JP3261298B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
空気調和機の室内ユニットInfo
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- JP3261298B2 JP3261298B2 JP01507296A JP1507296A JP3261298B2 JP 3261298 B2 JP3261298 B2 JP 3261298B2 JP 01507296 A JP01507296 A JP 01507296A JP 1507296 A JP1507296 A JP 1507296A JP 3261298 B2 JP3261298 B2 JP 3261298B2
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- JP
- Japan
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- front cover
- inclined surface
- main body
- rotating shaft
- indoor unit
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室内
ユニットに関し、特に本体と前面カバーとの取付構造に
関するものである。
ユニットに関し、特に本体と前面カバーとの取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の室内ユニットを示す外観図
である。
である。
【0003】従来の空気調和機の室内ユニットの筐体
は、本体1とこの本体1の前面に着脱可能に被せられる
前面カバー2とで構成されており、前記本体1の前面上
部には室内空気を取り込むための吸込口3が設けられ、
前記本体1の前面下部には熱交換された空気を室内に送
出するための吹出口4が形成されている。これら吸込口
3と拭出口4とを結ぶ空気通路内には、フィルター、熱
交換器及び送風機を配置している。
は、本体1とこの本体1の前面に着脱可能に被せられる
前面カバー2とで構成されており、前記本体1の前面上
部には室内空気を取り込むための吸込口3が設けられ、
前記本体1の前面下部には熱交換された空気を室内に送
出するための吹出口4が形成されている。これら吸込口
3と拭出口4とを結ぶ空気通路内には、フィルター、熱
交換器及び送風機を配置している。
【0004】前記室内ユニットの吸込口3は空気を取り
入れるため、同時に埃も吸い込んでおり、前記熱交換器
の前方にはフィルターを設けているが、前記前面カバー
2は外観部分であるためフィルターがなく、前面カバー
2には埃が溜まっていくこととなった。
入れるため、同時に埃も吸い込んでおり、前記熱交換器
の前方にはフィルターを設けているが、前記前面カバー
2は外観部分であるためフィルターがなく、前面カバー
2には埃が溜まっていくこととなった。
【0005】通常は、掃除機や濡れ布等により前記前面
カバー2に溜まった埃を取り除いていたが、これでは十
分に埃を取り除くことができず、室内ユニットを配置し
た部屋の美観を損なっていた。
カバー2に溜まった埃を取り除いていたが、これでは十
分に埃を取り除くことができず、室内ユニットを配置し
た部屋の美観を損なっていた。
【0006】上述した問題の対策として、前記前面カバ
ー2を本体1より取り外せる構造とし、前記前面カバー
2を洗えるようにしたものが最近の主流になっきてい
る。
ー2を本体1より取り外せる構造とし、前記前面カバー
2を洗えるようにしたものが最近の主流になっきてい
る。
【0007】具体的に説明すると、図8に示すように、
前記前面カバー2の左右に設けられたヒンジ部5を左右
とも外側に押し広げ、前記ヒンジ部5に設けられた軸5
aを本体1に設けられた貫通孔6から抜くことにより、
前面カバー2を取り外す構造が一般的である。
前記前面カバー2の左右に設けられたヒンジ部5を左右
とも外側に押し広げ、前記ヒンジ部5に設けられた軸5
aを本体1に設けられた貫通孔6から抜くことにより、
前面カバー2を取り外す構造が一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
空気調和機の室内ユニットは、部屋の高い場所に取り付
けられており、しかも、前面カバー2のヒンジ部5が室
