JPH024244A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH024244A
JPH024244A JP15520288A JP15520288A JPH024244A JP H024244 A JPH024244 A JP H024244A JP 15520288 A JP15520288 A JP 15520288A JP 15520288 A JP15520288 A JP 15520288A JP H024244 A JPH024244 A JP H024244A
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JP
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silver halide
dye
emulsion layer
formula
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JP15520288A
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English (en)
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Yoji Hara
原 陽司
Kazuhiro Yoshida
和弘 吉田
Yasushi Usagawa
泰 宇佐川
Nobuaki Kagawa
宣明 香川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPH024244A publication Critical patent/JPH024244A/ja
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances
    • G03C1/12Methine and polymethine dyes
    • G03C1/22Methine and polymethine dyes with an even number of CH groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は赤外域に分光増感されたハロゲン化銀写真感光
材料に関し、更に詳しくは、残色が少なく、かつ、経時
保存性に優れたハロゲン化銀写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
写真感光材料の露光方法の一つに原図を走査し、その画
像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光を
行い、原図の画像に対応するネガ画像もしくはポジ画像
を形成する、いわゆるスキャナ一方式による画像形成方
法が知られている。この方法における記録用光源として
、半導体レーザーが最も好ましく用いられる。この半導
体レーザーは、小型で安価、しかも変調が容易であり、
他のHe−Neレーザー アルゴンレーザーなどよりも
長寿命で、かつ赤外域に発光するため、赤外域に感光性
を有する感光材料を用いると明るいセーフライトが使用
できるため、取り扱い作業性が良くなるという利点を有
している。
ハロゲン化銀写真感光材料において、特定の波長域の光
を吸収させる目的で、写真乳剤層またはその他の層を着
色することがしばしば行われる。
写真乳剤層に入射すべき光の分光組成を制御することが
必要な時、写真感光材料上の写真乳剤層よりも支持体か
ら遠い側に着色層が設けられる。
このような着色層はフィルター層と呼ばれる。重層カラ
ー感光材料の如く写真乳剤層が複数ある場合にはフィル
ター層がそれらの中間に位置することもある。
写真乳剤層を通過する際あるいは透過後に散乱された光
が、乳剤層と支持体の界面、あるいは乳剤層と反対側の
感光材料の表面で反射されて再び写真乳剤層中に入射す
ることに基づく画像のボケすなわちハレーションを防止
することを目的として、写真乳剤層と支持体の間、ある
いは支持体の写真乳剤層とは反対の面に着色層を設ける
ことが行われる。このような着色層はハレーション防止
層と呼ばれる。重層カラー感光材料の場合には各層の中
間にハレーション防止層が置かれることもある。
写真乳剤層中での光の散乱に基づく画像鮮鋭度の低下(
この現象は一般にイラジェーションと呼ばれている)を
防止するために、写真乳剤層を着色することも行われる
これ等の着色すべき層は親水性コロイドからなる場合が
多く、従ってその着色のためには通常、水溶性染料を層
中に含有させる。この染料は下記のような条件を満足す
ることが必要である。
(1)使用目的に応じた適正な分光吸収を有すること。
(2)写真化学的に不活性であること。つまり、ハロゲ
ン化銀写真乳剤層の性能に化学的な意味での悪影響、例
えば感度の低下あるいはカブリを与えないこと。
(3)写真処理過程において脱色されるか、溶解除去さ
れて処理後の写真感光材料上に有害な着色を残さないこ
と。
このような条件を満足する赤外線吸収用の染料として、
例えば特開昭62−123454号に記載の分子内に少
なくとも3個の酸基を有するトリカルボシアニン色素が
挙げられるが、これをハロゲン化銀写真感光材料に適用
