JPH0242423B2 - - Google Patents
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- JPH0242423B2 JPH0242423B2 JP58171451A JP17145183A JPH0242423B2 JP H0242423 B2 JPH0242423 B2 JP H0242423B2 JP 58171451 A JP58171451 A JP 58171451A JP 17145183 A JP17145183 A JP 17145183A JP H0242423 B2 JPH0242423 B2 JP H0242423B2
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C17/00—Monitoring; Testing ; Maintaining
- G21C17/003—Remote inspection of vessels, e.g. pressure vessels
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、プラント機器の巡回点検作業を遠
隔で行なうための移動式の点検監視装置であつ
て、特に原子炉格納容器内の点検のように人間が
容易に立入ることのできない環境下での使用を目
的とした点検監視装置に関する。
隔で行なうための移動式の点検監視装置であつ
て、特に原子炉格納容器内の点検のように人間が
容易に立入ることのできない環境下での使用を目
的とした点検監視装置に関する。
従来、この種装置として第１図に示すものが考
えられてきた。図において、１はレール、２はレ
ール１に近接して設けられた電力給電線、３はレ
ール１に沿つて走る走行体（以下点検車と呼ぶ）、
３ａは点検車３の支持体、４は点検車３に搭載さ
れた点検監視を行なうために必要なセンサー等の
点検監視用機材、５は点検車３に搭載され電力給
電線２に接触し摺動しながら、点検車３と共に移
動し、これに電力を供給するための集電子、６は
点検用監視機材４への電力供給回路、７は点検車
３を遠隔操作するための信号を受信し、センサ４
からの信号を送信するアンテナである。
えられてきた。図において、１はレール、２はレ
ール１に近接して設けられた電力給電線、３はレ
ール１に沿つて走る走行体（以下点検車と呼ぶ）、
３ａは点検車３の支持体、４は点検車３に搭載さ
れた点検監視を行なうために必要なセンサー等の
点検監視用機材、５は点検車３に搭載され電力給
電線２に接触し摺動しながら、点検車３と共に移
動し、これに電力を供給するための集電子、６は
点検用監視機材４への電力供給回路、７は点検車
３を遠隔操作するための信号を受信し、センサ４
からの信号を送信するアンテナである。
点検車３に搭載する点検監視用機材４として
は、目視点検のためのテレビカメラ、音感による
点検のためのマイクロホンの他、放射線量計、温
度計、湿度計などが用いられる。なお、点検車３
を走行させるための駆動方法は図示していない
が、外部に駆動機構を設けてチエーンで引張る方
法や、点検車内に駆動機構を設けて自走式にする
などの方法が考えられるがこゝでは説明の都合上
チエーン駆動によるものとしておく。
は、目視点検のためのテレビカメラ、音感による
点検のためのマイクロホンの他、放射線量計、温
度計、湿度計などが用いられる。なお、点検車３
を走行させるための駆動方法は図示していない
が、外部に駆動機構を設けてチエーンで引張る方
法や、点検車内に駆動機構を設けて自走式にする
などの方法が考えられるがこゝでは説明の都合上
チエーン駆動によるものとしておく。
次にこのような移動式点検監視装置を原子力発
電所に適用した一例を第２図に示す。図において
８は原子炉格納容器、９は中央制御室、１０は移
動式点検監視装置を遠隔操作するための制御盤で
ある。また１，１′，１″は点検すべきルートに設
置したレールを示している。
電所に適用した一例を第２図に示す。図において
８は原子炉格納容器、９は中央制御室、１０は移
動式点検監視装置を遠隔操作するための制御盤で
ある。また１，１′，１″は点検すべきルートに設
置したレールを示している。
このようなシステムにおいて運転員は制御盤１
０を操作して、上記点検車３，３′，３″を所定の
経路１，１′，１″に沿つて走行させ、各点検車
３，３′，３″の各種センサ４からのアンテナ７を
介しての信号により、設備機器に異常がないかの
診断を行なう。このように、運転員は実際に現場
を巡回することなく、遠隔にて設備、機器の点検
監視作業を行なうことができ、特に原子炉格納容
器内のように放射線被曝の危険のある区域でも安
全に点検監視作業が行なえる。
