JPH0240850A - 電子ビーム露光装置の偏向増幅回路 - Google Patents

電子ビーム露光装置の偏向増幅回路

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JPH0240850A
JPH0240850A JP19007788A JP19007788A JPH0240850A JP H0240850 A JPH0240850 A JP H0240850A JP 19007788 A JP19007788 A JP 19007788A JP 19007788 A JP19007788 A JP 19007788A JP H0240850 A JPH0240850 A JP H0240850A
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JP
Japan
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deflection
voltage signal
amplifier
coaxial cable
output
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JP19007788A
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English (en)
Inventor
Hideo Kusakabe
秀雄 日下部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0240850A publication Critical patent/JPH0240850A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電子ビーム露光装置の偏向増幅器のに関するも
のである。
(従来の技術) 電子ビームをX、Y方向の2次元方向に偏向することに
より、半導体ウェハ表面に回路パターンを形成する電子
ビーム露光装置では、X、Yの各偏向方向に対応した偏
向板を設け、これらの偏向板に対し所望の偏向量に対応
した電圧信号を偏向増幅器から印加するように構成され
ている。
この場合、偏向板は真空容器内に配設され、偏向増幅器
と偏向板とは同軸ケーブルを介して接続される。
ここで、高速描画を行うためには、偏向増幅器のロール
オフ周波数を高くする必要がある。そこで、従来から偏
向増幅器のロールオフ周波数を可能な限り高くするため
の種々の回路構成が考えられている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、偏向増幅器自体のロールオフ周波数を高くでき
たとしても、この偏向増幅器の負荷は同軸ケーブルの容
量CCと偏向板の容ff1cdとによる容量負荷である
ため、偏向板から見た偏向増幅器のロールオフ周波数は
、偏向増幅器の出力抵抗Rと同軸ケーブルの容fiic
c 、偏向板の容量cdとに依存するものとなり、結果
的に偏向回路全体のロールオフ周波数を高くでないとい
う問題があった。
また従来の回路においては、偏向板に実際に印加されて
いる電圧信号を偏向増幅器に帰還するという構成をとっ
ていないため偏向板に印加されている電圧信号の波形歪
を補正することができないという問題があった。
本発明の目的は、偏向回路全体のロールオフ周波数を高
くすることができ、しかも偏向板に印加されている電圧
信号の波形歪を簡単に補正することができる電子ビーム
露光装置の偏向増幅器のを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、偏向増幅器の出力を同軸ケーブルを介して偏
向板に印加し、電子ビームを偏向する電子ビーム露光装
置において、前記偏向板の静電容量とコイルを組み合せ
、カットオフ周波数の高いローパスフィルタな構成する
とともに、前記偏向増幅器の出力を前記同軸ケーブル、
前記偏向板、前記コイル、前記同軸ケーブルを介して終
端させる終端抵抗と、前記偏向増幅器に加えられる入力
信号を前記偏向増幅器および同軸ケーブルの信号遅延時
間の加締値に等しい時間遅延する遅延手段と、この遅延
素子の出力信号と前記終端抵抗による終端信号とを比較
することにより前記入力信号に対する偏向板の印加電圧
の誤差を検出し、該検出した誤差信号を前記偏向増幅器
に帰還する帰環手段とを具えることにより、上記目的を
達成するものである。
(作用) 偏向板の静電容量とコイルを組み合せ、ローパスフィル
タとしては能するようになる。また、終端抵抗の両端に
偏向板の電圧信号が現われるため、この電圧信号と偏向
増幅器の人力信号との誤差を求め、その誤差信号を偏向
