JPH0240771A

JPH0240771A - 自動料金払込み機

Info

Publication number: JPH0240771A
Application number: JP63190830A
Authority: JP
Inventors: Kenji Doi; 土井　健次; Hiroyuki Nishimura; 弘之西村; Hirohiko Terada; 寺田　裕彦
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1988-07-30
Filing date: 1988-07-30
Publication date: 1990-02-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、税金、年金、固定資産税などの公金、ある
いは光熱料金、電話料金などの公共料金を、これらの払
込み情報が記載された払込み用紙を用いて自動納入する
ための、新規な自動料金払込み機に関する。

（ロ）従来の技術現在、個人の公共料金は所定の手続きを取っておくこと
で銀行等金融機関において各月ごとに自動的に引きおと
されて、その領収済み通知が郵送されてくるので、いち
いち金融機関に出向いて払込み手続をする必要はなくな
っている。しかし、たとえば会社、工場のような大口需
要家にあっては、部門別に水道、電気、電話などの料金
請求がなされることが多く、この時は全部門を統括する
計理部員が金融機関窓口で一括して払込み手続きをしな
ければならない。また、個人でも税金、年金などの公金
も金、融機関窓口での払込み手続きを必要とする。

ところで、上記した金融機関での払込み手続きは自動化
されておらず、払込み人が窓口において払込み用紙を係
員に提出して、その係員による処理を待たねばならず、
時間が掛かり、手続きが煩雑である。そのため現在使用
されている自動振込み機のように、機械に払込み用紙と
料金を挿入および投入すれば、機械が自動的に払込み事
項をチエツクし、それが完全であれば、払込み用紙およ
び料金の取込み処理をし、領収済み印および領収日付け
、また税務署承認澄み印を印刷した領収証部分を払込み
用紙から切離して返却する自動料金払込み機が案出、提
案されつつある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上記自動料金払込み機では、払込み用紙に記載されてい
る払込み情報を読取って正否をチエツクした際、該チエ
ツクで不良と判別されると払込み用紙および料金の取込
み処理を行なわず、これらを顧客にそのまま返却しなけ
ればならないことは当然となる。また機器前面パネル部
分に装備されているＣＲＴのような表示器によって、取
引きができないことを表示しなければならない。

しかし上記チエツクによる不良判別理由には、払込み情
報に異常があるのではなく、払込み用紙の挿入の仕方や
読取り側のミスに基因するものもあれば、払込み情報そ
のものが誤っている場合もあり、前者であれば正しく再
挿入させ、また読取りを再実行させれば問題のない取込
み処理に移行させることができる。

従って、単にチエツク不良が発生したからといって一律
に取引き停止を行なうことは、機器の効率的な運用を妨
げるだけである。

この発明は、かかる問題点を払拭できる自動料金払込み
機の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、挿入された払込み用紙の払込み情報を読取
って、その読取りデータの正否を判別して該正否結果に
基づいて顧客が実行すべき指示内容を表示器に案内表示
する制御回路を備え、読取りデータの不良判別時に、そ
の不良判別理由が上記払込み情報自体の読取り不良に基
づく場合と、読取られたがデータ異常あるいは用紙形状
異常に基づく場合とでは、上記表示器に案内表示する指
示内容を変えるように制御回路を構成した自動料金払込
み機を特徴とする。

（ホ）作用この発明によれば、挿入°された払込み用紙に記載され
ている払込み情報を読取ってデータチエツクした結果が
不良と判別された時であっても、その不良原因が読取り
ヘッドの読取り不良であると、表示器に払込み用紙の再
挿入を指示する旨の内容を案内表示し、払込み情報を読
取れたが、その読取りデータがチエツクデジットの不一
致、金額不一致、形状異常等の明らかに払込み用紙が異
常と考えられる場合は、表示器に係員窓口における取扱
いを促す旨の内容を案内表示する。

（へ）発明の効果その結果、上記前者の不良判別のように、単に払込み用
紙の挿入の仕方が悪かったり、読取り側のミスに基因す
る不良判別時まで、取引き不能として退ける事態が発生
せず、再挿入、再読取りによって払込みを可能にさせて
、顧客の取扱い上のミスおよび読取りミスをカバーし、
自動料金払込み機の運用の効率化と顧客サービスの向上
を行なうことができる。

