JPH0240391Y2 - - Google Patents

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JPH0240391Y2
JPH0240391Y2 JP16163985U JP16163985U JPH0240391Y2 JP H0240391 Y2 JPH0240391 Y2 JP H0240391Y2 JP 16163985 U JP16163985 U JP 16163985U JP 16163985 U JP16163985 U JP 16163985U JP H0240391 Y2 JPH0240391 Y2 JP H0240391Y2
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bellows
tube
flange
pipe
joint
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JP16163985U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はベローズ式伸縮管継手に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
管路が熱その他の影響により伸縮する際、その
管路の伸縮量を吸収するため管路中に伸縮管継手
を用いる。この伸縮管継手の一例として実開昭54
−68227号公報に示すものがある。この伸縮管継
手のベローズは一般的に金属パイプを多条リング
状に屈曲形成して構成するため、酸その他の腐食
性の流体を流下させる場合、耐酸、耐薬品性の処
理を施すことが必要である。従来この方法として
ベローズ管内面に耐薬品性のある合成樹脂をコー
テングしたり、あるいはベローズ管を形成する金
属直管内に合成樹脂直管を嵌挿して一体とし、こ
れを同時に波形に成形する方法、さらには金属ベ
ローズ管内に直管状の合成樹脂管を挿入し、これ
を加熱加圧してベローズ内面にそわせて成形する
方法等がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
金属製ベローズ管内面に合成樹脂をコーテイン
グする方法においては、このベローズ管の内側に
合成樹脂の粉体を静電塗装法により塗装した後、
加熱しこの粉体を溶融させて一体とするものであ
るが、この方法ではベローズ管内面は波形の凹凸
があり、均一厚層に塗装コーテイングすることが
困難であり、またピンホールが生じやすいものと
なつている。このコーテイング層の不均一、ピン
ホールは使用中、ピンホールから又はコーテイン
グ層の薄い部分が破れて液体が直接金属ベローズ
に接触して金属ベローズが腐食される危険があ
る。また金属管内に合成樹脂管を内装し、同時に
波形に成形する方法においては、波形部の樹脂管
は谷部に比べ伸長され、樹脂層が不均一となり、
さらには使用時、ベローズ管内が負圧になるとこ
の樹脂層が金属ベローズ管より剥離変形する危険
があり、流体の円滑なる流動を損ねるものとな
る。
さらに、ベローズ管内に合成樹脂直管を挿入し
て成形する方法ではベローズ管内面に樹脂管がそ
い難く、また使用中ベローズ管内が負圧になると
この樹脂管が変形する等の欠点がある。
本考案は之等の欠点を解決することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために予め成形し
た金属製ベローズ内に耐薬品性の合成樹脂シート
より形成したるチユーブあるいはゴム製のチユー
ブを挿入し、かつこのチユーブ内で、金属製ベロ
ーズの各波形内に合成樹脂製のあるいは金属の外
周を樹脂コーテイングしたリングを挿入してチユ
ーブをベローズの波形にそわせると共にこのチユ
ーブの折り曲げ端をフランジに嵌合したるラツプ
ジヨイントのフランジ部とフランジ外側面間に挿
入し、ラツプジヨイントとフランジ間にて挟持せ
しめることを要旨とする。
〔作用〕
予め波形に成形したベローズ管内に合成樹脂製
のチユーブを挿入し、このチユーブの一端部をフ
ランジに嵌合したラツプジヨイント5のフランジ
6にそつて折り曲げ、フランジ1と6の間にて挟
持し、次いでベローズの各波形にベローズ管の端
部側よりベローズ管波形部の内径より少し小径と
したリングを順次挿入すると、このリングの弾発
力にてチユーブは波形内面にそうようになる。
〔実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。
図において1は伸縮管継手のフランジで、この
フランジ1,1を2枚所要間隔をおいて対設する
と共に、この中央に伸縮ベローズ2を取り付ける
穴3,3が穿孔され、外周縁部近くには複数個の
配管系フランジと係合するボルト孔4,4が穿設
される。そして輸送、保管時等において対向する
2枚の端板1,1間を一定に保つため取付ボルト
Bを端板の端部に突出したラツグL,L間に架設
される。そしてフランジ1の穴3には一端外周に
鍔状のフランジ6を一体に設けた短管状のラツプ
ジヨイント5を嵌挿する。金属製の伸縮ベローズ
2はその端部をラツプジヨイント5の先端内面に
溶着して一体とする。このように対向する2枚の
フランジ1,1間にラツプジヨイント5、伸縮ベ
ローズ2を一体にして伸縮管継手の本体を構成す
ると共にこの継手内に四フツ化樹脂、ビニール、
ナイロンその他流下流体の性状に適合した耐薬品
性もしくはある程度の耐熱性を有する合成樹脂の
チユーブあるいは之等の材質のシートをもつて予
