JPH0240854B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0240854B2 JPH0240854B2 JP56114322A JP11432281A JPH0240854B2 JP H0240854 B2 JPH0240854 B2 JP H0240854B2 JP 56114322 A JP56114322 A JP 56114322A JP 11432281 A JP11432281 A JP 11432281A JP H0240854 B2 JPH0240854 B2 JP H0240854B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- chamber
- cylinder
- chambers
- stroke engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 30
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 12
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 7
- 238000004880 explosion Methods 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 13
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 4
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B71/00—Free-piston engines; Engines without rotary main shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B33/00—Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
- F02B33/02—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps
- F02B33/06—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps
- F02B33/08—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps with the working-cylinder head arranged between working and pumping cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、排気口を備えた燃焼室内にそれぞれ
可動自在に配置された少くとも2個のピストン段
を有し、かつその燃焼室が溝を介して予圧室に連
通されている対称形自由差動ピストンを備えた2
サイクルエンジンに関するものである。
可動自在に配置された少くとも2個のピストン段
を有し、かつその燃焼室が溝を介して予圧室に連
通されている対称形自由差動ピストンを備えた2
サイクルエンジンに関するものである。
この種燃焼機関は、すでに知られているところ
である(ドイツ公開番号第1451662号)。この燃焼
機関においては、2つに分離された予圧室がピス
トン段上の軸方向内側に配置されているのに対し
ピストン段を受け入れる燃焼室は軸方向外側に配
置されている。燃焼室と予圧室はそれぞれ共通の
中空シリンダー内に配置され、その中空内をピス
トン段が移動するようになつている。予圧室と燃
焼室との間には、シリンダー内に通ずる排気構が
設けられている。
である(ドイツ公開番号第1451662号)。この燃焼
機関においては、2つに分離された予圧室がピス
トン段上の軸方向内側に配置されているのに対し
ピストン段を受け入れる燃焼室は軸方向外側に配
置されている。燃焼室と予圧室はそれぞれ共通の
中空シリンダー内に配置され、その中空内をピス
トン段が移動するようになつている。予圧室と燃
焼室との間には、シリンダー内に通ずる排気構が
設けられている。
本発明は、極めて簡単な構造で有効にガス交換
作用を行うことのできるように前述の機関を改良
した2サイクルエンジンを提供することを目的と
する。
作用を行うことのできるように前述の機関を改良
した2サイクルエンジンを提供することを目的と
する。
本発明によれば、2つのピストン段を各々2つ
の燃焼室内に軸承配置し、その2つの燃焼室間に
もう一つチヤンバーを設け、そのチヤンバー内に
センターロツド上に設けられた差動ピストンの別
のピストン段を配置し、そのピストン段にてチヤ
ンバーを2つの圧縮室に分け、その圧縮室より燃
焼室へ連通する溝を燃焼室の前面まで設け、セン
ターロツドに連結されたバルブによつて、燃焼室
内の媒体の膨張の際にその溝を閉じたり、あるい
は媒体の交換のために開いたりするように構成す
ることによつて上述の目的を達成できる。このよ
うに配置されたチヤンバーと別のピストン段の大
きさは、燃焼室の大きさとは関係なく設定され
る。従つて、チヤンバーの寸法を排気の際に生ず
る背圧を和らげるために必要な圧縮荷重に最も適
するようにすることができる。更に、その種の溝
口や排気口によつて掃気作用を行うことができる
という利点がある。これによつて、殆んど全ての
シリンダー空間を掃気に用いることができる。こ
の構成では掃気口を備えていないので、より大き
なシリンダー表面を排気口のために利用すること
ができる。従つて、短く且つ大径の排気口を設け
ることができ、これにより実効ピストンストロー
クを増加させることができる。
の燃焼室内に軸承配置し、その2つの燃焼室間に
もう一つチヤンバーを設け、そのチヤンバー内に
センターロツド上に設けられた差動ピストンの別
のピストン段を配置し、そのピストン段にてチヤ
ンバーを2つの圧縮室に分け、その圧縮室より燃
焼室へ連通する溝を燃焼室の前面まで設け、セン
ターロツドに連結されたバルブによつて、燃焼室
内の媒体の膨張の際にその溝を閉じたり、あるい
は媒体の交換のために開いたりするように構成す
ることによつて上述の目的を達成できる。このよ
うに配置されたチヤンバーと別のピストン段の大
きさは、燃焼室の大きさとは関係なく設定され
る。従つて、チヤンバーの寸法を排気の際に生ず
る背圧を和らげるために必要な圧縮荷重に最も適
するようにすることができる。更に、その種の溝
口や排気口によつて掃気作用を行うことができる
という利点がある。これによつて、殆んど全ての
シリンダー空間を掃気に用いることができる。こ
の構成では掃気口を備えていないので、より大き
なシリンダー表面を排気口のために利用すること
ができる。従つて、短く且つ大径の排気口を設け
ることができ、これにより実効ピストンストロー
クを増加させることができる。
上述の構造は、その駆動部分をコンプレツサー
として構成することができる。2個のピストン段
は、同時に実質的なピストンとして用いることが
できる。ピストンの格づけはここにおいては必要
ない。本発明によるこの様な動力兼作業機は簡単
な構造であるので比較的安く製造することができ
るという利点がある。
として構成することができる。2個のピストン段
は、同時に実質的なピストンとして用いることが
できる。ピストンの格づけはここにおいては必要
ない。本発明によるこの様な動力兼作業機は簡単
な構造であるので比較的安く製造することができ
