JPH024265A - フレキソ印刷版の製造方法 - Google Patents

フレキソ印刷版の製造方法

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JPH024265A
JPH024265A JP15131588A JP15131588A JPH024265A JP H024265 A JPH024265 A JP H024265A JP 15131588 A JP15131588 A JP 15131588A JP 15131588 A JP15131588 A JP 15131588A JP H024265 A JPH024265 A JP H024265A
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JP
Japan
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photosensitive resin
resin layer
pattern
film
developed
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JP15131588A
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Kazuo Akezawa
明沢 一男
Hiroki Nakadate
中館 広樹
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は感光性樹脂層の製版方法の改良に関するもので
ある。さらに詳しくいえば、本発明は、感光性樹脂版材
を用い、l工程の現像処理により、効率よくネガフィル
ムに忠実なパターンを有する品質の良好なフレキソ印刷
版を作成する方法に関するものである。
従来の技術 近年、感光性樹脂層を用いたフレキソ印刷版が開発され
実用化されている。このものは支持体上にゴム弾性を有
する感光性樹脂層を設け、これにネガフィルムを介して
活性光線を露光したのち、未露光部分を現像液で溶解除
去し、レリーフを形成するといった方法により作成され
る。このような製版方法は、比較的簡単な工程で印刷性
の高いフレキソ印刷版が得られるという利点を宵するこ
とから、現在、フレキソ印刷分野において多く使用され
るようになってきている。
しかしながら、このような感光性樹脂層の製版方法にお
いては、たがいに十分な距離を隔てて独立している点や
細字、細線などについては、ネガフィルムを通過して感
光性樹脂版材の深部まで透過する光量が少ないために、
特に感光性樹脂層の支持体側が露光不足となり、その結
実現像処理時に点や細字が現像液で洗い出されてしまっ
たり、細線が波状に変形したりして、ネガフィルムに忠
実なパターンが形成されないという問題があった。
これは、レリーフの土台となる部分が、露光不足気味で
あるため、現像処理で溶出し、レリーフが不安定となる
ことに起因する。一般に、安定なレリーフとするために
は、レリーフの断面形状が裾の広いほぼ台形状であるこ
とが望ましい。
従来、このような問題を解決し、良好なレリーフ断面形
状を得るだめの手段としては、例えば露光不足となる独
立している点や細字、細線部具外を遮光して追加の露光
を行う方法や、独立している点や細字、細線部を、現像
液で溶解されないポリエステルフィルムなどでマスキン
グして保護し、途中まで現像したのち、該ポリエステル
フィルムなどを除去して、再びレリーフ土台となる部分
が溶出しない程度に現像する方法などが用いられる。
しかしながら、これらの方法は、現像処理を一時中断し
たりして、作業者にとって揮発性の現像液の蒸気を吸う
機会が増え、作業環境の点で問題があったり、あるいは
追加露光条件や現像処理条件を、所望のレリーフパター
ンの形状や大きさなどによって微妙に調節しなければな
らず、作業性の点で問題があったりして、必ずしも十分
に満足しうるものではなく、さらに、今後、製版工程が
自動化されていくことが予想される中で、現像処理の途
中でマスキングしたフィルムを除去することは、自動化
するための障害になるのを免れないという問題もある。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような従来の製版方法が有する問題を解
決し、感光性樹脂版材を用い、l工程の現像処理により
、極めて効率よくネガフィルムに忠実なパターンを有す
る品質の良好なフレキソ印刷版を作成する感光性樹脂層
の製版方法を提供することを目的としてなされtこもの
である。
課題を解決するための手段 本発明者らは、l工程の現像処理により効率よく感光性
樹脂層を製版する方法を開発するために鋭意研究を重ね
た結果、従来マスキングに用いられているポリエステル
フィルムなどに代えて、現像液に対して可溶性の樹脂フ
ィルムをマスキング部材として用い、感光性樹脂層の露
光部とその縁辺輪郭部とを保護して現像処理することに
より、前記目的を達成しうろことを見い出し、この知見
に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、支持体上に感光性樹脂層を設けて
成る感光性樹脂版材に活性光線を選択的に露光したのち
、該感光性樹脂層の露光部とその縁辺輪郭部とを現像液
に対し可溶性の樹脂フィルムで保護して現像処理するこ
とを特徴とする感光性樹脂層の製版方法を提供するもの
である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法における感光性樹脂版材において、支持体上
に設けられる感光性樹脂層には、例えばポリイソプレン
、ポリブタジェン、イソプレン−スチレン共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジェン共重合体、ポリウレタンな
どの合成ゴム系又は天然ゴム系のゴム弾性を有する高分
子化合物、多官能アクリレートなどの光重合性単量体及
びベンゾイン誘導体などの光重合反応開始剤などを主成
分とする感光性樹脂組成物が用いられる。このような感
光性樹脂層を設けたフレキソ印刷用版材の具体例として
は、サイレル(商品名、デュポン社製)、ルナフレック
ス(商品名、日本ペイント社製)、エラスロン(商品名
、東京応化工業社製)、ナイロフレックスFA(商品名
、BASF社製)などを挙げることができる。
本発明方法で用いる感光性樹脂版材の厚さについては、
