JPH0241248B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241248B2 JPH0241248B2 JP58108360A JP10836083A JPH0241248B2 JP H0241248 B2 JPH0241248 B2 JP H0241248B2 JP 58108360 A JP58108360 A JP 58108360A JP 10836083 A JP10836083 A JP 10836083A JP H0241248 B2 JPH0241248 B2 JP H0241248B2
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- JP
- Japan
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- wiring
- main body
- inner cover
- pit
- notch opening
- Prior art date
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Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 9
- 101150054854 POU1F1 gene Proteins 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 241000699670 Mus sp. Species 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、床面に設けられて各種の配線を収納
する配線ピツトの蓋体に係り、特に配線ピツトか
ら配線を外部に引き出し、床面に設置されてある
機器に通線するために蓋体に装着される弾線構造
に関するものである。
する配線ピツトの蓋体に係り、特に配線ピツトか
ら配線を外部に引き出し、床面に設置されてある
機器に通線するために蓋体に装着される弾線構造
に関するものである。
従来オフイス、工場等においては床下内に側溝
(ピツト)を開さくし主として排水用に利用して
いた。
(ピツト)を開さくし主として排水用に利用して
いた。
ところが近来銀行、病院、学校等のオフイス、
工場等において、機械化が企られコンピユーター
その他の電子機器が使用される機会が多くなつ
た。そのためこのような電子機器を作動させるた
めの配線を床下内のピツトに配設してそのピツト
を作業に支障のないように蓋前で閉蓋し、その蓋
前を一側方より切欠いて切欠開口を形成し、ピツ
ト内に配設されてある配線をこの切欠開口から床
面上に引き出し床面上に設置されている電子機器
と接続させていた通線構造があつた。
工場等において、機械化が企られコンピユーター
その他の電子機器が使用される機会が多くなつ
た。そのためこのような電子機器を作動させるた
めの配線を床下内のピツトに配設してそのピツト
を作業に支障のないように蓋前で閉蓋し、その蓋
前を一側方より切欠いて切欠開口を形成し、ピツ
ト内に配設されてある配線をこの切欠開口から床
面上に引き出し床面上に設置されている電子機器
と接続させていた通線構造があつた。
しかしながらこのような弾線構造は、蓋体に切
欠開口を設けたものであるため、切欠開口と外部
へ引き出された配線との間に大きな隙間ができ、
切欠開口から挿通される配線が勝手に動いてその
縁に当接することにより摩耗して損傷したり、切
欠開口から塵埃や異物が入り込んで配線を損傷す
る等の問題点があつた。
欠開口を設けたものであるため、切欠開口と外部
へ引き出された配線との間に大きな隙間ができ、
切欠開口から挿通される配線が勝手に動いてその
縁に当接することにより摩耗して損傷したり、切
欠開口から塵埃や異物が入り込んで配線を損傷す
る等の問題点があつた。
また蓋体に透孔を穿孔し、この透孔にゴム製の
グロメツトを装着して配線ピツト内の配線を外部
へ引き出すようにした通線構造が知られていた
が、このようなものでは前記したような問題点は
解消するが、透孔に装着したグロメツト内に配線
を通す際透孔及びグロメツトに長い配線をその一
端から通さなければならず、配線ピツト内から配
線を引き出す作業が面倒であるという欠点があつ
た。
グロメツトを装着して配線ピツト内の配線を外部
へ引き出すようにした通線構造が知られていた
が、このようなものでは前記したような問題点は
解消するが、透孔に装着したグロメツト内に配線
を通す際透孔及びグロメツトに長い配線をその一
端から通さなければならず、配線ピツト内から配