内ユニットの上部に設けられているため、上述したよう
なヒンジ部5の軸5aを広げる作業は簡単な作業ではな
かった。
空気調和機の室内ユニットは、部屋の高い場所に取り付
けられており、しかも、前面カバー2のヒンジ部5が室
内ユニットの上部に設けられているため、上述したよう
なヒンジ部5の軸5aを広げる作業は簡単な作業ではな
かった。
【0009】本発明は、上記課題に鑑み、前面カバーを
大きく開くだけで前面カバーを本体より容易に取り外す
ことができる空気調和機の室内ユニットを提供すること
を目的とするものである。
大きく開くだけで前面カバーを本体より容易に取り外す
ことができる空気調和機の室内ユニットを提供すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
空気調和機の室内ユニットは、前面に室内空気を取り込
むための吸込口を備えた本体と、該本体の前面に着脱可
能に被せられる前面カバーとを備えた空気調和機の室内
ユニットにおいて、前記前面カバーに、該前面カバーの
着脱時の開閉動作に連動して回転する回転軸と、前記開
閉動作に連動して前記回転軸を中心に回動する回動手段
と、前記回転軸及び回動手段を該前面カバーに一体的に
連結する連結部とを設けるとともに、前記本体に、前面
カバーの装着時に前記回転軸が挿入保持される保持穴
と、前記回動手段の通過路に設けられ前面カバーの開放
動作とともに前記回動手段を外方に押し広げ前記回転軸
を保持穴より引き抜く傾斜面とを設け、該計斜面にはス
トッパーを設けたことを特徴とするものである。
空気調和機の室内ユニットは、前面に室内空気を取り込
むための吸込口を備えた本体と、該本体の前面に着脱可
能に被せられる前面カバーとを備えた空気調和機の室内
ユニットにおいて、前記前面カバーに、該前面カバーの
着脱時の開閉動作に連動して回転する回転軸と、前記開
閉動作に連動して前記回転軸を中心に回動する回動手段
と、前記回転軸及び回動手段を該前面カバーに一体的に
連結する連結部とを設けるとともに、前記本体に、前面
カバーの装着時に前記回転軸が挿入保持される保持穴
と、前記回動手段の通過路に設けられ前面カバーの開放
動作とともに前記回動手段を外方に押し広げ前記回転軸
を保持穴より引き抜く傾斜面とを設け、該計斜面にはス
トッパーを設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【0012】加えて、本発明の請求項2記載の空気調和
機の室内ユニットは、前記傾斜面が、傾斜面下方に設け
られた第1傾斜面と傾斜面上方に設けられ前記第1傾斜
面より平均傾斜角度の大きい第2傾斜面とからなること
特徴とするものである。
機の室内ユニットは、前記傾斜面が、傾斜面下方に設け
られた第1傾斜面と傾斜面上方に設けられ前記第1傾斜
面より平均傾斜角度の大きい第2傾斜面とからなること
特徴とするものである。
【0013】上記構成によれば、本発明の請求項1記載
の空気調和機の室内ユニットは、前面カバーに、該前面
カバーの着脱時の開閉動作に連動して回転する回転軸
と、前記開閉動作に連動して前記回転軸を中心に回動す
る回動手段と、前記回転軸及び回動手段を該前面カバー
に一体的に連結する連結部とを設けるとともに、前記本
体に、前面カバーの装着時に前記回転軸が挿入保持され
る保持穴と、前記回動手段の通過路に設けられ前面カバ
ーの開放動作とともに前記回動手段を外方に押し広げ前
記回転軸を保持穴より引き抜く傾斜面とを設けたので、
前面カバーを開放していく程、該前面カバーに設けた回
動手段が本体の傾斜面に沿って徐々に広がっていき、こ
れに伴い前記前面カバーの回転軸が本体の保持穴から引
き抜かれ、前記回転軸が保持穴より外れることによって
前面カバーを本体より取り外すことができる。よって、
前面カバーを開けるだけで本体より容易に取り外すこと
ができる。
の空気調和機の室内ユニットは、前面カバーに、該前面
カバーの着脱時の開閉動作に連動して回転する回転軸
と、前記開閉動作に連動して前記回転軸を中心に回動す
る回動手段と、前記回転軸及び回動手段を該前面カバー
に一体的に連結する連結部とを設けるとともに、前記本
体に、前面カバーの装着時に前記回転軸が挿入保持され
る保持穴と、前記回動手段の通過路に設けられ前面カバ
ーの開放動作とともに前記回動手段を外方に押し広げ前
記回転軸を保持穴より引き抜く傾斜面とを設けたので、
前面カバーを開放していく程、該前面カバーに設けた回