（ト）実施例以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は自動料金払込み機の外観図を示し、前面パネル
部分に顧客（払込み人）に機器操作を案内するＣＲＴＩ
と請求書の挿入口２と、払込み料金を投入するための紙
幣入出口３および硬貨人出口４と、取扱い表示器５とが
備えられる。６は顧客が係員を呼ぶための呼出しボタン
、７は係員／管理者のキー、８は顧客接近検知センサで
ある。

この自動料金払込み機に用いる請求書Ａは第３図に一例
を示ず如きのちので、収入金額領収控と払込み通知書の
両請求書部分ａｌ、ａ２と領収証部分ａ３とが一体とな
った払込み用紙であり、後述するように請求書は両請求
書部分ａｔ、ａ２に収納済み印ｂｌ、ｂｌが押印され、
領収証部分ａ３に領収済み印ｂ２と税務署承認済み印ｂ
３とが押圧されたのち、カッターにより３枚に切断され
、領収証部分ａ３のみが顧客に返却され、他の２枚は機
器内に別々に収納される。尚、この請求書Ａは分科設備
（第３図の場合は電信電話膜・備）の利用者に該当公共
設備会社から郵送されてくるもので、払込みに必要な請
求金額等の各種の払込み情報が記載されている。

第２図は自動料金払込み機の内部の概略構成を示し、図
面左端の請求書挿入口２から機器内部に設けられたカッ
ター９まで、上下のベルトコンベヤ１０ａ、１０ｂによ
る請求書搬送経路１０がほぼ直線状に構成されている。

そして、この請求書搬送経路■０には請求書挿入口２か
らカッター９にかけて税務署承認済み印用スタンプユニ
ット１１、ＯＣＲヘッド１２、プリンタユニット１３、
領収および収納済み印用スタンプユニット１４の順で各
要素が配置されている。

ＯＣＲヘッド１２は光学的に請求書Ａの文字認識するも
ので、挿入された請求書ＡはまずＯＣＲヘッド１２の位
置まで進み、該ヘッドが請求書の内容を読取ってチエツ
クを行なう。

税務署承認済み印用スタンプユニット１１は、請求ＷＡ
の記載内容が上記チエツクで正常であり、かつ料金投入
がなされたのちに領収証部分ａ３に税務署承認済み印ｂ
３を第３図の如く押印する。

その押印後、請求書Ａは領収および収納済み用スタンプ
ユニット１４に向けて図面右方に搬送されるが、その途
中でプリンタユニット１３を通過する。このプリンタユ
ニット１３は第３図に示す領収日付けＣ２と収納日付け
ｃｌとを印字するもので、その印字はその後に押印され
る領収済み印ｂ２、収納済み印ｂ１の押印位置で、これ
ら印の内部に収まる位置を選んで施される。

領収および収納済み印用スタンプユニット１４は先行し
て印字された領収日付けＣ２、収納日付けＣ１の上に、
これらを囲んで領収済み印ｂ２、収納済み印ｂ１のそれ
ぞれを押印する。

カッター９はその後に請求書Ａを３枚に切断し、切断後
、領収証部分ａ３のみが送り返され、顧客に返却される
。他の２枚の請求書部分ａｌ、ａ２はカッター後段の分
岐搬送路１５．１６を経て別々の収納箱１７．１８に振
分は収納される。この振分は収納のため、分岐搬送路１
５．１６を切替えるフラッパ１９が装備される。

また、請求書挿入口２に送り返された領収証部分ａ３を
顧客が取り忘れることがあるので、その時は再び領収証
部分ａ３を取込み、回収箱２０に収納する。フラッパ２
１は領収証部分ａ３を回収箱２０に収納するための搬送
経路切替え用である。

第４図は自動料金払込み機の制御回路を示し、ＣＰＵ２
０はＯＣＲへ゛ラド１２の読取りデータをチエツクし、
その結果が正常であればＲＯＭ２１に格納されたプログ
ラムに従って前述のようにスタンプユニット１１．１４
、プリンタユニット１３、カッター９、搬送経路駆動回
路２２を制御して請求書Ａおよび料金の取込み処理を行
ない、かつＲＡＭ２３に必要データを記憶する。