０を操作して、上記点検車３，３′，３″を所定の
経路１，１′，１″に沿つて走行させ、各点検車
３，３′，３″の各種センサ４からのアンテナ７を
介しての信号により、設備機器に異常がないかの
診断を行なう。このように、運転員は実際に現場
を巡回することなく、遠隔にて設備、機器の点検
監視作業を行なうことができ、特に原子炉格納容
器内のように放射線被曝の危険のある区域でも安
全に点検監視作業が行なえる。
しかし、かゝる従来の移動式点検監視装置にお
いては、点検車３に搭載した機材に対する電力の
供給を摺動式の集電子５によつて行なつており、
走行中は摺動部をもつため摩耗やスパーク発生な
どの問題がある。特に原子炉格納容器８内は水素
ガスなどの爆発性の気体の発生の可能性があり、
スパーク発生は可能な限り抑制しなければならな
い。このような問題点を解決する方法として、点
検車に蓄電池を搭載して、これにより点検車に搭
載した機材に電力を供給する方法が考えられるが
点検車は照明ランプなどの消費電力の大きな機材
も搭載するため、大容量の蓄電池が必要となつて
重量や点検車形状が大きくなる欠点があつた。
いては、点検車３に搭載した機材に対する電力の
供給を摺動式の集電子５によつて行なつており、
走行中は摺動部をもつため摩耗やスパーク発生な
どの問題がある。特に原子炉格納容器８内は水素
ガスなどの爆発性の気体の発生の可能性があり、
スパーク発生は可能な限り抑制しなければならな
い。このような問題点を解決する方法として、点
検車に蓄電池を搭載して、これにより点検車に搭
載した機材に電力を供給する方法が考えられるが
点検車は照明ランプなどの消費電力の大きな機材
も搭載するため、大容量の蓄電池が必要となつて
重量や点検車形状が大きくなる欠点があつた。
この発明は上記のような従来の問題点を解消す
るためになされたもので、走行中の摩耗やスパー
ク発生がなく、かつ小形の蓄電池ですみ、しかも
任意の位置での監視が可能な移動式点検監視装置
を得ることを目的とする。
るためになされたもので、走行中の摩耗やスパー
ク発生がなく、かつ小形の蓄電池ですみ、しかも
任意の位置での監視が可能な移動式点検監視装置
を得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］
この発明に係る移動式点検監視装置は、電力給
電線により任意の位置において受電可能な点検車
に、これに搭載された機材に対する電力供給用蓄
電池と、受電装置の電力給電線への接触、切離
し、蓄電池の搭載機材に対する電力供給回路の閉
成、開放を、点検車が停止中か走行中かに応じ制
御する切換装置を設け、点検車搭載機材への電力
供給を、点検車が走行中は蓄電池に、停止中は受
電装置に切換えるようにしたものである。
電線により任意の位置において受電可能な点検車
に、これに搭載された機材に対する電力供給用蓄
電池と、受電装置の電力給電線への接触、切離
し、蓄電池の搭載機材に対する電力供給回路の閉
成、開放を、点検車が停止中か走行中かに応じ制
御する切換装置を設け、点検車搭載機材への電力
供給を、点検車が走行中は蓄電池に、停止中は受
電装置に切換えるようにしたものである。
［作用］
この発明における移動式点検監視装置は、点検
車の走行中には、切換装置によつて受電装置の電
力給電線への接触が切離され、蓄電池の搭載機材
に対する電力供給回路が閉成される。一方、点検
車の任意の位置においての停止中には、受電装置
が電力給電線へ接触され、搭載機材に対する電力
供給は受電装置に切換えられる。このため、搭載
機材の電力消費の少ない走行中は内蔵の蓄電池か
ら、搭載機材の電力消費の多い停止中は電力給電
線から電力が供給されるので、蓄電池のが小形で
すみ、かつ走行中の受電装置と電力給電線との接
触による摩耗やスパークの発生がなくなる。
車の走行中には、切換装置によつて受電装置の電
力給電線への接触が切離され、蓄電池の搭載機材
に対する電力供給回路が閉成される。一方、点検
車の任意の位置においての停止中には、受電装置
が電力給電線へ接触され、搭載機材に対する電力
供給は受電装置に切換えられる。このため、搭載
機材の電力消費の少ない走行中は内蔵の蓄電池か
ら、搭載機材の電力消費の多い停止中は電力給電
線から電力が供給されるので、蓄電池のが小形で
すみ、かつ走行中の受電装置と電力給電線との接
触による摩耗やスパークの発生がなくなる。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第３図はこの発明の１実施例を示す概略図
で、図中１〜７は第１図の同一符号と同一部分を
示しているので特に説明を省略する。１１は蓄電
池、１２は電力給電線２に適宜接触したり切離さ
