JPH0241170Y2 - - Google Patents

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JPH0241170Y2
JPH0241170Y2 JP1248185U JP1248185U JPH0241170Y2 JP H0241170 Y2 JPH0241170 Y2 JP H0241170Y2 JP 1248185 U JP1248185 U JP 1248185U JP 1248185 U JP1248185 U JP 1248185U JP H0241170 Y2 JPH0241170 Y2 JP H0241170Y2
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はローバス型またはセミローバス型鋼帯
酸洗装置に関する。
〔従来技術〕
鋼帯を酸液(塩酸液、硫酸液等)に通して表面
の酸化物(スケール)を除去する酸洗装置には各
種のタイプがあるが、近時は熱エネルギー消費量
の節減等の観点から、酸洗槽の槽深さの浅いロー
バス型またはセミローバス型酸洗装置が広く使用
されつつある。
ローバス型塩酸酸洗装置を例に挙げて説明する
と、第3図において、2は酸洗槽、3は廃酸受け
槽、Wは被酸洗材(鋼帯)である。
酸洗槽2は通常3〜5槽((図では、3槽)連
設され、それぞれに酸液(液温:約75〜85℃)が
収容されている。各酸洗槽21〜23はキヤプド
タイル堰18で仕切られるとともに、各槽内には
中間堰19が複数個所(図では2個所)に設けら
れている。中間堰19は、槽内の酸液の流れを妨
げないように、上記キヤプドタイル堰18よりや
や低く、かつ両サイドは、槽壁との間に空間を有
する。
各キヤプドタイル堰18の上部には、被酸洗材
押さえロール7が配設されている。図示はしない
が、中間堰19の上部にも押さえロール7が配設
されており、被酸洗材Wは、これらの堰の天面と
押さえロールとの間に保持される。
被酸洗材Wは図中、左側から導入され、入側リ
ンガロール6、押さえロール7に沿つて各酸洗槽
21,22,23の酸液中を通過する間に表面酸
化物が除去され、出側のダブルリンガロール8を
経て次工程に送り出される。
9は、酸洗槽21〜23のそれぞれに付設され
ているサブタンクである。各サブタンク91〜9
3は各酸洗槽21〜23の酸液を一時的に抜き取
つて貯留する役目を有する。例えば、酸洗ライン
の停止時に、被酸洗材Wが酸液に浸漬されたまま
放置されると、過酸洗となるので、これを防止す
るために、各酸洗槽21〜23の酸液を導管10
を介してポンプ11により、またはバルブ(図示
せず)の開閉にて各サブタンク91〜93内に移
し替え、ライン運転再開時に、導管12を介して
ポンプ13により各酸洗槽21〜23内に返戻す
る。この場合の各酸洗槽からの酸液の抜き取り、
および各酸洗槽への返戻を短時間内に行うことが
できるように、ポンプ11,13の容量は各槽当
たり、例えば400/分とし、これに見合う導管
10,12を設計する等、その容量は極めて大き
い。
酸液は、所定の組成(HC:約90〜140g/
、鉄分:70〜110g/)に調整されて、供給
導管5により最終酸洗槽(図の例では、第3酸洗
槽23内に連続的に補給され、その後各酸洗槽を
仕切るキヤプドタイル堰18の上部を溢流しなが
ら、第3酸洗槽23から、第2酸洗槽22、第1
酸洗槽21へと流れ、この間に被酸洗材Wの表面
酸化物と反応し、廃酸(HC:約10〜70g/
、鉄分:約110〜165g/)となつて廃酸受け
槽3内に流れ込む。廃酸受け槽3に流れ込んだ廃
酸は、槽底の排液口から導管4を通つて酸回収装
置(図示せず)に送給され、再生されたのち、供
給導管5を介して第3酸洗槽23に返戻される。
その量は、例えば2〜数m3/Hrである。
各酸洗槽21〜23のキヤプドタイル堰18や
中間堰19は、各酸洗槽内の酸液が、キヤプドタ
イル堰18で堰止められ、液面のレベルがある一
定の高さを越えないと、次の酸洗槽へ流れ込ま
ず、従つて各酸洗槽の酸液の液面のレベルは、第
1酸洗槽21から第3酸洗槽23へと順次高く、
また各酸洗槽の液面の高さが、被酸洗材Wの通板
状態において、被酸洗材のレベル、即ちパスライ