るという利点がある。
より好ましくは、予圧室と燃焼室間に連通され
た溝をセンターロツドの周囲を実質的に囲むよう
に中空円筒状にした方がよい。そうすることによ
つて、燃焼室内におけるより効率的な掃気作用を
可能にすることができるという利点がある。
た溝をセンターロツドの周囲を実質的に囲むよう
に中空円筒状にした方がよい。そうすることによ
つて、燃焼室内におけるより効率的な掃気作用を
可能にすることができるという利点がある。
更に適切な例としては、溝の横断面に対して相
応しい径を有する部材にてセンターロツド上バル
ブ機構を構成し、各ピストン段が下死点位置に在
るとき、ガス流を掃気す開口が部材の環状前面と
溝の壁面との間に位置するように設けるようにす
るとよい。このような構成により、簡単な構造の
ピストンバルブでガス交換をコントロールするこ
とができる。
応しい径を有する部材にてセンターロツド上バル
ブ機構を構成し、各ピストン段が下死点位置に在
るとき、ガス流を掃気す開口が部材の環状前面と
溝の壁面との間に位置するように設けるようにす
るとよい。このような構成により、簡単な構造の
ピストンバルブでガス交換をコントロールするこ
とができる。
好ましくは、部材の環状前面近傍の円筒状外周
壁上にピストンリングを設けるとよい。
壁上にピストンリングを設けるとよい。
更に好ましくは、各燃焼室の前面と、予圧室か
ら各燃焼室前面近傍まで連通している溝の壁との
間に、開口部を設け、ピストン段が下死点位置に
在るとき、開口されていない壁に接するピストン
バルブにより上記開口部が開放されるようにする
とよい。こうすることにより、ピストンバルブを
そのピストンの全ストロークに亘つて溝壁を通じ
て確実に案内することができる利点があることは
明らかである。
ら各燃焼室前面近傍まで連通している溝の壁との
間に、開口部を設け、ピストン段が下死点位置に
在るとき、開口されていない壁に接するピストン
バルブにより上記開口部が開放されるようにする
とよい。こうすることにより、ピストンバルブを
そのピストンの全ストロークに亘つて溝壁を通じ
て確実に案内することができる利点があることは
明らかである。
また好ましくは、2つの燃焼室前面間中央部に
あるチヤンバーの円筒状壁に吸気口を設けるとよ
い。この吸気口は、2つの予圧室に対して利用す
ることができる。追加のピストン段が吸気あるい
は圧縮の位置にあるかによつて、各予圧室は、排
気口方向で開かれ、あるいは密閉されるようにな
つている。
あるチヤンバーの円筒状壁に吸気口を設けるとよ
い。この吸気口は、2つの予圧室に対して利用す
ることができる。追加のピストン段が吸気あるい
は圧縮の位置にあるかによつて、各予圧室は、排
気口方向で開かれ、あるいは密閉されるようにな
つている。
更に好ましくは、燃焼室に排気溝に実質的に連
通する排気口を設けるとよい。これによつて、長
さ方向での掃気を行うことができる。
通する排気口を設けるとよい。これによつて、長
さ方向での掃気を行うことができる。
以下、図示実施例を用いて本発明を詳細に説明
することにより、その特徴及び利点を明らかにす
る。
することにより、その特徴及び利点を明らかにす
る。
図は、2サイクルエンジンの縦断面図である。
シリンダー壁12で形成されたシリンダー10内
には、軸方向に可動自在な自由差動ピストン14
が配置されている。
シリンダー壁12で形成されたシリンダー10内
には、軸方向に可動自在な自由差動ピストン14
が配置されている。
その差動ピストン14は、2個のピストン段1
6,18とセンターロツド20と別のピストン段
22と2個のバルブ手段としてのピストン部バル
ブ24,26とから成る。ピストン段16,18
は同径のものである。センターロツド20の直径
は、ピストン段16,18の直径より可成り小さ
く成形されている。2個のピストン段16,18
間の中央に在るセンターロツド20上に配置され
ているピストン段22の直径は、ピストン段1
6,18のそれと同じか、あるいはそれ以上の大
きさであつてもよい。2個のピストン段24,2
6は同径で、センターロツド20の直径より幾分
大きめに形成されている。更にピストンバルブ部
24,26の前面21は環状を呈している。
6,18とセンターロツド20と別のピストン段
22と2個のバルブ手段としてのピストン部バル
ブ24,26とから成る。ピストン段16,18
は同径のものである。センターロツド20の直径
は、ピストン段16,18の直径より可成り小さ
く成形されている。2個のピストン段16,18
間の中央に在るセンターロツド20上に配置され
ているピストン段22の直径は、ピストン段1
6,18のそれと同じか、あるいはそれ以上の大
きさであつてもよい。2個のピストン段24,2
6は同径で、センターロツド20の直径より幾分
大きめに形成されている。更にピストンバルブ部
24,26の前面21は環状を呈している。
シリンダー10は、2個のシリンダーチヤンバ
ー28,30を備えており、その内部にピストン
段16,18が軸承配置されている。2個のシリ
ンダーチヤンバー28,30の間にはチヤンバー
32が配置されている。そのチヤンバー32内に
はピストン段22が可動自在に配置されている。
そのピストン段22は、センターロツドと一体成
形され、チヤンバー32内を予圧室34と予圧室
36とに2分しており、その予圧室34,36は
各々連通路38,40によりシリンダーチヤンバ
ー28,30に連通されている。チヤンバー32
はシリンダーチヤンバー28,30の中間に設け
られており、かつ夫々壁42,44でそれらとは
仕切られている。その壁42,44には各々円筒
状の連通路38,40が設けられている。連通路
38,40の設けられたシリンダー壁は各々セン
ターロツド20の一部を同心状に取り囲んでい
る。センターロツド20の円筒状外壁と各連通路
38,40のシリンダー壁との間には間隙があ
り、ガス媒体が予圧室34あるいは36からその
間隙を通つて隣のシリンダーチヤンバー28ある
いは30へと流れることができ、そのシリンダー
チヤンバー内で、ガスと空気との混合気を燃焼さ
せるエンジンピストンの一行程によつて、ピスト
ン段16あるいは18は移動し、その結果熱エネ
ルギーは機械運動へと変えられる。
ー28,30を備えており、その内部にピストン
段16,18が軸承配置されている。2個のシリ
ンダーチヤンバー28,30の間にはチヤンバー
32が配置されている。そのチヤンバー32内に
はピストン段22が可動自在に配置されている。
そのピストン段22は、センターロツドと一体成
形され、チヤンバー32内を予圧室34と予圧室
36とに2分しており、その予圧室34,36は
各々連通路38,40によりシリンダーチヤンバ
ー28,30に連通されている。チヤンバー32
はシリンダーチヤンバー28,30の中間に設け
られており、かつ夫々壁42,44でそれらとは
仕切られている。その壁42,44には各々円筒
状の連通路38,40が設けられている。連通路
38,40の設けられたシリンダー壁は各々セン
ターロツド20の一部を同心状に取り囲んでい
る。センターロツド20の円筒状外壁と各連通路
38,40のシリンダー壁との間には間隙があ
り、ガス媒体が予圧室34あるいは36からその
間隙を通つて隣のシリンダーチヤンバー28ある
いは30へと流れることができ、そのシリンダー
チヤンバー内で、ガスと空気との混合気を燃焼さ
せるエンジンピストンの一行程によつて、ピスト
ン段16あるいは18は移動し、その結果熱エネ
ルギーは機械運動へと変えられる。
