JPH0240493Y2 - - Google Patents

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JPH0240493Y2
JPH0240493Y2 JP13086882U JP13086882U JPH0240493Y2 JP H0240493 Y2 JPH0240493 Y2 JP H0240493Y2 JP 13086882 U JP13086882 U JP 13086882U JP 13086882 U JP13086882 U JP 13086882U JP H0240493 Y2 JPH0240493 Y2 JP H0240493Y2
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JP
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excavation
arm
sliding arm
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slide
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JP13086882U
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JPS5934306U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は伸縮アームを有する油圧シヨベルの掘
削時の掘削距離を計測する装置に関する。
油圧シヨベルのアームを伸縮自在にし、アーム
の先端に掘削手段としてのクラムシエルバケツト
などを取付けた装置では、アームが伸縮できるの
で口の狭い穴を深く掘ることができ、かつ、掘削
時にクラムシエルバケツトを押付けることができ
て強力な掘削力を発揮できるので非常に便利であ
る。
しかし、従来装置では穴が狭く、かつ、深い場
合はその掘削深さを十分計測できないという欠点
がある。特に建造物の下方を斜に一定距離だけ掘
削するような場合は、掘削の合間に作業者がスケ
ールで計測するというのが現状で、この方法は手
間がかかり、かつ、不正確であり、また作業現場
によつては危険な場合もある。
また、掘削作業は、アームが最も後退した状態
からこれを順次伸長して行うものであるが、例え
ば、ビルその他の建造物の下側に穴を掘る場合
は、掘削開始点が丁度ビルの側壁等の測定基準位
置と一致している場合は、その掘削開始位置から
掘削終了位置までの距離は掘削手段としてのクラ
ムシエルバケツトの移動距離、すなわち、アーム
の伸長した長さとして容易に測定することができ
る。しかし、かかる基準点から前後ずれた位置か
ら掘削を開始した場合は、クラムシエルバケツト
の移動距離、すなわち、アームの伸長した長さに
そのずれた長さだけ修正しなければならない。例
えば、基準点から前方にずれた位置より掘削を開
始した場合は、アームの伸長量にこのずれた距離
だけ加えねばならない。
本考案の目的はこのように、基準点から前後ず
れた位置から掘削を開始した場合でも、基準点か
らの掘削距離を安全かつ容易に計測できる掘削距
離計測装置を提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、油圧作業
機のブームに、外筒内の摺動アーム端に掘削手段
を取付けた掘削アタツチメントを設けた掘削装置
において、この摺動アームに平行に支持体を設
け、該支持体内に位置検出用スライドバーを前記
摺動アームに対し平行に摺動自在に嵌挿し、該ス
ライドバーの後端に距離計測用センサを装着し、
またスライドバーを摺動させかつ任意の位置に固
定するための油圧モータを設け、摺動アームの移
動に応じて前記距離計測用センサから繰出される
ロープをたるみを生じないように外筒上の固定滑
車を介して摺動アームの後端へ張架したことによ
り達成される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の掘削距離計測装置を有する掘
削装置の側面図、第2図及び第3図は本考案装置
の作動状態を示す側面図である。
1は油圧シヨベル本体、2はブーム、3は伸縮
アームで、ブーム2はブームシリンダ4により、
伸縮アーム3はアームシリンダー5によりそれぞ
れ回動する。伸縮アーム3は、外筒6と、該外筒
6内に摺動自在に嵌挿した摺動アーム7、および
該外筒6内に装着し、摺動アーム7を作動する油
圧シリンダ8とよりなり、摺動アーム7の先端に
は掘削手段として例えばクラムシエルバケツト9
を取付けてある。
10は掘削距離計測装置で、前記外筒6の外側
で摺動摺動アーム7に平行に設けた支持体11
と、該支持体11内に摺動アーム7に対しこれと
平行に摺動自在に嵌挿した位置検出用スライドバ
ー12と、該スライドバー12の後端に装着した
距離計測用センサ13と、例えば支持体11の外
側に設けられスライドバー12を摺動させかつ任
意の位置に固定するための油圧モータ17とより
なる。
距離計測用センサ13から繰出されるワイヤー
ロープ16を摺動アーム7の後端から外筒6の後
端に設置した固定滑車14、更に、外筒6の前部
に設置した固定滑車15を介して張架し、摺動ア
ーム7の移動に応じてワイヤーロープ16がセン
サ13からたるみを生じないように引出すように
した。
次に本考案の使用法を説明すると、例えば、基
