JPH0241667B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0241667B2
JPH0241667B2 JP19289082A JP19289082A JPH0241667B2 JP H0241667 B2 JPH0241667 B2 JP H0241667B2 JP 19289082 A JP19289082 A JP 19289082A JP 19289082 A JP19289082 A JP 19289082A JP H0241667 B2 JPH0241667 B2 JP H0241667B2
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JP
Japan
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cylinder
mounting bracket
shock absorber
cap member
casting
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Expired
Application number
JP19289082A
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English (en)
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JPS5983845A (ja
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Priority to JP19289082A priority Critical patent/JPS5983845A/ja
Publication of JPS5983845A publication Critical patent/JPS5983845A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/3271Assembly or repair

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリンダの底部に固着する取付ブラケ
ツトをシリンダ内部の部品を組立後、鋳造で一体
成形するようにした油圧緩衝器の製造方法に関す
る。
例えば、シリンダの底部に減衰力調整装置を嵌
装するような緩衝器の製造においては、取付ブラ
ケツトを別に鋳造で製作し、その後これに必要な
加工を施してシリンダに装着する等の方法が用い
られていた。
ところが上記方法にては加工が面倒なものとな
らざるを得ず、又シリンダを取付ブラケツトとの
嵌合部は高い気密性を求められることから、取付
ブラケツトの加工精度が高く要求されることにな
り、加工コストの高騰の因ともなつていた。
本発明は斯る不具合を有効に解消すべく成され
たもので、その目的とする処は、シリンダの開放
端をキヤツプ部材で閉塞し、シリンダの外周に抜
け止め用係合部を形成して成るシリンダ組立体の
底部及び前記係合部を被うように取付ブラケツト
を鋳造で一体成形することにより、加工が容易で
高い気密性を保持することができ、又溶接を用い
ないため燃による悪影響を受けることがないよう
な油圧緩衝器の製造方法を提供するにある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第1図は油圧緩衝器の一部破断側面図、第2図
乃至第5図は同緩衝器の製造方法をその工程順に
示す緩衝器下部の破断側面図である。
まず油圧緩衝器の構成を第1図に基づいて説明
するに、同図中1は二重円筒を構成するシリンダ
であり、シリンダ1内には上方よりピストンロツ
ド2が臨み、該ピストンロツド2の下部にはシリ
ンダ1内周に図示の如く上下摺動自在に嵌合する
ピストン3が固定されている。そして、シリンダ
1の上部内周にはピストンロツド2に摺接するロ
ツドガイド4及びオイルシール5が嵌装されてい
る。
一方、ピストンロツド2の上端には図示の如く
上部取付ブラケツト6が固着されている。尚図中
7はストツパラバーである。
又シリンダ1の下部開放端はキヤツプ部材8に
て閉塞されており、該シリンダ1の下部には下部
取付ブラケツト9が固着されている。そして、上
記キヤツプ部材8と取付ブラケツト9には共通の
横穴10が形成され、該横穴10には図示の如く
調整ロツド11が回動自在に嵌合している。この
調整ロツド11のキヤツプ部材8内に臨む一端に
は異径の油路12…が放射状に穿設されており、
これらの油路12…の1つがキヤツプ部材8に設
けた油路8aに適合する。そして、調整ロツド1
1の取付ブラケツト9外部へ露出する他端には調
整ダイヤル13が一体に回動すべく固定されてい
る。又下部取付ブラケツト9の調整ロツド11に
一致する位置には縦穴14が形成されており、該
縦穴14にはスプリング15にて下方へ付勢され
たボール16が埋設されており、ボール16は調
整ロツド11の外周に設けた複数の係合溝の一つ
に、当接係合し、これにより調整ロツド11の回
動にはクリツク感が付与せしめられる。
以上説明した調整ロツド11、調整ダイヤル1
3等は減衰力調整機構を構成し、これは調整ダイ
ヤル13を手で回わして調整ロツド11を回動せ
しめ、該調整ロツド11に設けた油路12…の油
路8aに適合するものの径を変えることにより、
シリンダ1内部に封入した作動油の流動抵抗を変
えて発生減衰力を調整するものである。即ち、油
路12…のうち油路8aに適合するものとして径
の小さいものを選定すれば作動油の流動抵抗は増
大し、発生減衰力高く調整され、逆に径の大きい
ものを選定すれば発生減衰力は低く調整される。