線を引き出す作業が面倒であるという欠点があつ
た。
さらにこのような欠点を除去するために、切欠
開口を閉塞する内蓋を設け、この内蓋を二分割し
この二分割した内蓋部材の仕切線に透孔を穿設
し、配線ピツトから配線を引き出す場合は、前位
の内蓋部材を開けて配線を引き出し、後位の内蓋
部材に形成されている透孔の半分に配線を押し込
み、開放している前位の内蓋部材を閉じながらそ
の透孔の半分の中に引き出された配線を押し込
み、前位の内蓋部材をビスで止着しているものも
開発されている。しかしながらこのようなもので
は配線を配線ピツトから引き出すのには前位の内
蓋部材を開放して引き出すようにしたので容易に
引き出されるが、前位の内蓋部材を開放するに
は、内蓋部材はネジで止着されているのでドライ
バー等の工具でネジをゆるめる必要があり、また
配線を引き出した後の前位の内蓋部材を閉塞する
にもネジを締めて固定するようにしたので内蓋部
材の開閉がわずらわしく、より配線の取付作業が
迅速に実施できる通線構造の開発が期待されてい
た。
開口を閉塞する内蓋を設け、この内蓋を二分割し
この二分割した内蓋部材の仕切線に透孔を穿設
し、配線ピツトから配線を引き出す場合は、前位
の内蓋部材を開けて配線を引き出し、後位の内蓋
部材に形成されている透孔の半分に配線を押し込
み、開放している前位の内蓋部材を閉じながらそ
の透孔の半分の中に引き出された配線を押し込
み、前位の内蓋部材をビスで止着しているものも
開発されている。しかしながらこのようなもので
は配線を配線ピツトから引き出すのには前位の内
蓋部材を開放して引き出すようにしたので容易に
引き出されるが、前位の内蓋部材を開放するに
は、内蓋部材はネジで止着されているのでドライ
バー等の工具でネジをゆるめる必要があり、また
配線を引き出した後の前位の内蓋部材を閉塞する
にもネジを締めて固定するようにしたので内蓋部
材の開閉がわずらわしく、より配線の取付作業が
迅速に実施できる通線構造の開発が期待されてい
た。
そこでこの発明は、床下に設けられてある配線
ピツト内に配設されてある配線を床面上に設けら
れてある機器に通線するために配線ピツトの蓋体
の一側方が開放している開口部に嵌装される配線
ピツト蓋体の通線構造であつて、この通線構造
は、その上面部分の後半部分を平板部で覆い、か
つ前半部分に一側方が開放されている切欠開口部
を形成し、この切欠開口部の相対向する一対の縁
枠には、それぞれこの縁枠と平行して延設される
内向きの載置突縁と、前記切欠開口部の開放端側
においてこの載置突縁と連続して立設される立上
り片と、前記平板部の前端壁の縁枠側に並列状に
設けられる円弧状の回転子とが形成された通線構
造本体と、この通線構造本体の切欠開口部に着脱
可能に、かつ回転可能に嵌設され、前記平板部と
同一面状に配設される平板状主体部の両側縁には
前記載置突縁に係合載置される受止片を、またこ
の受止片の先端側に前記立上り片に装着される下
向きの嵌入受溝を形成するとともに、その後端側
には前記回転子に合致係合される凹溝状の回転受
部を形成する内蓋とよりなり、前記内蓋をその回
転受部と回転子とを中心にして上方側に回動して
開蓋したのちに通線構造本体の切欠開口部から取
除くことを特徴とする配線ピツト蓋体の通線構造
を提供することによつて、簡単に且つ迅速に配線
をゆ配線ピツトから引出すことのできるピツト蓋
体の通線構造を得ることを目的とするものであ
る。
ピツト内に配設されてある配線を床面上に設けら
れてある機器に通線するために配線ピツトの蓋体
の一側方が開放している開口部に嵌装される配線
ピツト蓋体の通線構造であつて、この通線構造
は、その上面部分の後半部分を平板部で覆い、か
つ前半部分に一側方が開放されている切欠開口部
を形成し、この切欠開口部の相対向する一対の縁
枠には、それぞれこの縁枠と平行して延設される
内向きの載置突縁と、前記切欠開口部の開放端側
においてこの載置突縁と連続して立設される立上
り片と、前記平板部の前端壁の縁枠側に並列状に
設けられる円弧状の回転子とが形成された通線構
造本体と、この通線構造本体の切欠開口部に着脱
可能に、かつ回転可能に嵌設され、前記平板部と
同一面状に配設される平板状主体部の両側縁には
前記載置突縁に係合載置される受止片を、またこ
の受止片の先端側に前記立上り片に装着される下
向きの嵌入受溝を形成するとともに、その後端側
には前記回転子に合致係合される凹溝状の回転受
部を形成する内蓋とよりなり、前記内蓋をその回
転受部と回転子とを中心にして上方側に回動して
開蓋したのちに通線構造本体の切欠開口部から取
除くことを特徴とする配線ピツト蓋体の通線構造
を提供することによつて、簡単に且つ迅速に配線