すると、必ずしも経時保存性の面で充分安定でなく、感
度の低下または残色の劣化を引き起こすことが判った。
〔発明の目的〕
従って本発明の第1目的は、現像処理後の残色が少ない
赤外光に対して高感度のハロゲン化銀写真感光材料を提
供することにある。本発明の第2の目的は、良好な画像
を形成し経時安定性に優れたハロゲン化銀写真感光材料
を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも1層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料にお
いて、該乳剤層がカチオン性のジおよびトリカルボシア
ニン色素からなる群から選ばれる少なくとも1つによっ
て分光増感され、力1つ、下記−数式CI)、(I[)
又はCI[[)で表される染料を少なくとも1種含有し
た親水性コロイド層を少なくとも1層含有することを特
徴とするハロゲン化銀写真感光材料によって達成されI
こ。
−数式〔■〕 一般式(I[) 一般式(I[[) %式%) 式中、R1はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基
、アラルキル基、アリール基又は複素環基を表し、R2
及びR1はアルキル基を表し、Z、はベンゼン環又はナ
フタレン環形成基を表し、z2及びZ、はピリジン環形
成基を表す。ただし、Z3R。
Rはアリール基を表し、Lはメチン基を表す。
xeはアニオンを表す。
Qは3.4及び5の整数を表し、mは3〜5の整数を表
し、nはl又は2の整数を表す。染料が分子内塩を形成
する場合、nはlである。−数式(1)、(I[)及び
(I[I)で表される染料は分子内に少なくとも1つの
酸基を含むものとする。
以下、本発明をより具体的に説明する。
前記−数式(1)、(II)及び(III)で表される
染料は分子内に少なくとも1つの酸基(例えば、スルホ
基、カルボキシル基、ホスホン酸基、ホスフィン酸基、
燐酸エステル基、燐酸アミド基等)を有するものである
スルホ基及びカルボキシル基は各々、その塩を包含する
。塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
塩、アンモニウム、トリエチルアミン、ピリジン等の有
機アンモニウム塩を挙げることができる。
挙げられる。ここでMは水素原子又はカチオンを表し、
R4は水素原子、アルキル基、アルコキシ基又は0M基
を表す。Yは酸素原子、硫黄原子又はアミン基を表し、
qはl又は2の整数を表す。Mで表されるカチオンとし
ては、前述の酸基の塩と同様のものが挙げられる。
R4で表されるアルキル基としては、低級アルキル基(
例えば、メチル、エチル、プロピル基等)が好ましく、
アルコキシ基としては低級アルコキシ基(例えば、メト
キシ、エトキシ、プロポキシ基等)が好ましい。
R8で表されるアルキル基としては、例えば、メチル、
エチル、プロピル、ブチル等の低級アルキル基が挙げら
れ、アルケニル基としては例えばアリル基が挙げられ、
アルキニル基としては例えばグロバルギル基が挙げられ
、アラルキル基としては例えばベンジル基が挙げられ、
アリール基としては例えばフェニル基が挙げられ、複素
環基としては、例えばピリジル基、スルホラニル基等が
挙げられる。
R1で表される、これらの基は置換基として前記の酸基
を有することが好ましいが、酸基以外の置換基(例えば
ヒドロキシル基等)を有してもよい。
R2及びR1で表されるアルキル基としては、例えばメ
チル、エチル、プロピル等の低級アルキル基が挙げられ
る。
2、.22及びZ、で表される環は直接又は2価の連結
基を介して前述の酸基を有してもよい。
Z + 、 Z 2及びZ、が有してもよい、その他の
置換基としてはヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン原
子(例えば、弗素、塩素、臭素原子等)、スルホニル基
(例えばメタンスルホニル等)、ニトロ基、アシル基(
例えばアセチル等)、カルバモイル基、スルファモイル
基、アルキル基(例えばメチル、トリフルオロメチル ニル ノ基(例えばアミノ、ピペリジノ等)、アルコキシ基(
例えばメトキシ等)、アシルアミノ基(例えばアセトア
ミド等)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンア
ミド等)、アリール基(例えばフェニル等)、複素環基
(例えばベンゾチアゾリル、ピリジル等)、アシルオキ
シ基(例えばアセチルオキシ等)、スルホニルオキシ基
(例えばメタンスルホニルオキシ等)等が挙げられる。
Rで表されるアリール基としてはフェニル基が好ましく
、例えば次の一般式で表される。
し、RsとR1は同じでも異なってもよく、また互いに
結合して環を形成してもよい。
R,、R.、R,の表すアルキル基としては、例えばメ
チル、エチル、ブチル基等、ヒドロキシアルキル基(例
えばヒドロキシエチル等)、アルコキシアルキル基(例
えばβ−エトキシエチル等)、カルボキシアルキル基(
例えばβ−カルボキシエチル等)、アルコキシカルボニ
ルアルキル基(例えばβ−エトキシカルボニルエチル等
)、シアノアルキル基(例えばβ−シアノエチル等)、
スルホアルキル基(例えばβ−スルホエチル、γースル
ホプロピル等)等が挙げられる。R6とR,は互いに結