各シリンダーチヤンバー28,30には、各ピ
ストン段16,18の下死点位置の前面に排気口
が設けられている。シリンダー壁12には、排気
口より外方へ排気溝48が穿設されている。図示
燃焼機関においては排気溝が差動ピストン14の
軸方向に対し垂直に穿設されている。然しなが
ら、排気溝48を同様に軸方向を横切るように設
け、溝48の中心軸がピストンバルブ部24,2
6の中心軸上あるいはセンターロツド20の中心
軸上を横切る様にしてもよい。更に、溝48の終
端がシリンダーチヤンバーに近接或いは接した状
態とすることもできる。これにより、シリンダー
チヤンバー28,30の前面にある溝38,40
の排気口とともにシリンダーチヤンバー28,3
0の長さ方向での掃気を効果的に行うことができ
る。
ストン段16,18の下死点位置の前面に排気口
が設けられている。シリンダー壁12には、排気
口より外方へ排気溝48が穿設されている。図示
燃焼機関においては排気溝が差動ピストン14の
軸方向に対し垂直に穿設されている。然しなが
ら、排気溝48を同様に軸方向を横切るように設
け、溝48の中心軸がピストンバルブ部24,2
6の中心軸上あるいはセンターロツド20の中心
軸上を横切る様にしてもよい。更に、溝48の終
端がシリンダーチヤンバーに近接或いは接した状
態とすることもできる。これにより、シリンダー
チヤンバー28,30の前面にある溝38,40
の排気口とともにシリンダーチヤンバー28,3
0の長さ方向での掃気を効果的に行うことができ
る。
チヤンバー32の2つの前面壁42,44間中
央のシリンダー壁12には吸気口50が設けられ
ている。
央のシリンダー壁12には吸気口50が設けられ
ている。
この燃焼機関がオツト機関として設計される場
合には、円筒形状等の吸気口50の前面にシリン
ダー10に隣接して気化器52が設けられてい
る。図において、絞り弁54を有する気化器52
の一部のみを図示した。
合には、円筒形状等の吸気口50の前面にシリン
ダー10に隣接して気化器52が設けられてい
る。図において、絞り弁54を有する気化器52
の一部のみを図示した。
ピストンバルブ部24,26の直径は、連通路
38,40の横巾に適合した大きさになつてい
る。その直径は、ピストンバルブ部24,26が
連通路38,40を可能なかぎり密閉できる程度
の大きさに寸法付けられるが、ピストンバルブ部
24,26が連通路38,40内に軸方向に移動
できる程度の大きさでなければならない。各ピス
トンバルブ部24,26はピストン段16,18
の前面より突出している。ピストンバルブ部2
4,26の長さは、ピストン段16,18の下死
点位置に基づいて決められる。ピストン段16,
18が下死点位置に在るとき、シリンダーチヤン
バー28,30へガス媒体を供給するため、各ピ
ストンバルブ部24,26は整合された連通路3
8,40を開けた状態となつている。ピストン段
16,18は下死点から上死点へ上昇しつつ排気
口46を閉じ、その連通路38,40を密閉状態
にできるようになつている。より完全な気密状態
はピストン部材24,26の前面近傍の円筒状壁
上にピストンリング56を設けることによつて得
られる。ピストン段16,18にも同様にピスト
ンリング58が設けられている。
38,40の横巾に適合した大きさになつてい
る。その直径は、ピストンバルブ部24,26が
連通路38,40を可能なかぎり密閉できる程度
の大きさに寸法付けられるが、ピストンバルブ部
24,26が連通路38,40内に軸方向に移動
できる程度の大きさでなければならない。各ピス
トンバルブ部24,26はピストン段16,18
の前面より突出している。ピストンバルブ部2
4,26の長さは、ピストン段16,18の下死
点位置に基づいて決められる。ピストン段16,
18が下死点位置に在るとき、シリンダーチヤン
バー28,30へガス媒体を供給するため、各ピ
ストンバルブ部24,26は整合された連通路3
8,40を開けた状態となつている。ピストン段
16,18は下死点から上死点へ上昇しつつ排気
口46を閉じ、その連通路38,40を密閉状態
にできるようになつている。より完全な気密状態
はピストン部材24,26の前面近傍の円筒状壁
上にピストンリング56を設けることによつて得
られる。ピストン段16,18にも同様にピスト
ンリング58が設けられている。
シリンダーチヤンバー28,30の前面と連通
路38,40の円筒状外壁との間には、横断面三
角形の開口60が設けられている。これら開口6
0は互に向き合つて対をなした状態にて設けられ
ており、シリンダーチヤンバー28,30方向へ
拡がりつつそのシリンダーチヤンバーと境を接し
ている。この燃焼機関がオツト機関として設計さ
れる場合には、点火プラグ62の端部を開口60
内に突出させることができる。
路38,40の円筒状外壁との間には、横断面三
角形の開口60が設けられている。これら開口6
0は互に向き合つて対をなした状態にて設けられ
ており、シリンダーチヤンバー28,30方向へ
拡がりつつそのシリンダーチヤンバーと境を接し
ている。この燃焼機関がオツト機関として設計さ
れる場合には、点火プラグ62の端部を開口60
内に突出させることができる。
ピストン段16,18が下死点位置に在る場
合、ピストンリング56は、今だ各連通路38,
40の開口60間の壁に接している。ガス媒体は
筒状溝壁と開口60との間の空隙64を通り開口
60へと流れ、そこから更にシリンダーチヤンバ
ー28,30へと流れる。その結果、ピストン部
材24,26がある程度の長さを有することから
して、ピストン段16,18が下死点位置にある
場合でも、ピストンリング56と連通路38,4
0の壁との係合が妨げられることはない。それに
よつて、連通路38,40の開口部に対してピス
トンバルブとして機能するピストン部材24,2
6を確実に案内することができる。
合、ピストンリング56は、今だ各連通路38,
40の開口60間の壁に接している。ガス媒体は
筒状溝壁と開口60との間の空隙64を通り開口
60へと流れ、そこから更にシリンダーチヤンバ
ー28,30へと流れる。その結果、ピストン部
材24,26がある程度の長さを有することから
して、ピストン段16,18が下死点位置にある
場合でも、ピストンリング56と連通路38,4
0の壁との係合が妨げられることはない。それに
よつて、連通路38,40の開口部に対してピス
トンバルブとして機能するピストン部材24,2
6を確実に案内することができる。
図中においては、ピストン段16,18は一部
しか図示していない。シリンダーチヤンバー2
8,30内に在るピストン段16,18の省略さ
れた端部は、駆動機構室(図示せず)内に配置す
ることができる。そうすることにより、断面を縮
少する必要がなくなり、駆動機構部を同一シリン
ダー断面の同一ピストンロークとなし得る。シリ
ンダーチヤンバー28,30と駆動機構室が同径
の共通のシリンダー空間をもつように構成するこ
ともできる。この様な構成は、低廉に得ることが
できる。
しか図示していない。シリンダーチヤンバー2
8,30内に在るピストン段16,18の省略さ
れた端部は、駆動機構室(図示せず)内に配置す
ることができる。そうすることにより、断面を縮
少する必要がなくなり、駆動機構部を同一シリン
ダー断面の同一ピストンロークとなし得る。シリ
ンダーチヤンバー28,30と駆動機構室が同径
の共通のシリンダー空間をもつように構成するこ
ともできる。この様な構成は、低廉に得ることが
できる。
図面においては、燃焼ガスを黒く塗り潰した小