れたりする受電装置、１３は、蓄電池１１及び受
電装置１２から電力供給回路６への回路を切換え
ると共に、信号線１４を介して受電装置１２に信
号を送出して受電装置１２と電力給電線２の接
触、切離しを制御する切換装置である。
る。第３図はこの発明の１実施例を示す概略図
で、図中１〜７は第１図の同一符号と同一部分を
示しているので特に説明を省略する。１１は蓄電
池、１２は電力給電線２に適宜接触したり切離さ
れたりする受電装置、１３は、蓄電池１１及び受
電装置１２から電力供給回路６への回路を切換え
ると共に、信号線１４を介して受電装置１２に信
号を送出して受電装置１２と電力給電線２の接
触、切離しを制御する切換装置である。
次にその動作を説明する。点検車３が走行中で
あるか、停止中であるかが、第２図制御盤１０か
らの指令、或は自らのセンサ４により検出され、
それに応じて切換装置１３が制御され、走行中で
あれば、受電装置１２を電力給電線２より切離
し、蓄電池１１から電力供給回路６への回路を閉
成し、蓄電池１１から給電する。点検車３が停止
中であれば、蓄電池１１からの回路を開放し、受
電装置１２からの回路を閉成すると共に、受電装
置１２に信号線１４を介して信号を送出して、こ
れを電力給電線２に接触させて、電力給電線２よ
り受電装置１２を介して給電する。実際の点検監
視作業は、例えば第２図のレール１，１′，１″に
よる点検ルート上にいくつかの測定点を定め、そ
こで点検車３を止めて点検を行なうことが多く走
行中の点検監視はあまり無いのが普通である。従
つて、このように停止中の給電を受電装置１２に
より直接外部から受電できるようにすることで蓄
電池の負担を大きく軽減することができる。
あるか、停止中であるかが、第２図制御盤１０か
らの指令、或は自らのセンサ４により検出され、
それに応じて切換装置１３が制御され、走行中で
あれば、受電装置１２を電力給電線２より切離
し、蓄電池１１から電力供給回路６への回路を閉
成し、蓄電池１１から給電する。点検車３が停止
中であれば、蓄電池１１からの回路を開放し、受
電装置１２からの回路を閉成すると共に、受電装
置１２に信号線１４を介して信号を送出して、こ
れを電力給電線２に接触させて、電力給電線２よ
り受電装置１２を介して給電する。実際の点検監
視作業は、例えば第２図のレール１，１′，１″に
よる点検ルート上にいくつかの測定点を定め、そ
こで点検車３を止めて点検を行なうことが多く走
行中の点検監視はあまり無いのが普通である。従
つて、このように停止中の給電を受電装置１２に
より直接外部から受電できるようにすることで蓄
電池の負担を大きく軽減することができる。
なお、上記受電装置１２の構成として、例えば
第４図、第５図に示すものが利用できる。第４図
はこの発明に使用される受電装置に電磁接触器を
使用した例を示す概略構成図で、第１図、第３図
と同一符号は同一或は相当部分を示している。図
中１２ａは受電装置１２の受電端子である電磁接
触器の接触子、１２ｂは切換装置１３から信号線
１４を介して送出される、点検車３が停止中であ
ることを示す信号により附勢される電磁接触器の
電磁コイルで、その附勢により接触子１２ａを吸
引し、これを電力給電線２と接触させる。なお、
電磁コイル１２ｂが附勢されていない時は、接触
子１２ａは、図示されていない機構により電力給
電線２より引離される。受電装置１２はこのよう
に電磁コイル１２ｂ、接触子１２ａからなる電磁
接触器で構成され、点検車３が停止する任意の地
点で、切換装置１３から信号線１４を経て受電装
置１２に信号を送出し、電磁コイル１２ｂを附勢
し、接触子１２ａを電力給電線２に接触させ、こ
れから電力が給電される。なお、第４図に示した
構成では、接触子１２ａが受電端子として電力給
電線２を両側より挾着するようなされているの
で、停止中の点検車３の車体振れ止め機構を兼用
させることができる。
第４図、第５図に示すものが利用できる。第４図
はこの発明に使用される受電装置に電磁接触器を
使用した例を示す概略構成図で、第１図、第３図
と同一符号は同一或は相当部分を示している。図
中１２ａは受電装置１２の受電端子である電磁接
触器の接触子、１２ｂは切換装置１３から信号線
１４を介して送出される、点検車３が停止中であ
ることを示す信号により附勢される電磁接触器の
電磁コイルで、その附勢により接触子１２ａを吸
引し、これを電力給電線２と接触させる。なお、
電磁コイル１２ｂが附勢されていない時は、接触
子１２ａは、図示されていない機構により電力給
電線２より引離される。受電装置１２はこのよう
に電磁コイル１２ｂ、接触子１２ａからなる電磁
接触器で構成され、点検車３が停止する任意の地
点で、切換装置１３から信号線１４を経て受電装
置１２に信号を送出し、電磁コイル１２ｂを附勢
