JPH0242889Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0242889Y2 JPH0242889Y2 JP8498486U JP8498486U JPH0242889Y2 JP H0242889 Y2 JPH0242889 Y2 JP H0242889Y2 JP 8498486 U JP8498486 U JP 8498486U JP 8498486 U JP8498486 U JP 8498486U JP H0242889 Y2 JPH0242889 Y2 JP H0242889Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retaining plate
- circumferential groove
- pin
- members
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、複数の部材をピン連結しその一方
への抜け止めを阻止するためにフランジを備える
と共に、前記フランジと反対側の端部内側に円周
溝を穿設した連結ピンの固定装置に関する。
への抜け止めを阻止するためにフランジを備える
と共に、前記フランジと反対側の端部内側に円周
溝を穿設した連結ピンの固定装置に関する。
(従来の技術とその問題点)
前記した連結ピンの固定装置としては、前記円
周溝にスナツプリングを取り付ける方法が一般的
である。しかしながらこのスナツプリングを取り
付ける方法では、前記フランジ側と反対側のピン
端面に外力が作用するときに、前記スナツプリン
グが撓み変形を起こして円周溝から脱落するとい
う問題があつた。そこでこのような事態を防止す
るために次のような連結ピンの固定装置が知られ
ている。このものは、第3図に示すように、前記
円周溝a上に回動自在な一対の抜け止め板b,b
を係合せしめると共に、当該抜け止め板b,bを
ピン連結される前記部材にボルトcにて固定する
ものである。
周溝にスナツプリングを取り付ける方法が一般的
である。しかしながらこのスナツプリングを取り
付ける方法では、前記フランジ側と反対側のピン
端面に外力が作用するときに、前記スナツプリン
グが撓み変形を起こして円周溝から脱落するとい
う問題があつた。そこでこのような事態を防止す
るために次のような連結ピンの固定装置が知られ
ている。このものは、第3図に示すように、前記
円周溝a上に回動自在な一対の抜け止め板b,b
を係合せしめると共に、当該抜け止め板b,bを
ピン連結される前記部材にボルトcにて固定する
ものである。
しかしながらこのものでは、一対の抜け止め板
を夫々ボルトで固定するものであるので、ピンの
着脱作業に手間がかかるという問題点があつた。
を夫々ボルトで固定するものであるので、ピンの
着脱作業に手間がかかるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、従来のものに比較してその着脱作
業が容易であると共に、ピンの脱落を十分防止し
得る新規な連結ピンの固定装置を得ることを目的
とする。
業が容易であると共に、ピンの脱落を十分防止し
得る新規な連結ピンの固定装置を得ることを目的
とする。
この目的を達成するために本考案は、複数の部
材をピン連結しその一方への抜け止めを阻止する
ためにフランジを備えると共に、前記フランジと
反対側の端部内側に円周溝を穿設した連結ピンの
固定装置であつて、 当該固定装置は、 前記円周溝に係合して前記円周溝上を回動自在
な第1抜け止め板と、 前記円周溝に係合すると共に前記第1抜け止め
板が所定回動位置に位置するときに前記部材のう
ちの一方の部材にボルト連結されて前記第1抜け
止め板の回動を阻止する第2抜け止め板と、 前記第1抜け止め板が前記所定回動位置に位置
するときに前記第1抜け止め板が前記円周溝から
離隔する方向への移動を阻止するために前記一方
の部材に設けたストツパーより構成したものであ
る。
材をピン連結しその一方への抜け止めを阻止する
ためにフランジを備えると共に、前記フランジと
反対側の端部内側に円周溝を穿設した連結ピンの
固定装置であつて、 当該固定装置は、 前記円周溝に係合して前記円周溝上を回動自在
な第1抜け止め板と、 前記円周溝に係合すると共に前記第1抜け止め
板が所定回動位置に位置するときに前記部材のう
ちの一方の部材にボルト連結されて前記第1抜け
止め板の回動を阻止する第2抜け止め板と、 前記第1抜け止め板が前記所定回動位置に位置
するときに前記第1抜け止め板が前記円周溝から
離隔する方向への移動を阻止するために前記一方
の部材に設けたストツパーより構成したものであ
る。
(作用)
このように構成したので、複数の部材にピンを
嵌合させた後、前記ストツパーと反対の側から第
1抜け止め板を前記円周溝に係合させて前記スト
ツパー側まで回動させ、次に円周溝に第2抜け止
め板を係合させこの第2抜け止め板を前記部材に
ボルトにて連結させれば、この第2抜け止め板に
よつて第1抜け止め板はその回動を阻止され、前
記ストツパーによつて第1抜け止め板は前記円周
溝からの脱落を阻止されるものであるので、前記
フランジ側と反対側のピン端面に外力が作用して
もこの外力によつて前記第1抜け止め板、第2抜
け止め板が円周溝から脱落しない。
嵌合させた後、前記ストツパーと反対の側から第
1抜け止め板を前記円周溝に係合させて前記スト
ツパー側まで回動させ、次に円周溝に第2抜け止
め板を係合させこの第2抜け止め板を前記部材に
ボルトにて連結させれば、この第2抜け止め板に
よつて第1抜け止め板はその回動を阻止され、前
記ストツパーによつて第1抜け止め板は前記円周
溝からの脱落を阻止されるものであるので、前記
フランジ側と反対側のピン端面に外力が作用して
もこの外力によつて前記第1抜け止め板、第2抜
け止め板が円周溝から脱落しない。
(実施例)
次に本考案を具体的一実施例に従つて詳細に説
明する。
明する。
第1図において、1は外箱、2はこの外箱1内
を摺動する内箱である。3は一端部が外箱1に他
端部が後述する連結ピンを介して内箱2に支持さ
れた油圧シリンダである。4は、前記内箱2の昇
降と共に昇降するよう前記連結ピンを介して内箱
2と連結された昇降箱である。Aは前記内箱2、
昇降箱4、油圧シリンダ3を一体連結する連結ピ
ンである。6はこの連結ピンAのピン本体、7は
