JPH0239486B2

JPH0239486B2 -

Info

Publication number: JPH0239486B2
Application number: JP56198733A
Authority: JP
Inventors: Tetsuku Shin Chan; Esu Sureedo Miruton; Naaseshian Ara
Original assignee: Bristol Myers Co
Current assignee: Bristol Myers Co
Priority date: 1980-12-15
Filing date: 1981-12-11
Publication date: 1990-09-05
Also published as: CH649707A5; IT1172144B; ES507961A0; ES8303085A1; DE3149649A1; FR2495933B1; SE452108B; AU7653381A; PT74127A; GB2091099A; ZA817173B; FR2495933A1; SE8107512L; DE3149649C2; AU547985B2; PT74127B; GB2091099B; CA1153313A; JPS57131715A; BE891488A

Description

【発明の詳細な説明】

本発明は発汗防止剤組成物に関する。特に本発
明はアルミニウムクロロ水化物、アルミニウム塩
化物、アルミニウムジルコニウムポリクロロ水化
物錯化合物および緩衝剤、例えばグリシンを含む
発汗防止剤組成物に関する。アルミニウムクロロ水化物（ACH）は長年に
わたり有効安全な発汗防止剤として知られてい
る。とはいえ改良の余地があり、より効果ある発
汗防止剤発見の研究は絶えずなされている。この
技術分野で時には塩右アルミニウムとジルコニウ
ム塩類が特に効果ある発汗防止剤となることも知
られている。しかし塩化アルミニウム６水化物お
よびジルコニウムオキシ―又はヒドロオキシ―塩
化物の溶液は強酸性であり、その刺戟性および生
地の非常な損傷のため単独では広く使われない。
したがつて酸性弱いアルミニウム塩類と有機窒素
含有化合物を混合してPH３乃至４に上げるため
種々の努力が集中されている。ダーレイ（米国特許第2814584号と2814585号）
およびグラード（米国特許第2854382号）はジル
コニウムオキシ塩化物又はジルコニウムヒドロオ
キシ塩化物がACHおよびグリシンで緩衝された
場合、ACH単独の場合よりも発汗防止効果が大
きいことを発表した。それ以来アルミニウムクロ
ロ水化物、ジルコニウムヒドロオキシ塩化物およ
びグリシンの組合せが最も有効活性をもつ発汗防
止剤として広く使われている。リユダースらの米国特許第3792068号は例えば
ACH、ジルコニルヒドロオキシ塩化物およびグ
リシンを含む溶液を噴霧乾燥することより成る発
汗防止剤の製法を発表している。特許はこの組合
せによれば成分を個々に乾燥し単に物理的混合し
た場合に無いよい特性をもつと特許請求してい
る。シンらの英国特許第1347950号は有効な発汗防
止剤としてACHと塩化アルミニウムの組合せ使
用を発表している。この組合せはエアロゾル組成
物には特に有用とわかつた。しかし従来から知ら
れた他の発汗防止剤の場合の様に未だ改良の余地
が残つている。アルミニウムとジルコニウム塩類を含む他の発
汗防止剤が報告されている。例えば次の各特許が
ある：ビークマン（米国特許第2906668号）、ルビ
ノ（米国特許3979510号、第3981896号および第
4017599号）、ジーゲルら（米国特許第3407254
号）、メツカ（米国特許第3970748号）、シエルト
ン（米国特許第4202879号）等。これらの特許の
これらすべての塩類の発汗防止活性はジルコニウ
ムヒドロオキシ塩化物、ACHおよびグリシンを
含む系のものより優秀であると明確に特許請求し
ていない。アルミニウム塩化物、アルミニウムクロロ水化
物、ジルコニルヒドロオキシ塩化物およびあるア
ルミニウムジルコニウムクロロ水化物錯化合物が
個々に従来発汗防止剤として使用を示唆されてお
りまた一方でアルミニウム塩化物とアルミニウム
クロロ水化物の組合せまた他方でアルミニウムク
ロロ水化物とジルコニルヒドロオキシ塩化物の組
合せが活性発汗防止剤として使用を示唆されてい
るが、特に下記する様にアルミニウム塩化物、ア
ルミニウムクロロ水化物およびアルミニウムジル
コニウムポリクロロ水化物錯化合物の組合せは協
力的に作用し、各成分の同じ濃度水準において
個々の成分又は従来示された成分組合せの活性水
準から予想される発汗防止活性よりも非常によい
活性を示すのである。緩衝剤、例えばグリシンを
混合したこれらの物質は皮膚刺戟および（又は）
衣服損傷の心配も少ない高性能発汗防止剤とな
る。したがつて本発明の目的は極めて効果ある発汗
防止剤組成物を提供することにある。また本発明の目的は個人の皮膚部に上記発汗防