動手段が本体の傾斜面に沿って徐々に広がっていき、こ
れに伴い前記前面カバーの回転軸が本体の保持穴から引
き抜かれ、前記回転軸が保持穴より外れることによって
前面カバーを本体より取り外すことができる。よって、
前面カバーを開けるだけで本体より容易に取り外すこと
ができる。
【0014】また、前記回動手段を回動軸により構成し
たので、回動手段と傾斜面との接触面積を低減すること
ができ、小さな力で前面カバーの開放動作を行うことが
できる。
たので、回動手段と傾斜面との接触面積を低減すること
ができ、小さな力で前面カバーの開放動作を行うことが
できる。
【0015】さらに、前記傾斜面にストッパーを設けた
ので、前面カバーを開放していく際に前記回動手段がス
トッパーによって一旦止まり、前記前面カバーが一旦停
止する。この後さらに前面カバーを開放していくことに
より前記回動手段がストッパーより外れて前面カバーを
本体より取り外すことができる。これにより、前面カバ
ーが本体より不用意に外れるといったことを防止するこ
とができる。
ので、前面カバーを開放していく際に前記回動手段がス
トッパーによって一旦止まり、前記前面カバーが一旦停
止する。この後さらに前面カバーを開放していくことに
より前記回動手段がストッパーより外れて前面カバーを
本体より取り外すことができる。これにより、前面カバ
ーが本体より不用意に外れるといったことを防止するこ
とができる。
【0016】加えて、本発明の請求項2記載の空気調和
機の室内ユニットは、前記傾斜面を、傾斜面下方に設け
られた第1傾斜面と傾斜面上方に設けられ前記第1傾斜
面より平均傾斜角度の大きい第2傾斜面とから構成した
ので、前記第1傾斜面と第2傾斜面との間をストッパー
として用いることができる。よって、前面カバーを開放
していく際に回動手段が第1傾斜面と第2傾斜面との間
で構成するストッパーによって一旦止まり、前記前面カ
バーが一旦停止する。この後さらに前面カバー開放して
いくことにより前記回動手段が該ストッパーより外れて
前面カバーを本体より取り外すことができる。これによ
り、前面カバーが本体より不用意に外れるといったこと
を防止することができる。しかも、リブ等にてストッパ
ーを構成したときのように、ストッパーを越えた直後に
開放動作に必要な力が大きく低下することがないので、
ストッパーを越えた後直ぐにストッパーを越えようとす
る大きな力が加わった状態で前面カバーが本体より外れ
るといった危険性を防止することができる。
機の室内ユニットは、前記傾斜面を、傾斜面下方に設け
られた第1傾斜面と傾斜面上方に設けられ前記第1傾斜
面より平均傾斜角度の大きい第2傾斜面とから構成した
ので、前記第1傾斜面と第2傾斜面との間をストッパー
として用いることができる。よって、前面カバーを開放
していく際に回動手段が第1傾斜面と第2傾斜面との間
で構成するストッパーによって一旦止まり、前記前面カ
バーが一旦停止する。この後さらに前面カバー開放して
いくことにより前記回動手段が該ストッパーより外れて
前面カバーを本体より取り外すことができる。これによ
り、前面カバーが本体より不用意に外れるといったこと
を防止することができる。しかも、リブ等にてストッパ
ーを構成したときのように、ストッパーを越えた直後に
開放動作に必要な力が大きく低下することがないので、
ストッパーを越えた後直ぐにストッパーを越えようとす
る大きな力が加わった状態で前面カバーが本体より外れ
るといった危険性を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明からなる空気調和機の室内
ユニットの筐体は、従来例同様、本体とこの本体の前面
に着脱可能に被せられる前面カバーとで構成されてお
り、前記本体の前面上部には室内空気を取り込むための
吸込口が設けられ、前記本体の前面下部には熱交換され
た空気を室内に送出するための吹出口が形成されてい
る。これら吸込口と拭出口とを結ぶ空気通路内には、フ
ィルター、熱交換器及び送風機を配置している。
ユニットの筐体は、従来例同様、本体とこの本体の前面
に着脱可能に被せられる前面カバーとで構成されてお
り、前記本体の前面上部には室内空気を取り込むための
吸込口が設けられ、前記本体の前面下部には熱交換され
た空気を室内に送出するための吹出口が形成されてい
る。これら吸込口と拭出口とを結ぶ空気通路内には、フ
ィルター、熱交換器及び送風機を配置している。
【0018】本発明の室内ユニットと従来の室内ユニッ
