JPH0238692A - トルクバランス型メカニカルシールド - Google Patents
トルクバランス型メカニカルシールドInfo
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- JPH0238692A JPH0238692A JP18833988A JP18833988A JPH0238692A JP H0238692 A JPH0238692 A JP H0238692A JP 18833988 A JP18833988 A JP 18833988A JP 18833988 A JP18833988 A JP 18833988A JP H0238692 A JPH0238692 A JP H0238692A
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- 239000004576 sand Substances 0.000 abstract description 10
- 239000002689 soil Substances 0.000 abstract description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は掘削作業におけるシールド本体のローティジョ
ンを防止して横穴と縦穴の掘削を可能としたメカニカル
シールドに関するものである。
ンを防止して横穴と縦穴の掘削を可能としたメカニカル
シールドに関するものである。
トンネルや上下水道或いは電纜用洞道等を掘削する手段
として、近年、メカニカルシールド工法が盛んに用いら
れている。
として、近年、メカニカルシールド工法が盛んに用いら
れている。
このシールド工法は、シールド本体(鋼殻)内に設けた
カッタ駆動用モータが直接或いは減速機構を介してカッ
タを回転させて土砂(土石)を掘削するものである。
カッタ駆動用モータが直接或いは減速機構を介してカッ
タを回転させて土砂(土石)を掘削するものである。
そして、掘削に際して、該カッタ駆動用モータの回転と
反対方向に作用する反力によってシールド本体が回動(
ローティジョン)するのを防ぐために、シールド本体の
外周に複数の抵抗板を長手方向に設けである。
反対方向に作用する反力によってシールド本体が回動(
ローティジョン)するのを防ぐために、シールド本体の
外周に複数の抵抗板を長手方向に設けである。
この抵抗板は、横穴掘削において、シールドの自重によ
ってシールド本体と土砂との周面摩擦抵抗が大きいが故
に効果を奏するものであって、縦穴掘削用としては適用
が難しい。
ってシールド本体と土砂との周面摩擦抵抗が大きいが故
に効果を奏するものであって、縦穴掘削用としては適用
が難しい。
即ち、橋桁用の縦穴掘削や海底資源等の発掘ポーリング
作業等においては、掘削用ドリルの回転反力に対してド
リル駆動用モータが反転しない様に、該駆動用モータを
しっかりと固定する強固な建造物が必要である。
作業等においては、掘削用ドリルの回転反力に対してド
リル駆動用モータが反転しない様に、該駆動用モータを
しっかりと固定する強固な建造物が必要である。
また、縦穴掘削用のドリルには、横穴掘削用のシールド
に匹敵する様な大径のものがなく、横穴並の穴は掘削出
来ないのが実状である。
に匹敵する様な大径のものがなく、横穴並の穴は掘削出
来ないのが実状である。
本発明は、上記した点に鑑みて、強固な建造物による支
えを必要とすることな(、海底等に大径の縦穴を効率良
く掘削出来る手段を提供することを目的とする。
えを必要とすることな(、海底等に大径の縦穴を効率良
く掘削出来る手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために、シールド本体
内部に、カッタ駆動用モータの出力軸によって駆動され
る第一のカッタドラムを設けると共に、該カッタ駆動用
モータのハウジングによって駆動される第二のカッタド
ラムを設けて成ることを特徴とするトルクバランス型メ
カニカルシールド、或いは、シールド本体内部に、カッ
タ駆動用正転モータと、該カッタ駆動用正転モータと同
出力のカッタ駆動用逆転モータを同数設け、該正転モー
タと該逆転モータが夫々、同心円上に配設された別々の
カッタドラムを駆動して成ることを特徴とするトルクバ
ランス型メカニカルシールドを基本の手段とする。
内部に、カッタ駆動用モータの出力軸によって駆動され
る第一のカッタドラムを設けると共に、該カッタ駆動用