をゆ配線ピツトから引出すことのできるピツト蓋
体の通線構造を得ることを目的とするものであ
る。
以下図面に従つて本発明の一実施例を説明する
第1図は配線ピツトを蓋体で閉塞したところの平
面図であつて、配線が配設されてある配線ピツト
1の上端縁を外枠2で被覆し、この外枠2上に多
数個の蓋体3を嵌合して配線ピツト1を閉塞して
いる。この蓋体3に一側方が開放されている開口
部4が形成され、この開口部4は通線構造体で閉
塞され、この通線構造体には透孔が穿設され、こ
の透孔からピツト1に配設されてある配線が引き
出され、床面上に設置されている電子機器に接続
されてこの電子機器を作動させる。
第1図は配線ピツトを蓋体で閉塞したところの平
面図であつて、配線が配設されてある配線ピツト
1の上端縁を外枠2で被覆し、この外枠2上に多
数個の蓋体3を嵌合して配線ピツト1を閉塞して
いる。この蓋体3に一側方が開放されている開口
部4が形成され、この開口部4は通線構造体で閉
塞され、この通線構造体には透孔が穿設され、こ
の透孔からピツト1に配設されてある配線が引き
出され、床面上に設置されている電子機器に接続
されてこの電子機器を作動させる。
この通線構造体を第2図、第3図、第4図に従
つて説明すると、この通線構造5は、第4図に示
されるように、その上面の後半部分を平板部13
で覆い、かつ前半部分を一側方が開放される切欠
開口部6を形成する平面視略コ字状の硬質合成樹
脂製の通線構造本体7と、この切欠開口部6を前
記平板部13と同一平面状に閉塞する平板状主体
部5を有して着脱可能にかつ回転可能に嵌設され
る硬質合成樹脂製の内蓋8とからなつている。
つて説明すると、この通線構造5は、第4図に示
されるように、その上面の後半部分を平板部13
で覆い、かつ前半部分を一側方が開放される切欠
開口部6を形成する平面視略コ字状の硬質合成樹
脂製の通線構造本体7と、この切欠開口部6を前
記平板部13と同一平面状に閉塞する平板状主体
部5を有して着脱可能にかつ回転可能に嵌設され
る硬質合成樹脂製の内蓋8とからなつている。
そこでこの通線構造本体7の構造をさらに詳細
に説明すると、前記切欠開口部6を開さくするこ
とにより互いに対向する一対の縁枠9,9が形成
される。この縁枠9,9は互いに対向する垂直壁
10,10を有し、この垂直壁10,10には縁
枠9,9と平行して延設される内向きの載置突縁
11,11が突設され、この載置突縁11,11
の前端部、すなわち、切欠開口部6の開放端側に
連続して垂直状の立上り片12,12が突設さ
れ、また、この載置突縁11の後端縁11aは、
前記通線構造本体7の後半部分に配設されている
平板部13の前端壁14と適宜の間隔を有して設
けられている。
に説明すると、前記切欠開口部6を開さくするこ
とにより互いに対向する一対の縁枠9,9が形成
される。この縁枠9,9は互いに対向する垂直壁
10,10を有し、この垂直壁10,10には縁
枠9,9と平行して延設される内向きの載置突縁
11,11が突設され、この載置突縁11,11
の前端部、すなわち、切欠開口部6の開放端側に
連続して垂直状の立上り片12,12が突設さ
れ、また、この載置突縁11の後端縁11aは、
前記通線構造本体7の後半部分に配設されている
平板部13の前端壁14と適宜の間隔を有して設
けられている。
また、平板部13の前端壁14の縁枠9側には
一対の円弧状の回転子15,15が並列状に形成
されている。
一対の円弧状の回転子15,15が並列状に形成
されている。
前記通線構造本体7の切欠開口部6に着脱可能
にかつ回転可能に閉塞される内蓋8は、前記通線
構造本体7の一対の縁枠9,9内に嵌合される大
きさを有する平板状主体部5を形成し、その後端
部には前記通線構造本体7の前端壁14に形成さ
れる一対の回転子15,15に合致係合される凹
溝状の回転受部16,16が形成され、またこの
回転受部16の下端には前記回転子15を支承す
る突縁17が突出されて、第3図に示されるよう
に、凹溝状の回転受部16,16が一対の回転子
15,15と合致したとき、その下方端面に接し
て受止めされている。
にかつ回転可能に閉塞される内蓋8は、前記通線
構造本体7の一対の縁枠9,9内に嵌合される大
きさを有する平板状主体部5を形成し、その後端
部には前記通線構造本体7の前端壁14に形成さ
れる一対の回転子15,15に合致係合される凹
溝状の回転受部16,16が形成され、またこの
回転受部16の下端には前記回転子15を支承す
る突縁17が突出されて、第3図に示されるよう
に、凹溝状の回転受部16,16が一対の回転子
15,15と合致したとき、その下方端面に接し
て受止めされている。
