JPH0243064A - 静電潜像形成装置 - Google Patents

静電潜像形成装置

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JPH0243064A
JPH0243064A JP63193595A JP19359588A JPH0243064A JP H0243064 A JPH0243064 A JP H0243064A JP 63193595 A JP63193595 A JP 63193595A JP 19359588 A JP19359588 A JP 19359588A JP H0243064 A JPH0243064 A JP H0243064A
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Koji Masuda
増田 晃二
Yuji Suemitsu
末光 裕治
Kazuo Asano
和夫 浅野
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    • G03G15/321Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head by charge transfer onto the recording material in accordance with the image
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はプリンタやファクシミリ等に使用される静電
潜像形成装置に関し、特に、荷電粒子(イオン)を発生
させ、このイオンによって静電潜像の形成を行なうため
の静電潜像形成装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の静電潜像形成装置としては、次に示すよ
うなものがある。これは、第9図及び第10図に示すよ
うに、絶縁基板50の表面に、複数の駆動電極51.5
1・・・を互いに平行に設けるとともに、その裏面にこ
れらの駆動電極51.51・・・と交差するように複数
の制御電極52.52・・・を設け、画電極51.51
・・・及び52.52・・・によってマトリクスを構成
する。そして、上記制御電極52.52・・・には、駆
動電極51.51・・・と交差する位置に開口部53.
53・・・を形成する。
また、上記制W電極52.52・・・の下面には、第1
1図及び第12図に示すように、絶縁層54を介してス
クリーン電極55を設ける。これらの絶縁層54及びス
クリーン電極55には、第11図に示すように、制御電
極52.52・・・の開口部53.53・・・と対応し
た位置に、円形状の開口部56.56・・・及びイオン
導出用の開口部58.58・・・を形成する。
そして、上記静電潜像形成装置は、第11図に示すよう
に、駆動電極51.51・・・とスクリーン電極55と
の間に高周波高電圧を印加するとともに、スクリーン電
極55に直流電圧を印加する。
また、制御ll電極52.52・・・に画像情報に応じ
たパルス電圧を選択的に印加する。
このように、選択的に電圧が印加された駆動電極51.
51・・・と制御電極52.52・・・との間における
開口部53.53・・・に、第13図に示すように、沿
面コロナ放電Rを生起させ、この沿面コロナ放電Rによ
って発生したイオン流Sを制御ll電極52.52・・
・とスクリーン電極55との間に形成される電界によっ
て加速もしくは吸収し、イオンrの放出のilJ mを
行なって、潜像担持体59上に画像信号に応じたイオン
Iによる静電潜像の形成を行なうようになっている。図
中、57は駆動電極51.51・・・表面を覆うヘッド
基板を示している。
ところで、このような静電潜像形成装置においては、米
国特許用4.160,257号に開示されているように
、スクリーン電極55の開口部58の大きさや形状、あ
るいはスクリーン電極55と潜像担持体59との距11
1Lを、適宜変えることにより、潜像担持体59上に形
成される記録ドツトDの大きさや形状を制御することが
できることが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来技術の場合には、次のような問題点を
有している。
(1)スクリーン電極55の開口部58から放出される
イオン■は、第14図に示すように、潜像担持体59の
表面に静電的に付着することによって、静電潜像が形成
される。しかし、スクリーン電極55の開口部58から
新たに放出されたイオンIは、既に潜像担持体59の表
