JPH0242153A - 車載内燃機関のスロットル開度制御装置 - Google Patents

車載内燃機関のスロットル開度制御装置

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JPH0242153A
JPH0242153A JP19095488A JP19095488A JPH0242153A JP H0242153 A JPH0242153 A JP H0242153A JP 19095488 A JP19095488 A JP 19095488A JP 19095488 A JP19095488 A JP 19095488A JP H0242153 A JPH0242153 A JP H0242153A
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康久 新井
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典男 鈴木
Ichiro Sakai
酒井 伊知郎
Koji Sasajima
晃治 笹嶋
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車載内燃機関のスロットル開度制御装置に関し
、より具体的にはパルスモータをスロットル弁に連結し
、該パルスモータを介してスロットル弁を開閉制御する
車載内燃機関のスロットル開度制御装置に関する。
(従来の技術) 内燃機関の吸気路に配設されているスロットル弁にパル
スモータを連結し、機関の運転状態に応じて其の開閉を
制御することは良く知られている。而して、内燃機関を
車両に搭載するときはバッテリを電源に使用することに
なるが、その場合にパルスモータを所期の如く動作させ
るためにはバッテリ電圧が所定値以上にあることが要件
となる。そのために従来は電源電圧を常に検出してモー
タ指令値を補正していた。その−例としては特開昭61
−19946号公報記載の技術を挙げることが出来る。
この従来技術においてはパルスモータを制御する制御ユ
ニットをマイクロ・コンピュータで構成すると共に、電
流センサを設けてバッテリ電圧を検出している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、斯る構成においてバッテリ電圧を監視す
るには、センサ出力を所定タイミングでデジタル変換し
て基準値と比較する必要があって煩瑣であった。即ち、
バッテリ電圧が降下してパルスモータに所期の動作が期
待し得ない状態が生じるのは主として機関クランキング
時のスタータが使用される際であり、それ以外の運転状
態においてはバッテリ電圧の状態はさして懸念するに及
ばないものである。従って、本発明の最初の目的は、バ
ッテリ電圧の降下を簡易に検知してパルスモータへ与え
る指令値を補正し、よって電源電圧降下時にもパルスモ
ータを所期の如く動作させてスロットル開度を制御する
車載内燃機関のスロットル開度制御装置を提供すること
にある。
更には、機関の運転状態に応じてパルスレート及びチョ
ッピングデユーティを可変とすることによって一層的確
にスロットル開度を制御することが出来る車載内燃機関
のスロットル開度制御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段及び作用)上記の課題を解
決するために、本発明は第1図に示す如く、車両運転席
床面に配されたアクセルペダルの踏込量を検出するアク
セルペダル踏込量検出手段1、機関の運転状態を検出す
る機関運転状態検出手段2、該機関運転状態検出手段及
び前記アクセルペダル踏込量検出手段の出力を人力して
機関吸気路に設けられたスロットル弁の開度を設定する
スロットル開度設定手段3、該スロットル開度設定手段
の出力を入力してスロットル弁を駆動するパルスモータ
への指令値を演算するモータ指令値演算手段4、該モー
タ指令値演算手段の出力を入力して回転するパルスモー
タ5及び該パルスモータに連結され、その回転に応じて
機関吸気路を開閉するスロットル弁6からなる車載内燃
機関のスロットル開度制御装置において、前記機関運転
状態検出手段は機関の始動状態を検出すると共に前記モ
ータ指令値演算手段は其の機関運転状態検出手段の出力
を人力し、機関の始動状態が検出されたときはパルスレ
