JPH0239943B2 - Shujinkyokubannokumitatesochi - Google Patents

Shujinkyokubannokumitatesochi

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JPH0239943B2
JPH0239943B2 JP4413385A JP4413385A JPH0239943B2 JP H0239943 B2 JPH0239943 B2 JP H0239943B2 JP 4413385 A JP4413385 A JP 4413385A JP 4413385 A JP4413385 A JP 4413385A JP H0239943 B2 JPH0239943 B2 JP H0239943B2
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JP
Japan
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elements
base
electrode plate
dust collecting
collecting electrode
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4413385A
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English (en)
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JPS61204051A (ja
Inventor
Sadao Sakakibara
Takashi Hirano
Mamoru Miwa
Masao Ueki
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気集塵装置に用いる集塵極板の組立
装置に係り、特に、薄板を屈曲して構成した短冊
状のエレメントを複数枚並列し、これらの複数枚
のエレメントの短辺側を共通の部材によつて固定
し、1枚の集塵極板を組立てる装置に関する。
〔背景技術〕
従来、大型の電気集塵装置はケーシング内に平
板状の集塵極板を所定ピツチで多数吊り下げ、こ
れらの集塵極板の中間に放電極を配置し、放電極
に高電圧を印加し、コロナ放電によつて帯電した
被処理ガス中のダストを集塵極板に捕集する。
ところで、上記のような電気集塵装置用の集塵
極板は装置が大型になればなるほど大面積とな
る。このため製作上、強度上、現地取付工事上の
観点から、一枚の板で構成することは少なく、通
常は短冊状のエレメントを複数枚並べて組立て、
一枚の集塵極板とすることが行われている。第2
図および第3図に集塵極板の構成例を示す。集塵
極板10は複数枚(第2図においては8枚)の短
冊状のエレメント12によつて構成される。これ
らのエレメント12を並列し、エレメントの短辺
側を共通の部材14によつて挾み、ボルト締めに
よつて固定し、1枚の集塵極板とする。なお、共
通の部材14には必要に応じて、槌打を受ける部
材や極板を電気集塵装置のケーシングに係止固定
するための部材が付加される。(図示せず。)第3
図で明らかなように、エレメント12は鉄板等の
薄板をプレス加工または押出し加工して断面が屈
曲して構成されている。屈曲した薄板の谷または
山の部分が前記共通の部材14に当接し、両側の
部材14をボルトナツト16で締め付けることに
よつて、複数枚のエレメント12が部材14を介
して一体化する。
従来、集塵極板10の組立て作業は電気集塵装
置のケーシング内に前記エレメントを一枚ずつ、
吊り込んで行つていたが作業能率が悪く、安全上
にも問題があつた。このため本出願人は集塵極板
10を地上で組立て、この一体化した集塵極板1
0を電気集塵装置のケーシング内に吊り込む工法
を開発した。
しかしながら、集塵極板を地上で組立てる場合
にも、いくつかの問題があることが分つた。第1
に、集塵極板を構成するエレメントは、平面に作
用する曲げ力に対して非常に弱いという欠点があ
る。エレメントは薄板で構成されており、その外
形寸法は電気集塵装置の計画条件によつて種々変
化するが、長辺が最長15mに達するのに対し、短
辺は0.6m程度である。このため、エレメントが
平面状で特に長辺に対して両端自由で支持された
場合には、エレメントの自重によつて容易に撓
み、永久歪が生じ易い。したがつてエレメントに
永久歪が生じないようにその取扱いに多段の配慮
が必要であつた。第2にエレメントを一枚ずつ平
面上に並べることは作業能率が悪いという欠点が
あつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記に鑑み、作業能率がよく、かつ、
作業に際してエレメントに永久歪が生じにくい集
塵極板の組立装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明に係る装置は、エレメントを水平床面上
