JPH0239634Y2 - - Google Patents

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JPH0239634Y2
JPH0239634Y2 JP14656785U JP14656785U JPH0239634Y2 JP H0239634 Y2 JPH0239634 Y2 JP H0239634Y2 JP 14656785 U JP14656785 U JP 14656785U JP 14656785 U JP14656785 U JP 14656785U JP H0239634 Y2 JPH0239634 Y2 JP H0239634Y2
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JP
Japan
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chuck
seaming
lid
rotary
rotary chuck
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JP14656785U
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JPS6256239U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器胴の開口部に容器蓋を二重巻締
を施して閉蓋する際に用いるシーミング回転チヤ
ツクに関する。
(従来の技術) 従来より第3図A示のように缶胴の開口部に缶
蓋を被嵌し二重巻締加工を施して閉蓋する際に用
いるシーミング回転チヤツクaは、その周方向に
全周に亘つて垂直に対して所定傾斜角を有するテ
ーパー面とした周面bと、この周面bの下縁に連
なり曲面とした回転チヤツクラジアス部cとを備
えている。そしてシーミング回転チヤツクaの周
面bは第3図B示の缶蓋dのチヤツクウオール部
eの内面fに対応する形状で構成されており、ま
た回転チヤツクラジアス部cを形成せる曲面の半
径r1は缶蓋dのチヤツクウオールラジアス部gの
内面hを成す曲面の半径r2と略同一寸法に構成さ
れている。
近年缶胴および缶蓋にテイン・フリー・スチー
ル板のような高硬度材料の使用および巻締加工の
高速化に伴い、巻締加工中に回転されながら巻締
される缶蓋に缶蓋の変形のため強い抵抗が生じる
ため、缶蓋dのチヤツクウオール部e内に装着し
たシーミング回転チヤツクaの周面bおよび回転
チヤツクラジアス部cと、缶蓋dの両内面fhとの
間にスリツプを発生することがあり、その結果缶
胴と缶蓋との二重巻締部に巻締不良を有する缶が
製造されるという問題が生じる。
そこで缶蓋とシーミング回転チヤツクとの間に
生じるスリツプを防止するための手段として、実
開昭58−128733号公報にみられるように、缶蓋と
接触する下面部分を粗面としたシーミング回転チ
ヤツクが、また実開昭60−15437号公報にみられ
るように、リツプラジアス部及びその周辺に放射
状に溝を設けたシーミング回転チヤツクが提案さ
れている。
しかしながら、このような構成によるときは、
前者の場合は缶蓋とシーミング回転チヤツクとは
点接触のため粗面が細かいときはスリツプ防止効
果が減少し、また粗面が粗いときは缶蓋の塗膜面
を傷つけて缶蓋の発錆原因となり、かつ缶蓋材料
およびシーミング回転チヤツク自体が次第に磨減
しその磨減により発生する微粉により粗面に目ず
まりを生じるスリツプが生じる不都合がある。ま
た後者の場合は缶蓋に強く押圧せるシーミング回
転チヤツクの溝の押跡が残ることがあり、商品外
観を損ねる不都合がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はかかる従来の問題を解消し、缶蓋の巻
締加工時において、缶蓋とのスリツプを防止出来
て、二重巻締部に巻締不良の発生を防止出来るシ
ーミング回転チヤツクを提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するためになされた
ものであつて、金属薄板材料から成る缶蓋の巻締
加工時にシーミング回転チヤツクを缶蓋のチヤツ
クウオール部内に装着した際に、缶蓋のチヤツク
ウオール部の下方に位置するチヤツクウオールラ
ジアス部の内面に圧接するシーミング回転チヤツ
クの回転チヤツクラジアス部の曲面形状をチヤツ
クウオールラジアス部の内面側の曲面形状と異形
であつてかつチヤツクウオールラジアス部をその
弾性変形の範囲内において外方へ拡開せしめる突
出形状としたことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案を図面によつて説明する。
第1図および第2図は本考案実施の1例を示す
ものである。
第1図Aにおける1はシーミング回転チヤツク
の主要部を示し、第1図Bにおける2はテイン・
フリー・スチール等の金属薄板材料から成り内外
面に缶用塗膜が施された缶蓋の主要部を示す。
シーミング回転チヤツク1はその周方向に全周
に亘つて、垂直に対して所定の傾斜角を有するテ
ーパー面とした周面3と、この周面3の下縁に連
なり曲面形状とした回転チヤツクラジアス部4と
を備える。そして本考案においては、缶蓋2の巻
締加工時に第2図示のようにシーミング回転チヤ
ツク1を缶蓋2のパネル部5の全周縁に連設され
たチヤツクウオール部6内に装着した際に、缶蓋
2のチヤツクウオール部6の下方に位置するチヤ
ツクウオールラジアス部7の内面8側に圧接する
前記回転チヤツクラジアス部4の曲面形状をチヤ
ツクウオールラジアス部7の内面8の曲面形状と
異形であつて、かつチヤツクウオールラジアス部
7を、その金属薄板材料の弾性変形の範囲内にお