止剤組成物をつけることによる皮膚の発汗防止法
を提供するものである。本発明の他のまた詳細の目的は以下の明細書と
特許請求範囲から明瞭となるであろう。特に断らない限り下記明細書におけるパーセン
トは組成物全重量を基準とした重量％として表わ
している。本発明の組成物に混合されるアルミニウム塩化
物は種々の程度に水和した塩化アルミニウムでも
よい。しかし塩化アルミニウム６水化物
（AlCl₃・6H₂O）が最も有効とわかつており、し
たがつて本発明の目的に好ましい。本発明組成物に混合できる塩化アルミニウム量
は幾分変つてもよい。一般に塩化アルミニウムは
組成物全重量基準で無水基準約0.5乃至約６重量
％の量で組成物に混合される。６水化物
（AlCl₃・6H₂O）としては組成物全重量基準で約
0.9乃至約11重量％、好ましくは約２乃至約６％
濃度で混合される。塩化アルミニウム６水化物は普通本組成物に50
％水溶液として混合される。この形でこの組成物
を使用する場合組成物全重量を基準として約1.8
乃至約22重量％が使われる。アルミニウムクロロ水化物（時にはアルミニウ
ムクロロ水酸化物という）も本発明の組成物中に
種々の量で混合できる。普通これは組成物全重量
を基準として無水基準で約１乃至約15重量％、好
ましくは約２乃至約10重量％の濃度で使われる。
アルミニウムクロロ水化物も50％水溶液として供
給される。この形で使う場合組成物全重量基準で
2.6乃至約38重量％の濃度で使用する。 ACHと塩化アルミニウムはシンらの英国特許
第1347950号に記載のとおりこの組成物に全部又
は一部粉末混合物として添加できる。これは塩化
アルミニウム６水化物とACHの水溶液をオーブ
ン乾燥、真空オーブン乾燥、噴霧乾燥又は凍結乾
燥の様な普通の乾燥法を使つて乾燥して製造でき
る。これらの組成物はアルミニウム対塩化物モル
比が約0.78：１から約1.95：１の範囲、好ましく
は約1.2：１から約1.5：１の範囲内に入るという
事実を特徴としている。アルミニウム対塩化物モ
ル比が１より小さいと皮膚刺戟性および衣服損傷
を考減少するのに緩衝剤、例えばグリシンの大量
添加が必要であろう。本発明の組成物に混合できるアルミニウムジル
コニウムポリクロロ水化物錯化合物は一般式：で表わすことができる、上式中 (a)ｘは２乃至10の数とし、 (b)ｚは３乃至８の数とし、 (c)ｙは（3x＋４）−ｚと等しく、 (d)ｙ＋ｚは10乃至34の数とし、 (e)ｍは０乃至12の数とし、 (f)ｎは０乃至３の数とする。ｙは普通約５乃至約29の値である。式から明
らかなとおりグリシンは錯化合物中に結合される
か又は結合していなくてもよい。錯化合物中のグ
リシンの有無はPHを約2.5乃至約4.5、好ましくは
約2.8乃至約3.8に増すため組成物中に混合できる
非結合グリシン又は他の緩衝剤の量を決定するだ
ろう。多数のアルミニウムジルコニウムポリクロロ水
化物錯化合物は従来から知られており、本目的に
有用である。例えば次のものを実験式であげるこ
とができる：アルミニウムジルコニウムテトラク
ロロ水化物（Al₄Zr（OH）₁₂Cl₄）：アルミニウムジ
ルコニウムテトラクロロ水化物グリシン（ウイツ
ケノール＃Ｅ―369）（AAl₄Zz（OH）₁₂Cl₄・
NH₂CH₂COOH）：アルミニウムジルコニウムト
リクロロ水化物（Al₄Zr（OH）₁₃Cl₃）：アルミニウ
ムジルコニウムトリクロロ水化物グリシン
（Al₄Zr（OH）₁₃Cl₃・NH₂CH₂COOH）：アルミニ
ウムジルコニウムペンタクロロ水化物（Al₁₀Zr
（OH）₂₉Cl₅）：アルミニウムジルコニウムペンタ
クロロ水化物グリシンAl₁₀Zr（OH）₂₉Cl₅・Cl₅・
NH₂CH₂COOH）：アルミニウムジルコニウムオ
クタクロロ水化物（Al₆Zr（OH）₁₄Cl₈）：アルミニ
ウムジルコニウムオクタクロロ水化物グリシン
（Al₆Zr（OH）₁₄Cl₃・NH₂CH₂COOH）。アルミニ
ウムジルコニウムポリクロロ水酸化物錯化合物は
それぞれACHおよびAlCl₃・6H₂Oと溶液に又は
粉末形で又はそれらの種々の混合形で混合でき
る。食品および薬剤投与法の発汗防止剤に対する
OTCパネルは本発明に有用な種々のアルミニウ
ムジルコニウムポリクロロ水化物類にある組織的
命名法と仕様を採用している。これらを下記表Ａに示す。

【表】ムオクタクロロ水化物：１

本発明に有用なアルミニウムジルコニウムポリ
クロロ水化物錯化合物のいくつかは市場で入手で
きる。レハイスケミカル社はこの種の一連のもの
を一般商品名REZALとして販売している。次表
はこれらの製品とその仕様を記載している。

【表】

【表】同様の製品がウイツケンプロダクツ社とコメツ
トケミカル社から販売されている。本発明の組成物に混合されるアルミニウムジル
コニウムポリクロロ水化物錯化合物の量もまた幾
分変つてもよい。普通組成物全重量を基準として
その無水状態で約５乃至約16重量％の濃度で、好
ましくは約２乃至約14重量％の範囲で使われる。本発明において選ばれるアルミニウムジルコニ