面に付着しているイオンIによって反発力を受け、周囲
に広がる。そのため、記録された画像には、線画像の太
りゃ、第15図に示すように、隣合う記録ドツトDが重
なりベタ画像の濃度が過剰に高くなる過剰濃度などが発
生するとともに、解像度が低下するという問題点があっ
た。
(2)そこで、第16図に示すように、スクリーン電極
55の開口部58の径を小さくして絞った場合には、記
録ドツトDの広がりは少なくなる(第17図)。しかし
、この場合には、スクリーン電極55の開口部58から
放出されるイオンIの量も減少し、潜像の電荷密度が低
下するため、記録画像にかすれ等が発生するという問題
点が生じる。
(3)また、第18図に示すように、スクリーン電極5
5の開口部58を小さくし、且つスクリーン電極55と
潜像担持体59との距離しを小さくした場合には、スク
リーン電極55と潜像担持体59との間に作用する導出
電界の増加により、スクリーン電極55の開口部58か
ら導出されるイオン■の世が増加し、像の電荷密度も高
くなる。
しかし、こうした場合には、スクリーン電極55と潜像
担持体59とが近付(ため、導電性基板59aの表面を
誘電層59bで覆った潜像担持体59に、その誘電層5
9bのピンホールやほこりの付着等があると、第18図
に示すように、高電圧が印加されるスクリーン電極55
から潜像形成媒体59に向けて異常放電が生じる。その
ため、静電潜像形成装置の故障や潜像担持体59の誘電
層59bの破壊につながるという問題点が生じる。
[課題を解決するための手段〕 そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、第3
の電極から放出されるイオン量を絞り込むことができ、
高解像度且つ高効率での静電潜像の形成を行なうことが
でき、しかも第3の電極と潜像担持体との間に異常放電
等が生じる虞れのない静電潜像形成装置を提供すること
にある。
すなわち、この発明は、第1の電極と、第2の電極と、
第3の電極と、第1の絶縁基板と、第2の絶縁基板と、
絶縁部材とを具備し、 前記第1の電極と第2の電極は、前記第1の絶縁基板を
挟んでマトリクス状に設けられ、前記第2の電極は、第
1の電極と第2の電極との間に電圧を印加することによ
り沿面コロナ放電を生じる空間領域を有し、前記第3の
電極は、前記第2の電極との間に第2の絶縁基板を介在
させて設けられ、前記第3の電極は、前記沿面コロナ放
電により生じたイオンを導出するイオン導出領域を有し
、前記絶縁部材は、前記第3の電極のイオン導出側に設
けられ、且つイオンの導出方向を制御する制御領域を有
するように構成されている。
上記絶縁部材としては、例えば前記第3の電極と一体的
に設けられ、且つその厚さが、第3の電極とイオンによ
り潜像が形成される部材との距離の2分の1以上に設定
されたものが用いられる。
上記絶縁部材は、少なくともイオンの導出方向を制御す
る制御領域が絶縁部材によって形成されていれば良く、
例えば第3の電極を厚く形成し、この第3の電極のイオ
ン導出領域に絶縁部材を設けることにより、このイオン
導出領域がイオンの導出方向を制御する制御領域を兼ね
るようにしても良い。
[作用] この発明においては、絶縁部材に設けられた制御領域に
よってイオンの導出方向を制御することにより、第3の
電極のイオン導出領域から放出されるイオン流を絞り、
解像度を向上させるとともに、高密度の記録を可能とす
る。また、第3の電極と潜像担持体との間には、絶縁部
材が介在されるので、両者の距離を近付けた場合でも、
異常放電が生じるのが防止される。
[実施例] 以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る静電潜像形成装置の一実施例を
示すものである。図において、1は静電潜像形成装置と
しての記録ヘッドを示すものであり、この記録ヘッド1
は、天然白マイカやセラミックス等からなる平面矩形状
の第1の絶縁基板2を備えている。この第1の絶縁基板
2の表面には、第3図に示すように、第1の電極として
複数且つ直線状の駆動電極3.3・・・が互いに平行に
設けられているとともに、上記絶縁基板2の裏面には、
駆動電極3.3・・・と交差するように第2の電極とし
て複数の制御電極4.4・・・が設けられており、画電
極3.3・・・及び4.4・・・によってマトリクスが
形成されている。上記制御電極4.4・・・には、第2
図及び第3図に示すように、駆動電極3.3・・・と交
差する位置に、沿面コロナ放電を生じる空間領域として
の円形の開口部5.5・・・が設けられている。これら
の第1の絶縁基板2、駆動電極3及び制御電極4によっ