に並列するための基台と、前記エレメントの短辺
を鉛直に保持しつつ2枚1組で前記基台の上方に
吊り込むエレメント搬送手段と、前記基台上の所
定位置に配置され逆V字状に起伏するエレメント
仕分け手段とを具備したことを特徴とする。
前記エレメント搬送手段で基台の上方に吊り込
んだ2枚1組のエレメントの一方を起立した仕分
け手段の逆V字状の一側に沿つて滑り下ろさせ、
また、エレメントの他方を逆V字状の他側に沿つ
て滑り下ろさせたのち、前記仕分け手段を平伏さ
せることによつて、2枚のエレメントが速やか
に、かつ過大な曲げ応力を受けることなく基台上
に並列される。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る集塵極板組立装置の一実
施例を示す斜視図である。第1図において、基台
20は組立てるべき集塵極板の全体寸法に適合し
て方形に骨組みされており、下部に設けた車輪2
2によつて、移動自在とされている。基台20の
上面には適所にローラ24が配設され、エレメン
ト12は、このローラ24の外周上端に接して基
台24上に平面的に並べられることになる。この
ローラ24は集塵極板の組立てが完了したのち、
集塵極板を基台から引離す際に、集塵極板の横移
動を容易にする。また、基台20にはエレメント
の起伏手段26が設けられている。第1図の場
合、この組立装置は、6枚のエレメントによつて
集塵極板1枚を組立てるものであつて、仕分け手
段は、エレメント2枚1組に対して1組設けら
れ、したがつて、3組の仕分け手段によつて構成
される。1組の仕分け手段は、基台の前端、中間
および後端に設けた3個の起伏手段26によつて
構成される。28はエレメント搬送手段であつ
て、自在車輪30を備えた一対の脚柱32にモノ
レール34が掛け渡してある。モノレール34に
は電動ホイスト36が備えられ、矢印A方向に横
行自在に移動する。電動ホイスト36には吊り天
秤38が吊り下げられており、この吊り天秤38
によつて、2枚1組のエレメント12を吊り、電
動ホイスト36を駆動することによつて、エレメ
ントを基台20の上方に吊り込む。40は電動ホ
イスト36の操作盤である。
第4図に起伏手段26の具体的構成を示す。起
伏手段26は、基台20上に対向して設けた一対
のエアシリンダ40、各エアシリンダからの一対
のピストンロツド42、および一対の起伏ロツド
44によつて構成され、起伏ロツド44の一端は
ピストンロツドの先端と、他端は他方の起伏ロツ
ド44の他端と、それぞれピン結合によつて、連
結されている。したがつて、ピストンロツド42
が十分に伸長した場合には、起伏ロツド44は第
4図イに示すように逆V字状に起伏する。また、
ピストンロツド42が十分に短縮した場合には、
起伏ロツド44は第4図ハに示すように基台20
の上面に沿つて平伏する。起伏ロツド44が十分
平伏した状態では、一対の起伏ロツドのピン結合
部は、前記基台20の上面に配設したローラ24
の外周上端よりも低く位置するようにされてい
る。同様に、エアシリンダ40およびピストンロ
ツド42もローラ24の外周上端よりも低い空間
に配置され、または伸縮するようにされている。
次に本実施装置の作動を説明する。
まず、基台20を所定位置に固定し、次にこの
基台20のほぼ中央をまたぐようにしてエレメン
ト搬送手段28を位置決めする。次に、基台20
の側方かつ、モノレールの下方位置にエレメント
の梱包枠48を移動し、位置決めする。梱包枠4
8内にはエレメント12が鉛直状に収容されてお
り、第5図に示すように、2枚1組が背中合せの
状態にされている。
エレメント12を梱包枠48から基台20上に
並べるときは、まず、電動ホイスト36を梱包枠
48の直下位置に移動させ、吊り天秤38の両端
に設けた2箇所のフツク50に2枚1組のエレメ
ント12を係合する。この後、第6図に示すよう
に、2枚一組のエレメント12をその短辺が鉛直
を保持したままで、梱包枠48から吊り上げる。
次に、電動ホイスト36を基台20上の起伏手段
26が配置された直上位置まで移動させる。この
場合、モノレール28の所定位置にリミツトスイ
ツチ52を設けることによつて、電動ホイスト3
6の操作が容易となる。次に、電動ホイスト36
を操作して、吊り天秤38とともにエレメント1
2を徐々に降下させる。以下、第4図イに示すよ
うに、エレメント12を逆V字状に起立した起伏
手段26の突端部まで降下させる。この段階で手
作業等により、2枚1組のエレメント12の一方
を起伏ロツド44の一側に、エレメント12の他
方を起伏ロツド44の他側に案内したのち、降下
を継続する。このため、エレメント12は各起伏
ロツド44の上側に沿つて滑り下り、起伏ロツド
44の下方位置に取付けたストツパ54にエレメ
ント12の短辺側下端が当接した段階では、エレ
メント12は起伏ロツド44によつてほぼ完全に
支持されるようになる。
次いで、エレメント12から吊り天秤38のフ
ツク50を離脱させるとともに、1組3箇の起伏
手段26のエアシリンダ40を連動して、ピスト