トとは、前記前面カバーを前記本体に着脱するための構
造が全く相異し、該構造について以下説明する。
トとは、前記前面カバーを前記本体に着脱するための構
造が全く相異し、該構造について以下説明する。
【0019】図1乃至図3は、本発明の第一実施の形態
よりなる空気調和機の室内ユニットの要部拡大図であ
る。図1は前面カバーの開閉動作を説明するための側面
図であり、図2は前面カバーの取付状態を示す縦断面図
であり、図3は前面カバーを本体より取り外す途中の状
態を示す図であって、(a)は縦断面図であり、(b)
は斜視図である。
よりなる空気調和機の室内ユニットの要部拡大図であ
る。図1は前面カバーの開閉動作を説明するための側面
図であり、図2は前面カバーの取付状態を示す縦断面図
であり、図3は前面カバーを本体より取り外す途中の状
態を示す図であって、(a)は縦断面図であり、(b)
は斜視図である。
【0020】図示のごとく、本実施の形態よりなる室内
ユニットの前面カバー11は、本体21の両側面をそれ
ぞれ部分的に覆うように設けられたヒンジ部12と、該
ヒンジ部12に設けられ該前面カバー11の開閉動作に
連動して回転するとともに該開閉動作の際に支点となる
回転軸13と、同じくヒンジ部12に設けられ前記開閉
動作に連動して前記回転軸13を中心として回動する回
動手段である回動軸14とを備えてなる。
ユニットの前面カバー11は、本体21の両側面をそれ
ぞれ部分的に覆うように設けられたヒンジ部12と、該
ヒンジ部12に設けられ該前面カバー11の開閉動作に
連動して回転するとともに該開閉動作の際に支点となる
回転軸13と、同じくヒンジ部12に設けられ前記開閉
動作に連動して前記回転軸13を中心として回動する回
動手段である回動軸14とを備えてなる。
【0021】また、本体21は、その側面に前記前面カ
バー11の回転軸13を前面カバー11の装着時に挿入
保持する保持穴22と、前記前面カバー11の回動軸1
4が通過する通過位置に対応して設けられ前面カバー1
1の開放動作とともに前記回動軸14を外方に押し広げ
前記回転軸13を前記保持穴22より引き抜く傾斜面2
3とを備えてなる。
バー11の回転軸13を前面カバー11の装着時に挿入
保持する保持穴22と、前記前面カバー11の回動軸1
4が通過する通過位置に対応して設けられ前面カバー1
1の開放動作とともに前記回動軸14を外方に押し広げ
前記回転軸13を前記保持穴22より引き抜く傾斜面2
3とを備えてなる。
【0022】図2に示すように、前記前面カバー11が
前記本体21に取り付けられた状態では、前面カバー1
1の回転軸13が前記本体21の保持穴22に挿入され
ており、前面カバー11が本体21より外れない状態と
なっている。
前記本体21に取り付けられた状態では、前面カバー1
1の回転軸13が前記本体21の保持穴22に挿入され
ており、前面カバー11が本体21より外れない状態と
なっている。
【0023】このような状態の前面カバー11を手前に
開放していく、即ち図1に示すように前面カバー11を
破線の位置から実線の位置へ開いていくと、回動軸14
が回転軸11を中心に回動し、本体21に設けられた傾
斜面23上をその下方(低い側)から上方(高い側)に
上っていく。これに伴って、図3に示すように、ヒンジ
部12および回転軸13が外方に押し広げられていくこ
とになり、例えば傾斜面23の頂上に達すると回転軸1
3が保持穴22から外れ、前面カバー11を本体21よ
り取り外すことができる。
開放していく、即ち図1に示すように前面カバー11を
破線の位置から実線の位置へ開いていくと、回動軸14
が回転軸11を中心に回動し、本体21に設けられた傾
斜面23上をその下方(低い側)から上方(高い側)に
上っていく。これに伴って、図3に示すように、ヒンジ
部12および回転軸13が外方に押し広げられていくこ
とになり、例えば傾斜面23の頂上に達すると回転軸1
3が保持穴22から外れ、前面カバー11を本体21よ
り取り外すことができる。
【0024】また、前面カバー11の本体21への取り
付けの際は、この逆の動作で行うことにより取り付ける
ことができる。
付けの際は、この逆の動作で行うことにより取り付ける
ことができる。
【0025】このように、本実施の形態の空気調和機の
室内ユニットによれば、前面カバー11に、該前面カバ
ー11の着脱時の開閉動作に連動して回転する回転軸1
3と、前記開閉動作に連動して前記回転軸13を中心に