ウムポリクロロ水化物錯化合物はアルミニウムジ
ルコニウムテトラクロロ水化物グリシン錯化合物
である。これは普通組成物全重量を基準として無
水状態で約５乃至約16重量％、約８乃至約14重量
％の量で使われる。アルミニウムジルコニウムテ
トラクロロ水化物グリシン錯化合物は35％水溶液
として供給される。この形を使うならば普通組成
物全重量基準で約18乃至約60重量％の範囲で組成
物中に混合される。好ましい緩衝剤であるグリシンは本発明の重要
成分である。これは遊離グリシンとして、又はア
ルミニウムジルコニウムポリクロロ水化物の一部
として又は両方の混合物として混合できる。一般
にこの組成物に混合された（即ち遊離グリシン、
錯化したグリシン又は両方の混合物として）全グ
リシン量は組成物全重量基準で約0.5乃至約５重
量％の範囲で使われる。しかし全グリシンの好ま
しい量は同じ基準で約1.5乃至約３重量％である。グリシン以外の緩衝剤又は錯化剤も本発明に使
われる。例えば他のアミノ酸類又はそれらの塩類
（例えばナトリウムグリシネイト、ジヒドロキシ
アルミニウムグリシネイト）、尿素、窒素含有有
機塩基、アルカリ金属およびアルカリ土金属を含
む金属水酸化物、炭酸塩および酸化物（Mg
（OH）₂、NaCO₃、ZnO、等）がある。これらの
緩衝剤は組成物PHを2.5乃至4.5、好ましくは2.8乃
至3.8とするため単独で又はグリシンと混合して
使用できる。これらの錯化剤および緩衝剤は皮膚刺戟性およ
び衣服損傷を減少するに役立つ。またこれらは発
汗防止剤安定化に役立つ。本発明の組成物は種々の服用形態をとつてもよ
い。故にこれらはエマルジヨンロール―オン
（roll―on）製品又は透明なヒドロ―アルコール
性又は水性ロール―オン製品でもよい。塩化アル
ミニウム、ACH、アルミニウムジルコニウムポ
リクロロ水化物錯化合物および緩衝剤、例えばグ
リシンの水溶液は感じない様な軽い粉末に噴霧乾
燥できる。これはそのままで使用し又は棒状、懸
濁液、粉末又はロール―オン製品に混合できる。本発明の組成物は種々の形態をとつてもよい
が、比較的含水量の大きい製品で非常な効果をあ
らわす。これらは活性成分（即ち塩化アルミニウ
ム、ACH、アルミニウムジルコニウムポリクロ
ロ水化物錯化合物および緩衝剤）が水相に含まれ
ている溶液又は乳濁液の形をとく。乳濁水液はオ
ルガノレプテイツクに優美な組成物となるので好
ましい。この乳濁水液は普通活性成分や連続水相
中に含まれる水中油型のものである。この組成物に含まれる水量はある程度変つても
よい。普通それは組成物全重量を基準として約40
乃至約80重量％、好ましは約60乃至約75重量％の
範囲である。本発明の乳濁液型製品はまた普通塗布液又は乳
濁液型のロール―オン発汗防止剤にみられる他成
分を含んでもよい。これらには軟滑剤、表面活性
剤、隔離剤、香料、着色剤、等の様なものがあ
る。本発明で使われる軟滑剤の例をあげれば脂肪
酸エステル類（イソプロピルミリステイト、イソ
プロピルパルミテイト）；ジカルボン酸類のジエ
ステル類（ジイソプロピルアジペイト）、ポリオ
キシアルキレングリコールエステル類（ポリプロ
ピレングリコール2000モノオレエイト）：短鎖脂
肪酸類（C₈〜C₁₀）のプロピレングリコールジエ
ステル類（ネオビーＭ―20）：ポリオキシプロピ
レン脂肪族エーテル類（プロセチル、アーラモル
E.ウイツトコノールAPS、ウイツトコノール
APM等）、プロポキシル化１価アルコール分子量
880―930（フルイドAP）、脂肪族アルコール（ヘ
キサデシルアルコール）、シリコーン油（ジメチ
ルポリシロキサン、10―2000センチストークス）、
シクロメチコン類（揮発性シリコーン7207および
7158ユニオンカーバイド）、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン脂肪族エーテル（プロセチ
ルAWS改良品、ウイツトコノルAPES）がある。
上記非極性液体単独又は混合物は同じ様に本発明
の目的に適している。一般に上記軟滑剤は性質非
極性で(a)大気圧において約120℃以上の沸点と(b)
約0.7乃至1.6、好ましくは0.7乃至1.2の比重をも
つ有機油状液体である。軟滑剤使用量はある程度変つてもよいが、その
量は組成物全重量を基準として約１乃至約30重量
％、好ましくは約２乃至約15重量％の範囲内であ
る。種々の表面活性剤および表面活性剤混合物も本
発明の塗布液又は乳濁液型製品製造に有用であ
る。これらには一般に発汗防止乳濁液に使用でき
る非イオン性、陽イオン性および両性表面活性剤
がある。非イオン性表面活性剤１ポリオキシエチレン脂肪族エーテル類―ブリ
ジ（Brij）30、ブリジ35、ブリジ72、ブリジ78
等。２ポリオキシプロピレンポリオキシエチレン脂
肪族エーテル類―プロセチルAWS、ウイツト
コノールAPEM.ウイツトコノールAPES等。３ポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテ
ル類―イゲパルCO530等。４ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル類―トウイーン20、トウイーン40等。５ソルビタン脂肪酸エステル類―スパン60、ス
パン85等。６ラノリンエーテル類―ラネト50、ソルラン98
等。７脂肪族アルコール類およびポリオキシエチレ
ン脂肪族エーテル類―プロマルゲンＧ、ポラワ
ツクス等。陽イオン性表面活性剤Ｎ（ラウリルコルアミノフオルミルメチル）ピ
リジニウム塩化物（エムコールE607L）両性表面活性剤ココナツトイミダゾリン（モナテリツクCA―
35％）補助表面活性剤１グリセリル脂肪酸エステル類グリセリルモ
ノステアレイト２脂肪酸アミド類ウイツトカミド70（ウイツ
トコケミカル社）、３脂肪族アルコール類ステアリルアルコー
ル。軟滑剤の場合と同様表面活性剤使用量はある程
度変つてもよい。大ていの場合この量は組成物全
重量基準で無水状態として約１乃至約10重量％、
好ましくは約２乃至約６重量％の範囲でよい。上記のとおり従来一般に使われていた発汗防止
剤の１種はアルミニウムジルコニウムトリクロロ
水化物グリシン錯化合物である。本発明の組成物
は上記従来品よりも次の利点をもつ：１安価であること。上記従来品はAlCl₃・
6H₂O又はACHのいづれよりもずつと高価であ
る。２乳濁液安定性が良好であり製造容易なこと。
ストレートのAl／Zrポリクロロ水化物グリシ
ン系は乳濁液として安定化させるにまた製造す
るにむつかしい。３衣服をよごす心配の少ないこと。一般にスト
レートのAl／Zrポリクロロ水化物グリシン塩
類はアルミニウム塩類よりもよごれる。次の実施例は本発明を例証するためのものであ
る。しかし本発明をこれによつて限定するもので
はないのである。実施例１調合物1908 成分重量％ PPG―11ステアリルエーテル 2.25 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 1.65 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
0.60 香料 0.30 ２ナトリウムエデテイト２水化物 0.10 脱イオン水 35.40 アルミニウムクロロ水酸化物．50％溶液 18.00 塩化アルミニウム６水化物50％溶液 6.00 アミノ酢酸（アメリカ薬局方グリシン結晶）
0.50 アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイド
レツクス―グリン35％溶液 35.00 染料FDアンドCC青＃１（0.1％水溶液） 0.20 100.00 外観：なめらかな不透明塗布液色：淡青色 PH：3.3±0.3 粘度：＃３スピンドル、20RPMで15秒一夜後粘度：500〜1500cps 方法：１適当なステインレス鋼なベにポリオキシプロ
ピレン脂肪族アルコールエーテル類、ポリオキ
シエチレン(2)ステアリルエーテルおよびポリオ
キシエチレン（20）ステアリルエーテルを140
〓に加熱し共に溶融する。香料を加え工程３の
直前まで混合する。２別のステインレス鋼なべの水に２ナトリウム
エデテイトをとかし140〓に加熱する。３ライトニン混合機を使つてしづかに撹拌しな
がら水相に油相をしづかに加える。（共に140
〓）温度を140〓で115分間保つ。４アルミニウムクロロ水酸化物、塩化アルミニ
ウム６水化物、グリシンおよびアルミニウムジ
ルコニウムテトラクロロハイドレツクス―グリ
シン溶液より成る溶液を120〓に加熱した後こ
れを140〓の上記バツチに撹拌しながら加える。
連続撹拌しながらバツチを125〓に冷却する。
バツチ温度120〜125〓で15分間混合する。５バツチを105〓に冷し染料溶液を加え撹拌し
ながら冷却する。６バツチ温度が80〜85〓となつた時撹拌を中止
し必要ならば水の損失を調整する。実施例２実施例１の組成と方法を反復した、但しPPG
―11ステアリルエーテルの代りにアーラモルESP
（PPG―15ステアリルエーテル）を使用した。実施例３調合物1956 実施例１の方法により次の組成物を製造した：成分重量％ PPG―11ステアリルエーテル 2.25 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 1.65 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
0.60 香料 0.32 ２ナトリウムエデテイト２水化物 0.10 脱イオン水 35.13 ブチル化ヒドロオキシトルエン 0.50 アルミニウムクロロ水酸化物、50％溶液 18.00 アルミニウム塩化物６水化物50％溶液 6.00 アミノ酢酸（アメリカ薬局方グリシン結晶）
0.50 アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイド
レツクスグリシン35％溶液 35.00 ＤアンドＣ赤＃19（0.1％水溶液） 0.08 ＤアンドＣ黄＃10（0.1％水溶液） 0.32 100.00 外観：なめらかな不透明塗布液色：ピンク PH：3.3±0.3 粘度：＃３スピンドル、20RPMにおいて15秒一夜後粘度：500〜1500cps。実施例４実施例３の組成と方法によつて行なつたが、但
しPPG―11ステアリルエーテルの代りにアーラ
モルESP（PPG―15ステアリルエーテル）を使用
した。実施例５実施例１の方法により次の組成物を製造した：成分重量％ PPG―ステアリルエーテル 2.25 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 1.65 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
0.60 香料 0.30 ２ナトリウムエデテイト２水化物 0.10 脱イオン水 31.40 アルミニウムクロロ水酸化物、50％溶液 12.00 塩化アルミニウム６水化物50％溶液 6.00 アミノ酢酸（アミリカ薬局方グリシン結晶）
0.50 アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイド
レツクスグリシン35％溶液 45.00 FDアンドＣ青＃１（0.1％水溶液） 0.20 100.00 外観：なめらかな不透明塗布液色：淡青色 PH：3.3±0.3 粘度：＃３スピンドル、、20RPMにおいて15秒一夜後粘度：500〜1500cps 実施例６実施例５の組成と方法により行なつたが、但し
PPG―11ステアリルエーテルの代りにアーラモ
ルESP（PPG―15ステアリルエーテル）を使用し
た。実施例７調合物1979 実施例１の方法により次の組成物を製造した：成分重量％ PPG―11ステアリルエーテル 2.25 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 1.65 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
0.60 香料 0.30 ２ナトリウムデテイト２水化物 0.10 脱イオン水 35.40 アルミニウムクロロ水酸化物、50％溶液 15.50 塩化アルミニウム６水化物50％溶液 8.00 アミノ酢酸（アメリカ薬局方グリシン結晶）
1.00 アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイド
レツクスグリシン35％溶液 35.00 FDアンド青＃１（0.1水溶液） 0.20 100.00 外観：なめらかな不透明塗布液色：淡青色 PH：3.3±0.3 粘度：＃３スピンドル、20RPMにおいて15秒一夜後粘度：500〜2000cps 実施例８実施例７の組成と方法を反復したが、但し
PPG―11ステアリルエーテルの代りにアーラモ
ルESP（PPG―15ステアリルアルコール）を使用
した。実施例９調合物1991 実施例１の方法により次の組成物を製造した：成分重量％ PPG―11ステアリルエーテル 2.25 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 1.65 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
0.60 香料 0.30 ２ナトリウムエデテイト２水化物 0.10 脱イオン水 34.40 アルミニウムクロル水酸化物、50％溶液 10.00 塩化アルミニウム６水化物50％溶液 8.00 アミノ酢酸（アメリカ薬局方グリシン結晶）
0.50 アルミニウムジルコニウム、テトラクロロハイ
ドレツクスグリシン35％溶液 45.00 FDアンドＣ青＃１（0.1％水溶液） 0.20 100.00 外観：なめらかな不透明塗布液色：淡青色 PH：3.3±0.3 粘度：＃３スピンドル、20RPMにおいて15秒一夜後粘度：500〜1500cps 実施例 10 実施例９の組成と方法を反復した、但し、
PPG―11の代りにアーラモアESP（PPG―15ステ
アリルエーテル）を使用した。実施例 11 調合物1955 実施例１の方法により次の組成物を製造した：成分重量％ PPG―11ステアリルエーテル 2.25 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 1.65 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
0.60 香料 0.30 ２ナトリウムデテイト２水化物 0.10 脱イオン水 35.60 アルミニユウムクロル水酸化物50％溶液 18.00 塩化アルミニウム６水化物50％溶液 6.00 アミノ酢酸（アメリカ薬局方グリシン結晶）
0.50 アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイド
レツクスグリシン35％溶液 35.00 100.00 外観：なめらかな不透明塗布液色：白色 PH：3.3±0.3 粘度：＃３スピンドル、20RPMにおいて15秒一夜後粘度：500〜1500cps 実施例 12 実施例11の組成と方法を反復した、但しPPG
―11の代りにアーラモルESP（PPG―15ステアリ
ルエーテル）を使用した。実施例 13 調合物BA1810―64 アルミニウムジルコニウムトリクロロ水化物31
粉末を使用した。上記および他の実施例における
“トリクロロ水化物”につづく数字は化合物中の
Al／Zrモル比を表わしている。故に例えば31は
Al／Zrモル比３／１を表わす。第１乳濁液Ａ重量％ PPG―11ステアリルエーテル 5.56 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 4.07 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
1.48 香料 0.74 ２ナトリウムエデテイト２水化物 0.25 FDアンドＣ青＃１（0.1％水溶液） 0.49 脱イオン水 87.41 100.00 成分重量％ Al／Zrトリクロロ水化物31粉末 10.00 ACH50％溶液 18.00 AlCl₃・6H₂O、50％溶液 6.00 グリシン 1.50 脱イオン水 24.00 第１乳濁液Ａを加えて全量100.00 PH：3.4±0.3 一夜後粘度：500〜1500cps 実施例 14 調合物BA1810―65 アルミニウムジルコニウムトリクロロ水化物21
粉末（Al／Zrモル比２／１）を使用した。成分重量％ Al／Zrトリクロロ水化物21粉末 10.00 ACH50％溶液 18.00 AlCl₃・6H₂O 50％溶液 6.00 グリシン 1.50 脱イオン水 24.00 第１乳濁液Ａを加えて全量100.00 PH：3.5±0.3 一夜後粘度：500〜1500cps 実施例 15 調合物BA1810―56 アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイド
レツクスグリシン粉末81（Al／Zrモル比８／１）
を使用した。成分重量％ Al／Zrオクタクロロハイドレツクスグリシン粉末81 15.00 ACH 50％溶液 10.00 AlCl₃・6H₂O溶液 8.00 グリシン 0.50 脱イオン水 26.00 第１乳濁液Ａを加えて全量100.00 PH：3.2±0.3 一夜後粘度：500〜1500cps 実施例 16 調合物BA1810―57 アルミニウムジルコニウムペンタクロロ水化物
溶液（Al／Zrモル比10／11）を使用した。成分重量％ Al／Zrペンタクロロ水化物30％溶液 35.00 ACH50％溶液 10.00 AlCl₃・6H₂O 50％溶液 8.00 グリシン 2.00 脱イオン水 4.50 第１乳濁液を加えて全量100.00 PH：3.4±0.3 一夜後粘度：450〜1500cps 実施例 17 調合物BQ1856―83 本実施例においては炭酸ナトリウムの様なちが
つた緩衝剤を追加緩衝剤として使用した。第１乳濁液Ｂ重量％ PPG―11ステアリルエーテル 6.43 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 4.71 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
1.71 香料 0.86 ２ナトリウムエデテイト２水化物 0.29 FCアンド青＃１（0.1％水溶液） 0.57 脱イオン水 85.43 100.00 成分重量％ Al／Zrテトラクロロハイドレツクス ―グリシン35％溶液 45.00 ACH50％溶液 10.00 AlCl₃・6H₂O 50％溶液 8.00 グリシン 1.20 炭酸ナトリウム１水化物 0.50 脱イオン水 0.30 第１乳濁液Ｂを加え全量100.00 PH：3.4±0.3 一夜後粘度：500〜1500cps 実施例 18 調合物BQ1856―83 追加緩衝剤として水酸化マグネシウムを使用し
た。成分重量％ Al／Zrテトラクロロハイドレツクス― グリシン35％溶液 45.00 ACH50％溶液 10.00 AlCl₃・6H₂O 50％溶液 8.00 グリシン 0.50 水酸化マグネシウム 0.50 脱イオン水 1.00 第１乳濁液Ｂを加えて全量100.00 PH：3.4±0.3 一夜後粘度：500〜1500cps 実施例 19 調合物1509―61 成分重量％ PPG―11ステアリルエーテル 2.25 ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 1.65 ポリオキシエチレン（20）ステアリルエーテル
0.60 香料 0.30 脱イオン水 41.20 ２ナトリウムエデテイト２水化物 0.10 DCアンチフオームAF.25％ 0.10 Al／Zrテトラクロロハイドレツクス― グリシン35％溶液 35.00 ACH50％溶液 15.00 AlCl₃・6H₂O 50％溶液 3.00 グリシン 0.60 FDアンドＣ青＃１（0.1％水溶液） 0.20 100.00 PH：3.4±0.3 一夜後粘度：400〜1200cps 塩化アルミニウム、ACH、アルミニウムジル
