JPH0239650A - 分散処理型ｉｓｄｎ交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は分散処理型ｌ５ＤＮ交換機に係わり、特に音
声パケット分解組立制御部の数を減らしてコストダウン
を図った分散処理型ＴＳＤＮ交換機に関する。

〔従来の技術〕

最近の電子交換機では従来の制御機能を集中化させた集
中処理型に代わり、制御機能をいくつかのプロセッサに
分散させた分散処理型が採用されるようになってきた。

この分散処理型は、ＬＳＩ電子回路技術の活用、ソフト
ウェアネックの軽減、ビルディングブロック化、通信網
の信頼性の向上環の各種の特徴を持っている。

また、ｌ５ＤＮ（デジタル総合サービス網）に適用する
ｌ５ＤＮ交換機にも分散処理型が採用されるようになっ
てきた。

このような分散処理型ｌ５ＤＮ交換機では、端東回線毎
にＢチャネルとＤチャネルの回線制御を行う回線制御部
が設けられており、この回線制御部は内部バスで呼処理
を行う呼制御部と接続されている。そして、音声パケッ
ト交換処理を行う場合には回線制御部毎にパケット分解
組立制御部を設け、回線から受信した音声情報は全て各
々の回線制御部においてパケットへの分解または組立処
理を行っていた。ここに上記音声パケット分解組立制御
部は、音声情報を音声パケットに分解する機能と、逆に
音声パケットを音声情報に組み立てる機能を有するもの
である。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述のように従来の分散処理型ｌ５ＤＮ交換
機ては、上記各種の機能を有する音声パケット分解組立
制御部を回線制御部毎に設けている。

そのため、音声情報を送受信する機能を有する端末装置
を収容していない回線制御部においても、音声パケット
分解組立制御部が設けられていることになり冗長（無駄
な機能を持っている）であること、および音声情報を送
受信せずデータを送受信する場合には音声パケット分解
組立制御部が現実に使用されないため、交換機内部の構
成部材の使用効率が低いという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は分散処理型ｌ５ＤＮ交換機において、音声情報
を音声パケットに分解し、また逆に音声パケットを音声
情報に組み立てる機能を有する音声パケット分解組立制
御部を複数の回線制御部に対して共通に１つだけ設ける
。

そして、端末装置から受信した音声情報をパケ７）化し
て中継回線に送出する場合、または逆に中継回線から受
信した音声パケットを音声情報に組み立てて端末回線に
送出する場合には、複数の回線制御部の内の１つの回線
制御部と音声パケ７）分解組立制御部を通話路バスで接
続する。

同様に中継回線についても複数の所定のプロトコル（Ｘ
、２５）の回線制御部のうちの１つの所定のプロトコル
（Ｘ、２５）の回線制御部と、音声パケット分解組立制
御部をパケットバスで接続して音声情報のパケット化ま
たは音声パケットの音声情報への組立を行うことにより
、音声パヶ。

ト分解組立制御部の数量を減らすと共に、音声パケット
分解組立制御部の使用効率を高めるようにするものであ
る。

〔実施例〕

次に本発明の一実施例について、図面を用いて説明する
。

第１図は、分散処理型ｆｓＤＮ交換機の構成を示し、回
線制御部２１．２１Ａ・・・・・・とｘ、２５回線制御
部３１と音声パケット分解組立制御部４０とデークパケ
７）分解組立制御部７０と呼処理制御部５０が、通話路
バス６１と呼制御ハス６２およびパケットバス６３によ
り結合されている。そして、回線制御部２１．２１Ａに
はそれぞれ端末回線２０．２０Ａが接続されており、ｘ
、２５回線制御部３１には中継回線３０が接続されてい
る。

ここに、回線制御部２１．２１Ａは、データまたは音声
情報を伝送するＢチャネルの回線制御をするＢチャネル
回線制御部と、データまたは音声情報の伝送を制御する
制御信号を伝送するＤチャネルの回線制御を行うＤチャ
ネル回線制御部とからなっている。