合して5員又は6員環を形成してもよく、具体例として
はモルホリノ基、ピペリジノ基、ピロリジノ基等が挙げ
られる。
R,及びR,は各々、水素原子又はアルキル基を表R6
は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル
基、アルコキシ基、スルホ基又はカルボキシル基を表す
が、アルキル基としては例えば、メチル、エチル等が挙
げられ、ハロゲン原子としては例えば塩素原子が挙げら
れ、アルコキシ基としては例えばメトキシ、エトキシ等
が挙げられる。又、RsとR6でメチレンジオキシ環を
形成してもよい。 pは1〜4の整数を表す。
Lで表されるメチン基も置換基を有してもよく、置換基
としては炭素数1〜5の置換又は無置換の低級フルキル
基(例えば、メチル、エチル、3−ヒドロキシプロピル
、2−クロロエチル基等)、ハロゲン原子(例えば、弗
素、塩素、臭素原子等)、アリール基(例えばフェニル
基)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ基等
)、などが挙げられる。また、メチン基の置換基同士が
結合して3つのメチン基を含む6員環(例えば4.4−
ジメチルシクロヘキセン環)を形成してもよい。
XOで表されるアニオンは、特に制約されないが、具体
例としてハロゲンイオン、p−トルエンスルホン酸イオ
ン、エチル硫酸イオン等が挙げられる。
及び(III)で表される染料(以下、本発明の染料と
称す)の具体例を以下に示すが、本発明はこれ等に限定
されるものではない。
本発明に用いられる前記−数式(I)、(11)具体的
化合物 (C)It)3sOse (CHz)asOie (C)lx)ssOse (cut)zsose CH。
(CHJaSOse (CHx)ssO3” (cut)、so、e 次に本発明化合物の合成法について述べる。
一般的には1モルのアルデヒド化合物と1モルのインド
レニン化合物または3H−ピロロピリジン化合物とを反
応させれば本発明の化合物を得ることができる。
これらの縮合反応については例えば、特公昭44−16
594号、特開昭50−59418号、同55−880
47号、同61−116351号等に記載されている合
成法を参考にすることができる。
メチン鎖にシクロヘキセン環のような環状基を含む本発
明の染料の合成は、例えば化合物(14)については、 (CH2)<SOse のように、まずインドレニン化合物どイソホロンを反応
させてシクロへキセニリデン置換化合物ヲ合成する。
これを常法に従い塩基の存在下にp−ジアルキルアミノ
ベンズアルデヒド誘導体と反応させれば化合物(14)
を得ることができる。
本発明の染料の母核としてはインドレニン誘導体の他、
例えば次の様な化合物が挙げられる。
(A)          (B) (C) 化合物(A)はジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサ
イエティ(J、Chem、Soc、) 3202(19
59)に記載の方法及び英国特許870,753号に記
載の方法で合成することができる。
化合物(B)はJ、Chem、Soc、584(196
1)に記載の方法で合成することができる。
化合物(C)は英国特許841588号に記載の方法で
合成することができる。
これらの母核を用いて四級化、スルホン化等を必要に応
じて行うことができる。又は、J、Cheo+、Soc
、3202(1959)及びJ、Chem、Soc、5
84(1961)に記載の合成法に準じてN−アルキル
−N−ピリジルヒドラジンを合成し、ヒゾラゾンを経て
環化反応を行い、必要に応じ酸処理することによりl−
アルキル置換−3H−ピロロピリジン誘導体を得、これ
を出発物質とすることもできる。
これらの四級化され又、必要に応じてスルホン化された
母核化合物を用いて適当なアルデヒド化合物を反応させ
れば容易に本発明の化合物を得ることができる。
本発明において使用されるアルデヒド化合物のベリヒテ
 (Chew、 Ber、) 91巻、 850−86
1頁 (1958年)及びジャーナル・オプ・オーガニ
ック・ケミス ト リ ((J、  Org、  Ch
em、)  40巻  (15号’)  、  224
3〜2245頁(1975年)に記載の方法で合成する
ことができる。
のJ、 Org、 Chem、 40巻 (15号)、
 2243〜2245頁(1975年)に記載の方法で
合成することができる。
本発明の染料に導入される酸基のうち燐化合物はホスホ
ン酸、ホスフィン酸、燐酸エステル、燐酸アミド等であ
るが、これらの化合物については現代有機合成シリーズ
〔5〕 「有機リン化合物」有機合成化学協会編(19
71)技報堂の記載を参考にすることができる。
更に具体的には、四級化剤及びアルキル化剤としてのB
r(CHz)3POiH2の合成は、ジャーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ソサイエテイ (J、 Am
、 Cbem、 Soc、) 1511頁、66巻 (
1944年)、 J、 Chem、 Soc、 373
9頁 (1957年)、及びJ、 Am、 Chem、
Soc。
253頁、87巻(1965年)等に記載されている。
Br(CH2)aPQxHzの合成は英国特許886.