ートを其れ以外の運転状態時のパルスレートから変える
如く構成した更に、第2の課題を解決するために本発明
は、車両運転席床面に配されたアクセルペダルの踏込量
を検出するアクセルペダル踏込量検出手段1、機関の運
転状態を検出する機関運転状態検出手段2、該機関運転
状態検出手段及び前記アクセルペダル踏込量検出手段の
出力を入力して機関吸気路に設けられたスロットル弁の
開度を設定するスロットル開度設定手段3、該スロット
ル開度設定手段の出力を入力してスロットル弁を駆動す
るパルスモータへの指令値を演算するモータ指令値演算
手段4、該モータ指令値演算手段の出力を入ツノして回
転するパルスモータ5及び該パルスモータに連結され、
その回転に応じて機関吸気路を開閉するスロットル弁6
からなる車載内燃機関のスロットル開度制御装置におい
て、前記モータ指令値演算手段は、更に機関運転状態検
出手段の出力を入力し、機関の運転状態に応じてパルス
レートとチョッピングデユーティとを変える如く構成し
た(実施例) 以下、添付図面に即して本発明の詳細な説明する。第2
図は本発明に係る車載内燃機関のスロットル開度制御装
置を全体的に示す概略図であり、同図に従って説明する
と、符号1oは内燃機関を示す。内燃機関10は吸気路
12を備えており、その先端側に取着されるエアクリー
ナ14を介して導入された吸気は、スロットル弁6によ
って流量を調節されつつインテークマニホルド18に入
り、燃料噴射弁20を介して燃料の供給を受け、吸気弁
22が開閉する吸気ボートを通じて燃焼室24に流入す
る。流入した混合気は、点火プラグ(図示せず)によっ
て点火されて燃焼し、ピストン26を駆動した後、排気
弁28で開閉される排気ポートを通ってエキゾーストマ
ニホルド30に入り、エキゾーストパイプ(図示せず)
を経て機関外に放出される。
又、該内燃機関が搭載される車両の運転室床面にはアク
セルペダル32が配置されており、該ペダルは図示しな
いスプリングによってアイドル位置に付勢されると共に
、運転者の踏込動作に応じて回動する。図示の如く、該
アクセルペダルとスロットル弁6との機械的連結は断た
れており、それに代えてスロットル弁の近傍には前記し
たパルスモータ5が設けられる。該パルスモータは、ク
ラッチ機構及び減速ギヤ機構(図示せず)を介してスロ
ットル弁の弁軸6aと連結しており、該弁を開閉駆動す
る。尚、該スロットル弁軸6aにはリターンスプリング
(図示せず)が設けられており、スロットル弁を全閉方
向に常時付勢している。該スロットル弁の開度は、ポテ
ンショメータ等からなるスロットルセンサ40を通じて
検出される。
更に、吸気路12のスロットル弁下流の適宜位置には、
吸入空気の圧力を絶対圧力で検出する吸気圧センサ42
が設けられ、更に其の下流側には吸入空気の温度を検出
する吸気温センサ44が設けられると共に、スロットル
弁の上流側の適宜位置には大気圧を検出する大気圧セン
サ46が設けられる。又、アクセルペダルの付近には其
の踏込量(アクセル開度)を検出する前記したアクセル
ペダル踏込量検出手段たるアクセルセンサ48が設けら
れると共に、燃焼室付近の適宜位置には冷却水温を検出
する水温センサ50が設けられ、更にディストリビュー
タ(図示せず)内等の適宜位置には機関のクランク角度
を検出するクランク角センサ52が設けられ、他方トラ
ンスミッション(図示せず)の適宜位置にも車両の走行
速度を検出する車速センサ54が設けられる。これらセ
ンサの出力は制御ユニット58に送出される。
更に、本制御装置においてはオルタネータ(図示せず)
のフィールド電流を検出するACGセンサ60、パワー
ステアリング(図示せず)の作動/不作動を検出するパ
ワステスイッチ62、ニアコンディショナ(図示せず)
の作動/不作動を検出するエアコンスイッチ64、スタ
ータ(図示せず)の作動/不作動を検出するスタータス
イッチ66、シフトレバ−(図示せず)のレンジ位置を
検出するレンジセレクタスイッチ70及びシフト位置(
ギヤ段)を検出するシフトポジションスイッチ72(例
えばミッション制御ユニットのソレノイド励磁信号を参
照して検出する)が設けられて制御ユニットに出力を送
ると共に、オートクルーズ制御のためにブレーキスイッ
チ74、メインスイッチ76、セットスイッチ78及び
リジュームスイッチ80も設けられる。