回動する回動軸14と、前記回転軸13及び回動軸14
を該前面カバー11に一体的に連結するヒンジ部12と
を設けるとともに、前記本体21に、前面カバー11の
装着時に前記回転軸13が挿入保持される保持穴22
と、前記回動軸14の通過路に設けられ前面カバー11
の開放動作とともに前記回動軸14を外方に押し広げ前
記回転軸13を保持穴22より引き抜く傾斜面23とを
設けたので、前面カバー11を開放していく程、該前面
カバー11に設けた回動軸14が本体21の傾斜面23
に沿って徐々に広がっていき、これに伴い前記前面カバ
ー11の回転軸13が本体21の保持穴22から引き抜
かれ、前記回転軸13が保持穴22より外れることによ
って前面カバー11を本体21より取り外すことができ
る。したがって、前面カバー11を開けるだけで本体2
1より容易に取り外すことのできる室内ユニットを提供
することができる。
室内ユニットによれば、前面カバー11に、該前面カバ
ー11の着脱時の開閉動作に連動して回転する回転軸1
3と、前記開閉動作に連動して前記回転軸13を中心に
回動する回動軸14と、前記回転軸13及び回動軸14
を該前面カバー11に一体的に連結するヒンジ部12と
を設けるとともに、前記本体21に、前面カバー11の
装着時に前記回転軸13が挿入保持される保持穴22
と、前記回動軸14の通過路に設けられ前面カバー11
の開放動作とともに前記回動軸14を外方に押し広げ前
記回転軸13を保持穴22より引き抜く傾斜面23とを
設けたので、前面カバー11を開放していく程、該前面
カバー11に設けた回動軸14が本体21の傾斜面23
に沿って徐々に広がっていき、これに伴い前記前面カバ
ー11の回転軸13が本体21の保持穴22から引き抜
かれ、前記回転軸13が保持穴22より外れることによ
って前面カバー11を本体21より取り外すことができ
る。したがって、前面カバー11を開けるだけで本体2
1より容易に取り外すことのできる室内ユニットを提供
することができる。
【0026】また、回動手段14を軸により構成したの
で、回動軸14と傾斜面23との接触面積を低減するこ
とができ、小さな力で前面カバー11の開放動作を行う
ことができる。したがって、作業性を向上することがで
きる。
で、回動軸14と傾斜面23との接触面積を低減するこ
とができ、小さな力で前面カバー11の開放動作を行う
ことができる。したがって、作業性を向上することがで
きる。
【0027】図4乃至図6は、本発明の第二実施の形態
よりなる空気調和機の室内ユニットの要部拡大図であ
る。図4は前面カバーの動作を説明するための側面図で
あり、図5は前面カバーの取付状態を示す縦断面図であ
り、図6は前面カバーを本体より取り外す途中の状態を
示す図であって、(a)は縦断面図であり、(b)は斜
視図である。
よりなる空気調和機の室内ユニットの要部拡大図であ
る。図4は前面カバーの動作を説明するための側面図で
あり、図5は前面カバーの取付状態を示す縦断面図であ
り、図6は前面カバーを本体より取り外す途中の状態を
示す図であって、(a)は縦断面図であり、(b)は斜
視図である。
【0028】本実施の形態よりなる室内ユニットについ
て、上述した第一実施の形態と相異する点のみ説明す
る。
て、上述した第一実施の形態と相異する点のみ説明す
る。
【0029】図示のごとく、本実施の形態よりなる室内
ユニットは、本体21の傾斜面23にストッパー24を
設けてなるものである。
ユニットは、本体21の傾斜面23にストッパー24を
設けてなるものである。
【0030】具体的に説明すると、前記傾斜面23を傾
斜面下方に設けられた第1傾斜面23aと傾斜面上方に
設けられ前記第1傾斜面23aより平均傾斜角度の大き
い第2傾斜面23bとから構成し、傾斜角度の違いによ
り生じる段差部分をストッパー24としてなる。
斜面下方に設けられた第1傾斜面23aと傾斜面上方に
設けられ前記第1傾斜面23aより平均傾斜角度の大き
い第2傾斜面23bとから構成し、傾斜角度の違いによ
り生じる段差部分をストッパー24としてなる。
【0031】このように、本実施の形態よりなる空気調
和機の室内ユニットによれば、傾斜面23にストッパー
24を設けたので、前面カバー11を開放していく際
に、前面カバー11の回動軸14が前記ストッパー24
にて引っ掛かり、前面カバー11が一旦停止する。この
後さらに前面カバー11を開放していくことにより前記