丸68で表わし、シリンダーチヤンバーに供給さ
れるガス媒体を黒い縁取りの小丸66で表わし
た。
丸68で表わし、シリンダーチヤンバーに供給さ
れるガス媒体を黒い縁取りの小丸66で表わし
た。
このように構成される燃焼機関は次の様に作動
する。図示した如く、左側のシリンダーチヤンバ
ー28内においてピストン段16は圧縮位置に在
り、上死点位置に来ると同時にガス媒体は点火さ
れる。その結果、燃焼ガス68が発生する。右側
のピストン段18は下死点位置に在つて、排気口
46を開けた状態になつている。連通路40はシ
リンダーチヤンバー30に向けて開放されてい
る。ピストン段22は、チヤンバー32の右方向
に位置し、ガス媒体66に背圧以上の圧力を与え
ている。チヤンバー32の大きさとピストン段2
2の直径を適当に定めることによつて、予圧室3
6内の圧力を掃気作用を行うのに特に好ましい圧
力に設定することができる。掃気行程は実際には
シリンダーチヤンバー30内で完了される。連通
路34,40が上述の様に配置されているので、
シリンダーチヤンバー全体を広く掃気作用のため
に使用することができる。予圧室34には吸気口
50を通じてガス媒体66が吸入される。ピスト
ン段22が図示の位置にあるとき、予圧室34の
容積は最大となり、一方予圧室36の容積は最小
となる。シリンダーチヤンバー28,30の側壁
には、排気口のみを設けて差動ピストン14の長
手軸方向での長さをより小さく維持しているの
で、行程のロスを少なくすることができる。従つ
てこの様な構成により、極めて有効なピストン行
程を遂行することが可能となる。
する。図示した如く、左側のシリンダーチヤンバ
ー28内においてピストン段16は圧縮位置に在
り、上死点位置に来ると同時にガス媒体は点火さ
れる。その結果、燃焼ガス68が発生する。右側
のピストン段18は下死点位置に在つて、排気口
46を開けた状態になつている。連通路40はシ
リンダーチヤンバー30に向けて開放されてい
る。ピストン段22は、チヤンバー32の右方向
に位置し、ガス媒体66に背圧以上の圧力を与え
ている。チヤンバー32の大きさとピストン段2
2の直径を適当に定めることによつて、予圧室3
6内の圧力を掃気作用を行うのに特に好ましい圧
力に設定することができる。掃気行程は実際には
シリンダーチヤンバー30内で完了される。連通
路34,40が上述の様に配置されているので、
シリンダーチヤンバー全体を広く掃気作用のため
に使用することができる。予圧室34には吸気口
50を通じてガス媒体66が吸入される。ピスト
ン段22が図示の位置にあるとき、予圧室34の
容積は最大となり、一方予圧室36の容積は最小
となる。シリンダーチヤンバー28,30の側壁
には、排気口のみを設けて差動ピストン14の長
手軸方向での長さをより小さく維持しているの
で、行程のロスを少なくすることができる。従つ
てこの様な構成により、極めて有効なピストン行
程を遂行することが可能となる。
ガス媒体が燃焼されると、ピストン段16は左
側へ移動する。ピストン段22とピストン段18
もそれに従つて移動する。そのため、ピストン段
22が吸気口50を塞ぎつつ、その後予圧室34
内のガス媒体を圧縮することとなる。ピストン段
18は排気口46を越えて通過し、一方ピストン
バルブ部26は空隙64を塞ぐようになる。その
後、ガス媒体はシリンダーチヤンバー30内で圧
縮される。ピストン段22は予圧室36方向に吸
気口50を開け、その結果ガス媒体がそこに吸入
される。ピストン段16が排気口上を通過する
と、燃焼ガス68の膨張が止まる。溝48の後方
の背圧により、シリンダーチヤンバー28内の圧
力は急降下する。シリンダーチヤンバー28内に
おいて、この背圧が優勢になるや否や、ピストン
バルブ部24がシリンダーチヤンバー28を予圧
室34に向けて開放させるようになる。その時、
シリンダーチヤンバー28内に燃焼し尽したガス
68に代わつてガス媒体66が流入しつつ掃気作
用が行なわれる。その間、ガス媒体はシリンダー
チヤンバー30内で圧縮され、点火される。この
行程終了後に、同様にまた逆の動作が連続的に繰
り返される。
側へ移動する。ピストン段22とピストン段18
もそれに従つて移動する。そのため、ピストン段
22が吸気口50を塞ぎつつ、その後予圧室34
内のガス媒体を圧縮することとなる。ピストン段
18は排気口46を越えて通過し、一方ピストン
バルブ部26は空隙64を塞ぐようになる。その
後、ガス媒体はシリンダーチヤンバー30内で圧
縮される。ピストン段22は予圧室36方向に吸
気口50を開け、その結果ガス媒体がそこに吸入
される。ピストン段16が排気口上を通過する
と、燃焼ガス68の膨張が止まる。溝48の後方
の背圧により、シリンダーチヤンバー28内の圧
力は急降下する。シリンダーチヤンバー28内に
おいて、この背圧が優勢になるや否や、ピストン
バルブ部24がシリンダーチヤンバー28を予圧
室34に向けて開放させるようになる。その時、
シリンダーチヤンバー28内に燃焼し尽したガス
68に代わつてガス媒体66が流入しつつ掃気作
用が行なわれる。その間、ガス媒体はシリンダー
チヤンバー30内で圧縮され、点火される。この
行程終了後に、同様にまた逆の動作が連続的に繰
り返される。
燃焼により発生する力は、ピストン段16,1
8により仕事に変えることができ、例えば、他の
チヤンバー(図示せず)内で、周期的に別の媒体
を吸入排気するようなこともできる。上記の媒体
はその時別のサイクルで、タービンのような動力
機械を駆動させることができる。
8により仕事に変えることができ、例えば、他の
チヤンバー(図示せず)内で、周期的に別の媒体
を吸入排気するようなこともできる。上記の媒体
はその時別のサイクルで、タービンのような動力
機械を駆動させることができる。
図は、2サイクルエンジンの縦断面図である。
10:シリンダー、12:壁、14:差動ピス
トン、16,18,22:ピストン段、20:セ
ンターロツド、21:環状の前面部、24,2
6:ピストンバルブ部(バルブ手段)、28,3
0:シリンダーチヤンバー、32:チヤンバー、
34,36:予圧室、38,40:連通路、4
2,44:壁、46:排気口、48:排気溝、5
0:吸気口、52:気化器、、54:絞り弁、5
6,58:ピストンリング、60:開口、62:
点火プラグ、66:混合ガス、68:燃焼ガス。
トン、16,18,22:ピストン段、20:セ
ンターロツド、21:環状の前面部、24,2
6:ピストンバルブ部(バルブ手段)、28,3
0:シリンダーチヤンバー、32:チヤンバー、
34,36:予圧室、38,40:連通路、4
2,44:壁、46:排気口、48:排気溝、5
0:吸気口、52:気化器、、54:絞り弁、5
6,58:ピストンリング、60:開口、62:
点火プラグ、66:混合ガス、68:燃焼ガス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2個のピストン段16,18を有
する差動ピストン14を、夫々のピストン段1
6,18と対応するシリンダーチヤンバー28,
30が両端側に形成されたシリンダー10内にス
ライド自在に配置して該シリンダー10の両端に
互いに逆位相で作動する2サイクルエンジンを構
成する対称形2サイクルエンジンであつて、前記
シリンダー10の前記シリンダーチヤンバー2
8,30間にもう一つのチヤンバー32を設け、
該チヤンバー32内に前記差動ピストン14の前
記2個のピストン段16,18の間に設けた別の
ピストン段22を配置して前記チヤンバー32内
