JPH0240690Y2 - - Google Patents

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JPH0240690Y2
JPH0240690Y2 JP1985101221U JP10122185U JPH0240690Y2 JP H0240690 Y2 JPH0240690 Y2 JP H0240690Y2 JP 1985101221 U JP1985101221 U JP 1985101221U JP 10122185 U JP10122185 U JP 10122185U JP H0240690 Y2 JPH0240690 Y2 JP H0240690Y2
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snow
roof
chain
top surface
pair
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JP1985101221U
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上利用分野〕 本考案は、屋根に降り積もつた雪を屋根から降
ろす雪降ろし機に関するものである。
〔従来の技術〕
屋根の積雪除去のため、従来、第5図に示すよ
うに、後側ウエツジ部13、前側ウエツジ部1
4、掬上げ部15等を設けた分離部材12を、ガ
イド枠16に取付け駆動手段によつて往復動させ
るようにしたものがある(実公昭57−48176、実
公昭58−17063)。
また第6図、第7図に示すように、除雪のため
の屋根用雪降ろし機31として、屋根上面32に
近接して配置された一対のスプロケツト33に、
一対のチエン34を掛け回し、その相対向するチ
エン34に、雪かき片35を有する支持棒36の
両端部を固定し、動力によつてチエン34を駆動
して、雪かき片35を屋根上面の上から下の方に
向つて移動させて、雪降ろしを行うものもある
(特公昭51−40381号参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の第5図の雪降ろし機においては、分
離部材は屋根面に沿う上方位置と下方位置との間
を往復運動する構成になつている。そのため、往
復運動をさせるための駆動機構を必要とするが、
往復運動のための駆動機構は、構成が複雑であ
り、屋根上に設置するこの種の装置に適合する往
復動装置がなく、また故障も多い欠点があつた。
また従来の第6図、第7図の雪降ろし機にあつ
ては、多量の湿つた雪が屋根上面32に積つた場
合には、雪かき片35が積雪の上を滑つて効果的
な除雪を行うことができなくなることがある。す
ると折角雪降ろし設備があるのに、雪降ろしを人
手に頼らなければならず、しかも雪降ろし設備が
あるため、却つて作業ができにくくなるという問
題がある。
本考案はこのような従来の課題を解決するため
になされたもので、屋根上面に多少雪が積つた場
合にも、積雪を除去することができる屋根用雪降
ろし機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、屋根上面に近接して配置された一対
のスプロケツトに掛け回され、互いに離間した平
行面内で夫々等速回転する一対のチエンと、これ
らのチエンの中間に架け渡されチエンの回転に伴
つて屋根面と平行に移動する複数本の雪かき部材
と、上記チエンを回転させるための駆動装置とか
らなる屋根用雪降ろし機において、前記雪かき部
材として、ピアノ線により形成した雪かき部材
と、上下に巾のある雪かき棒により形成した雪か
き部材とが、配置されているようにしたものであ
る。
〔作用〕
屋根に積つた雪は、まずピアノ線により形成し
た雪かき部材によつて切取られ、下の部分は屋根
に固着したまゝとなるが、上の部分はただ載置さ
れただけの状態となつている。そこを上下に巾の
ある雪かき棒により形成した雪かき部材が、上の
部分を押しながら通過するので、雪降ろしが効果
的に行われる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例に係る屋根用雪降ろし機
を説明する。第1図に示すように、1は一対のス
プロケツトであり屋根上面7に近接して配置され
ている。2はチエンであり、上記の一対のスプロ
ケツト1に掛け回され、互いに離間した平行面内
で夫々回転する。屋根上面7とチエン2との間の
距離は約50mm程度とする。これは、屋根上面とチ
エン2との接触を防ぐためである。3は雪かき部
材であり、チエン2の中間に架け渡されチエン2
の回転に伴つて屋根面と平行に移動する。この雪
かき部材3として、ピアノ線19よび雪かき棒1
8を使用する。雪かき棒18は、第2図及び第3
図に示すように、その断面をL字状に形成すると
ともに、雪かき部材3が屋根上面7と近接するチ
エン2の往路においては、チエン2の進行方向で
ある屋根下方に雪かき棒18のL字状の角度の開
いている方を向けてチエン2に取り付ける。すな
わち、雪かき部材3の両端部は、第2図及び第3
図に示すように、チエン2の一部に設けた取付金
具20に取付けられており、そのため、雪かき部
材3は、チエン2の回転と共に、スプロケツト1
を回つて回転することができる。
4はシヤフト9を介して上記チエン2を回転さ
せるための駆動装置である。駆動装置4として、
モータを使用する。5は駆動装置を駆動させるた
めのスイツチであり、室内または室外に取り付け
る。8はスプロケツト1を取り付けるための止め