モータのハウジングによって駆動される第二のカッタド
ラムを設けて成ることを特徴とするトルクバランス型メ
カニカルシールド、或いは、シールド本体内部に、カッ
タ駆動用正転モータと、該カッタ駆動用正転モータと同
出力のカッタ駆動用逆転モータを同数設け、該正転モー
タと該逆転モータが夫々、同心円上に配設された別々の
カッタドラムを駆動して成ることを特徴とするトルクバ
ランス型メカニカルシールドを基本の手段とする。
掘削に際して、上記した前者の手段によって、カッタ駆
動用モータの出力軸とハウジング本体は夫々反対方向に
回転して夫々のカッタドラムを駆動するから、掘削によ
って生じる反力を互いに相殺して、シールドのローティ
ジョンを防止することが出来る。
動用モータの出力軸とハウジング本体は夫々反対方向に
回転して夫々のカッタドラムを駆動するから、掘削によ
って生じる反力を互いに相殺して、シールドのローティ
ジョンを防止することが出来る。
また、後者の手段によって、同−出力且つ同数のカッタ
駆動用正転モータとカッタ駆動用逆転モータは同時に夫
々側々のカッタドラムを駆動するから、シール、ド本体
に作用する反力は大きさが等しく且つ方向が反対となっ
て、シールドのローティジョンを防止することが出来る
。
駆動用正転モータとカッタ駆動用逆転モータは同時に夫
々側々のカッタドラムを駆動するから、シール、ド本体
に作用する反力は大きさが等しく且つ方向が反対となっ
て、シールドのローティジョンを防止することが出来る
。
尚、前者の手段に対し、駆動用モータとカッタドラムの
間にプラネタリギヤを介在させると共に出力軸とハウジ
ング本体の何れか一方を停止させるブレーキ機構を設け
れば、カッタが岩盤に突き当たった場合でも、ブレーキ
作用により他方の回転数を倍加させることが出来るから
、効率的な掘削が可能となる。
間にプラネタリギヤを介在させると共に出力軸とハウジ
ング本体の何れか一方を停止させるブレーキ機構を設け
れば、カッタが岩盤に突き当たった場合でも、ブレーキ
作用により他方の回転数を倍加させることが出来るから
、効率的な掘削が可能となる。
第1図は、本発明のトルクバランス型メカニカルシール
ドの一実施例を示す縦断面図であり、シールド本体1の
内部にカッタ駆動用モータ4を一台設けると共に、該モ
ータ4の出力軸5によって駆動される内側カッタドラム
23と、シールド本体1に回動自在に支持された該モー
タ4のハウジング6によって駆動される外側カッタドラ
ム24を夫々同心円上に設けである。
ドの一実施例を示す縦断面図であり、シールド本体1の
内部にカッタ駆動用モータ4を一台設けると共に、該モ
ータ4の出力軸5によって駆動される内側カッタドラム
23と、シールド本体1に回動自在に支持された該モー
タ4のハウジング6によって駆動される外側カッタドラ
ム24を夫々同心円上に設けである。
該モータ4の出力軸5と内側カッタドラム23の間には
プラネタリギヤを用いた減速機構7を介在させてあり、
即ち、出力軸5に対し、太陽歯車(外歯歯車)8を設け
、該太陽歯車8の外周に複数の遊星歯車9を介してリン
グ状の内歯歯車10を設けである。
プラネタリギヤを用いた減速機構7を介在させてあり、
即ち、出力軸5に対し、太陽歯車(外歯歯車)8を設け
、該太陽歯車8の外周に複数の遊星歯車9を介してリン
グ状の内歯歯車10を設けである。
該遊星歯車9は、シールド本体1の内側に張り出して設
けた歯車支持壁20,20’にヘアリング19aを介し
て軸支しである。
けた歯車支持壁20,20’にヘアリング19aを介し
て軸支しである。
そして、該内歯歯車10に内側カッタドラム23を接合
して設けである。
して設けである。
該内側カッタドラム23の先端には内側カッタホイール
25を設け、該カッタホイール25には掘削用のカッタ
27を放射状に且つ一列毎に千鳥状に配設してあり、該
カッタ27はボルト止め等により固定されて交換可能に
なっている。
25を設け、該カッタホイール25には掘削用のカッタ
27を放射状に且つ一列毎に千鳥状に配設してあり、該
カッタ27はボルト止め等により固定されて交換可能に
なっている。
一方、該モータ4のハウジング6と外側カッタドラ仏2
4の間にもプラネタリギヤを用いた減速機構13を介在
させてあり、即ち、スリップリング12を設けて回動可
能なハウジング6に対し、回転体11を固定して設ける
と共に、該回転体11の外周にリング状の太陽歯車(外
歯歯車)14を設け、さらに該太陽歯車14の外周に複