270号に記載されている。Br(C112)2PO,
H,の合成はJ、 Am、 Chem、 Soc、 6
79頁、87巻(1965年)及びカナデイアンジャー
ナル・オブ・バイオヶミストリイ (Canadian
 Jounal of Biochemistry) 
351頁、46巻 (1968年)等に記載されている
燐酸エステル化合物の合成法としては、例えばヒドロキ
シル基を五酸化燐でエステル化する方法、燐酸及び五酸
化燐でエステル化する方法、ホスホロクロリデートでエ
ステル化する方法等があるが、これらは特開昭63−9
3791号、同63−8819(1、同63−8819
4号、同63−51308号等に記載の方法を参考にす
ることができる。その他の燐化合物も上記に準じて合成
することができる。
インドレニン母核のホスホン酸置換アルキルハライドに
よる四級化は英国特許886.0270号を参考にする
ことができる。
インドレニン母核のスルホ化は母核合成後に導入しても
よいし、先に導入しておいて後からインドレニン核へ縮
合閉環してもよい。
本発明の感光材料において、前記−数式CI)[1)及
び[I[[)で表される染料は、ハロゲン化銀乳剤中に
含有させて、イラジェーション防止染料として用いるこ
ともできるし、また非感光性の親水性コロイド層中に含
有させて、フィルター染料あるいは、ハレーション防止
染料として用いることもできる。まだ、使用目的により
2種以上の染料を組合わせて用いてもよいし、他の染料
と組合わせて用いてもよい。本発明の染料をハロゲン化
銀乳剤層中あるいは、その他の親水性コロイド層中に含
何させるためには、通常の方法により容易に行なうこと
ができる。一般には、染料または、染料の有機・無機ア
ルカリ塩を水に溶解し、適当な濃度の染料水溶液とし、
塗布液に添加して、公知の方法で塗布を行ない感光材料
中に染料を含有させることができる。これらの染料の含
有量としては、使用目的によって異なるが、一般には写
真材料上の面積1 m2当り1〜800119になるよ
うに塗布して用いる。
本発明が適用される感光材料としては、黒白写真感光材
料の他、カラー写真感光材料も挙げることができる。前
者の例としては印刷用感光材料などを挙げることができ
る。
上記染料は適当な溶媒(例えば、水、アルコール、メチ
ルセロソルブ等)に溶解して親水性コロイド層用塗布液
中に添加される。これ等の染料は2種以上組合わせて用
いることもできる。
染料の添加量は、その目的に応じて異なるが一般に10
−3−1 g/m”、好ましくは10−3〜0.5g/
 m2の範囲で用いられる。
本発明の染料は特にイラジェーション防止の目的に有効
であり、この目的で用いる場合は主として乳剤層に添加
される。
本発明の染料は、またハレーション防止のための染料と
しても特に有用であり、この場合は支持体裏面あるいは
支持体と乳剤層の間に添加される。
本発明の染料はセーフライト安全性を付与するための染
料としても使用することができ、この場合は必要に応じ
て他の波長の光を吸収する染料と組合わせて乳剤層の上
部に位置する層(保護層等)に添加される。
その他、本発明の染料はフィルター染料とじても有利に
用いることができる。
本発明の染料は、通常の方法によって目的の写真構成層
中に導入できる。すなわち、写真構成層のバインダーで
ある親水性コロイドの水溶液に染料の適当な濃度の溶液
を加え、この液を支持体上に、あるいは他の構成層上に
塗布すればよい。
本発明において染料はハロゲン化銀写真感光材料を構成
する親水性コロイド層のいずれに添加してもよく、例え
ば保護層、ハロゲン化銀乳剤層、アンチハレー>aン層
、バック層などである。
本発明において染料を実質的に非感光性の親水性コロイ
ド層のみに含有させる場合には、染料が非感光性の親水
性コロイド層から乳剤層へ拡散していくのを防止してや
ればよい。例えばハロゲン化銀乳剤層を塗布し、完全に
セットさせた後、この乳剤層上に非拡散性染料を添加し
た非感光性親水性コロイド層を塗布する方法が用いられ
る。また、多層同時塗布法により乳剤層や非感光性の親
水性コロイド層を同時に塗布する場合には、非感光性の
親水性コロイド層中に非拡散性染料、あるいは染料と共
にポリマー媒染剤を添加するのが最も好ましい。
次に本発明に用いられるカチオン性のジ又はトリカルボ
シアニン赤外増感色素としては、下記−数式(If−a
)および(If−b)で表される化合物が好ましい。
一般式(11−a) X口 一般式(n−b) 式中、Yz、Y+□、Y2.およびY22は、各々5員
または6員の含窒素複素環を完成するに必要な非金属原
子群を表し、例えばベンゾチアゾール環、ナフトチアゾ
ール環、ベンゾセレナゾール環、ナフトセレナゾール環
、ベンゾオキサゾール環、ナフトオキサゾール環、キノ
リン環、3.3−ジアルキルインドレニン環、ベンツイ
ミダゾール核、ピリジン環等を挙げることができる。
これらの複素環は、低級アルキル基、アルコキシ基、ヒ
ドロキシル基、アリール基、アルコキシカルボニル基、
ハロゲン原子で置換されていてもよい。