を該別のピストン段22によつて予圧室34,3
6に2分し、その夫々の予圧室34,36と隣接
する前記夫々のシリンダーチヤンバー28,30
とを連通路38,40で夫々連通すると共に、該
連通路38,40に、前記差動ピストン14のス
ライドに伴つて対応する前記シリンダーチヤンバ
ー28,30が圧縮乃至爆発行程の際に閉じ、吸
入掃気行程時には開くバルブ手段24,26を
夫々設けて構成したこと、を特徴とする2サイク
ルエンジン。 2 圧縮室34,36と燃焼室との間に設けられ
た溝38,40をセンターロツド20を同心的に
囲む如く中空円筒状に穿設したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の2サイクルエンジ
ン。 3 溝の横断面に対して相応しい径の部材24,
26にてセンターロツド20上にバルブ機構を構
成し、各ピストン段16,18が下死点位置に在
るとき、ガス流を掃気する開口が部材24,26
の環状前面21と溝38,40の壁との間に位置
するように設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項および第2項記載の2サイクルエンジ
ン。 4 円筒状部材24,26の環状前面21近傍の
外周面上にピストンシリンシリング56を設けた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項及び下記
項記載の2サイクルエンジン。 5 各燃焼室28,30の前面と、圧縮室34,
36から燃焼室前面近傍まで連通されている溝3
6,40の壁面との間に、ピストン段16,18
が下死点位置に在るとき、開口部を有さない壁面
に接触するピストンパルブ24,26によつて放
される開口部60を設けたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項及び下記項記載の2サイクルエ
ンジン。 6 2つの燃焼室前面間の中央部にあるチヤンバ
ー32の円筒状壁に吸気口50を設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項及び下記項記載の
2サイクルエンジン。 7 燃焼室28,30に排気溝48と実質的に連
通するところの排気口46を設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項及び下記項記載の2サ
イクルエンジン。 8 ピストン段16,18が燃焼室28,30及
びそれに続く駆動機構室の両室内において、同じ
直径を有するように形成したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の2サイクルエンジン。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803029287 DE3029287A1 (de) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | Zweitakt-brennkraftmaschine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5741428A JPS5741428A (en) | 1982-03-08 |
JPH0240854B2 true JPH0240854B2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=6108723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56114322A Granted JPS5741428A (en) | 1980-08-01 | 1981-07-21 | 2-cycle engine |
Country Status (20)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4385597A (ja) |
JP (1) | JPS5741428A (ja) |
AT (1) | AT396617B (ja) |
AU (1) | AU544506B2 (ja) |
BR (1) | BR8104978A (ja) |
CA (1) | CA1172964A (ja) |
CH (1) | CH640600A5 (ja) |
DD (1) | DD200103A5 (ja) |
DE (1) | DE3029287A1 (ja) |
DK (1) | DK149478C (ja) |
ES (1) | ES8205937A1 (ja) |
FR (1) | FR2487915A1 (ja) |
GB (1) | GB2081379B (ja) |
IE (1) | IE52023B1 (ja) |
IT (1) | IT1137625B (ja) |
MX (1) | MX153780A (ja) |
SE (1) | SE450275B (ja) |
SU (1) | SU1192635A3 (ja) |
YU (1) | YU43128B (ja) |
ZA (1) | ZA814932B (ja) |
Families Citing this family (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3347859A1 (de) * | 1983-09-01 | 1985-06-13 | Rabbe Dr.med. 8022 Grünwald Nordström | Zweitakt-kolben-brennkraftmaschine |
DE3331636C2 (de) | 1983-09-01 | 1985-10-10 | Rabbe Dr.med. 8022 Grünwald Nordström | Aggregat bestehend aus einer Hubkolbenmaschine und einem Getriebe |
DE3342183A1 (de) * | 1983-11-23 | 1985-05-30 | Breinlich, Richard, Dr., 7120 Bietigheim-Bissingen | Von fluid durchstroemte aggregate mit in zylindern hin- und herbewegten kolben, wie pumpen, motoren, verbrennungsmotoren und brennkraftmaschinen |
EP0268696A1 (de) * | 1986-11-24 | 1988-06-01 | Istvan Simon | Zweitakt-Verbrennungskraftmaschine |
NO155356C (no) * | 1984-12-05 | 1987-03-18 | Bernt E Ohna | Forbrenningsmotor |
DE3514787A1 (de) * | 1985-04-24 | 1986-10-30 | Köppen, Detlef, 8023 Pullach | Freikolbenmotor |
DE3820240A1 (de) * | 1987-06-16 | 1989-01-26 | Martin Dietrich | Axialkolbenmotor |