第3図は此の制御ユニット58の詳細を示すが、該ユニ
ットにおいてスロットルセンサ40等のアナログ出力は
レベル変換回路88に入力され、そこで適宜レベルに変
換された後マイクロ・コンピュータ90に入力され、そ
のA/D変換回路90aでデジタル値に変換されてRA
M90 eに一時格納される。又、クランク角センサ5
2等のデジタル出力は波形整形回路92で波形整形され
て入力ボート90bを介してマイクロ・コンピュータ内
に入力される。マイクロ・コンピュータにおいてCPU
90cは、これらの入力からROM90dに格納されて
いるプログラムに従って後述の如く制御値を演算し、出
力ポート90fを介して出力回路94に送り、更にトラ
ンジスタ等からなる駆動回路96を介してパルスモータ
5を駆動し、よってスロットル弁6を開閉制御する。駆
動回路96にはバッテリ電源98からモータ駆動電流が
供給されると共に、図示しない交流発振器に接続されバ
ッテリ供給電流をPWM制御してチョッピングデユーテ
ィを変えるPWM制御回路100が設けられる。尚、交
流発振器の周波数は3kHzに固定すると共に、後述の
如くチョッピングデユーティは、例えば75〜95%の
範囲において機関運転状態に応じて可変とする。尚、以
上の構成において、アクセルセンサ48を除くクランク
角センサ52等が前記した機関運転状態検出手段に、マ
イクロ・コンピュータ90が前記したスロットル開度設
定手段及びモータ指令値演算手段に相当する。
続いて、第4図フロー・チャートを参照して本制御装置
の動作を説明する。尚、このプログラムは、所定時間、
例えばIoms毎にループして繰り返される。
先ず、310において前回演算した指令値θCMOn−
1を出力する。この指令値は、変位量を示すパルス数で
あり、現在開度を正確に算出するために前回演算周期内
に出力することなく一旦スドアして今回の演算周期の初
めに出力する。尚、併せて、変位速度を示すパルスレー
ト指令値P 0UTn−1及びモータ供給電流量を示す
チヨ・ンピングデューティ指令値DCHOPn−1も出
力する。
続いて、Si2において機関回転数Ne 、アクセル開
度θAP、スタータスイッチ信号等の制御パラメータを
順次読み込んでRAM90eに格納し、S14において
ROM90 dに格納されているマツプを参照してアク
セル開度及び機関回転数からスロットル弁の基準開度θ
TIIMを検索する。
続いて、S16においてアイドル制御域にあるか否か判
断する。これは、スタータスイッチ信号、レンジセレク
タ信号、車速、吸気圧力、スロットル開度及び機関回転
数等から判断し、特に機関回転数が適宜設定した減速回
転数以下でアイドル判別回転数以上である場合にアイド
ル制御域にあると判断し、S18に進んでアイドル制御
用のスロットル開度θ1dleを適宜決定する。又、S
16においてアイドル制御域にないと判断された場合は
S20に進み、所定の開度θLdle−refをもって
アイドル開度とする。この所定開度は例えば、アイドル
開度での上限開度たる10度(但し、匈。
T=84度)とする。
続いて、S22に進んでオートクルーズ開度域にあるか
否か判断する。これは、前記したブレーキスイッチ74
、メインスイッチ76等の検出信号から判断する。オー
トクルーズ制御域にあると判断された場合にはS24に
進んで車速を一定値に保つ様にオートクルーズ制御用の
スロットル開度θCrtlを演算すると共に、然らざる
場合は326においてオートクルーズ開度を零とする。
第5図はオートクルーズ開度を算出するサブルーチンを
示すフロー・チャートであり、同図に従って簡単に説明
すると、車速■が20km/h以上の所定車速■0を超
えており、ブレーキスイッチがオフしており、既にクル
ーズ中ではなく、且つセットスイッチがオンしている場
合には其の時点の車速を設定車速V SETとしく52
4a〜24e)、スロットル開度を設定車速に相当する
開度に近付けるべく初期設定量を算出してフラグFTI
IUをオンし、クルーズ開度θcruを演算する(S2
4f、24g、24h)。尚、この場合、セラトスイン
チがオフされると共に、リジュームスイッチがオンされ
るときも同様である(S24i。
24j)。
続いて、328において目標開度θTOOを算出する。
これは、それまでに算出した開度、即ち基準開度θTI
IM 、アイドル開度θ1dle及びオートクルーズ開