ンより約100mm上位に位置するように設計されて
いる。
ラインの運転が開始されると、被酸洗材Wの通
板速度は、被酸洗材の材質やサイズにより異なる
が、一般に150〜300m/分と高速度であるので、
被酸洗材Wの上面にある酸液は被酸洗材の送行に
伴つて出口側に引き奇せられる。このため、各酸
洗槽21〜23内の酸液液面Lは、図示のように
出口側に盛り上がつた状態となり、通板中はある
平衡状態となつて安定する。
従つて、ライン運転中における各酸洗槽21〜
23内には、被酸洗材Wの停止状態において貯留
される量を越えて、余剰の酸液が滞留している。
この酸液の余剰の滞留量は、装置の規模、被酸洗
材の通板速度、板幅、減速回数等にもよるが、通
常、約2〜数m3にも達する。例えば、第3酸洗槽
23に導管5から5m3/Hrの流量で酸液を補給
する場合、その補給を開始した後、廃酸受け槽3
に酸液が流れ込み始めるまでに、1時間以上のタ
イムラグを伴うことがあり、この場合には、約5
m3もの余剰の酸液が酸洗槽内に滞留していると概
算ることができる。
以下の説明では、ラインの運転(鋼帯通板)開
始に際して、酸洗槽21〜23のそれぞれの構内
に与えられた各酸液貯留量を「基準酸液貯留量」
(その液量をV1で表す)と称し、鋼帯通板運転に
より、基準貯留量V1を越えて増加した酸液を
「余剰酸液」(その液量をV2で表す)を称する。
〔解決しようとする問題点〕
上記酸洗ラインの運転を、何等かの理由で停止
し、各酸洗槽21〜23内の酸液の全量または一
部を各サブタンク91〜93に移し替える場合、
各酸洗槽内には、停止状態での貯留量を越える多
量の酸液が滞留しており、その余剰分の酸液もそ
のまま各サブタンク91〜93内に貯留される。
そのため、ライン運転再開に際して、各サブタン
ク91〜93内の酸液をそのまま各酸洗槽に返戻
しても、返戻された酸液の全量を酸洗槽内に収容
することはできず、余剰の酸液は酸洗槽から溢
れ、廃酸受け槽3内に流れ込む。しかも、各サブ
タンク91〜93から各酸洗槽21〜23への酸
液の返送は、容量の大きなポンプ13および導管
12を介して行われるので、酸洗槽内に溢れた余
剰の酸液は急激に廃酸受け槽3に向かつて流れ、
一度に多量の酸液が廃酸受け槽3内に流れ込むこ
とになる。
従つて、廃酸受け槽3は、上記の余剰の酸液の
流れ込みに見合つた容量を有するものであること
が必要となり、またそれに見合う排液口や酸回収
装置への導管が必要となる等、設備の設計・製作
上の無駄を余儀なくされる。
また、上記のようにライン運転再開時に廃酸受
け槽に流れ込む酸液は、第1酸洗槽21〜第3酸
洗槽23に滞留していた酸液の混合液であつて、
その組成は、例えばHC濃度で65〜105g/
前後と、まだ十分に酸洗液として使用できるもの
である。従つて、これを廃酸として処分すること
は、酸液原単位および酸回収装置の負荷等の点で
損失となる。特に、最近のように、酸洗ラインが
自動化等により複雑かつ高速になるに従つて、ラ
インの運転を停止する頻度が増し、上記の損失は
著しいものとなつている。
上記説明ではローバス型酸洗装置を例に挙げた
が、セミローバス型酸洗装置についても程度の差
はあれ、事情は同じである。
本考案は、かかる問題点を解決するためになさ
れたものである。
〔技術的手段および作用〕
堰を介して連設された、酸液を貯留する複数の
酸洗槽21,22,23のそれぞれに、各酸洗槽
から抜取られる酸液を貯留するためのサブタンク
91,92,93が、酸洗槽からサブタンクに酸
液を送出する導管10と、サブタンクからもとの
酸洗槽に酸液を返戻する導管13とを介して接続
されているローバス型もしくはセミローバス型鋼
帯酸洗装置において、 前記サブタンク91,92,93のそれぞれの
側壁面に、酸洗槽21,22,23から送り込ま
れた酸液のうち、余剰酸液に相当する量の酸液を
タンク内から溢流させる高さ位置に開口した余剰
酸液溢流導管141,142,143が取付ら
れ、 その余剰酸液溢流導管141,142,143
の他端側は、サブタンク91,92,93から溢
流する余剰酸液を回収貯留するための余剰酸液受
けタンク15に接続されており、 かつ該余剰酸液受けタンク15は、回収した余
剰酸液を酸洗槽に返送するための導管17が設け
