JPH0241150Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0241150Y2
JPH0241150Y2 JP1985049815U JP4981585U JPH0241150Y2 JP H0241150 Y2 JPH0241150 Y2 JP H0241150Y2 JP 1985049815 U JP1985049815 U JP 1985049815U JP 4981585 U JP4981585 U JP 4981585U JP H0241150 Y2 JPH0241150 Y2 JP H0241150Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
adhesive layer
base material
electric wire
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985049815U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61168145U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985049815U priority Critical patent/JPH0241150Y2/ja
Publication of JPS61168145U publication Critical patent/JPS61168145U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0241150Y2 publication Critical patent/JPH0241150Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として電話線及び電力線等を床面
などに沿つて配線する場合に用いられる配線用両
面粘着テープに関する。
〔従来の技術〕
この種の配線用両面粘着テープとしては、一般
に、第5図で示すように、テープ状基材01の一
側面に粘着層02を形成し、他側面には、このテ
ープ状基材01との間で電線03用収納空間0S
を形成するための帯状の電線保護カバー04に対
する取付け用粘着層05を、そのテープ状基材0
1の横幅全体に形成している。
この従来テープによる配線作業を考案すると、
床面等に貼り付けられたテープ状基材01の表面
側の中心線に沿つて電線03を配線したのち、こ
の電線03の両側に位置する粘着層部分に、該電
線03を覆う状態で電線保護カバー04を貼り付
ける作業手順が採られているが、前記の電線配設
時に、電線03をテープの中心線に沿つて配設す
るための目安がないため、その電線配設に手間ど
る割にはどうしても左右にふらつき易く、しか
も、一旦テープ上に配設すると、電線03の全面
が粘着層05に付着するため、その電線03の配
設修正に更に多くの手間を要し、全体としては作
業性が非常に悪くなる問題があつた。
殊に、近年多用される傾向にあるフラツトな帯
状の電線や、細い線を配設する際には、その帯状
の電線または細い線の巻取り状態を解しながら粘
着層部分に止めつけようとしても、電線自体の巻
きぐせのために、当業界で線の「あばれ」と呼ば
れる曲がりによる不規則な動きがあつて、この曲
がりを伸ばしながらの作業を行う必要がある。し
たがつて、この電線を伸ばしながらテープ中心位
置に真直に粘着することは、きわめて困難であつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、テープ他側面がわに形成され
る粘着層の合理的な改造をもつて配線作業能率を
可及的に向上することができるようにする点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による配線用両面粘着テープの特徴構成
は、テープ状基材の一側面に粘着層を形成し、他
側面には、このテープ状基材との間で電線用収納
空間を形成する帯状の電線保護カバーに対する二
条の取付け用粘着層を、互いに平行に位置する状
態で形成するとともに、前記両粘着層の間に、前
記電線の横幅よりも幅広の非粘着層部分を設け、
さらに、前記非粘着層部分の横幅中央部には、前
記電線に対する取付け用粘着層を、電線の横幅よ
りも小なる横幅でテープ状基材の長手方向に沿つ
て形成した点にあり、その作用・効果は次の通り
である。
〔作用〕
テープ状基材の他側面の中心線に沿つて電線を
配設する際、非粘着層部分の横幅中央部に形成さ
れた電線取付け用粘着層、及び、これの両側に位
置する電線保護カバー取付け用粘着層の隣接側辺
を配線のための指標線とすることができるから、
電線をテープ状基材の所定位置に沿つて貼り付け
ることができる。しかも、前記電線取付け用粘着
層の両面には非粘着層が存在するから、フラツト
な帯状電線や細い線を、その巻きぐせによる曲が
りを伸ばしながら粘着する際に、電線が多少左右
にふらついたとしても、その左右に位置ずれした
状態のままでは、電線と電線取付け用粘着層部分
との接触面積がきわめて少なくなるので、電線を
簡単に剥離して迅速に貼り直すことができる。
〔考案の効果〕