DE3727335A1 (de) * | 1987-08-17 | 1988-02-25 | Gerold Ing Grad Bieber | Viertakt-brennkraftmaschine mit abgasnutzung |
US4831972A (en) * | 1988-05-04 | 1989-05-23 | Barnwell Edward A | Internal combustion engine |
US5036667A (en) * | 1990-05-09 | 1991-08-06 | Thatcher Eric A | Fluid power engine |
US5285752A (en) * | 1993-04-23 | 1994-02-15 | Single-Stroke Motors, Inc. | Internal combustion engine |
DE4316055C1 (de) * | 1993-05-13 | 1994-12-15 | Martin Inhoffen | Freikolbenmotor zur Fluidstromerzeugung |
DE4446478C2 (de) * | 1994-12-23 | 1999-07-08 | Hammerl Sabine Erika | Schmiersystem für einen Verbrennungsmotor |
DE4447040C1 (de) * | 1994-12-28 | 1996-05-23 | Max Liebich | Verbrennungsmotor mit Laderzylinder |
DE19813992A1 (de) * | 1998-03-28 | 1999-10-07 | Stefan Roeder | Freikolbenbrennkraftmaschine mit elektrischer Energieauskoppelung |
DE10212551B4 (de) | 2002-03-05 | 2016-06-02 | Ulrich Fritzsche | Vorrichtung zum Fördern von Fluiden angetrieben durch eine Brennkraftmaschine mit einem freifliegenden Stufenkolben |
US7082909B2 (en) * | 2002-04-25 | 2006-08-01 | Deutsches Zentrum Fur Luft- Und Raumfahrt E.V. | Free-piston device with electric linear drive |
DE10254037A1 (de) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Fev Motorentechnik Gmbh | Zweitakt-Freiflug-Gegenkolben- Brennkraftmaschine |
CA2464227C (en) * | 2004-03-31 | 2009-02-03 | Jean-Louis Major | Double action piston assembly |
DE102006019791B4 (de) * | 2005-06-18 | 2009-07-02 | Oleg Tchebunin | Kolbenmotoren in Modul-Elemente-Bauweise mit der kettenartigen Struktur |
DE102006019756B4 (de) * | 2006-04-28 | 2012-11-29 | Oleg Tchebunin | Ummanteltes Schaufelwerk mit hybridem kolbenhydraulischem Antrieb |
DE202009013977U1 (de) | 2008-10-15 | 2009-12-17 | BUCHER, Jürgen | Freikolbenaggregat |
US8376070B2 (en) * | 2009-01-29 | 2013-02-19 | General Electric Company | Modular auxiliary power unit assembly for an electric vehicle |
DE102009051204A1 (de) | 2009-10-29 | 2011-05-19 | Muller, Katherina | Elektro-Hydraulischer Fahrantrieb für Kraftfahrzeuge |
DE102010008226B4 (de) | 2010-02-09 | 2017-10-19 | Vladimir Volchkov | Freikolbenmaschine und Verfahren zu ihrem Betrieb |
GB2480461B8 (en) * | 2010-05-19 | 2012-11-14 | Univ Newcastle | Free piston internal combustion engine |
US8127544B2 (en) | 2010-11-03 | 2012-03-06 | Paul Albert Schwiesow | Two-stroke HCCI compound free-piston/gas-turbine engine |
EP2640934B1 (en) * | 2010-11-15 | 2019-01-09 | Achates Power, Inc. | Two stroke opposed-piston engines with compression release for engine braking |
DE102010063289A1 (de) | 2010-12-16 | 2012-06-21 | Herbert Klement | Antriebssystem |
DE102011004000A1 (de) | 2011-02-11 | 2012-08-16 | Herbert Klement | Zweitakt-Brennkraftmaschine mit optimierter Gasführung |
DE102011017248B4 (de) | 2011-04-07 | 2015-06-11 | Vladimir Volchkov | Freikolbenmaschine und Verfahren zu ihrem Betrieb |
WO2013050068A1 (en) | 2011-10-05 | 2013-04-11 | Vassiljev Georgi | Two-cycle trunk-piston engine |
DE102012001827A1 (de) | 2012-01-26 | 2014-06-12 | Oleg Tchebunin | Antriebsanlage für ein Flugzeug mit hybridem kolbenhydraulischem Antrieb |
DE102012008811A1 (de) | 2012-04-25 | 2013-10-31 | Bpg Beteiligungs Gmbh | Wärmekraftmaschine |
US11346219B2 (en) | 2014-04-24 | 2022-05-31 | Aquarius Engines (A.M.) Ltd. | Engine with work stroke and gas exchange through piston rod |