増幅器にフィードバックすることにより、偏向板に印加
されている電圧信号の波形歪を簡単に補正することがで
きる。
(実施例) 第1図は本光明による偏向回路の一実施例を示す回路図
、第2図は偏向回路の全体構成図である。
まず、第2図について説明すると、ここではX。
Y両方向の偏向回路のうちX方向の偏向回路のみが示さ
れている。図示されている偏向回路は電子ビーム1の進
行空間に対向配置された1対の偏向板2A、2Bと、こ
れらの偏向板2A、2Bに所望の偏向電圧信号を印加す
る偏向増幅器3A。
3Bと、この偏向増幅器3A、3Bの出力電圧信号を偏
向板2A、2Bに導く同軸ケーブル4A。
4B、コイル6A、6B、7A、7Bとで構成されてい
る。このうち、偏向板2A、2Bとアース板5A、5[
3とで静電容量Cdを生じ、コイル6A、6B、7A、
7Bとでローパスフィルタを構成する。すなわち、偏向
板2A、2Bの静電容量Cdとコイル9A、9B、10
A、  10BのインダクタンスをLとし、同軸ケーブ
ルを省略すると第4図のようなローパスフィルタとなる
。この第4図のローパスフィルタの回路方程式は(2E
O−E2)/ <R+5L) =E2*sCd+E2/ (R十s) となる。ここで偏向板の電圧E2は E2=2EO/ (s*5LCd十5RCd+2)で与
えられる。偏向板に増幅器出力波形をできるだけ忠実に
再現するには偏向板の電圧E2がクリティカル条件にな
ることが必要である。偏向板の静電容ICdと同軸ケー
ブルのインピーダンスをRとすればコイルのインダクタ
ンスLが1= (Cd*R*R)/8 のとき、偏向板の電圧E2がクリティカル条件になる。
次に、第1図の偏向回路の詳細について説明する。
図示する偏向回路3Aは、偏向データDを対応するアナ
ログの電圧信号e1に変換するDA変換器30と、電圧
信号e1を増幅し、出力抵抗R6および同軸ケーブル3
Aを介して偏向板2Aに印加するFftrm増幅器31
と、同軸ケーブル3Aを介して偏向板2Aの一端から取
り出した電圧信Bを終端する終端抵抗R7と、前記電圧
信号e1を遅延する遅延素子32と、遅延された電圧信
号と終9=1抵抗R7にn1した電圧信号e3とを比較
し、誤差の電圧信号e5を求め、該信号e5を演r5増
幅器31に帰還する演算増幅器33とを有している。
ここで、演算増幅器31は入力抵抗R1と帰還抵抗R2
2によって定まるG=R2/R1の増幅率を有している
。従って、演算増幅器31からはe2 = −(R2/
R1) el の電圧信号e2が出力される。
また、R延素子32の出力信号は抵抗R3、力抵抗R5
を介して演算増幅器33に入力される。
さらに、終端抵抗R7の両端に生じた電圧信号e3は抵
抗R4,入力抵抗R5を介して前記演算増幅器33に入
力される。
従って、終端抵抗R7側から演算増幅器33側を見た合
成抵抗R7’は R7’ =R7// (R4+R3) //R5(但し
、//は並列接続記号) となる。
この合成抵抗R7’は終端抵抗R7の値を選択すること
によって同軸ケーブル3Aの特性インピーダンスと等し
く設定される。
一方、l延素子7の遅延時間は増幅器31の遅延時間と
同軸ケーブル4Aの遅延時間の加篩値に等しく設定され
ている。なお、演算増幅器33の入出力端に並列に接続
されているコンデンサCは積分用のコンデンサである。
また、抵抗R1〜R4は、Kを定数とすると、 2・R4/R3=K (R2/R1) の関係に設定されている。さらに、増幅器33の時定数
C−R5は偏向増幅器3Aのロールオフ時定数と等しく
設定されている。
以上の構成において、偏向データDが入力されると、D
A変換器30はこの偏向データDを対応するアナログの
電圧信号e1に変換し、抵抗R1を介して増幅器31に
入力する。増幅器31は入力された電圧信号e1を反転
増幅し、電圧信号e2として出力抵抗R6と同軸ケーブ
ル3Aを介して偏向板2Aに印加する。ここで、電圧(
: Qe2は第3図(a)、(b)に示すようにelに
対してΔt1だけ遅れて出力される。また、抵抗R6の
値が同軸ケーブル3Aの特性インピーダンスと等しいた
め、偏向板2Aの印加電圧はe2/2となる。
偏向板2Aに電圧信号e2が印加されると、第3図(C
)に示すように同軸ケーブル3Aと偏向板2Aの遅延時
間Δt1だけ近れたタイミングで電圧信号e3が終端抵
抗R7の両端に現われる。
この終端抵抗R7に現われた電圧信号e3は抵抗R4を
介して増幅器33の入力抵抗R5に入力され、電圧信号
e1との誤差が求められる。ここで、「延素子32のR
延時間τがτ=0であった場合、入力抵抗R5には第3
図(d)に示すようにΔt1+Δt2の時間幅のパルス
状の電圧信号e4’が現われる。そして、そのパルス状