度θcruの中から最大値を選んで行う。斯く最大値を
探ることによって、例えばアイドル制御域とオートクル
ーズ制御域とが重複する運転状態においては双方の制御
を両立させつつスロットル開度を最適に制御することが
出来る。尚、選択した最大値は開度で示されているので
、本ステップにおいて所定数(1パルス当りの開度)で
割ってパルス数に変換する。
続いて、S30において前回のスロットル開度θTII
Pn−1(パルス絶対値)にSIOで出力した前回指令
値θCMDn4を加算して現在の開度、より正確には現
在移動中のスロットル開度θTHPnを算出する。続い
てS32において、その現在開度と目標値との偏差を算
出して今回のモータ指令値θCMDn (パルス変位量
)を決定する。
続いて、334において前記したスタータ信号から機関
がクランキングされているか否か判断する。クランキン
グと判断された場合にはS36においてクランキング用
のチョッピングデユーティDCIIOPOとパルスレー
トP2とを検索し、S38に移行してチョッピングデユ
ーティ指令値DCIIOP= DCIIOPO、パルス
レート指令値POUT=P2とする。尚、パルス数θC
MOnに付いてはS32で演算した通りである。
ここで第6図を参照して本制御の特徴を簡単に説明して
おくと、同図において横軸は時間を示しており、縦軸は
パルスレート及びチョッピングデユーティを示す。而し
て、機関のクランキング時にはパルスレートを400P
PSに下げると共に(POUT =P2 ) 、チョッ
ピングデユーティも95%付近の高デユーテイとする(
 D CHOP = D CHOPO)。即ち、バッテ
リ電圧がスタータに消費されて低下していることから所
要のモータトルクを得るためにパルスレートを下げると
共に、チョッピングデユーティを上げるものである。又
、その後の通常の運転状態に移行する過渡的なりランキ
ング後の状態においてはパルスレートを100PPSづ
つ加算して徐々に上げると共に、チョッピングデユーテ
ィD CHOP2を徐々に下げる。その後、通常の運転
状態に移行した時点で運転状態に応じてパルスレー1−
PLを800PPS近傍に適宜設定すると共に、チョッ
ピングデユーティDCIIOPI も変位量に応じて可
変とする。第7図乃至第9図は、これらの通常運転状態
時のパルスレートP1、クランキング時のパルスレート
P2、及び通常運転状態時のチョッピングデユーティD
 CHOPIを示す。図示の如く、通常運転状態時のパ
ルスレートP1及びチョッピングデユーティD CHO
PIはパルス数或いは変位角度(前記θCMOn )に
応じて増減すると共に(デユーティの場合には変位量が
大きいときはトルクを上げるため)、クランキング時の
パルスレートP2は機関回転数Neが上がるにつれて増
加する如く設定する。これらの特性図はテーブル値とし
てROM90 d内に格納される。
再び第4図フロー・チャートに戻ると、S34において
クランキングではないと判断された場合にはS40にお
いてクランキング時のパルスレートP2が検索済みか否
か判断し、然らざる場合はS42において適宜設定する
所定値P20をP2とする。これは押し掛は等で機関が
始動した場合を含めるためである。
続いて、344において通常運転状態時のパルスレート
Pl、アフタクランキング時のチョッピングデユーティ
DCIIOP2 、、通常運転状態時のチョッピングデ
ューティD CHOPIを検索する。これは第7図及び
第9図に示す特性をROMテーブルから検索して行う。
アフタクランキング時のチョッピングデユーティD C
HOP2に付いては図示しなかったが、第9図に類似し
た特性を有するものであって、同様にテーブル値として
格納されているものとする。
続いて、346においてクランキング時パルスレートP
2に所定値ΔP(前記したIQQPPs)を加算し、3
48において通常運転状態時パルスレートP1を超える
か否か判断する。超えない場合には未だ過渡状態にある
と判断して350において指令値をDCHOP=DCH
OP2 、POIJT =P2とする。この場合、パル
スレートに付いては第6図に示す如く徐々に上げてモー
タの脱調を防止するものであり、チョッピングデユーテ
ィに付いてはパルス数に応じて適宜可変とする。
続いて、S52において前記した指令値θCMDnがス