また、ＣＰＵ２０はＯＣＲヘッド１２による読取りデー
タのチエツク結果を不良と判別した場合、請求書Ａを顧
客に返却するが、その不良原因が０ＣＲヘツド１２によ
る払込み情報自体の読取り不良に基づく場合と、読取れ
たがデータ異常あるいは用紙形状異常に基づく場合とで
は、顧客が実行すべき指示内容を変えてＣＲＴＩに案内
表示する。

これを第５図の動作フローチャートを用いて説明すると
、ステップｎ１で顧客が払込みを選択すると、ステップｎ
２で請求書挿入がＣＲＴＩで促される。

請求書Ａが正しく挿入されると、ＯＣＲヘッド１２が払
込み情報を読取ってデータチエツクが行なわれると共に
、ＣＲＴＩに請求書読取り中であることが表示される（
ステップｎ３．ｎ４．ｎ５゜ｎ６）。

チエツク結果が正常であれば、現金を受付け、前述した
後処理が行なわれて動作が終了する（ステップｎ７．ｎ
８．ｎ９）。

しかし、チエツク結果が不良と判別されると、ステップ
ｎｌｏにおいてＯＣＲヘッド１２による読取りが正常で
あるか否かが求められ、読取り不良である時は「もう−
度最初からお手続き下さいｊなる趣旨の顧客が実行すべ
き指示内容をＣＲＴＩにステップｎｉｌで案内表示し、
かつステップｎ１２で請求書Ａを返却して再挿入を促す
。

しかし、ＯＣＲヘッド１２による読取りが正常であると
、次にステップｎ１３で不良原因がチエツクデジットの
不一致、金額不一致、用紙形状異常であるか否かを求め
、そうでない時はステップｎｉｌの再挿入を促し、そう
である時はｒ請求書は使用できまぜん、近くの窓口で問
い合わせ下さいｊなる趣旨の顧客が実行すべき指示内容
をＣＲＴｌにステップｎ１４で案内表示し、かつ請求書
Ａを返却する。

このようにＣＲ，Ｔ１による表示内容を変えて、請求書
Ａの挿入の仕方やＯＣＲヘッド１２の読取りミスに起因
する惧れのある場合は再挿入による払込み動作を促し、
チエツクデジットの不一致のような明らかに請求書側に
異常がある場合は窓口へ移ることを促すようにすること
によって、自動料金払込み機の効率のよい運用を行なう
ことができる。

この発明の構成と、上述の実施例との対応において、この発明の払込み用紙は、実施例の請求書Ａに対応し、以下同様に、搬送経路は、搬送経路１０に対応し、読取りヘッドは、ＯＣＲヘッド１２に対応し、表示器は
、ＣＲＴＩに対応し、制御回路は、ＣＰＵ２０に対応するも、この発明は上述
の実施例の構成のみに限定されるものではない。

また、請求書Ａの構成も第３図の一例のものに限定され
ないことは勿論ある。

さらに、払込み料金は現金投入であっても、請求書Ａに
記載されている顧客の金融機関口座番号を用いて引きお
としするものであってもよい。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は自動料金払込み機の外観図、第２図は自動料金払込み機の内部概略構成図、第３図は
請求書の一例を示す表面図、第４図は制御回路図、第５図は動作フローチャートである。１・・・ＣＲＴ　　　　　　　１０・・・搬送経路１２
・・・ＯＣＲヘッド　　２０・・・ＣＰＵＡ・・・請求
書第１図自１ｍ払い勝の外観口ｌ・１−・第４図制＠回路図第５図動作フロー手で−ト

Claims

【特許請求の範囲】

（１）公共料金などの払込み情報が記録された払込み用
紙を取扱う自動料金払込み機であって、挿入された上記払込み用紙の払込み情報を読取つて、その読取りデータの正否を判別して該正否結果に基づいて顧客が実行すべき指示内容を表示器に案内表示する制御回路を備え、読取りデータの不良判別時に、その不良判別理由が上記払込み情報自体の読取り不良に基づく場合と、読取れたがデータ異常あるいは用紙形状異常に基づく場合とでは、上記表示器に案内表示する指示内容を変えるように制御回路を構成した自動料金払込み機。