めチユーブ状に形成した樹脂チユーブ又はゴム製
のチユーブ7(以下チユーブと略称する)を嵌挿
する。このチユーブ7は伸縮ベローズのの外径あ
るいは少なくともベローズの波形に膨出した部分
の径を有するものとし、これを一重望ましくは二
重にして伸縮ベローズ内に挿入する。そしてさら
にこのチユーブ内には合成樹脂製のリング8又は
金属の外表面に樹脂をコーテイングしたリングを
挿入するが、このリング8はベローズ各波形の内
面に嵌合される。従つて、リング8の使用数はベ
ローズの波形数と同じであり、かつその径は波形
2aの内面径と同じかもしくは少し小径としてい
るので、チユーブはこのリング8の作用にてベロ
ーズ管内波形にしつくりそうようになる。チユー
ブ7は伸縮ベローズ端より外方へ導き出し、二つ
折りとした端部を外方へ導き出し、さらにこれを
ラツプジヨイントのフランジ6の外側面にそつて
折り曲げ、かつその先端をこのラツプジヨイント
のフランジ6とフランジ1との間に挿入し、伸縮
管継手を管路系に接続固定する際ラツプジヨイン
トをフランジ側に押圧されて挟持するものであ
る。従つてチユーブ7は伸縮ベローズの内面は勿
論のことラツプジヨイント内面部を覆うように
し、これにより管路内に流下する流体はこのフラ
ンジ、ラツプジヨイント、伸縮ベローズより成る
伸縮管継手の金属面に直接接触しないようにし、
金属製ベローズ管を保護するものとなる。従つ
て、流体圧は伸縮ベローズにて支持するため、樹
脂チユーブ内を流下する流体圧にてこのチユーブ
は伸縮ベローズの内面にその形状に合わせて沿う
ようになす。
また第2図に示すものは異なりたる実施例を示
し、これはチユーブ内を流下する流体の渦流、乱
流を防止するためストレートパイプ9を挿入す
る。そしてこのストレートパイプ9の一端外周に
はフランジ10を鍔状にして突設し、このフラン
ジ10をビス11にてフランジ1側に固定する。
この時フランジ10にてラツプジヨイント5をフ
ランジ側に押圧し、チユーブ端を挟持せしめるも
のである。
〔考案の効果〕
本考案による時はベローズ内に樹脂チユーブを
挿入し、リングにてベローズ波形を保持するよう
になしているため、ベローズ内の被覆が均一の厚
さで、しかもピンホール等が生じることなく容易
に行えると共に、このチユーブ端をフランジ端面
にもそわせて係止しているので、樹脂チユーブの
端部の装着固定も簡易、確実に行え、さらにはベ
ローズ径、長さが異なる場合でも使用する樹脂チ
ユーブ径、長さをベローズ管径、長さにそれぞれ
匹敵するものを用いればよいため、ベローズ管を
予め製作しておき、必要に応じその長さに切断
し、かつ樹脂チユーブを嵌挿すればよいので納期
も短くすることができ、またこの管継手を負圧側
に使用する場合でも樹脂チユーブはリングにて保
形され、チユーブの形崩れが防止できる利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の拡大断面図、第2図は異なりた
る実施例の断面図、第3図は実施例図である。 1はフランジ、2は伸縮ベローズ、3は穴、4
はボルト孔、5はラツプチユーブ、6はフラン
ジ、7はチユーブ、8はリング、9はストレート
パイプ、10はフランジ、11はビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向するフランジ間に金属製の伸縮ベローズを
    架設して一体となしたるベローズ式伸縮管継手に
    於いて、ベローズ管と、このベローズ内に挿入す
    る合成樹脂製のチユーブと、このチユーブ内にチ
    ユーブがベローズ波形内面形にそわせて保形せし
    めるベローズの各波形内に嵌合するリングとより
    構成されると共にこのチユーブの端部を、フラン
    ジ内部に嵌挿したラツプジヨイント内を挿通し、
    フランジ外側面とラツプジヨイントのフランジ間
    にて挟持せしめたベローズ式伸縮管継手。
JP16163985U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH0240391Y2 (ja)

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JP16163985U JPH0240391Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

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JP16163985U JPH0240391Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

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JPS6269693U JPS6269693U (ja) 1987-05-01
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JP2020109308A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 配管接続方法およびフランジ接続体

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JPS6269693U (ja) 1987-05-01

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