コニウムポリクロロ水化物およびグリシンの混合
物が協力的に働らくことを示すため下記表に示
す多数の調合物を製造した。調合＃1908は本発明
の代表的なものである。

【表】

【表】表からわかるとおりこれらの調合物は各々使用
した活性成分以外は同じである。更に各々は本質
的に同一濃度、即ち無水基準で約18％の合計活性
成分を含んでいる。これらの組成物の各々の発汗防止活性について
試験した。使用した一般法は1978年10月10日の
Federal Fegister43巻No.196に記載のとおり行な
つた。これは腋窩発汗防止剤重量試験といわれ
る。発汗防止乳濁液の発汗防止効果の比較試験
（２試料で別個処理したものの比較）である。試験法の詳細は下記のとおりである。試験法統計的手法によるランダム試験法を使用した。
例えば１試験物質を試験する場合、試験参加者の
半数の左腋窩に試験物質をつけまた残りの参加者
の右腋窩につける。反対側の腋窩は対照の役をす
る。２試験物質を評価するには半数の者の左腋窩
に製品Ａをつけ、右腋窩に製品Ｂをつけ、また残
り半数の者には製品と腋窩を逆にしてつける。試験は５日間（月曜から金曜迄）行なつた。環
境状態100〓±2゜および相対湿度40±２％におい
て発汗させた。第１日：対照測定後の製品施用試験参加者は室温（約65〜80〓）で１時間30分
待つた後試験室に入つた。彼等はその両腋窩にウ
エブリルパツド（Webril Pad）（4″×2″大に二つ
折にした）を入れた。試験室中に40分間予熱のた
め座らせた。この時間終了時点で予熱時間のパツ
ドをとり出し捨てた。試験参加者はマニラ袋から秤量し採集パツド入
りプラスチツク袋をとり出した。そして技術指導
にしたがつてパツドを腋窩に入れ20分間入れてお
いた。時間後参加者は指示によりパツドをとり出
し指示されたプラスチツク袋に入れマニラ袋に戻
した。参加者は試験室を出て袋を手渡した後各々カー
ゼを使つてその腋窩を微温湯で洗いタオルで乾か
した。約１〜３分後に試験物質をつけた後参加者
は解散した。プラスチツク袋をマニラ袋から出し
技術者により秤量された。試験参加者は試験参加
をつづけるに少なくも片腋窩当り200mgの発汗を
必要とする。第２日：製品施用のみ試験参加者は室温に30分待機の後、ガーゼを使
つて微温湯で腋窩を洗いタオルで乾かした。約１
〜３分後試験物質をつけて解散した。第３日：製品施用および採集試験参加者は室温に30分待機の後ガーゼを使つ
て微温湯で腋窩を洗つた。約１〜５分後試験物質
をつけた。参加者は室温で１時間待機後40分間予
熱のため試験室に入りその各腋窩に秤量しないパ
ツドを入れた、40分後に予熱した間のパツドは捨
てた。参加者はマニラ袋から秤量した採集パツド入り
プラスチツク袋をとり出した。このパツドを指示
どおり腋窩に入れ20分間おいた。技術者の指示に
より参加者はパツドをとり出し指示されたプラス
チツク袋に入れた後マニラ袋に戻した。参加者は
試験室を出てその袋を渡し解散した。技術者はマ
ニラ袋からプラスチツク袋をとり出し秤量した。第４日：製品施用のみ第２日と同じ。第５日：製品施用および採集第３日と同じ。試験結果を次のとおりまとめた。調合物＃1908対調合物＃1052の結果女性47人を使つて行なつたこの試験結果を統計
学的試験サービス機関に任せた。簡単にいつて分析は発汗防止剤ロール―オン調
合物＃1908が001水準において調合物＃1052より
も目立つて効果あることを示した。この決論は最終処理−採集日のＡ／Ｂ比率（対
照により補正した。Ａで処理した腋窩から集めた
汗量のＢで処理した腋窩から集めた汗量に対する
比）が同等の場合の1.0からかなりちがつた平均
0.819であることによる。上記結果は調合物＃1908が調合物＃1052よりも
18％有効であることを示している。調合物＃1908対調合物＃1676の結果女性46人による試験結果を統計学的試験サービ
ス機関に任せた。簡単にいつて分析は調合物＃1908が調合物＃1676
よりも0.01水準において目立つて効果あることを
示した。この結論は最終処理―採集日のＡ／Ｂ比率（対
照により補正した）が同等の場合の1.0からかな
りちがつて平均0.883であることによる。上記結果は調合物＃1908が調合物＃1676よりも
12％有効であることを示している。調合物＃1908対市販乳濁液ロール―オン調合
物＃BR4504の結果女性46人によるこの試験結果を統計学的試験サ
ービス機関に任せた。簡単にいつて、分析は調合物＃1908が0.01水準
において市販乳濁液ロール―オンよりも目立つて
効果あることを示している。この結果は最終処理―採集日のＡ／Ｂ比（対照
により補正した）が同等の場合の1.0からかなり
ちがつて平均0.881であることによる。上記結果は調合物＃1908が調合物＃BR4504よ