従つて、前記テープ状基材の他側面に形成され
る粘着層を、電線との関係において前述の如く構
成するだけの簡単かつ安価な改造をもつて、配線
作業能率を可及的に向上することができるに至つ
た。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図で示す配線用両面粘着テープを
構成するに、柔軟性に優れたテープ状基材1の一
側面に粘着層2を形成し、他側面には、このテー
プ状基材1との間で電線3用収納空間Sを形成す
る可撓性の帯状電線保護カバー4に対する二条の
取付け用粘着層5a,5aを、互いに平行に位置
する状態で、かつ、それら隣接間に位置する非粘
着層部分5bの横幅Lが電線3の横幅lよりも大
となる状態で形成するとともに、前記非粘着層部
分5bの横幅中央部には、前記電線3に対する取
付け用粘着層5cを、電線3の横幅lよりも小な
る横幅でテープ状基材1の長手方向に沿つて連続
形成し、更に、これら三条の粘着層5a,5a及
び5cに亘つて離型紙6を貼り付けている。
前記粘着層5a,5a及び5cは、前記テープ
状基材1とは明確に異なる色付けが施されてい
る。
前記テープ状基材1は、ポリエチレンフオーム
やウレタンフオームなどの連続発泡又は独立発泡
の軟質合成樹脂から製作することが好ましい。ま
た、これに代えて布或いはフイルムなどから製作
してもよいこと勿論である。
尚、前記テープ状基材1を独立発泡の合成樹脂
から製作した場合には、このテープ状基材1に適
当なクツシヨン性を持たせながらも、その優れた
防水性により、テープ貼り付け面からの水の浸入
を確実に防止することができる利点がある。
前記帯状電線保護カバー4は塩化ビニルなどの
合成樹指から製作されている。
そして、前記テープ状基材1の他側面の中心線
に沿つて電線3を配設する際、非粘着層部分5b
の横幅中央部に形成された電線取付け用粘着層5
c、及び、これの両側に位置する電線保護カバー
取付け用粘着層5a,5aの隣接側辺を配線のた
めの指標線とすることができるから、電線3をテ
ープ状基材1の中心に沿つて容易に貼り付けるこ
とができる。しかも、例え、電線3が左右にふら
ついた状態で配設されても、従来のように電線3
全面がテープ状基材1に付着することがないか
ら、電線3を簡単に剥離して迅速に貼り直すこと
ができるのである。
その上、前述のように粘着層5a,5a及び5
cにテープ状基材1とは異なる色付けが施されて
いる場合には、これら粘着層5a,5a及び5c
を他の部分とは明確に判別することができるか
ら、電線3をテープ状基材1の中心線に沿つて一
層正確かつ容易に配設することができる利点があ
る。
また、上述の如く構成された配線用両面粘着テ
ープは、第3図で示すように他側面の粘着層2を
巻取り面としてロール状に巻回されている。
尚、上述実施例では、前記電線取付け用粘着層
5cを連続的に形成したが、これの代わりに断続
的に形成して実施してもよい。
また、非粘着層部分5bの横巾中央部に形成さ
れる非粘着層5cを複数条に分割構成して実施し
てもよい。
更に、第4図で示すように、前記非粘着層部分
5bの横幅Lを電線3の横幅lよりも少しだけ小
さくして、前記電線3を、中央の粘着層5cとこ
れの両側に位置する電線保護カバー取付け用粘着
層5a,5aの一部を利用して貼り付けるべく構
成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る配線用両面粘
着テープの実施例を示し、第1図は断面図、第2
図は斜視図、第3図はロールテープの状態を示す
斜視図である。第4図は別の実施例を示す断面図
であり、第5図は従来の配線用粘着テープを示す
断面図である。 1……テープ状基材、2……粘着層、3……電
線、4……電線保護カバー、5a,5c……粘着
層、5b……非粘着層部分、6……離型紙、S…
…収納空間、L,l……横幅。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 テープ状基材1の一側面に粘着層2を形成
    し、他側面には、このテープ状基材1との間で
    電線3用収納空間Sを形成する帯状の電線保護
    カバー4に対する二条の取付け用粘着層5a,
    5aを、互いに平行に位置する状態で形成する
    とともに、前記両粘着層5a,5aの間に、前
    記電線3の横幅lよりも幅広の非粘着層部分5
    bを設け、さらに、前記非粘着層部分5bの横
    幅中央部には、前記電線3に対する取付け用粘
    着層5cを、電線3の横幅lよりも小なる横幅
    でテープ状基材1の長手方向に沿つて形成して
    ある配線用両面粘着テープ。 2 前記電線取付け用粘着層5cが前記テープ状
    基材1とは異なる色付けが施されたものである
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の配線用
    両面粘着テープ。 3 前記粘着層5a,5aが前記テープ状基材1
    とは異なる色付けが施されたものである実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の配線用両面粘
    着テープ。 4 前記粘着層5a,5aが離型紙6を備え、か