R1□+ R12+ R21およびn2□は、各々゛、
置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基またはア
ラルキル基を表す。
R131R141RISI R231R241R25お
よびR2aは各々、水素原子、置換もしくは無I!換の
アルキル基、アルコキシ基、フェニル基、ベンジル基、
は6貝の含窒素複素環を形成することもできる。
また、R13とRI5およびR23とR2Sは互いに連
結して5員環または6員環を形成することができる。X
llおよびX2.はアニオンを表す。nll+ n12
+r121およびn2□は0またはlを表す。
次に、本発明に用いられる増感色素(以下、本発明の増
感色素という)の具体例を示すが、本発明はこれらに限
定されるものではない。なお、■−1−13は前記−数
式(u−b)でll−14〜21は一般式(II−a)
で表される化合物である。
2Hs C2H,Ie しくは無置換のアルキル基(アルキル部分の炭素原子数
1−18、好ましくは1〜4、)、アリール基を表し、
W、とW2とは互いに連結して5員またC、+(。
C,H。
■θ f−6 Ie Ie I[−4 G I[−8 Ie C2H。
2Hs F−9 CsHs  CJs CQO,e C,H。
C![(。
n−10 II−11 ■−12 l−13 CI、CH,OH F−18 l−19 C,H。
■−20 f−21 CHzGHzOH C2H。
2H5 CHzGHzOH f−14 e l−15 tHs e l−16 C,H。
e l−17 C*Hs      Iθ 本発明の増感色素は、好ましくはハロゲン化銀1モル当
りl mg〜2 g、更に好ましくは5 mg−1gの
範囲でハロゲン化銀写真乳剤中に含有される。
本発明の増感色素は、直接乳剤中へ分散することができ
る。また、これらはまず適当な溶媒、例えばメチルアル
コール、エチルアルコール、メチルセロソルブ、アセト
ン、水、ピリジンあるいはこれらの混合溶媒などの中に
溶解され、溶液の形で乳剤へ添加することもできる。
本発明の増感色素は、単独で用いてもよく、2種類以上
併用してもよい。また、本発明以外の増感色素を組合せ
て用いることもできる。増感色素を併用する場合、総量
で上記含有量になることが好ましい。
なお、本発明の増感色素は、米国特許2503776号
、英国特許742112号、仏間特許2065662号
、特公昭40−2346号を参照して容易に合成するこ
とができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン化銀として臭
化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀およ
び塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意
のものを用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、酸
性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得られたもの
でもよい。該粒子は一時に成長させてもよいし、種粒子
をつくった後成長させてもよい。種粒子をつくる方法と
成長させる方法は同じであっても、異なってもよい。
ハロゲン化銀乳剤はハロゲン化物イオンと銀イオンを同
時に混合しても、いずれか一方が存在する液中に、他方
を混合してもよい。また、ハロゲン化銀結晶の臨界成長
速度を考慮しつつ、ハロゲン化物イオンと銀イオンを混
合釜内のpH及び/又はpAgをコントロールしつつ逐
次同時に添加することにより生成させてもよい。この方
法により、結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハ
ロゲン化銀粒子が得られる。成長後にコンバージョン法
を用いて、粒子のハロゲン組成を変化させてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、その製造時に、必要に応じてハロ
ゲン化銀溶剤を用いて、ハロゲン化銀粒子の粒子サイズ
、粒子の形状、粒子サイズ分布及び粒子の成長速度をコ
ントロールすることができる。
ハロゲン化銀粒子は、粒子を形成する過程及び/又は成
長させる過程で、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩(錯塩を含む)、ロジウム塩(錯塩
を含む)及び鉄塩(錯塩を含む)から選ばれる少なくと
も1種を用いて金属イオンを添加し、粒子内部に及び/
又は粒子表面にこれらの金属元素を含有させることがで
き、また適当な還元的雰囲気におくことにより、粒子内
部及び/又は粒子表面に還元増感核を付与できる。
ハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了後
に不要な可溶性塩類を除去してもよいし、あるいは含有
させたままでもよい。該塩類を除去する場合には、リサ
