JPH0240583A - レーダ映像表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、方位方向電子走査を行う１次レーダと同位置
に設置される２次監視レーダの表示方式％式％ ５ｃａｎ　）を行う電子走査型１次レーダ情報と同一の
指示装置で２次監視レーダの表示を支障なく行う技術に
関する。

（従来の技術） 従来の機械回転型空中線を使用するレーダでは、１次、
２次各レーダの空中線は同期して回転するよう設置され
、また送信パルスも原則として同期しており、指示器上
の表示も同期して同一場所に行われていた。しかし１次
レーダ空中線が進歩し、垂直さらには方位方向にも電子
走査を行えるようになるにつれ、方位方向すらも均一の
捜索でなく、不均一捜索ないしｔｒａｃｋ　ｗｈｉｌｅ
　５ｃａｎｅ　１次レーダ側で要求する傾向にある。こ
れに対し２次レーダは均一捜索が主で、モード４等の不
均一捜索の必要性があっても、それは１次レーダの不均
一性とは異なっている。

（発明が解決しようとする課題） 上述した１次レーダが方位方向電子走査により不均一方
位捜索を行う場合は、もし２次レーダの表示を１次レー
ダ情報と同じ〈従来のようにＰＰ■表示させようとすれ
ば、１次レーダと同期した方位捜索を行わさせるか、も
しくはＰＰＩ表示上で１次レーダ情報掃引と全く独立に
２次レーダ情報表示用の掃引を行わせる必要がある。

しかしながら、前者の方式は目的のちがう１次レーダと
２次レーダの捜索を同一化することで２次レーダ設計の
自由度（１次レーダが重視されるため２次レーダはそれ
に従属させられる）を失ってしまうし、後者の方式はＰ
ＰＩ指示器の設計を複雑困難ならしめ、かつ実現されて
も人間の目で見るときに１次レーダ表示と２次レーダ表
示を別々に見なくてはならないという欠点がある。

本発明の目的は、同所設置（Ｃｏ−１ｏｃａｔｅｄ　）
され、広い意味での捜索のための空中線１回転（３６０
゜捜索）時間は同一とする１次レーダ、２次レーダにお
いて、１次レーダが不均一方位走査を行う場合でも、２
次レーダを独立してほぼ均一方位走査させ、そのＰＰＩ
表示において１次レーダと２次レーダの情報を従来方式
なみに支障なく観測者に供することのできるレーダ映像
表示方式を提供しようとするものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために次の手段構成を有
する。

即ち、本発明のレーダ映像表示方式は電子走査型１次レ
ーダ装置の目標映像と、同所設置された機械走査型又は
電子走査型２次レーダ装置の目標映像とを併行してブラ
ウン管指示器上に表示するレーダ映像表示手段であって
；　２次レーダビデオ信号を方位、距離毎に記憶する先
入れ先出し記憶装置と；　１次レーダのビデオ信号をブ
ラウン管指示器上に映像表示するための指示器掃引信号
を発生する掃引信号発生器と；　前記指示器掃引信号に
同期して前記記憶装置から２次レーダビデオ信すを読み
出す読出し手段と；　前記読み出した２次レーダビデオ
信号をブラウン管指示器上に映像表示させる回路と：　
を具備することを特徴とするものである。

（作　用） 以下、本発明の詳細な説明する。

本発明方式においては、２次レーダビデオ信号を記憶す
る先入れ先出し記憶装置が設けられており、書き込みの
ときは２次レーダ装置の方位走査および送信に同期して
行われ、表示のために読み出すときには１次レーダ装置
の方位走査、送信に同期している指示器掃引信号に同期
して行われるようになっている。このようにすると、２
次レーダ装置の方位走査、送信が１次レーダ装置の方位
走査、送信と非同期であっても、ブラウン管指示器上で
は、あたかも２次レーダビデオも１次レーダ情報と同じ
タイミングで得られたように表示される。

