JPH02424U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る差動装置の平面断面図、
第２図は本考案に係るカツプリングカバーの図、
第３図は第２図のＡ矢視図、第４図は本考案に係
るキヤリアカバーの背面図、第５図は同Ｂ―Ｂ断
面図、第６図は第１図のＣ―Ｃ断面図、第７図は
第１図のＤ―Ｄ断面図である。 尚、図面中、１はビスカスカツプリング式差動
装置、２は差動装置ケース、４，５は左・右のア
クスルドライブシヤフト、６はビスカスカツプリ
ング、７はビスカスカツプリングケース、８，９
は左・右のハブシヤフト、８ａはスプライン部、
８ｂは嵌合部、１０ｃは撹拌リブ、１０ｆは孔部
内周、１１はアウタプレート、１２はインナプレ
ート、１４はキヤリアカバー、１４ｅは第１の油
路、１５は油室、１７は第２の油路、１７ａは切
欠き部、１７ｂは連通溝、１８は第３の油路、Ｂ
１，Ｂ２はベアリング、Ｓ１，Ｓ２はシール部材
である。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プロペラシヤフトにより傘歯車を介して駆
   動され、内部に粘性流体室を形成するビスカスカ
   ツプリングケースと、 該ビスカスカツプリングケースに取付けられる
   複数のアウタプレートと、 該アウタプレートとの間の粘性流体の剪断抵抗
   により駆動力が伝達され、左右の車輪にアクスル
   ドライブシヤフトを介して連結される左右のハブ
   シヤフトに取り付けられたインナプレートと、 該ビスカスカツプリングケースを収納し、傘歯
   車を潤滑にするギヤオイルが内部に封入された差
   動装置ケースと、 該ビスカスカツプリングケースと差動装置ケー
   スとの間に設けられたベアリングと、 該ベアリングの外側で、該ビスカスカツプリン
   グケース、該ハブシヤフト若しくは該アクスルド
   ライブシヤフトと該差動装置ケースとの間に設け
   られたシール部材とからなるビスカスカツプリン
   グ式差動装置において、 前記ビスカスカツプリングケースの一端面にギ
   ヤオイルを撹拌する撹拌リブを形成し、 撹拌されたギヤオイルをベアリングとシール部
   材との間の油室へ供給する第１の油路を差動装置
   ケースに形成したことを特徴とするビスカスカツ
   プリング式差動装置の潤滑構造。 (2) 前記ビスカスカツプリングケースのアクス
   ルドライブシヤフトが嵌合する嵌合部には、前記
   油室に連通する径方向切欠き部と、この切り欠き
   部に連通し前記嵌合部の軸方向に設けられた連通
   溝とから成る第２の油路を形成したことを特徴と
   する請求項１記載のビスカスカツプリング式差動
   装置の潤滑構造。 (3) 前記ビスカスカツプリングのアクスルドラ
   イブシヤフトがスプライン結合するスプライン部
   には、このスプラインの谷より深く且つ軸方向に
   延びる第３の油路を形成し、前記第２の油路を通
   つたギヤオイルを通過せしめるようにしたことを
   特徴とする請求項２記載のビスカスカツプリング
   式差動装置の潤滑構造。