て、第2図に示すように、イオン生成部6が構成されて
いる。
また、上記イオン生成部6の制御Il電極4の下面には
、第1図に示すように、第2の絶縁基板としてのスペー
サ層7を介在させて、第3の電極としてのスクリーン電
極8が設けられている。スペーサ層7は、第4図に示す
ように、第1の絶縁基板2と長さが略等しく、幅がやや
狭い平面矩形状に形成されており、接着等の手段によっ
て第1の絶縁基板2に固着されている。このスペーサ層
7には、制(II電極3.3・・・の開口部5.5・・
・に対応した位置に、同開口部5.5・・・よりも大き
な開口部9.9・・・が設けられている。また、スクリ
ーン電極8には、制御電極3.3・・・の開口部5.5
・・・に対応した位置に、同開口部5.5・・・と同じ
径のイオン導出領域としての開口部10.10・・・が
設けられている。
上記の如く構成される記録ヘッド1は、第1図に示すよ
うに、潜像担持体としての誘電体ドラム11と所定の距
離りを隔てて対向するように配設される。上記距離しは
、例えば150〜350μm程度に設定される。この誘
電体ドラム11は、導電性基板12の表面に誘電体層1
3を形成して構成されている。
ところで、この実施例では、記録ヘッド1が新たな絶縁
部材を備えており、この絶縁部材は、前記第3の電極の
イオン導出mII+、:設けられ、且つイオンの導出方
向を制御する制御領域を有するように構成されている。
すなわち、スクリーン電極8のイオン導出側には、第1
図に示すように、図示しないスベーザ部材を介して絶縁
部材14が設けられている。絶縁部材14は、アルミナ
やジルコニア等のセラ・ミックスによって平板状に形成
されている。この絶縁部材14は、記録ヘッド1と誘電
体ドラム11との間の狭い空間(150〜350um程
度)に設けられるため、その厚さは、50〜250μm
好ましくは100〜200μm程度に設定するのが良い
。また、絶縁部材14の厚さは、スクリーン電極8と誘
電体ドラム11の距離りとの関係では、イオンの導出方
向の制御性を向上するため、距離りの2分の1以上に設
定するのが好ましい。
絶縁部材14を形成する材料としては、上記の如くセラ
ミックスのように、放電やイオンの衝突、あるいはオゾ
ンの影響等で変質しない化学的に安定な物質が用いられ
る。この絶縁部材14と組合せられるスクリーン電極8
も、ステンレス、タングステン、モリブデンのように比
較的安定で、高融点な金属を用いるのが好ましい。
上記絶縁部材14には、第5図に示すように、スクリー
ン電極8の開口部10.10・・・に対応した位置に、
イオン制御領域としての開口部15.15・・・が穿設
されている。これらの開口部15.15・・・は、スク
リーン電極8の開口部10,10・・・と同径、例えば
直径100μmの平面円形状に形成されており、スクリ
ーン電極8の開口部10゜10・・・から放出されるイ
オン流Sを、物理的に規制してその放出方向を制御する
ようになっている。
第7図中、16は駆動電極3.3・・・の表面を覆うヘ
ッド基板を示している。
また、上記駆動電極3.3・・・とスクリーン電極8と
の間には、第1図に示すように、交流電源17が接続さ
れており、この交流電源17によって画電極3.8間に
高周波高電圧が印加されるようになっている。一方、制
御電極4.4・・・には、イオン制御電源18により選
択的にパルス電圧が、スクリーン電極8には、直流電源
19により直流電圧が、それぞれ印加されるようになっ
ている。
以上の構成において、この実施例に係る静電潜像形成装
置では、次のようにして、静電潜像の形′成が行なわれ
る。すなわち、駆動電極3.3・・・とスクリーン電極
8との間に、交流電[17によって高周波高電圧を印加
するとともに、制′m電極4.4・・・にイオン制御電
源18により画像信号に応じてパルス電圧を選択的に印
加する。
こうすることによって、選択的に電圧が印加された駆動
電極3と制1111電極4との間の電位差により、第6
図に示すように、開口部5において沿面コロナ放電Rを
生起させ、この沿面コロナ放電Rによって発生したイオ
ン■を、制御電極4とスクリーン電極8との間に選択的
に形成される電界によって加速若しくは吸収し、スクリ
ーン電極8の開口部10からイオン流Sを制御して放出
し、誘電体ドラム11上に画像信号に応じた静電潜像の
形成を行なうようになっている。
その際、スクリーン電極8のイオン導出側には、絶縁部
材14が設けられており、この絶縁部材14には、スク
リーン電極8の開口部10.10・・・と対応した位置
に、イオン制御用の開0部15.15・・・が穿設され
ている。そのため、スクリーン電極8の開口部10から