数の遊星歯車15を介在させてリング状の内歯歯車16
を設けである。
4の間にもプラネタリギヤを用いた減速機構13を介在
させてあり、即ち、スリップリング12を設けて回動可
能なハウジング6に対し、回転体11を固定して設ける
と共に、該回転体11の外周にリング状の太陽歯車(外
歯歯車)14を設け、さらに該太陽歯車14の外周に複
数の遊星歯車15を介在させてリング状の内歯歯車16
を設けである。
該遊星歯車15は、シールド本体1の歯車支持壁2,2
0にベアリング19eを介して軸支しである。
0にベアリング19eを介して軸支しである。
そして、該内歯歯車16には外側カッタドラム24を一
体に或いは接合して設け、該外側カッタドラム24の先
端に環状の外側カッタホイール26を設けである。
体に或いは接合して設け、該外側カッタドラム24の先
端に環状の外側カッタホイール26を設けである。
該外側カッタホイール26にも前述と同様なカッタ28
が設けてあり、これらのカッタホイール25.26には
、細長形状の土砂採入れ口29を放射状に設けである。
が設けてあり、これらのカッタホイール25.26には
、細長形状の土砂採入れ口29を放射状に設けである。
尚、前記内歯歯車lOは、歯車支持壁20にベアリング
19b、cを介して支持されると共に、前記回転体11
は歯車支持壁2にベアリング19dを介し、また、内歯
歯車16と歯車支持壁2゜3の間、並びに前記内側カッ
タホイール25と外側カッタドラム24の間等には夫々
ベアリング19f、g、h・・・を介在させである。
19b、cを介して支持されると共に、前記回転体11
は歯車支持壁2にベアリング19dを介し、また、内歯
歯車16と歯車支持壁2゜3の間、並びに前記内側カッ
タホイール25と外側カッタドラム24の間等には夫々
ベアリング19f、g、h・・・を介在させである。
これらのベアリング19b−d、f−hは高荷重に耐え
る様にテーパベアリング或いはコロベアリングが使用さ
れる。
る様にテーパベアリング或いはコロベアリングが使用さ
れる。
また、内側カッタドラム23並びに外側カッタドラム2
4の外周に土砂搬送用のスクリューコンベヤ21.22
を夫々接合して設けてあり、カッタ駆動用モータ4が該
スクリューコンベヤ21゜22の動力源を兼ねている。
4の外周に土砂搬送用のスクリューコンベヤ21.22
を夫々接合して設けてあり、カッタ駆動用モータ4が該
スクリューコンベヤ21゜22の動力源を兼ねている。
図中30は土砂搬送孔であり、図示しないベルトコンベ
ヤ等によって土砂の排出がなされる。
ヤ等によって土砂の排出がなされる。
さらに、回転体11に対し、ブレーキ板17を接合して
設けると共に、シールド本体1の歯車支持壁2に対して
ブレーキライニング18を設けである。
設けると共に、シールド本体1の歯車支持壁2に対して
ブレーキライニング18を設けである。
このブレーキ機構は出力軸5の駆動トルクセンサー(図
示せず)の信号により制御されており、即ち、内側力フ
タホイール25が岩盤に突き当って該ホイール25の回
転が停止したり遅くなった場合に、出力軸5は内歯歯車
10の周上で遊星歯車9を空転させて駆動トルクの伝達
を弱めるので、その情報信号によりブレーキをオンにし
て回転体11即ち外側カッタホイール26を停止させ、
そのトルクを出力軸5の駆動に使用させることにより、
出力軸5のトルクを倍加させて岩盤を掘削することが出
来るのである。
示せず)の信号により制御されており、即ち、内側力フ
タホイール25が岩盤に突き当って該ホイール25の回
転が停止したり遅くなった場合に、出力軸5は内歯歯車
10の周上で遊星歯車9を空転させて駆動トルクの伝達
を弱めるので、その情報信号によりブレーキをオンにし
て回転体11即ち外側カッタホイール26を停止させ、
そのトルクを出力軸5の駆動に使用させることにより、
出力軸5のトルクを倍加させて岩盤を掘削することが出
来るのである。
尚、ブレーキ機構をハウジング側と出力軸側の両方に設
ければ、外側カッタホイール26と内側カッタホイール
25のどちらに対しても駆動トルクを配分することが可
能となる。
ければ、外側カッタホイール26と内側カッタホイール
25のどちらに対しても駆動トルクを配分することが可
能となる。
さらに、これらの場合、シールド本体1の外周に抵抗板
31を設けておけばローティジョンを防ぐことが出来る
。
31を設けておけばローティジョンを防ぐことが出来る
。
図中32は土中進入時の抵抗を減少させるために回転自