US11008864B2 (en) | 2014-04-24 | 2021-05-18 | Aquarius Engines (A.M.) Ltd. | Engine with work stroke and gas exchange through piston rod |
KR102285733B1 (ko) | 2014-04-24 | 2021-08-05 | 아쿠아리우스 엔진스 (에이.엠.) 리미티드 | 자유 피스톤 엔진 |
US9366199B2 (en) * | 2014-05-09 | 2016-06-14 | Ali Farzad Farzaneh | Sliding engine with shaft on one or both ends for double or single ended combustion |
PL3322884T3 (pl) * | 2015-07-15 | 2021-06-28 | Aquarius Engines (A.M.) Ltd. | Silnik bezkorbowy |
WO2017068427A1 (en) | 2015-10-20 | 2017-04-27 | Shaul Yaakoby | Vibration prevention in a linear actuator |
WO2018200367A1 (en) | 2017-04-24 | 2018-11-01 | General Electric Company | Adaptive linear linked piston electric power generator |
DE102018117732A1 (de) | 2017-07-31 | 2019-01-31 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Zweitaktfreikolbenmotor |
AT521166B1 (de) | 2018-10-08 | 2019-11-15 | Berthold Heinz | Freikolbenmotor |
US10641166B1 (en) | 2018-12-03 | 2020-05-05 | Aquarius Engines (A.M.) Ltd. | Piston rod and free piston engine |
US11008959B2 (en) | 2019-06-28 | 2021-05-18 | Aquarius Engines Central Europe Sp. z o.o. | System and method for controlling engine using reference point |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US567530A (en) * | 1896-09-08 | Explosive-engine | ||
AT13735B (ja) * | 1900-10-01 | 1903-10-26 | Andreas Radovanovic | |
US1040472A (en) * | 1910-09-01 | 1912-10-08 | Charles T Wade | Gas-engine. |
US1215383A (en) * | 1914-03-09 | 1917-02-13 | Dodge Mfg Company | Two-cycle internal-combustion engine. |
GB272904A (en) * | 1926-06-15 | 1927-12-01 | Georges Jean Pierre Jules Jose | Improved combustion-product power plant |
GB375810A (en) * | 1931-03-31 | 1932-06-30 | Ralph Hugh Cox | A valve gear and valves for internal combustion engines |
US2115180A (en) * | 1934-05-22 | 1938-04-26 | Busch Sulzer Bros Diesel Engine Co | Two-cycle engine |
US2337668A (en) * | 1942-10-01 | 1943-12-28 | Ivan H Larson | Two-cycle engine |
US2918045A (en) * | 1957-02-06 | 1959-12-22 | Arthur E Brown | Double acting two stroke cycle internal combustion engine |
FR1228616A (fr) * | 1958-06-11 | 1960-08-31 | Daimler Benz Ag | Moteur à pistons pour avions |
GB960054A (en) * | 1962-04-26 | 1964-06-10 | Walter Reginald Longcroft Neal | Improvements in or relating to two-stroke internal combustion engines |
DE1451662A1 (de) * | 1963-05-06 | 1969-02-06 | Stelzer Frank Hermann Adolf | Brennkraftmaschine |
DE1451683A1 (de) * | 1963-10-07 | 1969-02-06 | Frank Stelzer | Brennkraftmaschine |
FR1492914A (fr) * | 1966-05-09 | 1967-08-25 | Citroen Sa Andre | Perfectionnements apportés aux dispositifs d'injection de combustible liquide pour moteurs à piston libre |
-
1980
- 1980-08-01 DE DE19803029287 patent/DE3029287A1/de active Granted
-
1981
- 1981-07-08 GB GB8121069A patent/GB2081379B/en not_active Expired
- 1981-07-16 CH CH466281A patent/CH640600A5/de not_active IP Right Cessation
- 1981-07-20 AT AT0320681A patent/AT396617B/de not_active IP Right Cessation
- 1981-07-20 ZA ZA814932A patent/ZA814932B/xx unknown
- 1981-07-21 JP JP56114322A patent/JPS5741428A/ja active Granted
- 1981-07-21 US US06/285,495 patent/US4385597A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-07-22 IE IE1649/81A patent/IE52023B1/en unknown