回動軸14はストッパー24を乗り越えて、前面カバー
11を本体21より取り外すことができる。これによ
り、前面カバー11が本体21より不用意に外れるとい
ったことを防止することができる。したがって、作業者
にとって安全である。
和機の室内ユニットによれば、傾斜面23にストッパー
24を設けたので、前面カバー11を開放していく際
に、前面カバー11の回動軸14が前記ストッパー24
にて引っ掛かり、前面カバー11が一旦停止する。この
後さらに前面カバー11を開放していくことにより前記
回動軸14はストッパー24を乗り越えて、前面カバー
11を本体21より取り外すことができる。これによ
り、前面カバー11が本体21より不用意に外れるとい
ったことを防止することができる。したがって、作業者
にとって安全である。
【0032】また、前記傾斜面23を、傾斜面下方に設
けられた第1傾斜面23aと傾斜面上方に設けられ前記
第1傾斜面23aより平均傾斜角度の大きい第2傾斜面
23bとから構成したので、前記第1傾斜面23aと第
2傾斜面23bとの間をストッパー24として用いるこ
とができる。よって、前面カバー11を開放していく際
に回動軸14が第1傾斜面23aと第2傾斜面23bと
の間で構成するストッパー24によって一旦止まり、前
面カバー11が一旦停止する。この後さらに前面カバー
を11開放していくことにより回動軸14が該ストッパ
ー24より外れて前面カバーを本体より取り外すことが
できる。これにより、前面カバー11が本体21より不
用意に外れるといったことを防止することができる。し
かも、リブ等にてストッパーを構成したときのように、
ストッパーを越えた直後に開放動作に必要な力が大きく
低下することがないので、ストッパーを越えた後直ぐに
ストッパーを越えようとする大きな力が加わった状態で
前面カバーが本体より外れるといった危険性を防止する
ことができる。したがって、作業者にとって非常に安全
である。
けられた第1傾斜面23aと傾斜面上方に設けられ前記
第1傾斜面23aより平均傾斜角度の大きい第2傾斜面
23bとから構成したので、前記第1傾斜面23aと第
2傾斜面23bとの間をストッパー24として用いるこ
とができる。よって、前面カバー11を開放していく際
に回動軸14が第1傾斜面23aと第2傾斜面23bと
の間で構成するストッパー24によって一旦止まり、前
面カバー11が一旦停止する。この後さらに前面カバー
を11開放していくことにより回動軸14が該ストッパ
ー24より外れて前面カバーを本体より取り外すことが
できる。これにより、前面カバー11が本体21より不
用意に外れるといったことを防止することができる。し
かも、リブ等にてストッパーを構成したときのように、
ストッパーを越えた直後に開放動作に必要な力が大きく
低下することがないので、ストッパーを越えた後直ぐに
ストッパーを越えようとする大きな力が加わった状態で
前面カバーが本体より外れるといった危険性を防止する
ことができる。したがって、作業者にとって非常に安全
である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の空気調和機の室内ユニットによれば、前面カバー
に、該前面カバーの着脱時の開閉動作に連動して回転す
る回転軸と、前記開閉動作に連動して前記回転軸を中心
に回動する回動手段と、前記回転軸及び回動手段を該前
面カバーに一体的に連結する連結部とを設けるととも
に、前記本体に、前面カバーの装着時に前記回転軸が挿
入保持される保持穴と、前記回動手段の通過路に設けら
れ前面カバーの開放動作とともに前記回動手段を外方に
押し広げ前記回転軸を保持穴より引き抜く傾斜面とを設
けたので、前面カバーを開放していく程、該前面カバー
に設けた回動手段が本体の傾斜面に沿って徐々に広がっ
ていき、これに伴い前記前面カバーの回転軸が本体の保
持穴から引き抜かれ、前記回転軸が保持穴より外れるこ
とによって前面カバーを本体より取り外すことができ
る。したがって、前面カバーを開けるだけで本体より容
易に取り外すことのできる室内ユニットを提供すること
ができる。
記載の空気調和機の室内ユニットによれば、前面カバー
に、該前面カバーの着脱時の開閉動作に連動して回転す
る回転軸と、前記開閉動作に連動して前記回転軸を中心
に回動する回動手段と、前記回転軸及び回動手段を該前
面カバーに一体的に連結する連結部とを設けるととも
に、前記本体に、前面カバーの装着時に前記回転軸が挿