し、接触子１２ａを電力給電線２に接触させ、こ
れから電力が給電される。なお、第４図に示した
構成では、接触子１２ａが受電端子として電力給
電線２を両側より挾着するようなされているの
で、停止中の点検車３の車体振れ止め機構を兼用
させることができる。
第５図は、パンタグラフ１２ｃを受電装置１２
とした例を示す概略構成図で、パンタグラフ１２
ｃが信号線１４を経ての信号により上下され、電
力給電線２に自由に接触できるものである。
とした例を示す概略構成図で、パンタグラフ１２
ｃが信号線１４を経ての信号により上下され、電
力給電線２に自由に接触できるものである。
第６図は、切換装置１３の構成の一例を示す概
略図で、K1は点検車３が走行中閉、停止中開、
K2は走行中開、停止中閉とされるスイツチであ
る。即ち走行中はスイツチK2を開放し、さらに
受電装置１２を電力給電線２から切離し、スイツ
チK1を閉成して蓄電池１１からのみ給電する。
逆に停止中はスイツチK1を開放し、スイツチK2
を閉成しさらに受電装置１２を電力給電線２と接
触状態として、外部電源により給電する。なお、
この切換装置１３のスイツチK2が開の状態で、
受電装置１２と電力給電線２との接触、切離しを
行なうように、即ち受電装置１２を電力給電線２
から切離す前にスイツチK2を開き、接触後にス
イツチK2を閉成するように規制することによつ
て受電装置１２の電力給電線２への接触、切離し
によるスパークの発生を防止できる。また点検車
３が停止中電力給電線２から給電を受けている時
にスイツチK1を閉とすれば、点検と同時に蓄電
池の充電を行なうようにすることも可能である。
略図で、K1は点検車３が走行中閉、停止中開、
K2は走行中開、停止中閉とされるスイツチであ
る。即ち走行中はスイツチK2を開放し、さらに
受電装置１２を電力給電線２から切離し、スイツ
チK1を閉成して蓄電池１１からのみ給電する。
逆に停止中はスイツチK1を開放し、スイツチK2
を閉成しさらに受電装置１２を電力給電線２と接
触状態として、外部電源により給電する。なお、
この切換装置１３のスイツチK2が開の状態で、
受電装置１２と電力給電線２との接触、切離しを
行なうように、即ち受電装置１２を電力給電線２
から切離す前にスイツチK2を開き、接触後にス
イツチK2を閉成するように規制することによつ
て受電装置１２の電力給電線２への接触、切離し
によるスパークの発生を防止できる。また点検車
３が停止中電力給電線２から給電を受けている時
にスイツチK1を閉とすれば、点検と同時に蓄電
池の充電を行なうようにすることも可能である。
以上の実施例では、点検車３の走行をチエーン
駆動によつて行なう旨説明したが、特にこれに限
定するものでなく、駆動機構及びこれを制御する
走行制御装置を点検車内部に持つ自走式でもよ
い。第７図はこの場合の切換装置の具体的回路構
成を示す概略構成図で、図において、１５は点検
車駆動機構（図示されていない）に設けられた走
行制御装置で、これから信号線１６に点検車停止
中に停止信号が出力される。１７はこの停止信号
により付勢されるリレー、１８，１９はリレー１
７の付勢によりａ側が、消勢によりｂ側がそれぞ
れ閉成されるリレー接点である。他の部分は第４
図と同一符号で示している。点検車が走行中は、
走行制御装置１５からは停止信号は出力されず、
リレー１７は消勢中でこれらの接点１８，１９は
図示のように共にｂ側を閉成し、受電装置１２の
電磁コイル１２ｂは消勢中で、電力供給線２とは
切離されたままで、電力供給回路６には接点１９
を経由して蓄電池１１より給電される。一方、点
検車が停止中は、走行制御装置１５から停止信号
が出力され、リレー１７が付勢されこれらの接点
１８，１９がａ側を閉成し、これにより蓄電池１
１の電圧が接点１８を経由して受電装置１２の電
磁コイル１２ｂに供給され、それの付勢により接
触子１２ａが電力供給線２と接触し、さらに、こ
れからリレー接点１９を経由して電力供給回路６
に給電される。なお、チエーン駆動式の場合は外
部の駆動機構に設けられた走行制御装置から信号
線を介して停止信号を入力すればよい。また、停
止信号は上記のものに限らず点検車の機械的動き
を検出する装置等他の手段から得るようにしても
よい。
駆動によつて行なう旨説明したが、特にこれに限
定するものでなく、駆動機構及びこれを制御する
走行制御装置を点検車内部に持つ自走式でもよ
い。第７図はこの場合の切換装置の具体的回路構
成を示す概略構成図で、図において、１５は点検
車駆動機構（図示されていない）に設けられた走
行制御装置で、これから信号線１６に点検車停止
中に停止信号が出力される。１７はこの停止信号
により付勢されるリレー、１８，１９はリレー１