在に軸支した抵抗板である。
在に軸支した抵抗板である。
また、シールド本体lの歯車支持壁2並びに外側カッタ
ホイール26は、図中34.33で示す継ぎ口部により
切り離しが可能であり、掘削完了後にシールドの内部構
造物を全て回収することが出来る。
ホイール26は、図中34.33で示す継ぎ口部により
切り離しが可能であり、掘削完了後にシールドの内部構
造物を全て回収することが出来る。
図中35は図示しないセグメントを覆工すると共にシー
ルド自体を推進させるための油圧ジヤツキである。
ルド自体を推進させるための油圧ジヤツキである。
ここで、本実施例の作用を説明すると、カッタ駆動用モ
ータ4を始動すると、出力軸5が回転すると共にハウジ
ング6が反対方向に回転し、それらの回転力は夫々の減
速機構7,13によって増加されて、夫々のカッタドラ
ム23,24を対向方向に回転させる。
ータ4を始動すると、出力軸5が回転すると共にハウジ
ング6が反対方向に回転し、それらの回転力は夫々の減
速機構7,13によって増加されて、夫々のカッタドラ
ム23,24を対向方向に回転させる。
即ち、該出力軸5に設けた太陽歯車8が図示イ方向に回
転すると、遊星歯車9は口方向に回転し、内歯歯車lO
を凸方向に回転させる。
転すると、遊星歯車9は口方向に回転し、内歯歯車lO
を凸方向に回転させる。
従って、内側カッタドラム23は二方向に回転して、該
ドラム23に設けたカッタ27により土砂を掘削すると
共に、内側スクリューコンベヤ21によりズリ(土砂)
を搬送する。
ドラム23に設けたカッタ27により土砂を掘削すると
共に、内側スクリューコンベヤ21によりズリ(土砂)
を搬送する。
一方、ハウジング6の回転体11に設けた外歯歯車14
はホ方向に回転して、遊星歯車15をへ方向に回転させ
るから、内歯歯車16即ち外側カッタドラム24をト方
向に回転させて、該ドラム24に設けたカッタ28並び
に外側スクリューコンベヤ22により、前記内側カッタ
ドラム23と逆向きに掘削及び搬送を行う。
はホ方向に回転して、遊星歯車15をへ方向に回転させ
るから、内歯歯車16即ち外側カッタドラム24をト方
向に回転させて、該ドラム24に設けたカッタ28並び
に外側スクリューコンベヤ22により、前記内側カッタ
ドラム23と逆向きに掘削及び搬送を行う。
第2図は、本発明のトルクバランス型メカニカルシール
ドの他の実施例を示すものであり、シールド本体36の
内部にモータ固定壁37を張り出して設け、該固定壁3
7に対し、シールド軸中心mから放射状に、内側にカッ
タ駆動用正転モータ38a 、bを、そして外側に該正
転モータ38a、bと同出力のカッタ駆動用逆転モータ
39a。
ドの他の実施例を示すものであり、シールド本体36の
内部にモータ固定壁37を張り出して設け、該固定壁3
7に対し、シールド軸中心mから放射状に、内側にカッ
タ駆動用正転モータ38a 、bを、そして外側に該正
転モータ38a、bと同出力のカッタ駆動用逆転モータ
39a。
bを夫々対称位置に同数(図中各二個)配設しである。
そして、これらのモータ38a−b、39a〜bの出力
軸a9bta’9b′に夫々小歯車40a、40b、4
0c、40dを設けると共に、該小歯車40a−dに噛
み合うリング状の内歯歯車42.44と外歯歯車41,
43をシールド軸中心mに対して同心円上に設けである
。
軸a9bta’9b′に夫々小歯車40a、40b、4
0c、40dを設けると共に、該小歯車40a−dに噛
み合うリング状の内歯歯車42.44と外歯歯車41,
43をシールド軸中心mに対して同心円上に設けである
。
尚、カッタ駆動モータの数は多い程、掘削力を増強させ
ることが出来るが、その場合でも正転、逆転モータを同
数設けることが望ましい。
ることが出来るが、その場合でも正転、逆転モータを同
数設けることが望ましい。
さて、夫々の内歯歯車42,44と外歯歯車41.43
にはカッタドラム50,51,52,53を一体に或い
は接合して設けてあり、夫々のカッタドラム50〜53
にはカッタホイール54゜55.56,57を同心円上
に配設しである。
にはカッタドラム50,51,52,53を一体に或い
は接合して設けてあり、夫々のカッタドラム50〜53
にはカッタホイール54゜55.56,57を同心円上
に配設しである。
即ち、最内側のカッタドラム50には円板状のカッタホ
イール54を設け、以下軸心から内歯付カッタドラム5
1、外歯付カッタドラム52、最外側の内歯付カッタド
ラム53の順に夫々リング状のカッタホイール55〜5
