JPH0240389Y2 - - Google Patents

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JPH0240389Y2
JPH0240389Y2 JP1985096977U JP9697785U JPH0240389Y2 JP H0240389 Y2 JPH0240389 Y2 JP H0240389Y2 JP 1985096977 U JP1985096977 U JP 1985096977U JP 9697785 U JP9697785 U JP 9697785U JP H0240389 Y2 JPH0240389 Y2 JP H0240389Y2
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JP1985096977U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は伸縮構造を備えた排水管用の自在継手
に関する。
(従来の技術) 従来排水管等の配管には角度90゜、45゜の曲りに
対しては90゜エルボ、45゜エルボ等が使用されてい
るが、それ以外の角度の曲りには自在継手が用い
られている。自在継手としては第5図に示すよう
な合成樹脂製内筒1と外筒2をOリングを介して
夫々の球形部3,4で全方向に回動自在に嵌合さ
せたものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら第5図に示すような自在継手は流
路の途中に球形部3,4よりなる凹部ができ、こ
れに汚水が滞留しゴミ等が堆積する欠点がある。
また蛇腹管を継手に用いることも考えられるが、
彎曲部に小径側となる部分がひだ状に折込まれる
から、これにゴミ等が引かかり易いという問題が
ある。
本考案は上述の問題に鑑み、曲りの角度が自在
に調整でき、しかも流通路にゴミが溜る凹所やひ
だが形成されない自在継手を提供するものであ
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の自在継手は、弾性管体よりなる継手本
体の径方向を上下に区分し、底部より高さが直径
の1/4〜1/2の幅の底部流通路を、肉厚の平坦状部
に形成し、残りの上部周面を軸方向に伸縮可能な
蛇腹状の伸縮構造部に形成してなるものである。
(作用) 本考案は、伸縮構造部が流通路の上方の空間部
で軸方向に伸縮して継手本体が彎曲され、底部流
通路となる肉厚平坦状部は弾性によつて彎曲する
が肉厚のため凹所やひだ等の凹凸構造が生じな
い。また、底部流通路の幅が底部より直径の高さ
で1/4以下になると伸縮構造部の下端にごみ等が
引かかり易くなり、また底部流通路の幅が直径の
高さの1/2以上になると伸縮構造部の伸縮性が不
充分になる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図について説明する。
5は軟質合成樹脂製継手本体で、塩化ビニル樹
脂系エラストマー(合成樹脂とゴムの中間体)や
軟質ポリエチレンよりなる弾性管体で形成され射
出成形が可能である。この継手本体5は両端に受
口部6,6を残して中間部の周面を径方向で上下
に略1/2に区分し、底部流通路となる肉厚平坦状
部7と前記流通路上の空間部を囲み軸方向に伸縮
可能な蛇腹状の伸縮構造部8とが形成されてい
る。そして伸縮構造部8は円周方向で円周の1/2
よりも稍大きく占めるように構成されている。ま
た両端の受口部6,6内には、硬質塩化ビニル樹
脂製のカラー9,9が嵌挿され接着剤で固定され
るか、或は継手本体5の成形時にインサートされ
て一体に成形される。インサート成形の場合は、
係合を確実にするために外周面に数段の環状突部
10を形成しておく。
次にこの実施例の作用を説明する。継手本体5
をその肉厚平坦状部7が底部流通路となるように
して屈曲させると、底部流通路の上方の空間部を
囲む蛇腹状の伸縮構造部8の外径側は伸長し内径
側は縮小して任意の方向に屈曲される。このとき
伸縮構造部8の変形に従い底部流通路の肉厚平坦
状部7は弾性によつて彎曲するが肉厚のためひだ
等が発生せず平坦状を保ち汚水が溜るようなこと
がない。また伸縮構造部8は排水の流通する底部
流通路よりも上方に位置するためごみ等が引かか
るおそれがない。
第2図は他の実施例を示し、伸縮構造部8が平
坦状部7よりも肉薄の肉薄部11とこの肉薄部1
1の外周面の円周方向に一体に形成された肉厚の
複数段の保形突条12とより構成されているもの
である。
この実施例によるときは、平坦状部7を底部流
通路として継手本体5を彎曲させると、底部流通
路となる肉厚平坦状部7は弾性によつて彎曲する
がひだ等を発生せずに平坦状を保ち伸縮構造部8
は外径側の肉薄部11が伸長し内径側の肉薄部1
1は折込まれて間隔を縮小する。このとき肉薄部
11,11間に介在する肉厚の保形突条12が形
状を保つから伸縮構造部8の変形にもかかわらず
継手本体5の径が潰れるようなことはない。
その他の構成並に作用は前述の実施例と同様で
ある。
第3図、第4図はさらに他の実施例を示し、継
手本体5の径方向を上下に略四等分して上下に相
対して一方が底部流通路となる肉厚の平坦状部
7,7、左右に相対して蛇腹状に伸縮する伸縮構
造部8,8が形成され、伸縮構造部8,8は平坦
状部7よりも肉薄にした肉薄部11,11と、こ
の肉薄部11,11の外周面に一体に形成された
円周方向に長さを有する肉厚の複数段の保形突条
12とより形成されている。尚伸縮構造部8,8
を第1図に示すような一定の肉厚の蛇腹状にする
こともできる。
この実施例においては、肉厚平坦状部7,7を
上下にし、一方の伸縮構造部8を伸長させ、他方
の伸縮構造部8を縮小させて水平方向に彎曲させ
る。この実施例においては、平坦状部7,7が上
下にあるから上下を反転させて使用することがで
きる。
その他の構成並に作用は第1図に示す実施例と
同様である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、平坦状部を底部流通路として
彎曲させたとき伸縮構造部は流通路の上方の空間
で伸縮し、底部流通路となる平坦状部は弾性によ
つて彎曲するが肉厚のため平坦面を保つから、彎
曲した継手本体の底部流通路にゴミ等が滞留した
り引かかり易い凹凸を生ずることがない。また継
手本体は伸縮構造部の伸縮によつて、任意の方
向、任意の角度に流路を変換することができる。
さらに、底部流通路の幅は高さが直径の1/2〜
1/4としたから、幅が狭すぎて伸縮構造部の下端
にごみが引かかるようなことがなく、また、伸縮
構造部の幅が不足して伸縮作用が不充分になるよ
うなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の夫々異る実施例を示
す自在継手の縦断側面図、第3図はさらに他の実
施例を示す自在継手の側面図、第4図は同上A−
A線断面図、第5図は従来の自在継手の縦断側面
図である。 5……継手本体、7……底部流通路となる平坦
状部、8……伸縮構造部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性管体よりなる継手本体の径方向を上下に区
    分し、底部より高さが直径の1/4〜1/2の幅の底部
    流通路を、肉厚の平坦状部に形成し、残りの上部
    周面を軸方向に伸縮可能な蛇腹状の伸縮構造部に
    形成してなることを特徴とする自在継手。
JP1985096977U 1985-06-26 1985-06-26 Expired JPH0240389Y2 (ja)

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JP1985096977U JPH0240389Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

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JP1985096977U JPH0240389Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

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JPS626589U JPS626589U (ja) 1987-01-16
JPH0240389Y2 true JPH0240389Y2 (ja) 1990-10-29

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS437105Y1 (ja) * 1965-04-09 1968-03-29
JPS5737180B2 (ja) * 1978-04-20 1982-08-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737180U (ja) * 1980-08-12 1982-02-26
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JPS626589U (ja) 1987-01-16

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