られていることを特徴としている。
〔実施例〕
本考案装置を添付の図面を参照して説明する
と、第1図において、15は余剰酸液受けタンク
であり、各サブタンク91〜93はそれぞれ導管
14にて余剰酸液受けタンク15に接続されてい
る。17は余剰酸液受けタンク15に集められた
余剰分の酸液を酸洗槽に返戻するための導管であ
る。
この酸洗装置において、ラインが運転されてい
る定常状態では、前記のように各酸洗槽21〜2
3には、停止状態時に貯留される液量を越える酸
液(基準酸液量V1と余剰酸液量V2の合計量)が
滞留している。いま、何等かの理由によりライン
の運転を停止し、各酸洗槽21〜23内の酸液を
抜き取り、導管10を通してポンプ11により、
またはバルブ(図示せず)の開閉にてそれぞれの
サブタンク91〜93に流入させる。
この酸洗槽からサブタンクへの酸液の抜取りを
行う主たる目的は、ライン停止中の鋼帯の過酸
洗・表面損傷を防止するためであるので、槽内の
酸液は、その液面が鋼帯パスラインよりも低くな
るように抜取られる。その抜取量をV3で表す
(V3=V2+V1′。各槽内の酸液の全量を抜取る場
合は、V1′=V1)。各酸洗槽21〜23のそれぞ
れから抜取られて各サブタンク91〜93のそれ
ぞれに送り込まれた酸液(液量V3)のうち、余
剰酸液相当量V2は、導管141〜143を通つ
て余剰酸液受けタンク15内に回収される。
従つて、ライン運転再開に際して各サブタンク
91〜93内から、それぞれの酸洗槽21〜23
に返戻される酸液の液量は、ライン停止状態で各
酸洗槽に収容され得る液量に等しくなつており、
廃酸受け槽3に無駄に流れ込むことはない。
なお、ライン停止時に酸液を抜き取る主たる目的
は、被酸洗材の過酸洗を防止するにあるから、必
ずしも全量を抜き取る必要はなく、酸洗槽内の酸
液の一部を抜き取つて液面レベルを被酸洗材と接
触しないようにすればよい。その方が、酸液の抜
き取りおよびライン運転再開時の酸液返送を短時
間に終えることができる。
いずれの場合も、サブタンク91〜93内に流
入させた酸液のうち、余剰分に相当する酸液を導
管141〜143を介して余剰酸液受けタンク1
5内に回収すればよい。
このように、各酸洗槽21〜23から各サブタ
ンク91〜93に流入させる酸液量は操業条件等
により異なり、従つてサブタンク91〜93内に
貯留される量も異なるので、各サブタンクには酸
液の流入量に応じた液面レベル高さ位置に開口す
るように導管141〜143を設けて余剰酸液受
けタンク15と連結しておくとよい。第2図にそ
の例を示す。図中、導管141a〜143aは、
各酸洗槽21〜23の酸液の全量を各サブタンク
91〜93に流入させた場合に、ライン停止状態
の各酸洗槽に貯留され得る液量を越える余剰分の
酸液を余剰酸液受けタンク15内に送り込むため
の導管であり、その導管の開口より下側の内部空
間領域は、タンク内に送り込まれた酸液V3(=V2
+V1)から余剰酸液相当量V2を差引いた量V1
(基準酸液量)に相当する容積を有している。導
管141b〜143bは、各酸洗槽内の酸液の一
部(例えば、被酸洗材と酸液との接触を断つに必
要な最小限の酸液抜取量)をサブタンク内に流入
させた場合に、余剰分の酸液を余剰酸液受けタン
ク15に送り込むための導管であり、その開口よ
り下側の空間領域の容積は、タンク内に送り込ま
れた酸液V3(=V2+V1′)から余剰酸液相当量V2
を差引いた量V1′に相当する。
各導管141a〜143aおよび141b〜14
3bには、バルブ51,52が設けられており、
サブタンク91〜93に流入させる酸液量に応じ
て導管を切り替えることにより、各サブタンク9
1〜93内に流入した酸液のうち、余剰分だけが
各サブタンクからオーバーフローして余剰酸液受
けタンク15内に流れ込む。
一方、余剰酸液受けタンク15内に回収されて
いる余剰の酸液は、各酸洗槽21〜23からの余
剰分として集められたものであつて、その酸液の
組成は、各酸洗槽21〜23の酸液の平均組成に
ほぼ相当し、例えばHC濃度は約65〜105g/
であり、中間の第2酸洗槽22における酸液組
成にほぼ一致する。従つて、余剰酸液受けタンク
15に集められた酸液は、ライン運転再開と同時