いて外方(第2図示の矢印方向)へ拡開せしめる
突出形状に形成した。
かくするときは、缶蓋2の巻締加工時に用いる
シーミング回転チヤツク1の回転チヤツクラジア
ス部4の曲面形状は缶蓋2のチヤツクウオールラ
ジアス部7の内面8側の曲面形状より外方へ突出
状態に形成されているため、シーミング回転チヤ
ツク1を缶蓋2のチヤツクウオール部6内に装着
した際、回転チヤツクラジアス部4がチヤツクウ
オールラジアス部7の内面8に喰い込むようにこ
の内面8を外方へ拡開せしめるように強く押圧す
るので、金属薄板材料から成る缶蓋2のチヤツク
ウオールラジアス部7に弾性復元力が生じ、この
弾性復元力によつて缶蓋2のチヤツクウオール部
6およびチヤツクウオールラジアス部7が、シー
ミング回転チヤツク1の周面3および回転チヤツ
クラジアス部4に圧接する。従つて回転されなが
ら巻締される缶蓋2と、シーミング回転チヤツク
1との間に摩擦が生じて回転時における両者1,
2間のスリツプを防止出来るから二重巻締部に巻
締不良のない缶を製造出来る。尚シーミング回転
チヤツク1の外面に粗面が設けられていないので
缶蓋2の塗膜面を傷つけることがなく、またシー
ミング回転チヤツク1に溝が設けられていないの
で缶蓋2に溝跡をつけることがない。
(考案の効果) このように本考案によるときは、金属薄板材料
から成る缶蓋の巻締加工時にシーミング回転チヤ
ツクを缶蓋のチヤツクウオール部内に装着した際
に、缶蓋のチヤツクウオール部の下方に位置する
チヤツクウオールラジアス部の内面に圧接するシ
ーミング回転チヤツクの回転チヤツクラジアス部
の曲面形状をチヤツクウオールラジアス部の内面
側の曲面形状と異形であつてかつチヤツクウオー
ルラジアス部をその弾性変形の範囲内において外
方へ拡開せしめる突出形状としたので、シーミン
グ回転チヤツクを缶蓋のチヤツクウオール部に装
着した際、突出形状の回転チヤツクラジアス部が
チヤツクウオールラジアス部の内面に喰い込むよ
うにこの内面を外方に拡開せしめるように強く押
圧するので、金属薄板材料から成る缶蓋のチヤツ
クウオールラジアス部に弾性復元力が生じ、この
弾性復元力によつて缶蓋がシーミング回転チヤツ
クに圧接する。従つて回転されながら巻締される
缶蓋とシーミング回転チヤツクとの間に摩擦が生
じて回転時における両者間のスリツプを防止出来
て、二重巻締部に巻締不良の発生を防止出来るシ
ーミング回転チヤツクを提供するの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施の1例を示
すもので、第1図Aはシーミング回転チヤツクの
主要部を示す截断面図、第1図Bは缶蓋の主要部
を示す截断面図、第2図はシーミング回転チヤツ
クを缶蓋のチヤツクウオール部内に装着した状態
を説明するための線図、第3図は従来例を示すも
ので、Aはシーミング回転チヤツクの主要部を示
す截断面図、Bは缶蓋の主要部を示す截断面図で
ある。 1……シーミング回転チヤツク、2……缶蓋、
4……回転チヤツクラジアス部、6……チヤツク
ウオール部、7……チヤツクウオールラジアス
部、8……内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属薄板材料から成る缶蓋の巻締加工時にシー
    ミング回転チヤツクを缶蓋のチヤツクウオール部
    内に装着した際に、缶蓋のチヤツクウオール部の
    下方に位置するチヤツクウオールラジアス部の内
    面に圧接するシーミング回転チヤツクの回転チヤ
    ツクラジアス部の曲面形状をチヤツクウオールラ
    ジアス部の内面側の曲面形状と異形であつてかつ
    チヤツクウオールラジアス部をその弾性変形の範
    囲内において外方へ拡開せしめる突出形状とした
    ことを特徴とするシーミング回転チヤツク。
JP14656785U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0239634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14656785U JPH0239634Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14656785U JPH0239634Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6256239U JPS6256239U (ja) 1987-04-07
JPH0239634Y2 true JPH0239634Y2 (ja) 1990-10-24

Family

ID=31059150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14656785U Expired JPH0239634Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6102243A (en) * 1998-08-26 2000-08-15 Crown Cork & Seal Technologies Corporation Can end having a strengthened side wall and apparatus and method of making same

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Publication number Publication date
JPS6256239U (ja) 1987-04-07

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