7を設けである。
イール54を設け、以下軸心から内歯付カッタドラム5
1、外歯付カッタドラム52、最外側の内歯付カッタド
ラム53の順に夫々リング状のカッタホイール55〜5
7を設けである。
そして、夫々のカッタホイール54〜57にはカッタ5
B、59,60,61を交換可能に設けである。
B、59,60,61を交換可能に設けである。
さらに、夫々のカッタドラム50〜53の外周には土砂
搬送用スクリューコンベヤ46,47゜48.49を設
けである。
搬送用スクリューコンベヤ46,47゜48.49を設
けである。
ここで、本実施例の作用を説明すると、内側←設けた正
転モータ38a、38bがチ方向に回転すると、出力軸
a、bの小歯車40a、40bは外歯歯車41と内歯歯
車42を夫々対向り、ヌ方向に回転させて、カッタホイ
ール54.55を対向して駆動させる。
転モータ38a、38bがチ方向に回転すると、出力軸
a、bの小歯車40a、40bは外歯歯車41と内歯歯
車42を夫々対向り、ヌ方向に回転させて、カッタホイ
ール54.55を対向して駆動させる。
さらに、外側に設けた逆転モータ39a、39bが前記
正転モータ39axbの回転と逆向き(ル方向)に回転
して、出力軸a′ 、b′の小歯車40c、40dが外
歯歯車43と内歯歯車44を夫々前記外歯歯車41と内
歯歯車42に対して逆方向(ル、ヲ)に回転させるから
、カッタホイール56.57は前記カッタホイール54
.55に対して逆向きに駆動される。
正転モータ39axbの回転と逆向き(ル方向)に回転
して、出力軸a′ 、b′の小歯車40c、40dが外
歯歯車43と内歯歯車44を夫々前記外歯歯車41と内
歯歯車42に対して逆方向(ル、ヲ)に回転させるから
、カッタホイール56.57は前記カッタホイール54
.55に対して逆向きに駆動される。
つまり、カッタホイール54〜57は交互に対向して回
転する。
転する。
従って、掘削に際して、シールド本体1が受ける反力は
相殺されるから、ローティジョンを起こすことがなく、
故に縦穴を掘削する場合でもシールド本体1を強固に固
定する必要はない。
相殺されるから、ローティジョンを起こすことがなく、
故に縦穴を掘削する場合でもシールド本体1を強固に固
定する必要はない。
尚、夫々の歯車41〜44並びにカッタドラム50〜5
3は高荷重に耐えるコロ乃至はテーパベアリング45a
xdによって支持されており、また、シールド本体lの
モータ固定壁37並びに最外側のカッタホイール57は
、図中62.63で示す継ぎ口部により切り離しが可能
であり、掘削完了後にシールドの内部構造物を全て回収
することが出来るのは先の実施例と同様である。
3は高荷重に耐えるコロ乃至はテーパベアリング45a
xdによって支持されており、また、シールド本体lの
モータ固定壁37並びに最外側のカッタホイール57は
、図中62.63で示す継ぎ口部により切り離しが可能
であり、掘削完了後にシールドの内部構造物を全て回収
することが出来るのは先の実施例と同様である。
本実施例によれば、先の実施例よりもシールド径(カッ
タホイール径)を大きくすることが出来るものである。
タホイール径)を大きくすることが出来るものである。
本発明は、上記の如くに、カッタ駆動モータの駆動反力
を相殺して、シールド本体にローティジョンを起こさな
い構造としたから、−台で横穴と縦穴両方の掘削に使用
することが出来るものであり、掘削機作製に要するコス
トを大幅に低減させる効果を有すると共に、縦穴の掘削
に使用した場合には、従来にない大径の穴を掘削するこ
とが出来るから、掘削作業の効率を上げて海底資源等の
開発に威力を発揮するものである。
を相殺して、シールド本体にローティジョンを起こさな
い構造としたから、−台で横穴と縦穴両方の掘削に使用
することが出来るものであり、掘削機作製に要するコス
トを大幅に低減させる効果を有すると共に、縦穴の掘削
に使用した場合には、従来にない大径の穴を掘削するこ
とが出来るから、掘削作業の効率を上げて海底資源等の
開発に威力を発揮するものである。
第1図は本発明のトルクバランス型メカニカルシールド
の一実施例を示す縦断面図、 第2図は本発明の他の実施例を示す縦断面図である。 l、36・・・シールド本体、4・・・カッタ駆動用モ
ータ、5・・・出力軸、6・・・ハウジング、7,13
・・・減速機構、17・・・ブレーキ板、18・・・ブ
レーキライニング、19 a−h 、 45 aNd・
