JPH0241235Y2 - - Google Patents

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JPH0241235Y2
JPH0241235Y2 JP20299985U JP20299985U JPH0241235Y2 JP H0241235 Y2 JPH0241235 Y2 JP H0241235Y2 JP 20299985 U JP20299985 U JP 20299985U JP 20299985 U JP20299985 U JP 20299985U JP H0241235 Y2 JPH0241235 Y2 JP H0241235Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、建屋、地下道等の床に開設した開
口部に附設する床点検口に関する。
(従来の技術) 従来、この種床点検口40は第8図に示すよう
に、外枠体41とこれに内嵌する内枠体42とか
らなり、この外枠体41は床18に開設された開
口部Wの周縁に対しアンカー部材19を介して縁
取り状にその上端縁が床面18aより所定の高さ
Hの位置に保持された状態で附設されるととも
に、その外周には例えばコンクリートの床面18
aより所定の高さ(厚さ)H1の位置までモルタ
ル等の下地材7が打設され、さらにその上面には
例えば所定の厚さtを有する磁器タイル等の床材
8が貼着され、また、内枠体42内にはその張出
縁43の下面側に内蓋44が取付けられるととも
に、この上面側には下地材7が所定の高さH3の
位置まで打設され、その上面側には床18側と同
種の厚さtを有する磁器タイル等の床材8が貼着
されて内枠体42が形成されていた。
(考案が解決しようとする問題点) したがつて、上記従来のものでは、外枠体41
の外周に打設する下地材7の打設高さH1は床材
8の厚さtを見込んで打設しなければならないた
め、そのレベルに沿つて糸等を緊張して下地材7
を打設するのでそのレベルを測定等しなければな
らず、また、内枠体42においては下地材7を打
設するため床材8の厚さtを利用してその高さを
測りながら打設していたので極めて手数を要する
等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点を解決すべくなされ
たもので、下地材の打設施工および床材の貼着施
工を容易に行うことのできる床点検口を提供する
ことを目的とし、その要旨は外枠体に内枠体を嵌
合してなる床点検口であつて、前記外枠体は側縁
と係止縁とにより断面略L字形状に形成された外
枠部材を方形状に枠組みしてなり、前記内枠体は
前記外枠部材の側縁と対設する側縁を主体とし、
該側縁には内方へ張出す張出縁を有する内枠部材
を前記外枠体に内嵌する方形状に枠組みするとと
もに、前記外枠体の側縁の外側面および内枠体の
側縁の内側面には各種の床材の厚さに相当する複
数のレベル線を段階的に附設する構成とした床点
検口に存する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中1は床点検口であつて、該床点検
口1は外枠体2と同外枠体2に内嵌される内枠体
11とより構成されている。
2は上記した外枠体であつて、該外枠体2は同
一断面形状を有する外枠部材3が方形状に枠組み
されている。この外枠部材3の断面形状は所定の
高さLを有する側縁4と同側縁4の下端部より水
平に張出す係止縁5とにより断面略L字形状に形
成され、この係止縁5の両端には断面略かぎ形状
の脚縁6が対設されている。このように形成され
た外枠部材3の外側面には外枠体2の外周部に形
成される例えばモルタル等の下地材7およびプラ
スチツクタイル、磁器タイル、床用木材等の床材
8の厚さに対応してその長手方向に沿つて凹条9
a,9b…が凹設されている。この各凹条9a,
9b…は側縁4の上端面10を基準として設けら
れるもので凹条9aの位置寸法は例えばプラスチ
ツクタイルの厚さt1(3mm)相当の位置に設け
られ、また、凹条9bは同じくプラスチツクタイ
ルの厚さt2(6mm)相当の位置に設けられてい
る。また、9c,9dは例えば磁器タイルの厚さ
および一般家屋、学校の床用木材の厚さt3(9
mm)、t4(12mm)相当の寸法位置に設けられ、
また、9eは体育館用床材の厚さt5(25mm)相
当の位置に配置されている。このように凹条9
a,9b…を凹設した外枠部材3を溶着手段等に
より方形状に枠組みすると外枠体2の外周には凹
条9a,9b…がほぼ連続されている。
11は内枠体であつて、該外枠体11は同一断
面形状を有する内枠部材12が外枠体2に内嵌す
る方形状に枠組みされている。この内枠部材12
は外枠部材3の側縁4と対応する側縁13を主体
とし、この側縁13の一端部寄りの所定の位置に
は水平状に張出す所定の厚さを有する張出縁14
が一体に形成されている。このように形成された