準点Aからbだけ前方にずれた位置から掘削を開
始する場合の掘削距離を測定する場合について述
べると、基準点Aからクラムシエルバケツト9の
先端までの距離b、スライドバー12の基準点A
まで伸縮量をc、クラムシエルバケツト9の先端
からスライドバー12の最も後退した点までの距
離をdとすると、d=b+cで表示できる。
一方、スライドバー12の後端のセンサ13と
支持体11後端との間の距離を、スライドバー1
2が最も後退したときを摺動アーム7が最も後退
したときのクラムシエルバケツト9の外筒6から
の突出した長さdと同じ長さにとると、スライド
バー12が基準点Aまで伸長したときの移動量は
cで表示され、したがつて、支持体11後端とセ
ンサ13間の距離はbで表示される。
上記のような状態において、スライドバー12
が最も後退したときセンサ13の目盛を運転席の
表示部にdの長さで表示する。次に、油圧モータ
17を操作してスライドバー12の先端を掘削深
さの基準点Aまで伸長せしめる。スライドバー1
2後端のセンサ13とcだけ移動しd−c=bを
表示する。この長さbは基準点Aからクラムシエ
ルバケツト9の先端までの長さに等しいから、こ
の表示を見れば基準点Aから掘削開始位置までの
距離がわかり、したがつて、油圧シリンダ8を操
作して摺動アーム7を順次伸長せしめながら掘削
してゆけば、滑車14,15を介してワイヤーロ
ープ16で引張られているセンサ13はその掘削
深さを前記の長さbに加算した状態で表示するか
ら、その表示を見れば基準点Aからの掘削深さを
知ることができる。
以上述べたように本考案の掘削距離計測装置
は、油圧作業機のブームに、外筒内の摺動アーム
端に掘削手段を取付けた掘削アタツチメントを設
けた掘削装置において、スライドバーを有する支
持体を上記外筒外面上に付設し、該スライドバー
後部の距離計測用センサから繰出されるロープを
外筒上の固定滑車を介して上記摺動アーム後端へ
張架したので、該センサに摺動アームの移動量ば
かりでなく、掘削開始時のバケツトと掘削基準点
との距離を加算したものが表示されるから、容易
に基準点からの掘削深さを知ることができ、基準
点がどこにある場合でも、スライドバーの先端を
その基準点に位置させれば容易にその基準点から
の掘削距離を知ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を有する掘削装置の側面
図、第2図、第3図は本考案装置の使用状態を示
す側面図である。 1……油圧シヨベル本体、2……ブーム、3…
…伸縮アーム、4……ブームシリンダ、5……ア
ームシリンダ、6……外筒、7……摺動アーム、
8……油圧シリンダ、9……クラムシエルバケツ
ト、10……掘削距離計測装置、11……支持
体、12……位置検出用スライドバー、13……
距離計測用センサ、14……固定滑車、15……
固定滑車、16……ワイヤーロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧作業機のブームに、外筒内の摺動アーム端
    に掘削手段を取付けた掘削アタツチメントを設け
    た掘削装置において、この摺動アームに平行に支
    持体を設け、該支持体内に位置検出用スライドバ
    ーを前記摺動アームに対し平行に摺動自在に嵌挿
    し、該スライドバーの後端に距離計測用センサを
    装着し、またスライドバーを摺動させかつ任意の
    位置に固定するための油圧モータを設け、摺動ア
    ームの移動に応じて前記距離計測用センサから繰
    出されるロープをたるみを生じないように外筒上
    の固定滑車を介して摺動アームの後端へ張架した
    ことを特徴とする掘削距離計測装置。
JP13086882U 1982-08-30 1982-08-30 掘削距離計測装置 Granted JPS5934306U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13086882U JPS5934306U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 掘削距離計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13086882U JPS5934306U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 掘削距離計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5934306U JPS5934306U (ja) 1984-03-03
JPH0240493Y2 true JPH0240493Y2 (ja) 1990-10-29

Family

ID=30296061

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JP13086882U Granted JPS5934306U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 掘削距離計測装置

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JPS5934306U (ja) 1984-03-03

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