７の付勢によりａ側が、消勢によりｂ側がそれぞ
れ閉成されるリレー接点である。他の部分は第４
図と同一符号で示している。点検車が走行中は、
走行制御装置１５からは停止信号は出力されず、
リレー１７は消勢中でこれらの接点１８，１９は
図示のように共にｂ側を閉成し、受電装置１２の
電磁コイル１２ｂは消勢中で、電力供給線２とは
切離されたままで、電力供給回路６には接点１９
を経由して蓄電池１１より給電される。一方、点
検車が停止中は、走行制御装置１５から停止信号
が出力され、リレー１７が付勢されこれらの接点
１８，１９がａ側を閉成し、これにより蓄電池１
１の電圧が接点１８を経由して受電装置１２の電
磁コイル１２ｂに供給され、それの付勢により接
触子１２ａが電力供給線２と接触し、さらに、こ
れからリレー接点１９を経由して電力供給回路６
に給電される。なお、チエーン駆動式の場合は外
部の駆動機構に設けられた走行制御装置から信号
線を介して停止信号を入力すればよい。また、停
止信号は上記のものに限らず点検車の機械的動き
を検出する装置等他の手段から得るようにしても
よい。
又、点検車３は必ずしも直接レール１に支持さ
れて走行するものでなくてもよく、レール１をガ
イドとして床面を走行するタイプのものであつて
もよい。なお、点検車３は原子力発電所の格納容
器内の点検監視用に限らず、一般の点検監視にも
適用できることは言う迄もない。
れて走行するものでなくてもよく、レール１をガ
イドとして床面を走行するタイプのものであつて
もよい。なお、点検車３は原子力発電所の格納容
器内の点検監視用に限らず、一般の点検監視にも
適用できることは言う迄もない。
以上のように、この発明によれば点検車が走行
中は蓄電池で給電し、任意の位置での停止中は外
部の電力給電線に任意に接触、切離し可能な受電
装置から給電するようにしたので、走行中の摩耗
やスパーク発生の問題がなく、かつ小形の蓄電池
で済み、しかも任意の位置での監視動作が行なえ
るなどの効果がある。
中は蓄電池で給電し、任意の位置での停止中は外
部の電力給電線に任意に接触、切離し可能な受電
装置から給電するようにしたので、走行中の摩耗
やスパーク発生の問題がなく、かつ小形の蓄電池
で済み、しかも任意の位置での監視動作が行なえ
るなどの効果がある。
第１図は従来の移動式点検監視装置を示す概略
図、第２図はこれを原子力発電所の格納容器内の
点検監視に適用した例を示す概略構成図、第３図
はこの発明の一実施例を示す概略図、第４図は、
この発明に使用される受電装置に電磁接触器を使
用した例を、第５図はこれにパンタグラフを使用
した例をそれぞれ示す概略構成図、第６図はこの
発明に使用される切換装置の構成の一例を示す概
略図、第７図はこの発明の他の実施例における切
換装置の具体的回路構成を示す概略構成図であ
る。 図において、１はレール、２は電力給電線、３
は点検車、４はセンサー等の点検監視用機材、５
は集電子、６は電力供給回路、７はアンテナ、１
１は蓄電池、１２は受電装置、１２ａは電磁接触
器接触子、１２ｂはそれの電磁コイル、１２ｃは
パンタグラフ、１３は切換装置、１４は受電装置
１２への信号を送出する信号線である。図中同一
符号は同一或は相当部分を示す。
図、第２図はこれを原子力発電所の格納容器内の
点検監視に適用した例を示す概略構成図、第３図
はこの発明の一実施例を示す概略図、第４図は、
この発明に使用される受電装置に電磁接触器を使
用した例を、第５図はこれにパンタグラフを使用
した例をそれぞれ示す概略構成図、第６図はこの
発明に使用される切換装置の構成の一例を示す概
略図、第７図はこの発明の他の実施例における切
換装置の具体的回路構成を示す概略構成図であ
る。 図において、１はレール、２は電力給電線、３
は点検車、４はセンサー等の点検監視用機材、５
は集電子、６は電力供給回路、７はアンテナ、１
１は蓄電池、１２は受電装置、１２ａは電磁接触
器接触子、１２ｂはそれの電磁コイル、１２ｃは
パンタグラフ、１３は切換装置、１４は受電装置
１２への信号を送出する信号線である。図中同一
符号は同一或は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 点検ルートに沿つて敷設されたレール、この
レールに近接して設けられた電力給電線、点検監
視用機材を搭載し、上記レールに沿つて走行する
点検車、及びこの点検車に搭載され上記電力給電
線の任意の位置において接触可能な受電装置を備
えた移動式点検監視装置において、上記点検車
に、これに搭載された機材に対する電力供給用蓄
電池と、上記受電装置の上記電力給電線への接
触、切離し、上記蓄電池の搭載機材に対する電力
供給回路の閉成、開放を、上記点検車が走行中か