また、平板状主体部5の両側には、前記縁枠9
の垂直壁10に延設されている載置突縁11に載
置係合される受止片19,19が縁状に形成さ
れ、さらに、この受止片19,19の先端側には
前記立上り片12に装着される下向きの嵌入受溝
18が切欠状に形成され、この嵌入受溝18はそ
の装着が容易となるように、その下端側を切欠状
に拡開している。
の垂直壁10に延設されている載置突縁11に載
置係合される受止片19,19が縁状に形成さ
れ、さらに、この受止片19,19の先端側には
前記立上り片12に装着される下向きの嵌入受溝
18が切欠状に形成され、この嵌入受溝18はそ
の装着が容易となるように、その下端側を切欠状
に拡開している。
20は、位置表示溝で、この内蓋8によつて、
第2図に示すように、前記切欠開口部6が閉塞さ
れると、内蓋8と通線構造本体7の平板部13と
の間に形成される仕切線21を中心として開設さ
れるもので、この位置表示溝20にドリル等の工
具で透孔を穿設し、この透孔から配線ピツト1内
に配設している配線を引出し床面上に設置されて
いる電子機器に接続するようにしたものである。
第2図に示すように、前記切欠開口部6が閉塞さ
れると、内蓋8と通線構造本体7の平板部13と
の間に形成される仕切線21を中心として開設さ
れるもので、この位置表示溝20にドリル等の工
具で透孔を穿設し、この透孔から配線ピツト1内
に配設している配線を引出し床面上に設置されて
いる電子機器に接続するようにしたものである。
上述の構成を有する内蓋8によつて、前記通線
構造本体7の切欠開口部6を閉塞するには、ま
ず、内蓋8を斜め上方から挿入し、平板状主体部
5に形成されている突縁17を縁枠9の載置突縁
11に添つて平板部13側に摺動させて、凹溝状
の回転受部16を回転子15に合致係合させたの
ち、斜め上方の平板状主体部5を前記回転受部1
6と回転子15との係合状態で下方に回動し、下
向きの嵌入受溝18を立上り片10に装着して受
止片19を載置突縁11に載置係合することによ
り内蓋8を切欠開口部6に嵌設する。
構造本体7の切欠開口部6を閉塞するには、ま
ず、内蓋8を斜め上方から挿入し、平板状主体部
5に形成されている突縁17を縁枠9の載置突縁
11に添つて平板部13側に摺動させて、凹溝状
の回転受部16を回転子15に合致係合させたの
ち、斜め上方の平板状主体部5を前記回転受部1
6と回転子15との係合状態で下方に回動し、下
向きの嵌入受溝18を立上り片10に装着して受
止片19を載置突縁11に載置係合することによ
り内蓋8を切欠開口部6に嵌設する。
また、内蓋8を開放するには、蓋体3の一部、
すなわち通線構造本体7が設置された側を上方に
持上げて外枠2から取外したのち、平板状主体部
5の開放端側を握つて回転子15と回転受部16
とを中心に上方に回動して持上げ、立上り片12
と嵌入受溝18との係合を解き、さらに、開放端
側に引き出して内蓋8を仕切開口部6から取外す
ものである。
すなわち通線構造本体7が設置された側を上方に
持上げて外枠2から取外したのち、平板状主体部
5の開放端側を握つて回転子15と回転受部16
とを中心に上方に回動して持上げ、立上り片12
と嵌入受溝18との係合を解き、さらに、開放端
側に引き出して内蓋8を仕切開口部6から取外す
ものである。
さらに、通線構造体を用いて配線を行うために
は、内蓋8が切欠開口部6を閉塞した状態、すな
わち、平板状主体部5の後端壁と通線構造本体7
の前端壁14とが接合されて仕切線21が形成さ
れた状態において、この仕切線21に跨がつて形
成されている位置表示溝20を中心として、通線
される配線に応じた透孔を穿設したのち、前述し
た手順で内蓋8を開放する。
は、内蓋8が切欠開口部6を閉塞した状態、すな
わち、平板状主体部5の後端壁と通線構造本体7
の前端壁14とが接合されて仕切線21が形成さ
れた状態において、この仕切線21に跨がつて形
成されている位置表示溝20を中心として、通線
される配線に応じた透孔を穿設したのち、前述し
た手順で内蓋8を開放する。
次いで、ピツト内に配設してある配線を切欠開
口部6の開放端から挿し込み、前記透孔の半分に
押し込み、取外した内蓋8を切欠開口部6に装填
させて閉塞したのち、この蓋体3を外枠2内に嵌
め込むことによつて作業が完了する。
口部6の開放端から挿し込み、前記透孔の半分に
押し込み、取外した内蓋8を切欠開口部6に装填
させて閉塞したのち、この蓋体3を外枠2内に嵌
め込むことによつて作業が完了する。
以上本発明によれば、通線構造本体の切欠開口
部を閉塞する内蓋を設け、内蓋を開放してピツト
内に配設してある配線を引き出すようにしたの
で、従来のもののように各配線をその始端から透