ルーアップに必要なステップficTHUとスルーダウ
ンに必要なステップ数CTHDを超えているか否か判断
する。即ち、第6図に示す如く、所定の運転状態、本実
施例においては第5図フロー・チャートのステップ24
gのオートクルーズ加速処理においてフラグFTIIU
がオンした場合にはスルーアンプして高速モードに入り
其の後スルーダウンして元に戻るのであるが、その場合
にスルーアップすると其の後で必然的にスルーダウンす
ることになり、その為には指令値(目標ステップ数)θ
CMDn  がスルーアップしてダウンするステップ数
CTHU +CTHDを超えている、例えばアップダウ
ンに3ステツプづつ要するとすれば少なくとも6ステツ
プの回転範囲が必要となるからである。尚、第4図フロ
ー・チャートにおいて否定された場合はS54に移行し
、通常運転状態時の指令値DC)IOPI 、  Pi
がパルス数に応じて適宜決定される。
而して、S52において必要ステップ数ありと判断され
る場合にはS56に進み、スルーアップが必要か否か判
断する。これは、第5図フロー・チャートの324gの
フラグから判断し、スルーアンプ必要と判断されるとき
は35Bに移行し、スルーアップ割り込み許可が与えら
れる。オートクルーズ加速処理においては迅速にスロッ
トル開度を開閉する必要があることから、この割り込み
には最優先の割り込み順位を与える。
第10図は此のスルーアップ割り込み処理に基づくサブ
ルーチンを示すフロー・チャートであり、同図に従って
説明すると、先ず58aにおいて第6図に示す如く基準
パルスを1個出力する。
これは、スルーアップを開始するための基準を示すため
である。続いて、558bにおいて・ダウンカウンタC
UPとタイマTUI’に所定値CTIIU とTLOを
セットする。カウンタ値CUPは何パルスでスルーアッ
プを終えるかを示し、タイマ値TOPは其のパルス間隔
を何部とするかを決めるものである。続いて、558c
においてカウンタ値を1つデクリメントすると共に、タ
イマ値から所定量Δtをデクリメントし、558dにお
いてパルス出力を開始する。続いて、558eにおいて
カウンタ値が零に達したか否か判断し、然らざる場合に
は558cに戻ってデクリメントしつつパルスを出力し
続ける。この出力パルス数はカウンタ値CTHUであり
、そのパルス間隔は初期値がタイマ値TLOであってル
ープする度に間隔が短くなることは云うまでもない。カ
ウンタ値が零に達して設定パルスを出力し終えたことが
確認された後は558fに移行して割り込み終了処理を
行い、次いで858gに進んで高速モードに設定すると
共に、558hでフラグFTIIUをオフして第4図フ
ロー・チャートに復帰する。斯くの如く、この割り込み
処理においては通常の制御周期10m5では間に合わな
いため、連続的に処理が行われる。
而して、次回のプログラム起動時においてはS60にお
いて高速モードと判断されてS62に進み、目標ステッ
プ数がスルーダウン必要ステップ数CTlIDを下層る
まで、S64において高速のパルスレートPHでパルス
が出力される。高速モードにおいては第6図に示す如く
、100OPPS等の高率でパルスが出力される。又、
チョッピングデユーティも上昇した値DCIIOPHと
する。
而して、何回目かのプログラム起動時において362で
目標ステップ数がスルーダウン必要ステップ数を下廻っ
たと判断されたときはS66に進み、スルーダウン割り
込みが許可される。第11図に従って此のスルーダウン
割り込みサブルーチンを説明すると、66aにおいてダ
ウン開始基準パルスを出力した後、566bにおいてカ
ウンタ値CowNに何パルスでスルーダウンを終了する
かを示す設定値CTHDをセットすると共に、タイマT
旧に其のパルスの間隔を示す適宜な時間値T旧をセット
し、設定値に達するまでループする度にデクリメントす
る(S66c、66d、66e)。この場合には第6図
に示す如(、徐々にパルス間隔がΔtづつ開くことにな
る。尚、設定値に達した後はスルーダウン割り込み処理
を中止し、高速モードを解除する(366f、66g)
。尚、このスルーダウン処理においてもスルーアップと
同様に連続的にパルスを出力し続けるものとする。又、
チョッピングデユーティについては通常運転状態時のデ
ユーティD CHOPIを使用する。尚、第4図フロー
・チャートにおいて360において高速モードにないと