りも約12％有効であることを示した。活性発汗防止剤としてACHとAlCl₃・6H₂O
の混合物を（約182の水準において）含む調合
物＃1341（表参照）が同じ方法において活性
発汗防止剤として197％Al／Zrトリクロロ水化
物を含む市販乳濁液ロール―オン（BR4504）
（表参照）よりも平均9.6％効果が少ないと示
された。しかし後者はまた本発明の実施態様で
ある調合物＃1908よりも効果が少ないと示され
ている。即ち調合物＃1908は調合物＃BR4504
よりも約12％有効であつた。（項参照）同じ方法において調合物＃1991（実施例９参
照）は調合物＃BR4751といわれる市販懸濁液
ロール―オン製品よりも15％有効と示された。
後者は次の組成をもつ。調合物＃BR4751 成分重量％アルミニウムジルコニウムクロロ水化物（無水基準） 13.8 グリシン 2.0 ベントン38 3.25 シクロメチコンおよび香料を加えて全量100.00 本発明の特定形態について記述したが、本発明
の真意から逸脱しない限り多くの変更および修正
法も可能なのである。

Claims

【特許請求の範囲】１組成物全重量を基準として活性成分として乾
燥基準で (1) アルミニウム塩化物約0.5乃至約６重量％、 (2) アルミニウムクロロ水化物約１乃至約15重量
％および (3) 式：（式中(a)ｘは２乃至10の数とし、 (b) ｚは３乃至８の数とし、 (c) ｙは（3x＋４）−ｚと等しい数とし、 (d) ｙとｚの和は10乃至34の数とし、 (e) ｍは０乃至12の数とし、 (f) ｎは０乃至３の数とする）で示されるアルミニウムジルコニウムポリクロロ
水化物錯化合物約５乃至約16重量％が上記組成物
中に混合されておりかつPH約2.5乃至約4.5の範囲
に緩衝されていることを特徴とする発汗防止剤組
成物。２更に緩衝剤が加えられている特許請求の範囲
第１項に記載の組成物。３更に加えられている緩衝剤がグリシンである
特許請求の範囲第２項に記載の組成物。４組成物中に結合型および（又は）非結合型で
あるグリシン合計量が組成物全重量の約0.5乃至
約５重量％の範囲で存在する特許請求の範囲第３
項に記載の組成物。５アルミニウム塩化物が塩化アルミニウム６水
化物として混合される特許請求の範囲第１項に記
載の組成物。６アルミニウムジルコニウムポリクロロ水化物
錯化合物がアルミニウムジルコニウムテトラクロ
ロ水化物グリシンである特許請求の範囲第１項に
記載の組成物。７アルミニウムジルコニウムポリクロロ水化物
錯化合物がアルミニウムジルコニウムテトラクロ
ロ水化物、アルミニウムジルコニウムテトラクロ
ロ水化物グリシン、アルミニウムジルコニウムト
リクロロ水化物、アルミニウムジルコニウムトリ
クロロ水化物グリシン、アルミニウムジルコニウ
ムペンタクロロ水化物、アルミニウムジルコニウ
ムペンタクロロ水化物グリシン、アルミニウムジ
ルコニウムオクタクロロ水化物、アルミニウムジ
ルコニウムオクタクロロ水化物グリシンおよびそ
れらの混合物より成る群から選ばれたものである
特許請求の範囲第１項に記載の組成物。８アルミニウム塩化物が６水化物として混合さ
れている特許請求の範囲第７項に記載の組成物。９組成物全重量を基準として活性成分として乾
燥基準で (1) アルミニウム塩化物約1.5乃至約3.3重量％ (2) アルミニウムクロロ水化物約２乃至約10重量
％、 (3) 式で示されるアルミニウムジルコニウムポ
リクロロ水化物約８乃至約14重量％が上記組成
物中に混合されておりまた結合型および（又
は）非結合型におけるグリシンが組成物全重量
を基準として合計約1.5乃至約３重量％含まれ
ておりかつPH約2.8乃至3.8の範囲に緩衝されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載の発汗防止剤組成物。１０アルミニウム塩化物が塩化アルミニウム６
水化物として混合される特許請求の範囲第９項に
記載の組成物。１１アルミニウムジルコニウムポリクロロ水化
物錯化合物がアルミニウムジルコニウムテトラク
ロロ水化物グリシンである特許請求の範囲第１０
項に記載の組成物。１２アルミニウムジルコニウムポリクロロ水化
物錯化合物がアルミニウムジルコニウムテトラク
ロロ水化物、アルミニウムジルコニウムテトラク
ロロ水化物グリシン、アルミニウムジルコニウム
トリクロロ水化物、アルミニウムジルコニウムト
リクロロ水化物グリシン、アルミニウムジルコニ
ウムペンタクロロ水化物、アルミニウムジルコニ
ウムペンタクロロ水化物グリシン、アルミニウム
ジルコニウムオクタクロロ水化物、アルミニウム
ジルコニウムオクタクロロ水化物グリシンおよび
それらの混合物より成る群から選ばれたものであ
る特許請求の範囲第１０項に記載の組成物。１３アルミニウム塩化物が６水化物として混合
されている特許請求の範囲第１２項に記載の組成
物。１４少なくも大部分をなす活性成分およびグリ
シンが水相中に含まれている特許請求の範囲第
１，２，３，４，５，６，７，８，９，１０，１
１，１２又は１３項に記載の組成物。