ンロツド42を速やかに短縮させる。したがつ
て、エレメント12は第4図ロの過程を経て、第
4図ハに示すように、基台20のローラ24の外
周上端に整列する。ローラ24の外周上端は、平
伏した起伏ロツド44よりも高い位置に配設され
ている。このため、起伏ロツド44が平伏動作を
する過程で、起伏ロツド44上のエレメント12
が、その短辺側下端から、起伏ロツド44から離
れ、ローラ24の外周上端を横滑りしつつ、最終
的には、エレメント12の全荷重がローラ24に
よつて支持されることになる。ローラ24に支持
されたエレメント12は、組立時に必要な相互の
平行度と間隔を有する。このため、改めて、手作
業でエレメントの位置を調整する必要はほとんど
ない。以上の操作によつて、2枚1組のエレメン
ト12の基台20上への敷設が完了する。本実施
例ではこの操作を3回繰り返すことによつて、エ
レメント12の全数(6枚)の敷設が完了する。
この後、手作業等により、第2図または第3図に
示した共通の部材14を取付け、集塵極板の組立
を完了する。
以上、本実施例装置によれば、第1にエレメン
ト12の基台20上への敷設を2枚1組で、か
つ、人手をほとんど要せずに行うことができるの
で、能率よく行うことができる。第2にエレメン
ト12は短辺を鉛直に保持して搬送され、かつ、
鉛直から水平に至る過程では、起伏ロツド44や
ローラ24によつて全荷重が支持されるので、エ
レメント12に作用する平面的な曲げ応力を最小
限にすることができる。このため、エレメントに
永久歪が生じない。
〔発明の変形例〕
前記実施例においては基台およびエレメント搬
送手段には車輪が設けられ移動自在であつたが、
少くとも一方が固定設備であつてもよい。仕分け
手段を構成する起伏手段は基台上に固定して設け
た前記実施例に限らず、基台上を平行移動するよ
うにしてもよい。このように構成すれば、仕分け
手段はエレメント2枚1組に対して、それぞれ所
定位置に設ける必要はなく、1個(1組)の仕分
け手段を所望位置に移動させることによつて、す
べてのエレメントを基台上に敷設できる。
また、基台上に設けた前記ローラは必ずしも必
要ではなく、その上面が前記起伏手段が平伏した
最大高さよりも高く位置するものであれば、型鋼
や鋼板であつてもよい。
また、前記実施例では1組の仕分け手段が、エ
レメントの延在方向に並べた3個の起伏手段によ
つて構成されていたが、これに限らず、例えば一
対の平板または格子枠を逆V字状に起伏させる一
体型の仕分け手段としてもよい。
仕分手段の起伏作動は、エアシリンダに限ら
ず、他の手段、例えば人力や電動力を用いるもの
であつてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明に係る集塵極板の組立
装置によれば、エレメントを能率よく、かつ、エ
レメントに永久歪を生じさせないで、基台上に敷
き並べることができる。このため、集塵極板を迅
速に精度よく組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の構成及び操作状
態を示す斜視図、第2図は本発明に係る集塵極板
の構成例を示す斜視図、第3図は第2図A部の詳
細を示す斜視図、第4図は本発明に係る起伏手段
の構成及び作動状態を示す正面図、第5図は本発
明に係るエレメントが梱包枠内に収容された荷姿
を示す部分斜視図、第6図は本発明に係るエレメ
ントをエレメント搬送手段で吊り上げた状態を示
す正面図である。 10……集塵極板、12……エレメント、14
……共通の部材、20……基台、28……エレメ
ント搬送手段、26……起伏手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 薄板を屈曲して構成した短冊状のエレメント
    を複数枚並列し、これらの複数枚のエレメントの
    短辺側を共通の部材によつて固定し、1枚の集塵
    極板を組立てる装置において、上記装置は、前記
    エレメントを水平床面上に並列するための基台
    と、前記エレメントの短辺を鉛直に保持しつつ2
    枚1組で前記基台の上方に吊り込むエレメント搬
    送手段と、前記基台上の所定位置に配備され、前
    記エレメント搬送手段によつて吊り込んだ2枚1
    組のエレメントを受け継ぐ逆V字状に起伏可能な
    エレメント仕分け手段とを具備したことを特徴と
    する集塵極板の組立装置。
JP4413385A 1985-03-06 1985-03-06 Shujinkyokubannokumitatesochi Expired - Lifetime JPH0239943B2 (ja)

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CN108405188A (zh) * 2018-03-23 2018-08-17 艾尼科环保技术(安徽)有限公司 一种静电除尘器极板排拼装架

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