小画像層と、前記縮小画像層の微細パターンの表
面に設けられた反射層と、前記反射層の片側に設けられ
転写対象物に接着する接着剤層とから構成されている。

〔実施例〕

つぎに、本発明について、実施例を挙げて、図面等を参
照しながら、さらに説明する。

第１図は、本発明による縮小画像転写材の実施例を示し
た図、第２図は、同実施例転写材の使用状態を示した図
、第３図は、同実施例転写材の製造工程を示した工程図
である。

この実施例の縮小画像転写材１は、ベース材１１と、離
型層１２と、縮小画像層１３と１反射層１４と、接着剤
層１５とから構成されている。

ベース材１１は、転写材１の支持体となり、転写後には
剥離される台紙であり、単紙２舎成紙。

離型紙１合成樹脂フィルムなどを使用することができる
。

離型層Ｉ２は、転写材１がベース材１１との間で剥離で
きるように設けられており、例えば、アクリル樹脂、シ
リコーン樹脂、フッ素樹脂等をコーティング方式、グラ
ビア印刷、スクリーン印刷等により塗布することにより
形成することができる。

縮小画像層１３は、転写対象物に表示しようとする文字
１図形もしくは記号またはこれらの組合せ（単に、絵柄
等という）をデジタル化せずにそのままの形態で精密縮
小して微細加工した微細パターンを含む層である。縮小
の倍率は、偽造を防止するために、１１５０以上に縮尺
することが好ましい。

反射層１４は、縮小画像層１３に形成された微細パター
ンを反射光により判読するためのものであり、その微細
パターンの表面に、アルミニウム（ＡＮ）等を蒸着等す
ることにより形成することができる。

なお、アルミニウムの代わりに硫化亜鉛、硫化アンチモ
ンなどを蒸着することにより、透明タイプの転写材を作
成することも可能である。このようにすれば、窓ガラス
、コツプなどの透明材質のものへ転写することにより、
特殊効果もしくは偽造防止手段としての使用が可能であ
る。

接着剤層１５は、転写対象物に接着するためのものであ
り、例えば、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂等を主体とす
る感熱性接着剤をコーティング方式、グラビア印刷、ス
クリーン印刷等により塗布することにより形成すること
ができる。

この縮小画像転写材１は、第２図に示したようなカード
類２の表面に、接着剤層１５側を重ね合わせて熱ロール
等を用いて熱転写したのち、ベース材１１を剥離するよ
うにして使用することができる。

縮小画像転写材ｌの画像の形態は、あるパターンの内部
（または外部）に微細パターンを配するようにしてもよ
いしく第２図（ｂ））、単に連続的に微細パターンを形
成してもよいしく第２図（Ｃ））、または、データ的に
特定の意味をもつ文字列にしてもよい（第２図（ｄ））
。

このようにして形成された縮小画像ＩＢ、ＩＣ。

ＩＤは、単純な拡大光学系をもつり−ダにより、容易に
可読でき、真正なものか否かを判定することができる。

つぎに、第３図を参照しながら、この実施例の縮小画像
転写材１の製造工程を説明する。

まず、作成する縮小画像に対応する絵柄等を準備して、
原稿３１を作成する（第３図（ａ））。原稿３１の絵柄
等は、単独頁でも頁順に付は合わせたものであってもよ
い。

つぎに、作成した原稿３１を精密縮小カメラを用いて逼
影し、１段目の縮小を行い、写真用ガラス乾板に焼き付
けて縮小原版３２を作成する（第３図（ｂ））。

作成した縮小原版３２を使用し、フォトレピータによっ
て、２段目の縮小を行い、レピートレチクルを作成して
、これを用いて３段目の縮小を行い、以降所望の縮尺に
なるまでその操作を繰り返す、このように作成した微細
パターンを、クロム乾板等に焼き付はマスクマスク３３
を作成する（第３図（Ｃ））。

作成したマスクマスク３３に、ベースに感光性樹脂が塗
布された感光性樹脂板３４を密着させ、紫外線（ＵＶ）
に冨んだ光により露光を行ったのち、所定の現像液で洗
い出しすることにより（第３図（ｄ））、マザーマスク
３５を作成する。

さらに、このマザーマスク３５を用いて、前述と同様な
感光性樹脂板３６を用いて（第３図（ｅ））、複製用マ
ザーマスク３７を作製する。

複製用マザーマスク３７を母型として、感光性ポリマを
流し込み、剥離層１２が形成された紫外線透過性のある
ベース材１１を重ねて、紫外線を照射して硬化させたの
ち、複製用マザーマスク３７をｋｌ型させることにより
、複製した縮小画像層１３を作成する（第３図（ｆ））
。

その縮小画像層１３の表面にＡ２蒸着等により反射層１
４を形成する。（第３図（ｇ））。

最後に、反射層１４の上側に、感熱性の接着剤をグラビ
ア印刷等により塗布して接着剤層１５を形成して、縮小
画像転写シートｌを得る（第３図（ｆ））。

以上説明した実施例にとられれることなく、種々の変形
ができる。

この実施例では、型取りアルミ蒸着方法の例を示したが
、金属析出による微細加工を行う方法でも、あるいは、
金属表面にエツチングにより微細パターンを形成する方
法で製造してもよい。また、微細パターンを着色して、
カラー縮小画像を形成してもよい。

〔発明の効果］以上説明した本発明の縮小画像転写材は、絵柄等をデジ
タル化せずにそのまま精密縮小した微細パターンを有す
る縮小画像層を転写するようにしたので、解像性がよく
、第三者に偽造が困難になった。

また、ホログラム転写材と異なり、短期間にかつ低コス
トで製造できる。

さらに、絵柄等をそのまま縮小しただけであるので、簡
単な拡大光学系のみで真正なものか否かを容易に判読す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による縮小画像転写材の実施例を示し
た図、第２図は、同実施例転写材の使用状態を示した図
、第３図は、同実施例転写材の製造工程を示した工程図
である。１・・・縮小画像転写材１１・・・ベース材１３・・・縮小画像層１５・・・接着剤層２・・・カード類３１・・・原稿３３・・・マスタマスク３５・・・マザーマスク３７・・・復製用マザーマスク特許出願人　大日本印刷株式会社代　理　人　弁理士　鎌１）久男１２・・・離型層１４・・・反射層３２・・・縮小原稿３４・・・感光性樹脂板３６・・・感光性樹脂板第１図第２図（ｂン８艶胛千Ｂ（Ｃ）　ＣａＮｍ（ｄＪＯ和詳和第（０）　ノツ１１１ちイγｌへど（ｅＹ町１シ川用吐マスフイＴ人（ｂ）ヤ言小、犀屓作仄゛ｖ（ｆ）々坂Ｕ■ （（１）　ＡＩＸ＄（ｄ）マアー７ヌクイ乍入 ↑ 争す争

Claims

【特許請求の範囲】

ベース材と、前記ベース材の片側に剥離可能に設けられ
た剥離層と、前記剥離層の片側に設けられ縮小された絵
柄等が微細加工された微細パターンを有する縮小画像層
と、前記縮小画像層の微細パターンの表面に設けられた
反射層と、前記反射層の片側に設けられ転写対象物に接
着する接着剤層とから構成した縮小画像転写材。