- 1981-07-23 AU AU73459/81A patent/AU544506B2/en not_active Ceased
- 1981-07-28 IT IT8123180A patent/IT1137625B/it active
- 1981-07-30 DD DD81232221A patent/DD200103A5/de not_active IP Right Cessation
- 1981-07-30 YU YU1886/81A patent/YU43128B/xx unknown
- 1981-07-30 SE SE8104611A patent/SE450275B/sv not_active IP Right Cessation
- 1981-07-30 ES ES504450A patent/ES8205937A1/es not_active Expired
- 1981-07-31 DK DK343881A patent/DK149478C/da active
- 1981-07-31 MX MX188563A patent/MX153780A/es unknown
- 1981-07-31 FR FR8114913A patent/FR2487915A1/fr active Granted
- 1981-07-31 CA CA000382983A patent/CA1172964A/en not_active Expired
- 1981-07-31 BR BR8104978A patent/BR8104978A/pt not_active IP Right Cessation
- 1981-07-31 SU SU813315598A patent/SU1192635A3/ru active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2081379B (en) | 1984-05-16 |
IT8123180A0 (it) | 1981-07-28 |
YU188681A (en) | 1983-10-31 |
GB2081379A (en) | 1982-02-17 |
DE3029287C2 (ja) | 1991-04-11 |
DK149478C (da) | 1986-12-08 |
JPS5741428A (en) | 1982-03-08 |
MX153780A (es) | 1987-01-09 |
ES504450A0 (es) | 1982-08-16 |
CH640600A5 (de) | 1984-01-13 |
FR2487915B1 (ja) | 1984-04-20 |
AU544506B2 (en) | 1985-05-30 |
DK343881A (da) | 1982-02-02 |
DE3029287A1 (de) | 1982-03-04 |
ATA320681A (de) | 1993-02-15 |
IT1137625B (it) | 1986-09-10 |
IE811649L (en) | 1982-02-01 |
BR8104978A (pt) | 1982-04-20 |
DK149478B (da) | 1986-06-23 |
ES8205937A1 (es) | 1982-08-16 |
DD200103A5 (de) | 1983-03-16 |
SE8104611L (sv) | 1982-02-02 |
US4385597A (en) | 1983-05-31 |
AT396617B (de) | 1993-10-25 |
FR2487915A1 (fr) | 1982-02-05 |
AU7345981A (en) | 1982-02-04 |
IE52023B1 (en) | 1987-05-27 |
ZA814932B (en) | 1982-07-28 |
YU43128B (en) | 1989-04-30 |
CA1172964A (en) | 1984-08-21 |
SU1192635A3 (ru) | 1985-11-15 |
SE450275B (sv) | 1987-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0240854B2 (ja) | ||
US4362132A (en) | Two-cycle engine | |
CA1248027A (en) | Air-scavenged two-cycle internal combustion engine | |
US6668787B2 (en) | Internal combustion engine | |
US4242993A (en) | 2-Cycle engine of an active thermoatmosphere combustion | |
US5857450A (en) | Low emission two cycle engine using two segment piston | |
JP2022511001A (ja) | ピストンロッド及びフリーピストンエンジン | |
US4414927A (en) | Two stroke oscillating piston engine | |
US3182645A (en) | Internal combustion engine | |
US5816202A (en) | High efficiency explosion engine with a double acting piston | |
US4156410A (en) | Internal combustion reciprocating engine | |
US4562796A (en) | Reciprocating piston engine | |
EP0767294B1 (en) | Internal combustion engine | |
JPH0674721B2 (ja) | 一体構造のピストンとシリンダ−壁部分を有する機械 | |
US6305334B1 (en) | Internal combustion engine | |
US3377997A (en) | Two-stroke cycle engine | |
US4913100A (en) | Double piston engine | |
JP4057912B2 (ja) | 内燃機関 | |
US6119640A (en) | Internal combustion engine with slot-type gas distribution | |
KR200303198Y1 (ko) | 왕복동 연동식 엔진 | |
IL163427A (en) | Internal combustion engine with coupled cylinders and method for operating it | |
RU2017994C1 (ru) | Двигатель внутреннего сгорания и его поршень | |
RU2008461C1 (ru) | Двухтактный двигатель внутреннего сгорания | |
RU2053388C1 (ru) | Двухтактный двигатель внутреннего сгорания | |
RU2022135C1 (ru) | Способ работы двигателя внутреннего сгорания и двигатель внутреннего сгорания |