選択的に放出されるイオン流Sは、第6図に示すように
、その放出方向が絶縁部材14の開口部15内壁によっ
て規制され、イオン流Sが広がることなく放出される。
したがって、誘電体ドラム11の表面に到達するイオン
流Sは、スクリーン電極8の開口部10の径に対応した
細いビームで、誘電体ドラム11の表面に広がらずに到
達するため、誘電体ドラム11の表面には、第7図に示
すように、スクリーン電極8の開口部10に正確に対応
した高解像度の記録ドツトDが、効率良く形成される。
このように、絶縁部材14に設けられた開口部15によ
って、スクリーン電極8の開口部10から放出されるイ
オン流Sを制御することにより、イオン流Sを絞ること
ができる。そのため、lff1体ドラム11の表面には
、イオン流Sが広がることがなく到達するので、解像度
を向上させることができる。また、スクリーン電極8の
開口部10から放出されたイオン流Sは、拡散すること
なく、誘電体ドラム11の表面に到達するので、誘電体
ドラム11の表面に効率良くイオン!による潜像を形成
することができ、高効率の潜像記録を行なうことができ
る。
また、スクリーン電極8と誘電体ドラム11との間には
、絶縁部材14が介在されているので、両者の距11L
を短くした場合でも、スクリーン電極8と誘電体ドラム
11との間に異常放電が生じるのを防止することができ
る。そのため、スクリーン電極8と誘電体ドラム11と
の距ll!ILを短くして、イオン導出電界を増加させ
、スクリーン電極8の開口部10から導出されるイオン
Iの間を増加し、高密度の記録を行なうことができる。
そのため、記録ヘッド1の記録速度を高速化に対応する
ことができる。
実験例1 本発明者らは、この発明の効果を確認するため、第1図
に示すような記録ヘッド1を試作し、実際に静電潜像を
形成する実験を行なった。まず、記録ヘッド1は、絶縁
部材14を除く部分を従来と同様に形成した。一方、絶
縁部材14は、厚さ200μmのアルミナの薄板である
グリーンシートに、直径150μmのパンチで開口部1
5.15・・・を形成し、約1600℃で高温焼成した
ものを用いた。上記開口部15の大きさは、スクリーン
電極8の開口部10と同じく、直径100μmに設定し
た。この絶縁部材14の開口部15.15・・・のピッ
チは、焼成仕上り後に解像度が300spiとなるよう
に設定した。また、絶縁部材14は、焼成仕上り後の厚
さが150μmとなるようにした。
そして、上記絶縁部材14を、第1図に示すように、絶
縁部材14の開口部15.15・・・とスクリーン電極
8の開口部10.10・・・との位置を合せて、合成ゴ
ム系、シリコーン系、酢酸ビニル系などの接着剤や、ゴ
ム系や樹脂系などの両面テープを用いて、スクリーン電
極8上に貼り付け、記録ヘッド1を製造する。
このようにして製造された記録ヘッド1を用いて、誘電
体ドラム11の代りに、裏面に電極層を有する厚さ15
μmのマイラーシート(商品名)上に、1ドツトの潜像
を形成し、この静電潜像を、電気泳動による液体現像に
よって現像した。この現像された像を顕微鏡で観察し、
ドツト径を測定した。また、記録ヘッド1を用いて、マ
イラーシート上にベタの潜像を形成し、シート上の表面
電位を測定した。
測定の結果、ドツト径は、90μmであり、好ましい値
である90〜95μmと一致し、高解像度で画像の記録
が行えることがわかった。また、潜像電位は、−250
Vであり、望ましい一250〜300Vの範囲と一致し
、高密度で潜像の形成を行えることがわかった。
また、絶縁部材14として、上記アルミナの薄板である
グリーンシートの代りに、厚さ150μmのジルコニア
のグリーンシートを用いて記録ヘッド1を製造し、上記
と同様の実験を行なったが、良好な記録を行なうことが
できた。なお、焼成後の絶縁部材14の厚さは、100
μmであった。
このように、絶縁部材14を形成する材料としてジルコ
ニアを用いた場合、ジルコニアはアルミナに比べて強度
が高いため、絶縁基板14を薄く形成することができる
。そのため、記録ヘッド1と誘電体ドラム11との距離
1を短くして、高密度の記録が可能となる。
第8図はこの発明の他の実施例を示すもので、前記実施
例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、こ
の実施例では、絶縁部材とスクリーン電極とが一体的に
形成されている。すなわち、絶縁部材14としては、竹
記実施例と同様厚さ200μmのアルミナやジルコニア
等のセラミックスの薄板であるグリーンシートに、直径
150μmのパンチで開口部15.15・・・を形成し