孔内に挿通するという面倒な作業を必要とせず、
誰でも簡単に作業できる。
部を閉塞する内蓋を設け、内蓋を開放してピツト
内に配設してある配線を引き出すようにしたの
で、従来のもののように各配線をその始端から透
孔内に挿通するという面倒な作業を必要とせず、
誰でも簡単に作業できる。
さらに、内蓋はその回転受部と通線構造本体に
形成されている回転子とを中心に上方側を回動す
ることによつて着脱が行われ、その開放端側にお
いては立上り片に下向きの嵌入受溝を装着し、ま
た反対側の平板部との接合側においては、回転子
と凹溝状の回転受部とが合致係合されて水平方向
側へのずれ等が防止されるとともに、平板状主体
部の受止片が載置突縁に係合されてこの平板状主
体部の上下方向にける変形が防止され、さらに、
内蓋の嵌設状態においては平板部と平板状主体部
の上面が同一平面状に保持され、また係合のため
の突出部が一切なく蓋体を外枠から手除いたのち
に回動する以外、内蓋が取外される恐れがなく、
さらに歩行に際しての異和感がない。
形成されている回転子とを中心に上方側を回動す
ることによつて着脱が行われ、その開放端側にお
いては立上り片に下向きの嵌入受溝を装着し、ま
た反対側の平板部との接合側においては、回転子
と凹溝状の回転受部とが合致係合されて水平方向
側へのずれ等が防止されるとともに、平板状主体
部の受止片が載置突縁に係合されてこの平板状主
体部の上下方向にける変形が防止され、さらに、
内蓋の嵌設状態においては平板部と平板状主体部
の上面が同一平面状に保持され、また係合のため
の突出部が一切なく蓋体を外枠から手除いたのち
に回動する以外、内蓋が取外される恐れがなく、
さらに歩行に際しての異和感がない。
また外部に引き出された配線は透孔内にきつち
りと押さえ込まれ、これによつて各配線が上下に
移動して損傷したり、配線ピツト内に鼠やゴミ等
が入り込んで配線を損傷させることもない。
りと押さえ込まれ、これによつて各配線が上下に
移動して損傷したり、配線ピツト内に鼠やゴミ等
が入り込んで配線を損傷させることもない。
加えて透孔を形成する場合、内蓋の嵌入部は通
線構造本体の係止片に嵌合しているので、ドリル
等の押圧力により内蓋が開口端側へ移動すること
はなく、その結果透孔が適確に形成できる。
線構造本体の係止片に嵌合しているので、ドリル
等の押圧力により内蓋が開口端側へ移動すること
はなく、その結果透孔が適確に形成できる。
さらに内蓋を開閉するのにドライバー等の工具
を利用してネジを緩めたり締めたりする必要はな
く、単に通線構造本体に差込むだけで切欠開口部
を開閉することができるので、内蓋の開閉作業が
迅速に実施でき、その結果配線の取出し作業が簡
単になるとともに、内蓋を縁枠に摺動し回転可能
に嵌合させたので、正確且つ簡易に内蓋を開閉す
ることができる等の利点がある。
を利用してネジを緩めたり締めたりする必要はな
く、単に通線構造本体に差込むだけで切欠開口部
を開閉することができるので、内蓋の開閉作業が
迅速に実施でき、その結果配線の取出し作業が簡
単になるとともに、内蓋を縁枠に摺動し回転可能
に嵌合させたので、正確且つ簡易に内蓋を開閉す
ることができる等の利点がある。
図面は本発明の一実施例であつて、第1図は配
線ピツトを蓋体で閉塞したところの平面図、第2
図は配線ピツト蓋体の通線構造の平面図、第3図
は第2図のA−A線断面図、第4図は第1図の分
解斜視図である。 1……配線ピツト、3……蓋体、5……平板状
主体部、6……切欠開口部、7……通線構造本
体、8……内蓋、9……縁枠、11……載置突
縁、12……立上り片、13……平板部、14…
…前端壁、15……回転子、16……回転受部、
18……嵌入受部、19……受止片。
線ピツトを蓋体で閉塞したところの平面図、第2
図は配線ピツト蓋体の通線構造の平面図、第3図
は第2図のA−A線断面図、第4図は第1図の分
解斜視図である。 1……配線ピツト、3……蓋体、5……平板状
主体部、6……切欠開口部、7……通線構造本
体、8……内蓋、9……縁枠、11……載置突
縁、12……立上り片、13……平板部、14…
…前端壁、15……回転子、16……回転受部、
18……嵌入受部、19……受止片。
Claims (1)
- 1 床下に設けられてある配線ピツト内に配設さ
れてある配線を床面上に設けてある機器に通線す
るために配線ピツトの蓋体の一側方が開放してい
る開口部に嵌装される配線ピツト蓋体の通線構造
であつて、この通線構造は、その上面部分の後半
部分を平板部で覆い、かつ前半部分を一側方が開
放されている切欠開口部を形成し、この切欠開口
部の相対向する一対の縁枠には、それぞれこの縁