にポンプ16により導管17を経て第2酸洗槽2
2内に返送し被酸洗材の処理に利用することがで
きる。
余剰酸液受けタンク15から第2酸洗槽22に
送給された酸液は、第3酸洗槽23に補給された
酸液とともに、被酸洗材Wの表面酸化物と反応し
つつ第2酸洗槽22から第1酸洗槽21へと流
れ、HC10〜70g/、鉄分110〜165g/程
度に劣化した状態で廃酸受け槽3内に流れ込む。
廃酸受け槽3内に集められた廃酸は、導管4を通
つて図示しない廃酸回収装置に送り込まれて再生
処理されたのち、再び第3酸洗槽23に返送され
ることは前記のとおりである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、酸洗ラインの運転停止時に酸
洗槽から回収されたサブタンク内の酸液を、ライ
ン運転再開に当たつて酸洗槽に返送する場合に、
各酸洗槽にはそれぞれの容量に見合つた液量の酸
液が返送される。即ち、従来のように酸洗槽に返
送される酸液の余剰量(例えば2〜数m3)が一度
に廃酸受け槽に流れ込むという不都合が回避され
る。
従つて、酸液の無駄な消費がなく、また廃酸受
け槽およびそれに付設される排液口や廃酸回収装
置への導管等は、通常のライン運転時における酸
洗槽に対する酸液補給流量(例えば2〜数m3
Hr)に見合うように設計すれば十分であり、極
めて合理的である。また、サブタンクからオーバ
ーフローした余剰の酸液は、余剰酸液受けタンク
から別途適当な流量で酸洗槽に返戻されるので酸
液の全量が無駄なく有効に再使用されることにな
り、酸液の原単位・酸洗コストを改善し、酸回収
装置の負荷の軽減等に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は本考案の他の実施例を示す要部説明図、第3図
〔〕は従来例を示す平面図、〔〕はその側面
図、〔〕はA−A断面図である。 2,21,22,23:酸洗槽、3:廃酸受け
槽、9,91,92,93:サブタンク、15…
余剰酸液受けタンク、W……被酸洗材(鋼帯)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 堰を介して連設された、酸液を貯留する複数の
    酸洗槽21,22,23〔各酸洗槽内の貯留酸液
    のうち、被処理鋼帯の通板運転により、運転停止
    状態での酸液貯留量を越えて増加した酸液を「余
    剰酸液」と称する〕のそれぞれに、各酸洗槽から
    抜取られる酸液を貯留するためのサブタンク9
    1,92,93が、酸洗槽からサブタンクに酸液
    を送出する導管10と、サブタンクからもとの酸
    洗槽に酸液を返戻する導管12とを介して接続さ
    れているローバス型もしくはセミローバス型鋼帯
    酸洗装置において、 前記サブタンク91,92,93のそれぞれの
    側壁面に、酸洗槽21,22,23から送り込ま
    れた酸液のうち、余剰酸液に相当する量の酸液を
    タンク内から溢流させる高さ位置に開口した余剰
    酸液溢流導管141,142,143が取付ら
    れ、 その余剰酸液溢流導管141,142,143
    の他端側は、サブタンク91,92,93から溢
    流する余剰酸液を回収貯留するための余剰酸液受
    けタンク15に接続されており、 かつ該余剰酸液受けタンク15は、回収した余
    剰酸液を酸洗槽に返送するための導管17が設け
    られていることを特徴とする鋼帯酸洗装置。
JP1248185U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0241170Y2 (ja)

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US10711353B2 (en) 2016-04-27 2020-07-14 Primetals Technologies Japan, Ltd. Pickling device and pickling pause operation method

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