JPH0241233Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241233Y2 JPH0241233Y2 JP5821384U JP5821384U JPH0241233Y2 JP H0241233 Y2 JPH0241233 Y2 JP H0241233Y2 JP 5821384 U JP5821384 U JP 5821384U JP 5821384 U JP5821384 U JP 5821384U JP H0241233 Y2 JPH0241233 Y2 JP H0241233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating material
- floor
- sand
- sound
- absorbing heat
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 4
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、二階以上の家屋における上階部の防
音、防震床構造として好適な家屋の床構造に関す
るものである。
音、防震床構造として好適な家屋の床構造に関す
るものである。
二階以上の家屋においては、上階部で発生した
騒音、振動が下階部に伝播しないように配慮する
ことが好ましい。
騒音、振動が下階部に伝播しないように配慮する
ことが好ましい。
本考案は、叙上の点に鑑みなされたもので、二
階以上の家屋における上階部の既存の床部本体上
に特定の形態で特定の積層構造を施すことによ
り、上階部で発生した騒音、振動が下階部に伝播
しないようにした、新規な家屋の床構造を提供す
るものである。
階以上の家屋における上階部の既存の床部本体上
に特定の形態で特定の積層構造を施すことによ
り、上階部で発生した騒音、振動が下階部に伝播
しないようにした、新規な家屋の床構造を提供す
るものである。
即ち、本考案の家屋の床構造は、床部本体上面
に、緩衝性を有する吸音断熱材を配し、該吸音断
熱材上に片面パネルをその面材を該吸音断熱材上
面に当接させて配し、該片面パネル内に砂を充填
し、砂の充填された該片面パネルの上面を表面板
で被覆してなるものである。
に、緩衝性を有する吸音断熱材を配し、該吸音断
熱材上に片面パネルをその面材を該吸音断熱材上
面に当接させて配し、該片面パネル内に砂を充填
し、砂の充填された該片面パネルの上面を表面板
で被覆してなるものである。
以下、本考案の家屋の床構造を図面に示す一実
施例について説明する。
施例について説明する。
図面において、１は二階以上の家屋における上
階部の既存の床部本体で、その面材としてパーテ
イクルボード１′を用いた片面パネルで形成して
ある。又、２，３はそれぞれ内部にグラスウール
等の断熱材を充填した上階及び下階両面壁パネ
ル、４は下階部の天井板を形成する石膏ボード、
５は下階部の天井裏に配したグラスウール等の断
熱材である。
階部の既存の床部本体で、その面材としてパーテ
イクルボード１′を用いた片面パネルで形成して
ある。又、２，３はそれぞれ内部にグラスウール
等の断熱材を充填した上階及び下階両面壁パネ
ル、４は下階部の天井板を形成する石膏ボード、
５は下階部の天井裏に配したグラスウール等の断
熱材である。
而して、本考案の床構造は、上記床部本体１上
面に、緩衝性を有する吸音断熱材６を配し、吸音
断熱材６上に片面パネル７をその面材７′を吸音
断熱材６上面に当接させて配し、片面パネル７内
に砂８を充填し、砂８の充填された片面パネル７
の上面を表面板９で被覆することにより構成して
ある。
面に、緩衝性を有する吸音断熱材６を配し、吸音
断熱材６上に片面パネル７をその面材７′を吸音
断熱材６上面に当接させて配し、片面パネル７内
に砂８を充填し、砂８の充填された片面パネル７
の上面を表面板９で被覆することにより構成して
ある。
実施例について更に詳述すると、緩衝性を有す
る吸音断熱材６としては、この場合、グラスウー
ルを用いてあり、吸音断熱材６は、上階両面壁パ
ネル２の下部を被覆させて床部本体１上面に敷設
してある。尚、共振現象防止の観点から、吸音断
熱材６としては、その固有振動数が20Hz以下のも
のを使用するのが好ましい。
る吸音断熱材６としては、この場合、グラスウー
ルを用いてあり、吸音断熱材６は、上階両面壁パ
ネル２の下部を被覆させて床部本体１上面に敷設
してある。尚、共振現象防止の観点から、吸音断
熱材６としては、その固有振動数が20Hz以下のも
のを使用するのが好ましい。
又、片面パネル７は、枠組した枠体７″の一面
に面材７′を固定して形成してある。尚、この片
面パネル７は、予め工場生産されたものを用いる
のが作業効率上好ましいが、必ずしもこれに制限
されず、現場において面材７′を吸音断熱材６上
に配し該面材７′に枠材７″を固定することにより
形成されたものでも良い。