被印刷体の種類や使用する印刷機の種類に応じて適宜選
択される。例えば、硬く、かつ平坦な表面を有する紙、
金属、プラスチックなどの被削体には、高いゴム弾性を
有する印刷版は必要でないため、該版材の厚さは比較的
薄くてもよいが、段ポールなど、軟らかくて表面の粗い
被削体には高いゴム弾性を有する印刷版を必要とするた
め、厚い版材が用いられる。通常感光性樹脂層全体の厚
さは、1.5〜l Omm、好ましくは1.7〜7mm
の範囲で選ばれる。
本発明方法で使用される感光性樹脂版材に用いる支持体
については、該版材を露光、現像して得られるレリーフ
像を支持しうる強度を有し、かつ使用する印刷機に容易
に取り付けられるものであればよく、特に制限はない。
このようなものとしては、例えばポリエステル、ナイロ
ン、合成ゴムなどのたわみ性のあるシート状のものや、
寸法安定性の高いポリエステル板、鋼板、アルミニウム
板などが挙げられるが、これらの中で特にたわみ性のあ
るシート状のものは印刷機のシリンダーに取り付けやす
く、かつ保護カバーとしての役割も果たすことができる
ため好ましい。これらの支持体の厚さについては特に制
限はないが、実用上0.07”0.2mmの範囲で選ば
れる。
本発明方法においてマスキング部材として用いられる樹
脂フィルムについては、感光性樹脂版材を現像する際に
使用する現像液で溶解可能なものであればよく、特に制
限はないが、感光性樹脂層と同じものか、性状の近いも
のを用いると、該感光性樹脂層表面に貼付する際に、接
着剤を用いなくても均一に接着しうるので好ましい。例
えばマスク部材として、先に感光性樹脂層として挙げた
ものを基材とする樹脂フィルムを用いることができる。
該樹脂フィルムの厚さは、得ようとするフレキソ印刷版
の最大レリーフ深度やレリーフ断面形状、あるいは用い
る樹脂フィルムの溶解速度などによって適宜選択される
が、実用上0.1〜5mrR程度が望ましい。
次に、本発明の製版方法の好適な1例について説明する
と、まず、支持体上に設けられた感光性樹脂層の上に密
着させたネガフィルムを介して、活性光線を選択的に露
光する。次に、露光部のパターンの縁より2〜lO+1
lIR程度大きく切り取ったマスキング部材の樹脂フィ
ルムを、対応するパターンに貼付したのち、これを未露
光部と該マスキング部材を溶解除去しうる現像液を用い
て現像処理する。この際、マスキングされた部分は、該
マスキング部材が溶解除去されたのち、現像されるので
、マスキングされていない部分より、実質的に現像時間
が短く、したがって、過剰に現像されて、点や細線パタ
ーンの土台まで溶出されることがない。次に乾燥したの
ち、必要に応じ後露光を行って、フレキソ印刷版を作成
する。
本発明方法において用いる活性光線の光源としては、例
えばケミカルランプ、ブラックライト、カーボンアーク
灯、高圧及び超高圧水銀灯、キセノンアーク灯などが挙
げられる。
また、本発明方法において、露光部のパターンにマスキ
ング部材を貼付する方法としては、例えばあらかじめ使
用するネガフィルムに合わせて切り取ったマスキング部
材をネガフィルムと対応させて貼付する方法や、光変色
性の染料を感光性樹脂層に配合しておいて、露光部のみ
を浮き出させ、これに直接マスキング部材を当てながら
切り取る方法などを用いることができる。
本発明方法において行われるマスキングは、点や細字、
細線に対して有利であり、大きな露光パターンや、太い
文字、図柄に対しては必ずしもマスキングをする必要が
ない。
発明の効果 本発明方法によると、感光性樹脂層の露光部とその縁辺
輪郭部とを、現像液に対して可溶性の樹脂フィルムで保
護して現像処理することにより、点や細字、細線などに
ついてもネガフィルムに忠実なパターンを有する品質の
良好な7レキソ印刷版を、l工程の現像処理で極めて効
率よく作成することかできる。
実施例 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
実施例 接着剤が塗布されたポリエステルフィルムを支持体とし
、この上に3mm厚の感光性樹脂層を設け、さらにこの
上をポリエステルフィルムで保護して成る感光性樹脂版
材エラスロンIIM−300(商品名、東京応化工業社
製)を用い、その支持体側より、20Wケミカルランプ
(東芝社製、FL −20BL)で45秒間裏露光を行
った。次いで、保護のためのポリエステルフィルムを剥
がし、感光性樹脂層上にネガフィルムを密着させ、前記
ランプを用いて6分間ネガフィルムを介して露光した。
露光後、ネガフィルムを剥がすと露光部は消色しており
、可視画像が明確に認められた。
マスキング部材として、未露光のフレキソ印刷用版材の
エラスロンnM−100(商品名、東京応化工業社製)
の支持体と保護のためのフィルムとを除いた1、Omm
厚の感光性樹脂層を用い、前記可視画像に直接光てなが
ら、該可視画像より約57++m大きく切り取り圧着し
た。このマスキング部材は、可視画像が形成された感光
性樹脂層表面に、マスキング部材自身の粘着性により、
均一に接着することができた。
その後、トリクロロエタン中で3分20秒間現像処理を
行ったのち、60°Cで20分間乾燥し、次いで同じラ
ンプを用いて8分間後露光して、点や細字、細線まで忠
実なパターンが形成されたフレキソ印刷版を得た。
このようにして得られた印刷版を印刷機にかけ印刷を行
ったところ、良好な印刷物が得られた。
特許出願人 東京応化工業株式会社 代 理 人 阿 形 明

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支持体上に感光性樹脂層を設けて成る感光性樹脂版
    材に活性光線を選択的に露光したのち、該感光性樹脂層
    の露光部とその縁辺輪郭部とを現像液に対し、可溶性の
    樹脂フィルムで保護して現像処理することを特徴とする
    感光性樹脂層の製版方法。
JP15131588A 1988-06-21 1988-06-21 フレキソ印刷版の製造方法 Granted JPH024265A (ja)

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JPH024265A true JPH024265A (ja) 1990-01-09
JPH0560855B2 JPH0560855B2 (ja) 1993-09-03

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