また、Ｘ、２５回線制御部３１は、パケット化されたデ
ータまたは音声情報をｘ、２５プロトコルにより回線制
御するものである。

更に、音声パケット分解組立制御部４０は、音声情報を
パケットに分解し、またパケット化された音声情報の組
立処理を行うものであり、データパケット分解組立制御
部７０は、データをパケットに分解し、またパケ７）化
されたデータの組立処理を行うものである。

第２図は、分散処理型ｌ５ＤＮ交換機の内部構成である
。

端末回線２０に接続されている端末装置（図示せず）か
ら受信した音声情報をパケット化して中継回線３０に送
信する音声パケット交換処理を行う場合は次のようにな
る。

端末回線２０から受信したＢチャネルの音声情報が、Ｂ
チャネルおよびＤチャネル分離制御部２２において取り
出された後、通話路バスタイムスロット制御部２３と通
話路バス６１を介して音声パケット分解組立制御部４０
の通話路バスタイムスロット制御部４１に接続される。

ここに、通話路バス６１はデータまたは音声情報をパケ
ット化して転送するためのものである。

端末回線２０から受信した音声情報は、音声パケット分
解組立バッファ４３にＭＦＩＩＩされ、音声パケット分
解組立主制御部４４の制御によりパケット化すれ、パケ
ットバスインタフェース制御部４２およびパケットバス
６３を介してＸ、２５回線制御部３１のパケットハスイ
ンタフェース制御部３５に転送される。ここに、パケッ
トバス６３はデータまたは音声情報をパケット化して転
送するためのものである。

Ｘ、２５回線制御部３１では主制御部３３の制御により
パケット化された音声パケットをパケットバスインタフ
ェース制御部３５からパケットバッファ３６に転送し、
パケットバッファメモリ管理制御部３４がバケットバッ
ファ３６に蓄積されているパケット化された音声パケッ
トを読み出してＬΔＰＢ制御部３２を介して中継回線３
０へ送出する。

また、中継回線３０から受信した音声パケットを音声情
報に組み立てて端末回線２０に接続されている端末装置
に送信する音声パケット交換処理を行う場合は、上述の
処理と逆の処理を行えばよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、複数個の回線制御
部に対してただ１つの音声バケｙ）分解組立制御部を設
けて、音声情報をパケット化し、逆にパケ７）化された
音声情報を組み立てているので、＋ＳＤＮ交換機のコス
トダウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の分散処理型ｌ５ＤＮ交換機の一実施例
を示す全体構成図、第２図は本発明の分散処理型ＴＳＤ
Ｎ交換機の内部ブロンク構成図である。 ２０・・・・・・端末回線、２１・・・・・・回線制御
部、３０・・・・・中継回線、 ３１・・・・・・Ｘ、２５回線制御部（所定のプロトコ
ルの回線制御部）、 ４０・・・・・・音声パケット分解組立制御部、５０・
・・・・・呼処理側ｉ卸部、 ７０・・・・・・デークパケ７）分解組立制御部。 出　願　人　　　日本電気株式会社 代　理　人　　　弁理士　山内梅雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＩＳＤＮ端末装置を接続する端末回線と他のＩＳＤＮ交
   換機に中継する中継回線とを有する分散処理型ＩＳＤＮ
   交換機において、 ＢチャネルおよびＤチャネルの回線制御を行う複数の回
   線制御部と、 所定のプロトコルの制御を行う他の回線制御部と、 音声情報を音声パケットに分解する機能と、逆に音声パ
   ケットを音声情報に組み立てる機能とを有するただ１つ
   の音声パケット分解組立制御部と、端末回線から受信し
   た音声情報を上記音声パケット分解組立制御部でパケッ
   ト化後に中継回線を介して送出すべく制御し、中継回線
   から受信した音声パケットを上記音声パケット分解組立
   制御部で元の音声情報に組み立てた後に端末回線に送出
   すべく制御する制御部 とを具備したことを特徴とする分散処理型ＩＳＤＮ交換
   機。