、約1600℃で高温焼成したものを用いた。この絶縁
部材15の開口部13.13・・・のピッチは、焼成仕
上り後に解像度が300spiとなるようにした。また
、絶縁部材の厚さは、焼成仕上り後に150μmとなる
ようにした。
そして、絶縁部材14の片面に、第8図に示すように、
真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング法等
により、ニッケル、タングステン、モリブデン等の金属
被膜を施し、スクリーン電極8とした。
また、スクリーン電極8としては、上記焼成前のグリー
ンシートの片面に、タングステンペーストにより導電体
膜を−様な厚さに印刷し、これを約1600℃で高温焼
成して、絶縁部材14とスクリーン電極8とを一体的に
形成するようにしても良い。
そして、上記の如く形成されたスクリーン電極8及び絶
縁部材14を、第8図に示すように、スペーサ層7を介
して制御電極4.4・・・上に接着等により固着して記
録ヘッド1を製造する。
実験例2 このようにして製造された記録ヘッド1を用いて、実験
例1と同様の実験を行なった。
測定の結果、ドツト径は、95μmであり、好ましい値
である90〜95μmと一致し、やはり高解像度で画像
の記録が行えることがわかった。
また、潜像電位は、−300Vであり、望ましい250
〜300vの範囲と一致し、高密度で潜像の形成を行え
ることがわかった。
その他の構成及び作用は前記実施例と同様であるので、
その説明を省略する。
[発明の効果] この発明は以上の構成及び作用よりなるもので、第3の
電極から放出されるイオン量を絞り込むことができるた
め、高解像度且つ高効率での静電潜像の形成を行なうこ
とができ、しかも第3の電極と潜像担持体との間に異常
放電等が生じるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る静電潜像形成装置の一実施例を
示す断面図、第2図はイオン生成部を示す断面図、第3
図は同装置の電極を形成した絶縁基板を示す平面図、第
4図は第1図に示す装置のスクリーン電極を形成した状
態を示す平面図、第5図は絶縁部材を示す断面図、第6
図は第1図の装置の作用を示す断面図、第7図は同装置
の記録画像を示す説明図、第8図はこの発明の他の実施
例を示す断面図、第9図は従来の装置の要部を示す断面
図、第10図は同平面図、第11図は従来の装置を示す
断面図、第12図は同平面図、第13図は同装置の作用
を示す断面図、第14図は従来の装置の記録状態を示す
断面図、第15図は同装置の記録画像を示す説明図、第
16図は従来の装置の変形例を示す断面図、第17図は
同装置の記録画像を示す説明図、第18図は従来の装置
の他の変形例を示す断面図である。 [符号の説明] 2・・・第1の絶縁基板 3・・・駆動電極 4・・・制御電極 5・・・開口部 7・・・スペーサ層 8・・・スクリーン電極 10・・・開口部 14・・・絶縁部材 15・・・開口部 特 許 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代 理
 人 弁理士  中村 偶成(外3名)第 図 第5 図 第 図 第 図 ち 第 図 第 図 第8 図 第 図 ζ7 第10図 第11 図 第14図 第15図 第12 図 z 第13 図 第16 図 !−一 第17図 第18 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第
    1の絶縁基板と、第2の絶縁基板と、絶縁部材とを具備
    し、 前記第1の電極と第2の電極は、前記第1の絶縁基板を
    挟んでマトリクス状に設けられ、前記第2の電極は、第
    1の電極と第2の電極との間に電圧を印加することによ
    り沿面コロナ放電を生じる空間領域を有し、前記第3の
    電極は、前記第2の電極との間に第2の絶縁基板を介在
    させて設けられ、前記第3の電極は、前記沿面コロナ放
    電により生じたイオンを導出するイオン導出領域を有し
    、前記絶縁部材は、前記第3の電極のイオン導出側に設
    けられ、且つイオンの導出方向を制御する制御領域を有
    することを特徴とする静電潜像形成装置。
  2. (2)前記絶縁部材は、前記第3の電極と一体的に設け
    られ、且つその厚さが、第3の電極とイオンにより潜像
    が形成される部材との距離の2分の1以上に設定されて
    いることを特徴とする請求項第1項記載の静電潜像形成
    装置。
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