に面材７′を固定して形成してある。尚、この片
面パネル７は、予め工場生産されたものを用いる
のが作業効率上好ましいが、必ずしもこれに制限
されず、現場において面材７′を吸音断熱材６上
に配し該面材７′に枠材７″を固定することにより
形成されたものでも良い。
又、砂８としては焼砂を用いてあり、砂８は枠
材７′間に密に充填してある。
材７′間に密に充填してある。
又、表面板９は合板で形成してある。
この他、１０は砂８の蓄熱効果を効果的に利用
して砂８内に配設した床暖房用パイプ、１１は表
面板９と上階両面壁パネル２との境界部を被覆す
る巾木様の化粧材である。
して砂８内に配設した床暖房用パイプ、１１は表
面板９と上階両面壁パネル２との境界部を被覆す
る巾木様の化粧材である。
叙上の如く、本考案の家屋の床構造は、既存の
床部本体１上に、緩衝性を有する吸音断熱材６、
砂８等を介して表面材９を設けたものであるか
ら、二階以上の家屋における上階部の床構造とし
て採用することにより、上階部で発生した騒音
を、比重が高く遮音性が高い砂８及び吸音断熱材
６で吸収して上階部への伝播を防止することがで
き、且つ上階部で発生した振動を、無形状な砂８
の摩擦熱に変換し又吸音断熱材６で緩衝して下階
部への伝播を防止することができるものであり、
しかも、砂８を用いているため、耐火性に優れ、
砂８の優れた蓄熱効果により実施例に示す如く効
果的な床暖房を行うことができる等、砂８が低価
格で手に入り易く施工が容易であること及び片面
パネル７の使用により砂８の充填等の作業性が優
れていることと相俟ち多大な実用的効果を奏する
ものである。
床部本体１上に、緩衝性を有する吸音断熱材６、
砂８等を介して表面材９を設けたものであるか
ら、二階以上の家屋における上階部の床構造とし
て採用することにより、上階部で発生した騒音
を、比重が高く遮音性が高い砂８及び吸音断熱材
６で吸収して上階部への伝播を防止することがで
き、且つ上階部で発生した振動を、無形状な砂８
の摩擦熱に変換し又吸音断熱材６で緩衝して下階
部への伝播を防止することができるものであり、
しかも、砂８を用いているため、耐火性に優れ、
砂８の優れた蓄熱効果により実施例に示す如く効
果的な床暖房を行うことができる等、砂８が低価
格で手に入り易く施工が容易であること及び片面
パネル７の使用により砂８の充填等の作業性が優
れていることと相俟ち多大な実用的効果を奏する
ものである。
図面は、本考案の一実施例の縦断面図である。
１……床部本体、６……吸音断熱材、７……片
面パネル、７′……面材、８……砂、９……表面
板。
面パネル、７′……面材、８……砂、９……表面
板。
Claims (1)
- 床部本体上面に、緩衝性を有する吸音断熱材を
配し、該吸音断熱材上に片面パネルをその面材を
該吸音断熱材上面に当接させて配し、該片面パネ
ル内に砂を充填し、砂の充填された該片面パネル
の上面を表面板で被覆してなる、家屋の床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5821384U JPS60170439U (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 家屋の床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5821384U JPS60170439U (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 家屋の床構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60170439U JPS60170439U (ja) | 1985-11-12 |
| JPH0241233Y2 true JPH0241233Y2 (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=30583506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5821384U Granted JPS60170439U (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 家屋の床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60170439U (ja) |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP5821384U patent/JPS60170439U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60170439U (ja) | 1985-11-12 |
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