入保持される保持穴と、前記回動手段の通過路に設けら
れ前面カバーの開放動作とともに前記回動手段を外方に
押し広げ前記回転軸を保持穴より引き抜く傾斜面とを設
けたので、前面カバーを開放していく程、該前面カバー
に設けた回動手段が本体の傾斜面に沿って徐々に広がっ
ていき、これに伴い前記前面カバーの回転軸が本体の保
持穴から引き抜かれ、前記回転軸が保持穴より外れるこ
とによって前面カバーを本体より取り外すことができ
る。したがって、前面カバーを開けるだけで本体より容
易に取り外すことのできる室内ユニットを提供すること
ができる。
【0034】また、前記回動手段を回動軸により構成し
たので、回動手段と傾斜面との接触面積を低減すること
ができ、小さな力で前面カバーの開放動作を行うことが
できる。したがって、作業性を向上することができる。
たので、回動手段と傾斜面との接触面積を低減すること
ができ、小さな力で前面カバーの開放動作を行うことが
できる。したがって、作業性を向上することができる。
【0035】さらに、前記傾斜面にストッパーを設けた
ので、前面カバーを開放していく際に回動手段がストッ
パーによって一旦止まり、前面カバーが一旦停止する。
この後さらに前面カバーを開放していくことにより前記
回動手段がストッパーより外れて前面カバーを本体より
取り外すことができる。これにより、前面カバーが本体
より不用意に外れるといったことを防止することができ
る。したがって、作業者にとって安全である。
ので、前面カバーを開放していく際に回動手段がストッ
パーによって一旦止まり、前面カバーが一旦停止する。
この後さらに前面カバーを開放していくことにより前記
回動手段がストッパーより外れて前面カバーを本体より
取り外すことができる。これにより、前面カバーが本体
より不用意に外れるといったことを防止することができ
る。したがって、作業者にとって安全である。
【0036】加えて、本発明の請求項2記載の空気調和
機の室内ユニットによれば、前記傾斜面を、傾斜面下方
に設けられた第1傾斜面と傾斜面上方に設けられ前記第
1傾斜面より平均傾斜角度の大きい第2傾斜面とから構
成したので、前記第1傾斜面と第2傾斜面との間をスト
ッパーとして用いることができる。よって、前面カバー
を開放していく際に回動手段が第1傾斜面と第2傾斜面
との間で構成するストッパーによって一旦止まり、前面
カバーが一旦停止する。この後さらに前面カバー開放し
ていくことにより回動手段が該ストッパーより外れて前
面カバーを本体より取り外すことができる。これによ
り、前面カバーが本体より不用意に外れるといったこと
を防止することができる。しかも、リブ等にてストッパ
ーを構成したときのように、ストッパーを越えた直後に
開放動作に必要な力が大きく低下することがないので、
ストッパーを越えた後直ぐにストッパーを越えようとす
る大きな力が加わった状態で前面カバーが本体より外れ
るといった危険性を防止することができる。したがっ
て、作業者にとって非常に安全である。
機の室内ユニットによれば、前記傾斜面を、傾斜面下方
に設けられた第1傾斜面と傾斜面上方に設けられ前記第
1傾斜面より平均傾斜角度の大きい第2傾斜面とから構
成したので、前記第1傾斜面と第2傾斜面との間をスト
ッパーとして用いることができる。よって、前面カバー
を開放していく際に回動手段が第1傾斜面と第2傾斜面
との間で構成するストッパーによって一旦止まり、前面
カバーが一旦停止する。この後さらに前面カバー開放し
ていくことにより回動手段が該ストッパーより外れて前
面カバーを本体より取り外すことができる。これによ
り、前面カバーが本体より不用意に外れるといったこと
を防止することができる。しかも、リブ等にてストッパ
ーを構成したときのように、ストッパーを越えた直後に
開放動作に必要な力が大きく低下することがないので、
ストッパーを越えた後直ぐにストッパーを越えようとす
る大きな力が加わった状態で前面カバーが本体より外れ
るといった危険性を防止することができる。したがっ
て、作業者にとって非常に安全である。
【図1】本発明の第一実施の形態よりなる空気調和機の
室内ユニットの要部拡大側面図である。
室内ユニットの要部拡大側面図である。
【図2】前面カバーの取付状態を示す縦断面図である。
【図3】前面カバーを本体より取り外す途中の状態を示
す図であり、(a)は縦断面図であり、(b)は斜視図
である。
す図であり、(a)は縦断面図であり、(b)は斜視図
である。