ーチ・ディスクロジャー(Research D 1s
closure  以下RDと略す)17643号■項
に記載の方法に基づいて行うことができる。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロゲン化
銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層とで
ハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であっても
よい。
ハロゲン化銀粒子は、潜像が主として表面に形成される
ような粒子であってもよく、また主として粒子内部に形
成されるような粒子でもよい。
ハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のよう
な規則的な結晶形を持つものでもよいし、球状や板状の
ような変則的な結晶形を持つものでもよい。これらの粒
子において、(1001面と(111)面の比率は任意
のものが使用できる。又、これら結晶形の複合形を持つ
ものでもよく、様々な結晶形の粒子が混合されてもよい
ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(粒子サイズは投影
面積と等しい面積の円の直径を表す)は、2μm以下が
好ましいが、特に好ましいのは0.7μm以下である。
ハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子サイズ分布を持つも
のを用いても構わない。粒子サイズ分布の広い乳剤(多
分散乳剤と称する)を用いてもよいし、粒子サイズ分布
の狭い乳剤(単分散乳剤と称する。ここでいう単分散乳
剤とは、粒径の分布の標準偏差を平均粒径で割ったとき
に、その値が0.20以下のものをいう。ここで粒径は
球状のハロゲン化銀の場合はその直径を、球状以外の形
状の粒子の場合は、その投影像を同面積の円像に換算し
たときの直径を示す。)を単独又は数種類混合してもよ
い。又、多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよ
い。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
本発明の感光材料には、目的に応じて種々の添加剤を用
いることができる。
これ等の添加剤は、詳しくはRD17643号(197
8年12月)および同18716号(1979年11月
)に記載されており、その該当箇所を後掲の表にまとめ
て示した。
また、本発明の感光材料の露光、現像処理条件に関して
は特に制限はなく、例えば前記RD17643ハロゲン
化銀乳剤を用いた感光材料の写真乳剤層その他の親水性
コロイド層にはす度安定性の改良などを目的として、水
不溶性または難溶性合成ポリマーの分散物(ラテックス
)を含有させることができる。
本発明の感光材料の支持体としては、例えばバライタ紙
、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙、ガラス
板、セルロースアセテート、セルロースナイトレート、
例えばポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルム
、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム等
が、それぞれ使用目的に応じて用いられる。
また本発明の印画紙支持体中には、各種の無機白色顔料
、無機着色顔料、分散剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、酸
化防止剤、安定剤等を添加することができる。また、支
持体表面はコロナ放電処理、火焔処理等の表面活性化処
理を行い、必要に応じて下塗層を設けることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
により限定されるものではない。
実施例−1 (乳剤層用塗布液の調製) 溶液A 水                        
    980mQ塩化ナトリウム         
 2.0gゼラチン             20g
へキサクロロイリジウム酸 カリウム塩の0.10%水溶液     2.8m2へ
キサブロモロジウム酸 カリウム塩の0.001%水溶液    2.5m2溶
液B 水                        
   380mff塩化ナトリウム         
  38g臭化カリウム            42
g溶液溶 液                        
   380a+12硝酸銀            
  170g40°Cに保温された上記溶液中に、pu
を3 、 pAgを7.7に保ちながら上記溶液B及び
溶液Cを同時に関数的に80分間に互って加え、更に5
分間攪拌し続けた後、炭酸ナトリウム水溶液でpHを5
.6に調整し、通常の脱塩、水洗工程を経て、500+