の電圧信号e4’を増幅器33で積分すると、第3図(
e)のような波形の電圧信号e5’となる。そこで、こ
の電圧信号e5’を増幅器31に帰還すると、増幅器3
1の出力電圧信号は第3図(f)のe1’で示すように
波形形状が歪んだものとなる。
しかし、この実施例の遅延素子32の遅延時間τはτ=
Δt1+Δt2に設定されている。このため、第3図(
d)に示したようなパルス状の電圧信号e4’は発生せ
ず、電圧信J’3e1とe3の差のみに依存した電圧信
すe4が発生する。すなわち、電圧信号e3と電圧信号
e1とは、電圧信号e3が発生する時間を見計った同じ
タイミングで比較され、その比較結果の信号e5が増幅
器31に帰還される。
これにより、増幅器31の出力電圧信号e2には波形歪
が発生しなくなり、e2はe3と01との誤差に対応し
て高精度で補正されるものとなる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明においては、偏向板をカット
オフ周波数の高いローパスフィルタとして偏向増幅器の
出力に同軸ケーブルを介して接続し、一端は偏向増幅器
内の終端抵抗で終端さゼているため、回路としてのロー
ルオフ周波数を偏向増幅器のロールオフ周波数まで^め
ることができ、その結果として描画速度を向上させるこ
とが可能になる。また、終端抵抗によって偏向板に印加
されている電圧信号を検出でさ・るため、この電圧信号
によって偏向別幅器の出力電圧信号を簡単に補正し、高
V1度の描画を行うことができる。さらに、終端抵抗は
偏向増幅器内に配置しているため、1F。
熱等によって電子光学系に与える影響を全く無くすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本光明の一実施例を示す回路図、第2図は偏向
回路の全体構成図、第3図は本実施例の動作を説明する
波形図、第4図は本実施例で形成されるローパスフィル
タの等価回路である。 1・・・電子ビーム、2A、2B・・・偏向板、3A。 3B・・・偏向増幅器、4A、4B・・・同軸ケーブル
、5A、5B・・・アース板、30・・・DA変換器、
31゜33・・・演算増幅器、32・・・遅延素子、R
7・・・終端抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 偏向増幅器の出力を同軸ケーブルを介して偏向板に印加
    し、電子ビームを偏向する電子ビーム露光装置において
    、 前記偏向板の静電容量とコイルを組み合せ、ローパスフ
    ィルタを構成するとともに、 前記偏向増幅器の出力を前記同軸ケーブル、前記偏向板
    、前記コイル、前記同軸ケーブルを介して終端させる終
    端抵抗と、 前記偏向増幅器に加えられる入力信号を前記偏向増幅器
    および同軸ケーブルの信号遅延時間の加算値に等しい時
    間遅延する遅延手段と、 この遅延素子の出力信号と前記終端抵抗による終端信号
    とを比較することにより前記入力信号に対する偏向板の
    印加電圧の誤差を検出し、該検出した誤差信号を前記偏
    向増幅器に帰還する帰還手段と を具えたことを特徴とする電子ビーム露光装置の偏向増
    幅回路。
JP19007788A 1988-07-29 1988-07-29 電子ビーム露光装置の偏向増幅回路 Pending JPH0240850A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048806A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Nuflare Technology Inc 電子ビーム装置
JP2007048805A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Nuflare Technology Inc 電子ビーム装置
JP2009510694A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 高位置決め精度のインピーダンス整合による静電偏向システム
JP2013503452A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 エフ・イ−・アイ・カンパニー Fibパターニングを改良するためのパターン変更方式
JP2016152387A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 株式会社ニューフレアテクノロジー 電子線描画装置

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