JPH0241124Y2 - - Google Patents

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JPH0241124Y2
JPH0241124Y2 JP7932186U JP7932186U JPH0241124Y2 JP H0241124 Y2 JPH0241124 Y2 JP H0241124Y2 JP 7932186 U JP7932186 U JP 7932186U JP 7932186 U JP7932186 U JP 7932186U JP H0241124 Y2 JPH0241124 Y2 JP H0241124Y2
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JP
Japan
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collar
robe
white
fixed
kimono
Prior art date
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Expired
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JP7932186U
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JPS637115U (ja
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、袈裟の簡易装着部を有する仏事用白
衣に関し、特には、白衣の衿部に袈裟を位置ずれ
をすることなく固定し、かつ、容易に取外すこと
が出来るものである。
従来の技術 仏教の各宗派においては、信者の人々が各種行
事に参加するに際し、白衣を着用し、かつ、その
衿元に袈裟を装着することが多い。特に近時、四
国八十八ケ所や西国三十三ケ所等の巡礼を観光を
兼ねて行う人も多く、そのツアー等も種々催され
ている。このような巡礼には所定の白衣とともに
袈裟を着用し、其他の仏事用具を携帯するものと
なつている。この白衣は腰から上の上半身に着用
する半纏状の和式衣である。
一方白衣とともに着用する袈裟は、白衣の衿部
に掛け回して着用する細長い帯状の布であつて、
胸元から腹部の近傍に垂れ下がり、下部には結び
紐が取付られ、表には仏語其他の文字が表示され
ている。
考案が解決しようとする問題点 従来では、袈裟は単に白衣の衿元に掛け回して
いただけであるので、下部に結び紐があるとはい
え、衿部から外れ易く、又位置ずれを起し易いた
め、極めて不便或いは不快感を感じることが多
い。特に礼拝時に首を垂れたとき等に白衣から袈
裟が離れて位置がずれ、袈裟が衿部と首の間に入
つて邪魔になることが多い。
そこで、本考案は上記事情に鑑み、従来の仏事
用白衣における袈裟装着時の欠点を解決して、袈
裟を位置ずれをすることなく簡易に装着固定し、
かつ、容易に取付すことのできる装着部を有する
仏事用白衣を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記課題を達成するために半纏状の
衣であつて、衿部に細長い帯状の袈裟を掛け回し
て着用する仏事用白衣において、衿部の背側に適
数の細帯体の一端を固着し、他端を袈裟の外側か
ら衿部の内側に回して袈裟を環状に包囲して、衿
部の内側に止着した止め具と着脱可能に接続する
ことにより、袈裟を衿部に固定して位置ずれを防
止することを特徴とする仏事用白衣を提供するも
のである。
作 用 上記手段の本考案によれば、細帯体を袈裟を環
状に包囲して衿部の内側に接続することにより、
袈裟は衿部に固定されて位置ずれを起すことなく
首を垂れても白衣と首との間に入ることがなく、
袈裟を装着したまま自由に身体の動静を行なうこ
とができ、礼拝時や移動時に便利である。しか
も、袈裟の装着固定及び取外しが容易であるとと
もに、外部から看取されることのない衿部の背側
にて固定されているため、極めて体裁がよく、又
固定を必要としない場合には細帯体を袈裟の下側
に位置させておけば良く、その際には外部から看
取されることがない。さらに、袈裟の幅寸法に応
じて衿部の内側に止着した止め具と細帯体の接続
位置を調節できるため、巾の異なる袈裟であつて
も固定可能である。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面を参考にして説
明する。
第1図は本考案に係る仏事用白衣の一実施例を
示す正面図、第2図はその衿部の背面部分拡大
図、第3図は第2図A−A断面図である。
白衣1は図示のように胸元を大きく開いた上半
