JPH0240191A - 磁気ディスク装置用除塵ダクト接続体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は磁気ディスク装置内を除塵する手段に関し、特
に、磁気ディスク面□に附着している塵埃ならひに磁気
ディスク周辺に浮遊している塵埃を磁気ティスフ装置の
組み立て時に除去する技術に関する。

〈従来の技術） 従来、磁気ディスク装置はクラス１００以下のクリーン
ルームで組み立てているが、この組み立て時には部品と
部品との摩擦から発生する塵埃や作業者の衣服から発生
する塵埃などがどうしても磁気ディスク面に附着してし
まう。磁気ディスク面と読み書きヘッドとの間隙は数μ
ｍ程度なので、上述した塵埃がこの間隙に詰まると磁気
ディスクが損傷する。

この損傷を防ぐため、筐体内に装着した磁気ディスクの
ディスク面に附着している塵埃を、読み書きヘッドをセ
ツティングする前に、作業者が手で磁気ディスクを回転
させながらディスク面上に綿棒を軽く押し当てて移動さ
せることによって拭き取っている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上述した従来の塵埃除去手段には、磁気デ
ィスク面に附着している塵埃は除去できるが磁気ディス
クの周辺に浮遊している塵埃を除去することができずこ
れが清浄にした磁気ディスク面に附着してしまうという
問題があり、また人手で塵埃を拭き取るので複数枚の磁
気ディスクの表裏両ディスク面を清掃するのに非常に手
間がかかるという問題がある。

本発明の目的は、磁気ディスク装置の筐体内で回転させ
ている磁気ディスクにクリーンエアを吹きつけ、これと
同時に該クリーンエアの送風口とは別の排風口から筐体
内の塵埃を排出するようにすることによって、磁気ディ
スク面に附着している塵埃と磁気ディスク周辺の浮遊塵
埃を手間を掛けずに取り除くことができる磁気ディスク
装置用除塵ダクト接続体を提供することである。

（課題を解決するための手段） 本発明の磁気ディスク装置用除塵ダクト接続体は上記の
目的を達成するために次の手段構成を有する。

すなわち本発明の磁気ディスク装置用除塵タクト接続体
は、磁気ディスク装置筐体の開口部と該開口部の全周縁
で密着できるカバーに、磁気ディスクへクリーンエアを
吹き付けるための送風口と該送風口へ送風ダクトを接続
するための接続座と上記筐体内から塵埃を排出するため
の排風口と該排風ダクトを接続するための接続座を設け
たことを特徴とするものである。

（作　用） 以下に上記の手段構成を有する本発明の磁気ディスク装
置用除塵タクト接続体の作用を説明する。

本発明の磁気ディスク装置用除塵ダクト接続体を磁気デ
ィスク装置筐体の開口部と該開口部の全周縁で密着させ
、送風口への接続座には送風ダクトを締結してこれにた
とえばニアブロワ−を結合し、上記の送風口からクリー
ンエアを筐体内の磁気ディスクに吹き付ける。

一方排風口への接続座には排風ダクトを締結してこれに
たとえば真空掃除機を結合し、上記の排風口から前記ク
リーンエアの吹き出しと同時に筐体内の塵埃を排出する
。この時磁気ディスクは送風口から入ったクリーンエア
が排風口の方へ流れる気流と同じ向きに回転させておく
。これにより磁気ディスク面に附着している塵埃はクリ
ーンエアに吹き飛ばされた後送風口から排風口へ向かう
気流に乗って運ばれ、磁気ディスク周辺の浮遊塵埃とと
もに排風口から排出される。前述したように、磁気ディ
スク装置用除塵ダクト接続体は筐体開口部と該開口部の
全周縁で密着しているので、上記の除塵を行う間に筐体
外から塵埃が入ることはない。

（実　施　例） 以下本発明の磁気ディスク装置用除塵ダクト接続体の実
施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の磁気ディスク装置用除塵ダクト接続体
の実施例の斜視図、第２図は本発明の磁気ディスク装置
用除塵ダクト接続体の実施例の断面図である。