従って、２次レーダ装置の方位走査および送信は、１次
レーダ装置の仰角走査と不均一方位走査およびこれを可
能ならしめるための複雑な１次レーダ装置の送信タイミ
ングに同期する必要性から開放されることになる。

（実　施　例） 以下、本発明の詳細な説明する。

２次し−ダ受信信号は、符号解読部（いわゆるディジタ
イザ−）と、表示のためのデコーデッド（ｄＢｏｄｅｄ
）ビデオ処理部とに分岐され、デコーデッドビデオは部
分的（あるセクター範囲）又は捜索全域（通常３６０°
範囲）を覆うバッファメモリに次々と書き込むものとす
る。このバッファメモリは前述のように先入れ先出しく
　Ｆｉｒｓｔ−ｉｎＦｉｒｓｉｏｕｔ：Ｆ　Ｉ　Ｆ　Ｏ
）方式とする。

一方、ＰＰＩレーダ表示は、１次レーダの不均一方位走
査に合わせ、そのレーダ情報表示ができるようＰ　Ｐ　
Ｉ　掃引される（不均一回転もしくはランダム掃引）が
、その１次し−ダ用Ｐ　Ｐ　Ｉ　ｊ？ｆｔ引の角度に合
致したバッファメモリ上の２次し−ダデコーデッドビデ
オを読み出してその掃引に合わせたＰＰＩ指示器輝度変
調を行えば、あながも２次レーダビデオも１次レーダ情
報と同じタイミングで得られたように表示される。ここ
で１次、２次レーダ捜索は空中線１回転ベースでみれば
同期しており、１次レーダの不均一捜索も基本的には捜
索節ｏ＜ｉ常３６０”　）をほぼ−様に捜索しっつ不均
一性を実現することを想定している。

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。ここで
は２次レーダ空中線１０１は従来の機械回転式く機械走
査型）バー空中線、１次レーダ空中線】０２はシリンド
リカルアクティブアレイ電子走査型とした。１次レーダ
は空中線が送受信部を兼ね１次レーダ制御部２１の制御
のもとに１次レーダは動作し、受信信号は１次し−ダ受
信信号処理部２２を経てコンピュータ３１および１次レ
ーダビデオ発生部２３に送られる。１次レーダビデオは
１次レーダ制御部に制御されるＰＰ■掃引掃引信号部生
部２４のＰ　Ｐ　Ｉ　ｉ＋’ｉｔ引信号を輝度変調する
ことによりＰＰＩ指示部３２で観測できる。

一方２次レーダは２次レーダ制御部１１の制御のもとに
２次レーダ送信８！１２が動作し、サーキュレータ１３
．２次レーダ空中線１０１を経て航空機等に送られ、応
答信号が２次レーダ空中線１０１、サーキュレータ１３
を経て、２次レーダ受信機１４に入る。この受信機出力
は符号および位置のコンピュータ解読用にディジタイザ
１５に送られるとともに表示のためデコーデッドビデオ
検出部１６に送られ、ついでその出力はバッファメモリ
１７に、そのときのアンテナ回転角対応場所に記憶され
る。先に述べたＰＰＩ掃引掃引信号部生部２４の掃引発
生時に対応する角度のバッファメモリ内容を読み出しタ
イミングを合わせて２次し−ダデコーデッドビデオによ
る輝度変調を可能ならしめる。アンテナ回転位置検出部
１８は、１次レーダの１回転走査時間を２次レーダのそ
れに同期するために使われるとともに、２次し−ダデコ
ーデッドビデオ信号のバッファメモリへの書き込みタイ
ミングに利用される。