【図4】本発明の第二実施の形態よりなる空気調和機の
室内ユニットの要部拡大側面図である。
室内ユニットの要部拡大側面図である。
【図5】前面カバーの取付状態を示す縦断面図である。
【図6】前面カバーを本体より取り外す途中の状態を示
す図であり、(a)は縦断面図であり、(b)は斜視図
である。
す図であり、(a)は縦断面図であり、(b)は斜視図
である。
【図7】従来の空気調和機の室内ユニットを示す斜視図
である。
である。
【図8】従来の前面カバーの取付状態を説明するための
斜視図である。
斜視図である。
11 前面カバー 12 ヒンジ部(連結部) 13 回転軸 14 回動軸(回動手段) 21 本体 22 保持穴 23 傾斜面 23a 第1傾斜面 23b 第2傾斜面 24 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401 F24F 13/32
Claims (2)
- 【請求項1】 前面に室内空気を取り込むための吸込口
を備えた本体と、該本体の前面に着脱可能に被せられる
前面カバーとを備えた空気調和機の室内ユニットにおい
て、 前記前面カバーに、該前面カバーの着脱時の開閉動作に
連動して回転する回転軸と、前記開閉動作に連動して前
記回転軸を中心に回動する回動手段と、前記回転軸及び
回動手段を該前面カバーに一体的に連結する連結部とを
設けるとともに、前記本体に、前面カバーの装着時に前
記回転軸が挿入保持される保持穴と、前記回動手段の通
過路に設けられ前面カバーの開放動作とともに前記回動
手段を外方に押し広げ前記回転軸を保持穴より引き抜く
傾斜面とを設け、該計斜面にはストッパーを設けたこと
を特徴とする空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項2】 前記傾斜面が、傾斜面下方に設けられた
第1傾斜面と傾斜面上方に設けられ前記第1傾斜面より
平均傾斜角度の大きい第2傾斜面とからなること特徴と
する請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01507296A JP3261298B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01507296A JP3261298B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09210400A JPH09210400A (ja) | 1997-08-12 |
JP3261298B2 true JP3261298B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=11878659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01507296A Expired - Fee Related JP3261298B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261298B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN201476243U (zh) * | 2009-09-01 | 2010-05-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调面板支撑架 |
CN104748242B (zh) * | 2015-03-31 | 2019-01-29 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器室内机及其机壳 |
CN104748238B (zh) * | 2015-03-31 | 2018-12-18 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器室内机和空调器室内机的机壳 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP01507296A patent/JP3261298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09210400A (ja) | 1997-08-12 |
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