判断されるときはS54に進み、通常運転状態時のパル
スレート及びデユーティで指令されることになる。
而して、以上においてパルス数θCMDn、パルスレー
トPOUT、チョッピングデユーティDCIIOPが決
定された後は、スルーアップ/ダウン割り込み処理の場
合を除き、−旦RAM90 eにストアされた後、次の
プログラム起動時にθCMDn−1,POUTn−1,
DellOPn−1として周期の初めにSIOで出力さ
れることは云うまでもない。
尚、上記実施例においてクランキングを検出するのにス
タータ信号を使用したが、機関回転数から判断しても良
い。
以上の如く、クランキング時をバッテリ電圧降下時とみ
なしてパルスレートを下げると共にチョッピングデユー
ティを上げてモータトルクを増加させる如く構成したの
で、斯る電圧降下時においてもパルスモータに所期通り
の動作を期待することが出来る。又、クランキング終了
後の過渡時にもパルスレートを徐々に上昇させる如く構
成したので、モータの脱調の如き不都合が発生すること
がない。更に、機関の運転状態に応じてパルスレートと
チョッピングデユーティとを可変としたので、パルスレ
ートを効率良く且つ確実に動作させることが出来、安定
したスロットル開度制御を実現することが出来る。
尚、本発明をアクセルペダルとスロ・へトル弁との機械
的連結が完全に切り離された機構に付いて説明して来た
が、本発明はアクセルワイヤ等の機械的連結を残したま
まパルスモータを追加的に設けたものに付いても妥当す
ることは云うまでもない。
(発明の効果) 請求項1項に記載した車載内燃機関のスロットル開度制
御装置においては、機関運転状態検出手段は機関の始動
状態を検出すると共にモータ指令値演算手段は其の機関
運転状態検出手段の出力を入力し、機関始動時状態が検
出されたときはパルスレートを其れ以外の運転状態時の
パルスレートから変える如く構成したので、簡易な構成
でありながらバッテリ電圧降下時にもパルスモータの動
作を所期の通り確保することが出来る利点を備える。
又、請求項2項に記載した装置は機関始動後所定区間パ
ルスレートを変える如く構成したので、断る過渡状態に
おいてもパルスモータを円滑に動作させて脱調等の不都
合が生じることがない利点を備える。
請求項3項に記載した装置はパルスレートのみならずチ
ョッピングデユーティをも変える如く構成したので、−
層効果的にパルスモータを駆動してスロットル開度を制
御することが出来る。
請求項4項に記載した装置においてはモータ指令値演算
手段は更に機関運転状態検出手段の出力を入力し、機関
の運転状態に応じてパルスレートとチョッピングデユー
ティとを変える如(構成したので、あらゆる運転状態を
通じて的確にパルスモータを制御して安定したスロット
ル開度制御を実現することが出来る利点を備える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車載内燃機関のスロットル開度制
御装置のクレーム対応図、第2図は該制御装置を全体的
に示す概略図、第3図は其の中の制御ユニットの詳細を
示すブロック図、第4図は該装置の動作を示すフロー・
チャート、第5図は第4図フロー・チャート中のオート
クルーズ・サブルーチンを示すフロー・チャート、第6
図は本装置の制御を環路的に示す説明タイミング・チャ
ート、第7図は本制御で使用する通常運転状態時のパル
スレートの特性を示す説明グラフ、第8図はクランキン
グ時のパルスレートの特性を示す説明グラフ、第9図は
通常運転状態時のチョンビングデューティの特性を示す
説明グラフ、第10図は第4図フロー・チャート中のス
ルーアップ割り込みサブルーチンを示すフロー・チャー
ト及び第11図は同様にスルーダウン割り込みサブルー
チンを示すフロー・チャートである。 l ・・・アクセルペダル踏込量検出手段(アクセルセ
ンサ4B)、2・・・機関運転状態検出手段(クランク
角センサ52他)、3・・・スロントル開度設定手段(
マイクロ・コンピュータ90)、4・・・モータ指令値
演算手段(マイクロ・コンピュータ90)、5・・・パ
ルスモータ、6・・・スロットル弁、10・・・内燃機
関、12・・・吸気路、32・・・アクセルペダル、4
0・・・スロットルセンサ、42・・・吸気圧センサ4
4・・・吸気温センサ、46・・・大気圧センサ、48