磁気ディスク装置の筐体はアッパーカバー１とロワーカ
バー２からなりそれぞれの固定部６、同７をたとえばね
じで締結して組み立てられ、その内部に磁気ディスク３
を装着する。この磁気ディスク３に読み書きヘッドをセ
ツティングする前に、筐体開口部周縁の端面８にシール
１２を介してチャンバー１１を取り付け、フック９を前
記の固定部６、同７にかけてクランプ１０で固定する。

これにより筐体開口部の全周縁がチャンバー１１と気密
を保って結合するのて、筐体外から塵埃が入らなくなる
。チャンバー１１の送風口１６にはその開口部周縁の接
続座でクリーンエア吹き付は用ダクト１４を接続し、排
風口１７にはその開口部周縁の接続座で筐体内吸塵用ダ
クト１５を接続する。送風口１６はチャンバー１１を筐
体に取り付けたときほぼ該筐体内の磁気ディスク３に面
する位置に開口しており、排風口１７はほぼ読み書きヘ
ッド部収納空間に面する位置に開口している。クリーン
エア吹き付は用ダクト１４には図示していないニアブロ
ワ−を接続して送風口１６から磁気ディスク３に向かっ
てクリーンエアを吹き付け、筐体内吸塵用ダクト１５に
は図示していない真空掃除機を接続して前記のクリーン
エアの吹き付けと同時に排風口１７から筐体内の塵埃を
排出する。送風口１６と排風口１７はいずれも筐体開口
部に向けてできるだけ広く開口させ、上記の各ダクトの
送　排風口への接続部分をラッパ状にしであるので、磁
気ディスク３のどれに対しても広い部分にクリーンエア
を吹き付けられ、また筐体内の塵埃も読み書きヘッド部
収納空間のほぼ全開口部分から排出できる。上記のクリ
ーンエアの吹き付けと筐体内の吸塵を行うときには、磁
気ディスク３を図示していない回転駆動源で回転させる
が、その向きは送風１１６から吹き出しなりリーンエア
が排風口１７に向かって流れる気流の向きと同じにして
おく。これによってクリーンエアて磁気ディスク３のデ
ィスク面から吹き飛ばされた塵埃は送風口１６から排風
口１７へ向かう気流に乗って運はれ、読み書きヘッド部
収納空間の浮遊塵埃とともに排風口１７から筐体外へ排
出される。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の磁気ディスク装置用除塵
タクト接続体は、磁気ディスク装置筐体の開口部と該開
口部の全周縁で密着できるカバーに、磁気ディスクへク
リーンエアを吹き付けるための送風口と該送風口へ送風
ダクトを接続するための接続座と上記筐体内から塵埃を
排出するための排風口と該排風ダクトを接続するための
接続座を設けたことによって、筐体内の磁気ディスクへ
クリーンエアを吹き付けると同時にクリーンエアの送風
口とは別の排風口から筐体内の塵埃を排出することが磁
気ディスクを送風口から排風口に向かう気流と同じ向き
に回転させながら行えるようになり、これによって磁気
ディスク面に耐着している塵埃と磁気ディスク周辺の浮
遊塵埃を手間を掛けずに取り除くことができるという利
点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気ディスク装置用除塵ダクト接続体
の実施例の斜視図、第２図は本発明の磁気ディスク装置
用除塵ダクト接続体の実施例の断面図である。 １・・・・・・アッパーカバー、　２・・・・・・ロワ
ーカバー３・・・・・・磁気ディスク、　６，７・・・
・・・固定部、８・・・・・・端面、　９・・・・・フ
ック、　　１０・・・・・・クランプ、　１１・・・・
・チャンバー、　１２・・・・・・シール、１４・・・
・・・クリーンエア吹き付は用ダクト、１５　・・・・
筐体内吸塵用ダクト、 １７・・・・・・排風口。 １６・・・・・・送風口、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ディスク装置筺体の開口部と該開口部の全周縁で密
   着できるカバーに、磁気ディスクへクリーンエアを吹き
   付けるための送風口と該送風口へ送風ダクトを接続する
   ための接続座と上記筐体内から塵埃を排出するための排
   風口と該排風口へ排風ダクトを接続するための接続座を
   設けたことを特徴とする磁気ディスク装置用除塵ダクト
   接続体。