金具である。10は取付具であつて、棟17をま
たぐように取り付けられ、棟17をはさむ2つの
屋根面にそれぞれ設置した屋根用雪降ろし機のそ
れぞれのシヤフト9が回転可能であるように2つ
のシヤフト9を連結する。この取付具10は、第
4図に示すように屋根の角度や棟17の形状に応
じて、各連結部において自由に角度を変えること
ができるように数個の部材を連結したものであ
る。なお、屋根上面7が広い場合には、屋根上面
7に屋根用雪降ろし機を2つまたはそれ以上設置
する。
本実施例に係る屋根用雪降ろし機は次のように
使用する。屋根用雪降ろし機を屋根の傾斜方向と
一対のチエン2の運動する向きとを一致させて屋
根に取り付けるとともに、スイツチ5によつて駆
動装置4を駆動させる。すると駆動用チエン11
を介して、駆動装置4とつながつているスプロケ
ツト1が回転する。スプロケツト1の回転運動
は、チエン2の運動を引き起こす。スプロケツト
1の回転運動の方向は、チエン2に架け渡されて
いる複数の雪かき部材3が屋根上面7に近接する
往路において屋根下方に移動する方向である。こ
れは、往路において雪を屋根下方に運ぶようにす
るためである。複数の雪かき部材3のうちピアノ
線19は、屋根上面7から所定高さの位置で積雪
を屋根上面7に平行に上下に切り分ける。切り分
けられた積雪は、雪かき部材3のうち雪かき棒1
8によつて往路において屋根下方へ運ばれ、屋根
から降ろされることになる。屋根下方に移動した
雪かき部材3は屋根上面より遠い方の復路を通つ
て再び屋根上方に移動し、同じ動作をくり返す。
なお、上記のスプロケツト1の代わりに滑車を使
うこともできる。また、雪かき部材3として、雪
かき棒18とピアノ線19との個数の割合は図示
した以外に種々の場合があり、雪かき部材3の形
状も本実施例に限られるものではない。さらに、
チエン2と屋根上面7との間隔を一定に保つため
に、チエン2を往路においてガイドするガイド部
材21を取り付けることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、雪かき部材として、ピ
アノ線により形成した雪かき部材と、上下に巾の
ある雪かき棒により形成した雪かき部材とが、交
互に配置されているように構成したので、多量の
湿つた雪が屋根上面に積つた場合にも、まずピア
ノ線により形成した雪かき部材で、積雪を上下に
切り分けてから、上下に巾のある雪かき棒で形成
した雪かき部材により、雪かきを行うようにし、
2段階の作動を行つて雪降ろしを行う効果的な雪
降ろし機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る屋根用雪降ろし
機を屋根上面に取り付けた状態を示す斜視図、第
2図ないし第4図は本考案の実施例に係る屋根用
雪降ろし機に使用する部品を示す斜視図、第5図
は従来の雪降ろし機の斜視図、第6図は他の従来
の雪降ろし機の斜視図、第7図は第6図の雪降ろ
し機の側面図である。 1……スプロケツト、2……チエン、3……雪
かき部材、4……駆動装置、5……スイツチ、7
……屋根上面、8……止め金具、9……シヤフ
ト、10……取付具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根上面7に近接して配置された一対のスプロ
    ケツト1に掛け回され、互いに離間した平行面内
    で夫々等速回転する一対のチエン2と、該一対の
    チエン2の夫々に両端部を固定され、該チエン2
    の回転に伴つて屋根上面7と平行に移動する複数
    本の雪かき部材3と、前記チエン2を回転させる
    ための駆動装置4とからなる屋根用雪降ろし機に
    おいて、前記雪かき部材3として、ピアノ線19
    により形成した雪かき部材3と、上下に巾のある
    雪かき棒18により形成した雪かき部材3とが、
    配置されていることを特徴とする屋根用雪降ろし
    機。
JP1985101221U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0240690Y2 (ja)

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JP1985101221U JPH0240690Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JP1985101221U JPH0240690Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JPS629622U JPS629622U (ja) 1987-01-21
JPH0240690Y2 true JPH0240690Y2 (ja) 1990-10-30

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US3882002A (en) * 1974-08-02 1975-05-06 Hooker Chemicals Plastics Corp Anode for electrolytic processes
JPS53156350U (ja) * 1977-05-16 1978-12-08

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JPS629622U (ja) 1987-01-21

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