<アリング、23・・・内側カッタドラム、24・・・
外側カッタドラム、38a、38b・・・カッタ駆動用
正転モータ、39a、39b・・・カッタ駆動用逆転モ
ータ、50.51,52,53・・・カッタドラム。 特許出願人 日昭精工株式会社
の一実施例を示す縦断面図、 第2図は本発明の他の実施例を示す縦断面図である。 l、36・・・シールド本体、4・・・カッタ駆動用モ
ータ、5・・・出力軸、6・・・ハウジング、7,13
・・・減速機構、17・・・ブレーキ板、18・・・ブ
レーキライニング、19 a−h 、 45 aNd・
<アリング、23・・・内側カッタドラム、24・・・
外側カッタドラム、38a、38b・・・カッタ駆動用
正転モータ、39a、39b・・・カッタ駆動用逆転モ
ータ、50.51,52,53・・・カッタドラム。 特許出願人 日昭精工株式会社
Claims (3)
- (1)シールド本体内部に、カッタ駆動用モータの出力
軸によって駆動される第一のカッタドラムを設けると共
に、該カッタ駆動用モータのハウジングによって駆動さ
れる第二のカッタドラムを設けて成ることを特徴とする
トルクバランス型メカニカルシールド。 - (2)カッタ駆動用モータの出力軸と第一のカッタドラ
ムの間、並びに該カッタ駆動用モータのハウジングと第
二のカッタドラムの間にプラネタリギヤを用いた減速機
構を介在させると共に、該出力軸と該ハウジングの何れ
か一方の回転を停止させるブレーキ機構を設けて成る請
求項(1)記載のトルクバランス型メカニカルシールド
。 - (3)シールド本体内部に、カッタ駆動用正転モータと
、該カッタ駆動用正転モータと同出力のカッタ駆動用逆
転モータを同数設け、該正転モータと該逆転モータが夫
々、同心円上に配設された別々のカッタドラムを駆動し
て成ることを特徴とするトルクバランス型メカニカルシ
ールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18833988A JPH0238692A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | トルクバランス型メカニカルシールド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18833988A JPH0238692A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | トルクバランス型メカニカルシールド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0238692A true JPH0238692A (ja) | 1990-02-08 |
JPH0448920B2 JPH0448920B2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=16221886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18833988A Granted JPH0238692A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | トルクバランス型メカニカルシールド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0238692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011111711A (ja) * | 2009-11-23 | 2011-06-09 | Kazuhiro Ikeda | シールドトンネル掘進機 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP18833988A patent/JPH0238692A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011111711A (ja) * | 2009-11-23 | 2011-06-09 | Kazuhiro Ikeda | シールドトンネル掘進機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0448920B2 (ja) | 1992-08-10 |
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