Cの水と30gのゼラチンを加えて、50 ’Oで30
分間分散させる。これによって臭化銀35モル%、塩化
銀65モル%、平均粒径0.27μlの立方体粒子が得
られる。
クエン酸1%の水溶液をl 0m12、塩化ナトリウム
5%の水溶液を10m+2加えて、pH5,5,pAg
7に調整した乳剤に、チオ硫酸ナトリウム0.1%の水
溶液を10m(2及び0.2%の塩化金酸水溶液7mf
fを加えて57°Cで熟成して最高感度にする。
上記乳剤を分割して、それぞれに第4表に示す本発明お
よび比較の赤外増感色素の0.1%メタノール溶液をハ
ロゲン化銀1モル当り50+ff加え、それぞれにカプ
リ防止剤として1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ールの0.5%溶液を25m2、安定剤として4−ヒド
ロキシ−6−メチル1.3.3a、7−テトラザインデ
ンの1%溶液180m(21及びゼラチンのlθ%水溶
液3QQm12を加え熟成を停止させた。
これらに塗布助剤として、10%のトリーミープロピル
ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩水溶液を15m Q
 s増粘剤としてスチレン−マレイン酸共重合体の4%
水溶液を50mLアクリル酸ブチルの高分子ポリマーラ
テックスを30g1安定剤としてノ\イドロキノンの2
0%水溶液を20mL臭化カリウムの10%水溶液を2
011I4添加攪拌し、硬膜剤としてテトラキス(ビニ
ルスルホニルメチル)メタンとタウリンカリウム塩のl
:0.25モル反応生成物をゼラチンIg当り50n+
g添加し、第1表に示す乳化分散物を蛍光増白剤付量と
して15mg/ m”になるように添加し、クエン酸で
pH=5.6に調整して、乳剤層用塗布液を調整した。
(ハレーション防止層用塗布液の調製)ゼラチン40g
の水溶液に、第4表記載の染料を付量が200mg/m
2になるように加え、更に第1表に示す乳化分散物を蛍
光増白剤付量として15+ng/l112になるように
添加し、増粘剤としてスチレン−無水マレイン酸共重合
体の4%水溶液を15m<1加えて、ハレーション防止
層用塗布液を調製した。
(保護層用塗布液の調製) ゼラチン水溶液中に、塗布助剤として2−スルホコハク
酸ビス (2−エチルヘキシル)エステルナトリウム塩
を30mg/m”、マット剤として平均粒径4μmのポ
リメチルメタクリレートを40mg/m”、含弗素界面
活性剤として下記(S)の化合物を30mg/l112
、硬膜剤としてホルマリンをゼラチンIg当り10mg
添加し、保護層用塗布液を調製した。
含弗素界面活性剤(S) CI(、C00C■*(CFz)6H NaO,S−CI(COOCHz(CF2)aH(試料
の調製及び評価) このようにして調製されたハレーション防止層用塗布液
、乳剤層用塗布液、及び保護層用塗布液を、親水性コロ
イドバッキング層と下塗層を有し、二酸化チタンを15
wt%含有する厚さ110μmのポリエチレンコート紙
上に同時3層塗布した。得られた試料の塗布銀量は1.
4g/m”、ゼラチン塗布量はハレーション防止層が1
.4g/m”、乳剤層が1.4g/m2、保護層が0.
9g/m”であった。
得られた試料を、それぞれ二分し、−半はそのまま、他
の一半は経時安定性をみるため、ポリエチレン製の袋に
入れ、更に紙製の袋で包装した後、55°C相対湿度5
0%の恒温器で72時間加熱処理した。
即日および経時劣化試料を光学クサビ及びコダックラッ
テンフィルターNo、88Aを通してキセノンフラッン
ユで10−5秒の閃光露光した後、自動現像機としてサ
クラオートマチックプロセッサー〇R−14(コニカ株
式会社製)、現像液として第2表、第3表に処方の現像
液と定着液を用いて現像処理を行い、評価した。また、
残色評価用として、未露光の試料も同様に処理した。な
お処理条件は、現像が38℃20秒、定着が約38°0
20秒、水洗は常温で20秒、乾燥温度が約40°Cで
あった。
得られた結果を第4表に示す。なお感度は、濃度1.0
を与えるのに必要な露光量の逆数で、試料lを100と
した相対値である。
また、露光をかけずに処理をした試料については、残色
を目視評価し、5段階評価を行い「5」は無色、「1」
は強い青色系の残色を示した。「3」を下回る残色は、
一般的な使用に耐えないレベルである。
第4表の結果より明らかなように、本発明に属する試料
1〜7は感度、残色とも良好で、かつ経時での性能の劣
化が少ないことがわかる。
第2表 現像液処方 第3表 定着液処方 比較染料 (CI□)、so、0 (CH2)2S03に 比較赤外増感色素 (COx)*SO3’ C,H。
実施例2 ゼラチン60gを水で溶解し、その中に第5表で示す染
料を2.0gそれぞれ添加した。更に延展剤としてl−
デシル−2−(3−インペンチル)サクシネート−2−
スルホン酸ナトリウム塩1%水溶液を4011112、
硬膜剤としてグリオキザールの4%水溶液45Ia12
加えて全量IQとした。このゼラチン含有水溶液をポリ
エチレンテレフタレートフィルム支持体上にゼラチン付