このピン本体6の端部に備えられたフランジであ
り、8は前記フランジ7と反対側のピン本体6の
端部内側に穿設した円周溝である。9は前記円周
溝8に係合して円周溝8上を回動自在な第1抜け
止め板である。10は、前記円周溝8に係合する
と共に第1抜け止め板9が第1図、第2図に示し
た上側位置に位置せしめた状態でボルト11を介
して前記内箱2に連結される第2抜け止め板であ
る。12は、前記内箱2に形成したストツパーで
あり、前記第1抜け止め板9を第1図の状態から
上方へ動かしたときにこの第1抜け止め板9がス
トツパー12に当接した状態になつても第1抜け
止め板9は前記円周溝8から離脱しない位置に位
置している。
を摺動する内箱である。3は一端部が外箱1に他
端部が後述する連結ピンを介して内箱2に支持さ
れた油圧シリンダである。4は、前記内箱2の昇
降と共に昇降するよう前記連結ピンを介して内箱
2と連結された昇降箱である。Aは前記内箱2、
昇降箱4、油圧シリンダ3を一体連結する連結ピ
ンである。6はこの連結ピンAのピン本体、7は
このピン本体6の端部に備えられたフランジであ
り、8は前記フランジ7と反対側のピン本体6の
端部内側に穿設した円周溝である。9は前記円周
溝8に係合して円周溝8上を回動自在な第1抜け
止め板である。10は、前記円周溝8に係合する
と共に第1抜け止め板9が第1図、第2図に示し
た上側位置に位置せしめた状態でボルト11を介
して前記内箱2に連結される第2抜け止め板であ
る。12は、前記内箱2に形成したストツパーで
あり、前記第1抜け止め板9を第1図の状態から
上方へ動かしたときにこの第1抜け止め板9がス
トツパー12に当接した状態になつても第1抜け
止め板9は前記円周溝8から離脱しない位置に位
置している。
そして前記、第1抜け止め板9と第2抜け止め
板10と、ストツパー12で連結ピンAの固定装
置を形成している。
板10と、ストツパー12で連結ピンAの固定装
置を形成している。
この連結ピンAによる連結の解除にあたつて
は、ボルト11を取り除いて第2抜け止め板10
を下方へ抜き取る。次に第1抜け止め板9を略
180゜回動させて下方へ抜き取る。続いてピン本体
6をフランジ7側へ押し出せば、連結ピンAによ
る内箱2、昇降箱4、油圧シリンダ3の連結状態
は解除される。連結ピンAによる連結は上記解除
の場合と逆の手順でおこなえばよい。
は、ボルト11を取り除いて第2抜け止め板10
を下方へ抜き取る。次に第1抜け止め板9を略
180゜回動させて下方へ抜き取る。続いてピン本体
6をフランジ7側へ押し出せば、連結ピンAによ
る内箱2、昇降箱4、油圧シリンダ3の連結状態
は解除される。連結ピンAによる連結は上記解除
の場合と逆の手順でおこなえばよい。
(考案の効果)
この考案では、従来のものに比較して必要とさ
れるボルト数が少ないので連結ピンの着脱作業に
要する時間の短縮が図れるという効果を奏する。
れるボルト数が少ないので連結ピンの着脱作業に
要する時間の短縮が図れるという効果を奏する。
第1図は本考案の1実施例を示す説明図、第2
図は第1図のH矢視図、第3図は従来の説明図で
ある。 7;フランジ、8;円周溝、A;連結ピン、
9;第1抜け止め板、11;ボルト、10;第2
抜け止め板、12;ストツパー。
図は第1図のH矢視図、第3図は従来の説明図で
ある。 7;フランジ、8;円周溝、A;連結ピン、
9;第1抜け止め板、11;ボルト、10;第2
抜け止め板、12;ストツパー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数の部材をピン連結しその一方への抜け止め
を阻止するためにフランジを備えると共に、前記
フランジと反対側の端部内側に円周溝を穿設した
連結ピンの固定装置であつて、 当該固定装置は、 前記円周溝に係合して前記円周溝上を回動自在
な第1抜け止め板と、 前記円周溝に係合すると共に前記第1抜け止め
板が所定回動位置に位置するときに前記部材のう
ちの一方の部材にボルト連結されて前記第1抜け
止め板の回動を阻止する第2抜け止め板と、 前記第1抜け止め板が前記所定回動位置に位置
するときに前記第1抜け止め板が前記円周溝から
離隔する方向への移動を阻止するために前記一方
の部材に設けたストツパーより成ることを特徴と
する連結ピンの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8498486U JPH0242889Y2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8498486U JPH0242889Y2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62194907U JPS62194907U (ja) | 1987-12-11 |
JPH0242889Y2 true JPH0242889Y2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=30939974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8498486U Expired JPH0242889Y2 (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242889Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4787229B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2011-10-05 | 日立建機株式会社 | 軸受装置 |
JP5506227B2 (ja) | 2009-03-31 | 2014-05-28 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
-
1986
- 1986-06-03 JP JP8498486U patent/JPH0242889Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62194907U (ja) | 1987-12-11 |
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