    つ、一側面の粘着層2を巻取り面としてロール
    状に巻1されたものである実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の配線用両面粘着テープ。
JP1985049815U 1985-04-03 1985-04-03 Expired JPH0241150Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985049815U JPH0241150Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985049815U JPH0241150Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61168145U JPS61168145U (ja) 1986-10-18
JPH0241150Y2 true JPH0241150Y2 (ja) 1990-11-01

Family

ID=30567356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985049815U Expired JPH0241150Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0241150Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102245418B1 (ko) * 2017-08-25 2021-04-27 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 무손상 제거가 가능한 접착 물품

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845084U (ja) * 1971-10-01 1973-06-12
JPS5933742B2 (ja) * 1976-11-18 1984-08-17 株式会社大林組 ヘドロ処理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5181366U (ja) * 1974-12-24 1976-06-29
JPS57167743U (ja) * 1981-04-17 1982-10-22
JPS5933742U (ja) * 1982-08-24 1984-03-02 マサル工業株式会社 両面粘着テ−プ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845084U (ja) * 1971-10-01 1973-06-12
JPS5933742B2 (ja) * 1976-11-18 1984-08-17 株式会社大林組 ヘドロ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61168145U (ja) 1986-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0334802Y2 (ja)
US5278356A (en) Hold-down tape for electrical cables
JP5112625B2 (ja) 被覆電線外装シート及びワイヤーハーネス
US5593756A (en) Hold-down cover for cables and the like
CA1309921C (en) Protective device for protecting, during a permanent wave, the portion of the hair treated earlier, and a method for manufacturing such protective devices
JPH0241150Y2 (ja)
JP2002369349A (ja) グロメットの線間止水構造
JPH0241148Y2 (ja)
KR870000615B1 (ko) 표면형 파스너 부품 및 그 제조방법
JP2592292Y2 (ja) ラベル連結体
EP1329490A3 (de) Folienklebeband mit reduziertem Halogengehalt
CN211045506U (zh) 一种用于卷绕式电芯的保护膜
JP3016818B2 (ja) 電線水密処理用材
JPH11205945A (ja) ワイヤハーネス用保護シート
JP2001132890A (ja) 配管の表面化粧カバー
JP2615365B2 (ja) エルボカバーの表装部材及び表装部材のエルボカバーへの貼り付け方法
JPH0989190A (ja) 保温材被覆シート
JPH0121588Y2 (ja)
JPH0627636Y2 (ja) 両面粘着テ−プ
JPH0713630Y2 (ja) クリーナーホース
JP2000062064A (ja) 断熱用シート
JP2698900B2 (ja) クリーナー用粘着ロール
KR200326074Y1 (ko) 와이어 하네스 권취용 절연테이프
JPS628097Y2 (ja)
JPH05190025A (ja) ラミネ−トシ−スケ−ブル