尚上部取付ブラケツト6に設けられた上部スプ
リング受17とシリンダ1の外周に設けられた下
部スプリング受18間には図示の如くコイルスプ
リング19が張架されている。
而して前記下部取付ブラケツト9のシリンダ1
への装着は以下の如く成される。
即ち、加工性の高い鋼材に予め機械加工を施し
た前記キヤツプ部材8にてシリンダ1の下部開放
端を閉塞し、第2図に示す如きシリンダ組立体2
0を形成する。尚シリンダ1の下部外周には抜け
止め用係合凹部1aが形成されている。
次に上記シリンダ組立体20の下部を第3図に
示す如き下部取付ブラケツト9の鋳型30内に収
納し、該鋳型30内に溶湯を注げば、シリンダ1
の下端には第4図に示す如く下部取付ブラケツト
9が鋳込まれる。この場合、シリンダ1の外周に
は係合凹部1aが形成されているため、取付ブラ
ケツト9がシリンダ1から抜け出ることはない。
以上の如く鋳造により一体成形される取付ブラ
ケツト9及びキヤツプ8に機械加工を施して前記
横穴10及び縦穴14を形成し、横穴10には調
整ロツド11を嵌合し、縦穴14にはスプリング
15及びボール16を埋設し、更にボトムキヤツ
プのセンター穴を位置決め穴としてシリンダと取
付ブラケツト1底部にボトムビース側減衰機構を
圧入すれば、第5図に示す如き緩衝器の下部構造
が完成される。
以上において、下部取付ブラケツト9はこれを
鋳造することにより、同時にシリンダ1に装着す
るようにしたため、該取付ブラケツト9の加工が
容易となり、シリンダ1と取付ブラケツト9との
嵌合部の気密性が高く維持される。
又本方法は従来の如き溶接による固着手段を用
いないため、熱による悪影響を受けることがな
い。
尚以上説明した実施例においては、取付ブラケ
ツト9の横穴10及び縦穴14は鋳造後施される
機械加工により形成されたが、これら横穴10及
び縦穴14を中子を用いて鋳造時に同時に形成す
れば、鋳造後の後加工が不要となり、加工が更に
容易となつて製造コストを下げることができる。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、シ
リンダの開放端をキヤツプ部材で閉塞し、シリン
ダの外周に抜け止め用係合部を形成して成るシリ
ンダ組立体の底部及び前記係合部を被うように取
付ブラケツトを鋳造で一体成形するようにしたた
め、取付ブラケツトの加工の容易化、シリンダと
取付ブラケツトとの嵌合部の高い気密性の保持、
熱による悪影響の遮断等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は油圧緩衝器の一部破断側面図、第2図乃至第5
図は同緩衝器の製造方法をその工程順に示す緩衝
器下部の破断側面図である。 尚図面中1はシリンダ、2はピストンロツド、
3はピストン、8はキヤツプ部材、9は下部取付
ブラケツト、11は調整ロツド、13は調整ダイ
ヤル、20はシリンダ組立体、30は鋳型であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダの開放端をキヤツプ部材で閉塞し、
    シリンダの外周に抜け止め用係合部を形成して成
    るシリンダ組立体の底部及び前記係合部を被うよ
    うに取付ブラケツトを鋳造で一体成形することを
    特徴とする油圧緩衝器の製造方法。
JP19289082A 1982-11-01 1982-11-01 油圧緩衝器の製造方法 Granted JPS5983845A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19289082A JPS5983845A (ja) 1982-11-01 1982-11-01 油圧緩衝器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP19289082A JPS5983845A (ja) 1982-11-01 1982-11-01 油圧緩衝器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5983845A JPS5983845A (ja) 1984-05-15
JPH0241667B2 true JPH0241667B2 (ja) 1990-09-18

Family

ID=16298674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19289082A Granted JPS5983845A (ja) 1982-11-01 1982-11-01 油圧緩衝器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5983845A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11255170A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Honda Motor Co Ltd 2輪車の車体フレームの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11255170A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Honda Motor Co Ltd 2輪車の車体フレームの製造方法

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Publication number Publication date
JPS5983845A (ja) 1984-05-15

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