内枠部材12の内側面には内枠体11に内装する
例えばモルタル等の下地材7およびプラスチツク
タイル、磁器タイル、床用木材等の床材8の厚さ
に対応してその長手方向に沿つて凹条15a,1
5b,…が凹設されている。この凹条15a,1
5b,…は内枠体11が反転して使用されること
から、側縁13の図示上下の端面16,17を基
準として設けられるとともに、張出縁14の図示
下面14aも厚さに対応する寸法位置に設定され
ている。すなわち、凹条15a,15bは上端面
16を基準として設けられたもので、凹条15a
は磁器タイルの厚さt3(9mm)相当の位置に設
けられ、また、凹条15bは床用板材の厚さt4
(12mm)相当の位置に設けられ、また、張出縁1
4の図示下面14aは上端面16より厚さt5
(25mm)の位置、すなわち体育館用床材の厚さ相
当の位置に設けられるとともに、この下面14a
の側縁13の図示下端面よりプラスチツクタイル
の厚さt2(6mm)相当に設けられている。ま
た、凹条15cは図示下端面よりプラスチツクタ
イルの厚さt1(3mm)の位置に設けられてい
る。このように形成された内枠部材12を溶着手
段等により方形状に枠組みすると外枠体11の内
周には凹条15a,15b,15cがほぼ連続さ
れている。
このように形成された外枠体2は例えばコンク
リートの床18に開設した開口部Wの周縁に対し
アンカー部材19を介して取付けられるととも
に、その外周にはモルタル材等の下地材7が打設
され、その下面には例えば磁器タイル等の床材8
が貼着され、また、内枠体11の張出縁14の下
面14a側には内蓋20が止着されて、下地材7
が打設され、その上面側には床18に貼着した同
種の磁器タイル等の床材8が貼着されて内枠体1
1が形成されて、外枠体2に嵌合されて開口部W
は閉止されている。なお、21は内枠体11に取
付けた補強枠、22は同じく把手である。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例床点検口1は外枠体2に内枠体11
を嵌合してなるものであつて、外枠体2は側縁4
と係止縁5とにより断面略L字形状に形成された
外枠部材3を方形状に枠組みしてなり、また、内
枠体11は外枠部材3の側縁4と対設する側縁1
3を主体とし、該側縁13には内方へ張出す張出
縁14を有する内枠部材12を外枠体2に内嵌す
る方形状に枠組みするとともに、外枠体2の側縁
4の外側面および内枠体11の側縁13の内側面
にはプラスチツクタイル、磁器タイル、床用板材
等の各種床材8の厚さに相当する複数の凹条9
a,9b,9c,9dおよび凹条15a,15
b,15cを段階的に附設する構成としたもので
ある。したがつて、例えば床材8として磁器タイ
ルをモルタルの下地材7上に貼着する場合には磁
器タイルは厚さt3(9mm)であるから外枠体2
の側縁4に凹設した凹条9cをレベルとすること
で下地材7の打設高さを測定することなく、凹条
9cをレベルとして打設することができ、同下地
材7上に磁器タイルの床材8を貼着すると、床材
8の上面は外枠体2の側縁4の上端面10とほぼ
同一面となる。また、内枠体11においても下地
材7の打設は側縁13に凹設した凹条15aをレ
ベルとすることで、下地材7の投設高さを測定す
ることなく打設することができ、また、磁器タイ
ルの床材8を側縁13の上端面16と同位に貼着
することができ、この内枠体11を外枠体に嵌込
むと相互の床材8面は同位となる。
次に、例えば厚さt1(3mm)のプラスチツク
タイルの床材8を貼着する場合には、外枠体2の
外周は凹条9aをレベルとして、上記と同様に下
地材7を打設し、床材8を貼着することで床材8
の上面は側縁4の上端面と同位となる。また、一
方内枠体11は厚さt1(3mm)のプラスチツク
タイルの床材8を貼着する場合には反転して使用
されるもので(第4図参照)、この場合張出縁1
4の下面14aは側縁の端面17よりt2(6
mm)の位置に設けたものであるから、張出縁14
間に厚さt1(3mm)の内蓋20を取付け、その
上面に厚さt1(3mm)のプラスチツクタイルの
床材8を貼着することで同床材8は側縁13の端
面17と同位に貼着され、外枠体2に嵌込むと相
互の床材8面は同位となる。
このように、本例床点検口1によれば、外枠体
2および内枠体12の側縁4,13に各種床材8
の厚さに相当する複数の凹条9a,9b,9c,
9dおよび凹条15a,15b,15cを段階的
に附設したものであるから、下地材7の打設およ
び床材8の貼着施工を容易に行うことができると
ともに、床面および内枠体11の上面を同位に、
かつ美麗に仕上げることができる。
なお、上記実施例においては下地材7をモルタ
ル材で例示したが、これに限定するものではな
く、例えば木材等の構造材からなる床18にも適
用し得るもので、例えば第5図に示すように、構
造材24の高さhは木材の寸法規格で確認される
ので、例えば厚さt1(3mm)のプラスチツクタ