停止中かに応じ制御する切換装置を設け、上記点
検車搭載機材への電力供給を、上記点検車が走行
中は上記蓄電池に、停止中は上記受電装置に切換
えるようにしたことを特徴とする移動式点検監視
装置。 ２ 上記受電装置として、受電端子と上記電力給
電線を電磁コイルの付勢により接触させる電磁接
触器を使用したことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の移動式点検監視装置。 ３ 上記受電装置としての電磁接触器の受電端子
で、上記電力給電線を挾着させることにより、停
止中の点検車の車体振れ止め機構と兼用するよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第２項記
載の移動式点検監視装置。 ４ 上記受電装置としてパンタグラフを用いたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の移動
式点検監視装置。 ５ 上記受電装置と搭載機材への電力供給回路間
に開閉器を設け、この開閉器を上記受電装置の上
記電力給電線への接触後に閉成、切離し前に開放
するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項ないし第４項のいずれかに記載の移動式点
検監視装置。 ６ 上記点検車停止中上記受電装置による電力供
給回路を上記蓄電池充電回路に接続し、この蓄電
池を充電するようにしたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の移動式点検監視装置。 ７ 上記レールは原子力発電所内に配設され、上
記点検車は、原子力機器の遠隔点検、監視を行な
うための、テレビカメラ、マイクロホン、温度
計、湿度計、放射線量計などの各種センサーを搭
載した点検車であることを特徴とする特許請求の
範囲第１項ないし第５項のいずれかに記載の移動
式点検監視装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58171451A JPS6063440A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 移動式点検監視装置 |
| US06/617,503 US4661308A (en) | 1983-09-16 | 1984-06-05 | Remote-controlled mobile inspecting and monitoring system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58171451A JPS6063440A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 移動式点検監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6063440A JPS6063440A (ja) | 1985-04-11 |
| JPH0242423B2 true JPH0242423B2 (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=15923342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58171451A Granted JPS6063440A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 移動式点検監視装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4661308A (ja) |
| JP (1) | JPS6063440A (ja) |
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1983
- 1983-09-16 JP JP58171451A patent/JPS6063440A/ja active Granted
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1984
- 1984-06-05 US US06/617,503 patent/US4661308A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4661308A (en) | 1987-04-28 |
| JPS6063440A (ja) | 1985-04-11 |
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