・・・アクセルセンサ、50・・・水温センサ、52・
・・クランク角センサ、54・・・車速センサ、58・
・・制御ユニット、60・・・ΔCGセンサ、62・・
・パワステスイッチ、64・・・エアコンスイッチ、6
6・・・スタータスイッチ、70・・・レンジセレクタ
スイッチ、72・・・シフトポジションスイッチ、74
・・・ブレーキスイッチ、76・・・ACメインスイッ
チ、78・・・ACセットスイッチ、80・・・ACリ
ジュームスイッチ、82・・・スタータスイッチ、90
・・・マイクロ・コンピュータ、98・・・バッテリ電
源、100・・・PW M $IJ御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) a. 車両運転席床面に配されたアクセルペダルの踏込
    量を検出するアクセルペダル踏込量検出手段、 b. 機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段
    、 c. 該機関運転状態検出手段及び前記アクセルペダル
    踏込量検出手段の出力を入力して機関吸気路に設けられ
    たスロットル弁の開度を設定するスロットル開度設定手
    段、 d. 該スロットル開度設定手段の出力を入力してスロ
    ットル弁を駆動するパルスモータへの指令値を演算する
    モータ指令値演算手段、 e. 該モータ指令値演算手段の出力を入力して回転す
    るパルスモータ、 及び f. 該パルスモータに連結され、その回転に応じて機
    関吸気路を開閉するスロットル弁、 からなる車載内燃機関のスロットル開度制御装置におい
    て、前記機関運転状態検出手段は機関の始動状態を検出
    すると共に前記モータ指令値演算手段は其の機関運転状
    態検出手段の出力を入力し、機関始動状態が検出された
    ときはパルスレートを其れ以外の運転状態時のパルスレ
    ートから変えることを特徴とする車載内燃機関のスロッ
    トル開度制御装置。
  2. (2) 前記モータ指令値演算手段は、機関の始動が完
    了した後も所定区間パルスレートを変えることを特徴と
    する請求項1項記載の車載内燃機関のスロットル開度制
    御装置。
  3. (3) 前記モータ指令値演算手段は、パルスレートと
    共にチョッピングデューティをも変えることを特徴とす
    る請求項1項又は2項記載の車載内燃機関のスロットル
    開度制御装置。
  4. (4) a. 車両運転席床面に配されたアクセルペダルの踏込
    量を検出するアクセルペダル踏込量検出手段、 b. 機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段
    、 c. 該機関運転状態検出手段及び前記アクセルペダル
    踏込量検出手段の出力を入力して機関吸気路に設けられ
    たスロットル弁の開度を設定するスロットル開度設定手
    段、 d. 該スロットル開度設定手段の出力を入力してスロ
    ットル弁を駆動するパルスモータへの指令値を演算する
    モータ指令値演算手段、 e. 該モータ指令値演算手段の出力を入力して回転す
    るパルスモータ、 及び f. 該パルスモータに連結され、その回転に応じて機
    関吸気路を開閉するスロットル弁 からなる車載内燃機関のスロットル開度制御装置におい
    て、前記モータ指令値演算手段は、更に機関運転状態検
    出手段の出力を入力し、機関の運転状態に応じてパルス
    レートとチョッピングデューティとを変えることを特徴
    とする車載内燃機関のスロットル開度制御装置。
JP63190954A 1988-07-27 1988-07-30 車載内燃機関のスロットル開度制御装置 Expired - Fee Related JPH0694823B2 (ja)

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JP2010007513A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 電子スロットル制御装置

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