イルの床材8を貼着する場合には構造材24と凹
条9aとの距離h1に見合う厚さh1の木材の下
地材7を取付けることで下地材7および床材8を
貼着することができる。また、上記実施例におい
ては側縁4,13に凹条9a,9b,9c,9
d,9eおよび凹条15a,15b,15cを設
けて例示したがこれに限定するものではなく、例
えば第6図および第7図に示すように外枠部材2
5および内枠部材30としてもよい。すなわち、
この外枠部材25の側縁26の上端には凸縁27
が設けられ、この凸縁27の下面27aは側縁2
6の上端面28より厚さt1(3mm)の床材8の
厚さ相当に形成され、側縁26の外側面には上端
面28を基準として各種床材8の厚さt2(6
mm),t3(9mm),t4(12mm),t5(25mm)
に相当する位置にその長手方向に沿つて凸条29
a,29b,29c,29dが条設されている。
また、内枠部材30の側縁31の上下端部には凸
縁32,33が設けられて、凸縁32,33の面
32a,33aは側縁31の端面34,35より
それぞれt1(3mm)の位置に形成されている。
また、側縁31の所定位置に上記内枠部材12と
同様の張出縁36が設けられ、この張出縁36の
一方の面36aは端面35より厚さt5(25mm)
の床材8相当の位置に設けられ、また、同面36
aは端面34より厚さt2(6mm)の床材8相当
の位置に設けられている。また、側縁31の内側
面には端面35より厚さt3(9mm),t4(12
mm)の床材8相当の位置にはそれぞれ長手方向に
沿つて凸条37a,37bが条設されている。な
お、これら凹条9,15および凸条29,37に
かえて実線、点線等を塗料等により線引あるいは
プリントする構成としてもよい。また、これらレ
ベル線は外枠体の外周および内枠体の内周にわた
つて設けて例示したがこれに限定するものではな
く、対向する枠部材、あるいは隅角を狭む枠部材
に設けてよく、全周でなくてもよい。上記外枠体
および内枠体の側縁を鉛直状にして例示したが、
外側に若干開拡状に傾斜する構成であつてもよ
い。また、上記各枠部材はアルミニウム等の押出
型材により全て形成されている。
(考案の効果) さて、本考案は外枠体に内枠体を嵌合してなる
床点検口であつて、前記外枠体は側縁と係止縁と
により断面略L字形状に形成された外枠部材を方
形状に枠組みしてなり、前記内枠体は前記外枠部
材の側縁と対設する側縁を主体とし、該側縁には
内方へ張出す張出縁を有する内枠部材を前記外枠
体に内嵌する方形状に枠組みするとともに、前記
外枠体の側縁の外側面および内枠体の側縁の内側
面には各種の床材の厚さに相当する複数のレベル
線を段階的に附設する構成としたことにより、下
地材、床材の取付施工を容易に行うことができる
とともに、床面および内枠体の上面を同位に、か
つ美麗に仕上げることができるので床点検口とし
て極めて実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は床点
検口の断面図、第2図は外枠部材の断面図、第3
図は内枠部材の断面図、第4図は内枠体を反転し
て使用して場合の断面図、第5図は使用の別態様
を示す断面図、第6図および第7図は外枠部材お
よび内枠部材の別態様を示す断面図、第8図は従
来の床点検口の断面図である。 1……床点検口、2………外枠体、3,25…
…外枠部材、4,26……側縁、7……下地材、
8……床材、9,15……凹条、11……内枠
体、12,30……内枠部材、13,31……側
縁、14,36……張出縁、29,37……凸
条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外枠体に内枠体を嵌合してなる床点検口であつ
    て、前記外枠体は側縁と係止縁とにより断面略L
    字形状に形成された外枠部材を方形状に枠組みし
    てなり、前記内枠体は前記外枠部材の側縁と対設
    する側縁を主体とし、該側縁には内方へ張出す張
    出縁を有する内枠部材を前記外枠体に内嵌する方
    形状に枠組みするとともに、前記外枠体の側縁の
    外側面および内枠体の側縁の内側面には各種の床
    材の厚さに相当する複数のレベル線を段階的に附
    設する構成としたことを特徴とする床点検口。
JP20299985U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0241235Y2 (ja)

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JP20299985U JPH0241235Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62110435U JPS62110435U (ja) 1987-07-14
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