身に着用する半纏状の伝統的な和式衣である。そ
の衿部2には、背部の外側に2本の細帯体3の一
端が一定の間隔を有して縫着されて固着されてい
る。一方この細帯体3の他端はマジツクフアスナ
ー(登録商標)などの止め具4を有して自由端と
なつており、衿部2の内側に回して、衿部2の内
側に止着した同様の止め具4に接続することが出
来る長さとなつている。この他端を自由端として
あるため、使用する袈裟の幅寸法に応じて、止め
具4への接続位置を任意に調節することができ
る。この止め具4はマジツクフアスナー(登録商
標)としたのであるが、これは脱着が容易なため
であり軽便であるからであるが、必要によつては
衿部2の内側に同じような細帯体を止着してこれ
を結ぶようにしてもよいものである。その他、細
帯体3を衿部2の内側に回してその内側で固定で
きる構成であればよい。また、細帯体3の取付本
数は任意であり、適当な本数を適宜固着すればよ
い。また、細帯体3は白衣1と同じ材質からなる
偏平な帯片であるが、必要によつては紐などでも
よい。なお、細帯体3の固着位置は衿部2の背部
が外部から看取されることがなくて体栽がよい
が、他の任意の位置でも差支えない。
そこで上記実施例において、白衣1を着用する
ときは予め袈裟5を衿部2の外側に掛け回し、細
帯体3の自由端である他端を袈裟5の外側から衿
部2の内側に回して袈裟5を環状に包囲して、衿
部2の内側に止着した止め具4と接続して固定し
た後、白衣1を着用し、袈裟5の紐6を胸前で結
ぶ。また、場合によつては、白衣1を着用した後
袈裟5を掛け回し、同様に細帯体3を衿部2の内
側に回して止め具4で固定してもよい。かくし
て、袈裟5は白衣1から外れることなく衿部2の
外側に固定されて、衿首から脱落することがな
い。また、袈裟5を固定する必要がないときに
は、細帯体3の自由端である他端を止め具4に固
定した後、細帯体3の上に袈裟5を掛ければ細帯
体3は外部から看取されない。
考案の効果 以上に説明した本考案によれば、仏事用の白衣
に使用すべき袈裟は、白衣の衿部に細帯体により
環状に包囲されて固定されるため外れることがな
く、従つて着用者は首を垂れても袈裟が外れず、
不快、不便を感じることなく快適に着用すること
ができる。よつて、袈裟を装着したまま自由に身
体の動静を行なうことができ、礼拝時や移動時に
便利である。しかも、袈裟の装着固定及び取外し
が容易であるとともに、外部から看取されること
のない位置にて固定されているため、極めて体裁
がよく、又固定を必要としない場合には袈裟の下
側に位置して外部から看取されることがない。さ
らに、袈裟の幅寸法に応じて固定位置が調節でき
るため、巾の異なる袈裟であつても固定可能であ
る等仏事用白衣として頗る実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る仏事用白衣の一実施例を
示す正面図、第2図はその衿部の背面部分拡大
図、第3図は第2図A−A断面図である。 1……白衣、2……衿部、3……細帯体、4…
…止め具、5……袈裟。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 半纏状の衣であつて、衿部に細長い帯状の袈裟
    を掛け回して着用す仏事用白衣において、 衿部の背側に適数の細帯体の一端を固着し、他
    端を袈裟の外側から衿部の内側に回して袈裟を環
    状に包囲して、衿部の内側に止着した止め具と着
    脱可能に接続することにより、袈裟を衿部に固定
    して位置ずれを防止することを特徴とする仏事用
    白衣。
JP7932186U 1986-05-24 1986-05-24 Expired JPH0241124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7932186U JPH0241124Y2 (ja) 1986-05-24 1986-05-24

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JP7932186U JPH0241124Y2 (ja) 1986-05-24 1986-05-24

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Publication Number Publication Date
JPS637115U JPS637115U (ja) 1988-01-18
JPH0241124Y2 true JPH0241124Y2 (ja) 1990-11-01

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