これら発明の動作を第２．３．４図のタイミングにより
詳細に説明する。この実施例では、１次レーダは周期Ｔ
で３６０°走査を行い、２次レーダは周期Ｔ／２で３６
０°走査を行い、周期Ｔにて両レーダは同期しており、
ＰＰＩ指示器上の観測者は、周期ＴにてＰＰＩ全面捜索
を目で可能とする。第２図は両レーダの走査タイミング
を示しており、第３図のＰＰ■Ｐ■のタイミングを詳細
に述べている。即ち、たとえば１次レーダは０゜よりθ
１までおよびθ２より３６０°までの高速度方位走査と
θ１よりθ２までの低速度方位走査に加え、６３時点に
てθ４を、６５時点にてθ６とθ７をよそみ（Δｔ；時
間）する形で追尾モード割込みを行わせる様子を示して
いる。一方２次レーダは第２図破線に示すごとくＴ／２
周期で３６０°−様走査を行っており、これで得られた
デコーデッドビデオ信号はいったんバッファメモリ１７
に蓄えられる。この内容は１次レーダビデオ掃引に同期
し、対応する方位角のところが読み出されてＰＰＩ表示
される。この場合実際の送信時より最悪Ｔ／２遅れて表
示されるが、１次レーダ情報が通常優先されることを考
えるとシステム的には問題とならない。

第４図は２次レーダビデオを１次レーダビデオ婦引に同
期させる概念図である。なお２次レーダ空中線回転数は
１次レーダのそれの２倍に限定されるものではなく、ま
た２次レーダ空中線を方位方向を電子走査させても、本
発明の主旨は同様に適用できることはあきらかである。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明は、２次し−ダデコーデッ
ドビデオを記憶装置（バッファメモリ）にいったん記憶
させ、そのｆ＆　１次レーダビデオ表示用のＰＰＩ掃引
信号に同期させて最新情報を読み出すようにしているの
で、３６０°走査時間さえ同期していれば、１次レーダ
、２次レーダを非同期かつ方位的にも走査方式を独立さ
せながらかつ同−ＰＰＩ指示器上であたがも完全同期し
た１次レーダと２次レーダであるかのごときビデオ表示
を可能ならしめる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図、第２
図はその一実施例における１次レーダ。 ２次レーダの方位走査タイミングを示すタイミング図、
第３図は実施例におけるＰＰＩ指示器表示の一例、第４
図は２次レーダビデオ信号を１次し−ダ表示婦引タイミ
ングに合わせる例の説明図である。 １１・・・・・・２次レーダ制御部、　１２・・・・・
・２次レーダ送信機、　　１３・・・・・・サーキュレ
ータ、１４・・・・・・２次レーダ受信機、　１５・・
・・・・ディジタイザ、　　１６・・・・・・デコーデ
ッドビデオ検出部、１７・・・・・・バッファメモリ、
　１８・・・・・・アンテナ回転位置検出部、　２１・
・・・・・１次レーダ制御部、２２・・・・・・１次し
−ダ受信信号処理部、　２３・・・・・・１次レーダビ
デオ発生部、　２４・・・・・・ＰＰＩ掃引信号発生部
、　３１・・・・・・コンピュータ、　３２・・・・・
・ＰＰＩ表示部、　１０１・・・・・・２次レーダ空中
線、１０２・・・・・・１次レーダ空中線。 代理人　弁理士　　八　幡　　義　博 ／；欠り一タ゛わ゛コイｉ２次し−り゛ｎオノガ走（Ｌ
クイミレグレｑ泰　２　図 ’４２　’Ｅｌｎｌ＝ｋｎ　ＰＰＪ表’ｌｓ＋別第　ａ
　区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子走査型１次レーダ装置の目標映像と、同所設置され
   た機械走査型又は電子走査型２次レーダ装置の目標映像
   とを併行してブラウン管指示器上に表示するレーダ映像
   表示手段であって；２次レーダビデオ信号を方位、距離
   毎に記憶する先入れ先出し記憶装置と；１次レーダのビ
   デオ信号をブラウン管指示器上に映像表示するための指
   示器掃引信号を発生する掃引信号発生器と；前記指示器
   掃引信号に同期して前記記憶装置から２次レーダビデオ
   信号を読み出す読出し手段と；前記読み出した２次レー
   ダビデオ信号をブラウン管指示器上に映像表示させる回
   路と；を具備することを特徴とするレーダ映像表示方式
   。