枠と平行して延設される内向きの載置突縁と、前
記切欠開口部の開放端側においてこの載置突縁と
連続して立設される立上り片と、前記平板部の前
端壁の縁枠側に並列状に設けられる円弧状の回転
子とが形成された通線構造本体と、この通線構造
本体の切欠開口部に着脱可能に、かつ回転可能に
嵌設され、前記平板部と同一平面状に配設される
平板状主体部の両側縁には前記載置突縁に係合載
置される受止片を、またこの受止片の先端側に前
記立上り片に装着される下向きの嵌入受溝を形成
するとともに、その後端側には前記回転子に合致
係合される凹溝状の回転受部を形成する内蓋とよ
りなり、前記内蓋をその回転受部と回転子とを中
心にして上方側に回動して開蓋したのちに通線構
造本体に切欠開口部から取除くことを特徴とする
配線ピツト蓋体の通線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108360A JPS605720A (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 配線ピツト蓋体の通線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108360A JPS605720A (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 配線ピツト蓋体の通線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605720A JPS605720A (ja) | 1985-01-12 |
JPH0241248B2 true JPH0241248B2 (ja) | 1990-09-17 |
Family
ID=14482757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58108360A Granted JPS605720A (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 配線ピツト蓋体の通線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605720A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479354U (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-10 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54143891A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-09 | Robertson Co H H | Floor construction for refractory electric wiring |
JPS5834530B2 (ja) * | 1975-05-16 | 1983-07-27 | ダイドウセイコウ カブシキガイシヤ | ヤキイレユノジヨキヨソウチ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834530U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-07 | 株式会社日本ピツト | 配線装置 |
-
1983
- 1983-06-16 JP JP58108360A patent/JPS605720A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834530B2 (ja) * | 1975-05-16 | 1983-07-27 | ダイドウセイコウ カブシキガイシヤ | ヤキイレユノジヨキヨソウチ |
JPS54143891A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-09 | Robertson Co H H | Floor construction for refractory electric wiring |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479354U (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS605720A (ja) | 1985-01-12 |
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