量が3.2g/m”になるように塗布した。一方、実施
例1と同様にして塩臭化銀(塩化銀62モル%、臭化銀
38モル%、平均粒径0.262m1立方晶粒子)乳剤
を得た。この乳剤を金増感及びイオウ増感したのち、ハ
ロゲン化銀1モル当り4−ヒドロキシ−6−メチル−1
,3,3a、7−テトラザインデンヲ1.591−フェ
ニル−5−メルカプトテトラゾールを0.2g添加し分
割し、第5表に示す赤外増感色素の0.1%メタノール
溶液をハロゲン化銀1モル当り50mα加え、カブリ防
止剤としてハイドロキノンの10%メタノール溶液を5
0111a、延展剤として20%サポニン水溶液を19
m12、増粘剤としてスチレン−マレイン酸共重合体の
4%水溶液を5Qmff、アクリル酸エチルの高分子ポ
リマーラテックスを30g添加し、硬膜剤としてl−ヒ
ドロキシ−3,5−ジクロロトリアジンナトリウム塩1
%水溶液20rrlQとホルマリン4%水溶液10mQ
を加えて撹拌し、前記フィルム上のゼラチン塗布面とは
反対の面に塗設した。更にその上に保護層として、ゼラ
チンと1−デシル−2−(3−インペンチル)サクシネ
ート−2−スルホン酸ナトリウム塩を含む水溶液を塗布
した。
このように作製したフィルムは、実施例1と同様の処理
を行ない写真特性を評価しI;。ただし、経時安定性の
評価は以下の方法によった。すなわち、二分した一半を
23°C相対湿度48%で調湿後、ポリ酢酸ビニル(厚
さ100μm)でラミネート加工した防湿材で密封包装
し、55°C相対湿度50%の恒温器で72時間加熱処
理した。結果を第5表に示す。
ただし写真感度は実施例1と同様に試料lを100とし
た時の相対感度で示した。
第5表に示すように、本発明の試料は感度、残色ともに
良好で、かつ経時での性能の劣化が少ないことがわかる
実施例3 実施例2において塩臭化銀の代りに沃臭化銀(沃化銀2
モル%、臭化銀98モル%、平均粒径0.9μm1立法
晶粒子)で実施例2と同様に試料を作成し、評価したと
ころ、同様に感度、残色ともに良好で〔発明の効果〕 上記実施例により詳細に説明した通り、本発明により、
高感度で残色が少なく、しかも保存期間中における性能
の劣化が極めて少ない赤外増感されたハロゲン化銀写真
感光材料を提供することが出来た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    るハロゲン化銀写真感光材料において、該乳剤層がカチ
    オン性のジおよびトリカルボシアニン色素からなる群か
    ら選ばれる少なくとも1つによって分光増感され、かつ
    、下記一般式〔 I 〕、〔II〕又は〔III〕で表される染
    料を少なくとも1種含有した親水性コロイド層を、少な
    くとも1層含有することを特徴とするハロゲン化銀写真
    感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はアルキル基、アルケニル基、アルキニ
    ル基、アラルキル基、アリール基又は複素環基を表し、
    R_2及びR_3はアルキル基を表し、Z_1はベンゼ
    ン環又はナフタレン環形成基を表し、Z_2及びZ_3
    はピリジン環形成基を表す。 ただし、Z_3は環内に▲数式、化学式、表等がありま
    す▼結合を含むものとする。 Rはアリール基を表し、Lはメチン基を表す。 X^■はアニオンを表す。 lは3、4及び5の整数を表し、mは3〜5の整数を表
    し、nは1又は2の整数を表す。染料が分子内塩を形成
    する場合、nは1である。一般式〔 I 〕、〔II〕及び
    〔III〕で表される染料は分子内に少なくとも1つの酸
    基を含むものとする。〕
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0751006A1 (en) 1995-06-27 1997-01-02 Agfa-Gevaert N.V. New method for the formation of a heat mode image
EP0763434A1 (en) 1995-09-14 1997-03-19 Agfa-Gevaert N.V. Thermal imaging medium and method of forming an image with it
EP0779540A1 (en) 1995-12-14 1997-06-18 Agfa-Gevaert N.V. A novel class of non-sensitizing infra-red dyes for use in photosensitive elements
US6326133B1 (en) * 1997-11-19 2001-12-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic material

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