JPH0238561Y2 - - Google Patents

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JPH0238561Y2
JPH0238561Y2 JP11475183U JP11475183U JPH0238561Y2 JP H0238561 Y2 JPH0238561 Y2 JP H0238561Y2 JP 11475183 U JP11475183 U JP 11475183U JP 11475183 U JP11475183 U JP 11475183U JP H0238561 Y2 JPH0238561 Y2 JP H0238561Y2
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JP
Japan
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working
vertical axis
ground
posture
machine
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JP11475183U
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JPS6022101U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は対地作業機の改良に関する。
走行機体の後方位置に、地中に入る作業姿勢と
地面より上方の非作業姿勢との間で姿勢変更自在
な縦軸作業部を備えた対地作業機として、耕耘作
業機や溝掘機等、種々のものがある。そして、従
来第4図に示される如く、耕耘作業機1において
は、路上走行時には縦軸作業部2を非作業姿勢に
保持して走行するため、この姿勢の縦軸作業部2
を保護して安全性を確保すべく、ガードフレーム
3が必要とされていた。また後方に大きく突出す
るため、走行時に障害となるおそれも大であつ
た。さらに、耕耘作業機1前方に畦4等がある場
合、耕耘作業機1の下側が全く耕耘できない欠点
があつた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、安全ガー
ドが不要な構成として作業機のコンパクト化を図
ると共に、対地作業範囲の向上を図つたものであ
り、その特徴とするところは、左右に無端走行装
置を備えた走行機体に、縦軸回りに回転駆動され
る縦軸作業部が備えられ、該縦軸作業部の横軸回
りの回動により地中に入る作業姿勢と地面より上
方の非作業姿勢との間で姿勢変更自在とされた対
地作業機において、前記非作業姿勢が左右の無端
走行装置間に位置するよう、縦軸作業部の一端基
部が、左右の無端走行装置間で、かつ走行機体の
前部もしくは後部のいずれかの下側に装着された
点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第3図において、10は長芋等
の長尺作物の植付地を膨軟化する対地作業機とし
ての耕耘作業機を示しており、11は走行機体
で、左右一対の無端走行装置12を有する。走行
機体11上には、各種レバー13類を有するコン
トロールボツクス14、運転用座席15、燃料タ
ンク16等が設けられると共に、エンジン17等
を内蔵する側部ボンネツト18、或いはその他の
伝動機構等を内蔵する後部ボンネツト19が夫々
設けられている。20は縦軸作業部で、左右の無
端走行装置12間に位置されると共に、縦軸作業
部20の一端基部21が走行機体11の後端部下
側に装着されている。この縦軸作業部20は耕耘
軸22(縦軸)の外周に多数の膨軟化用の耕耘爪
23を設けてなり、その耕耘軸22の上端基部2
1は伝動ケース24の出力軸25にフランジ26
及びボルトを介して着脱自在に連結されている。
伝動ケース24は左右に突出する支軸27を有
し、その支軸27を介して走行機体11の後端部
下面に設けられた取付ブラケツト28に回動自在
に支持されている。なお、支軸27は取付ブラケ
ツト28の切欠部に上方から係脱自在に係合せし
められている。伝動ケース24の内部には出力軸
25を回転させるようにベベルギヤー機構が内蔵
され、かつ左右一対の伝動ケース24内のベベル
ギヤー機構は駆動軸29で連動連結されている。
そして駆動軸29はチエーン伝動機構30、図外
の減速装置等を介してエンジン17に連動連結さ
れている。なお駆動軸29は支軸27と同軸状で
ある。31は縦軸作業部20を横軸回り、即ち支
軸27回りに強制回動させるための油圧シリンダ
で、走行機体11上のブラケツト32と伝動ケー
ス24上のブラケツト33との間に介装されてい
る。そして油圧シリンダ31の伸縮作動により、
縦軸作業部20は地中に垂直に垂下した作業姿勢
Aと、第1図及び第2図仮想線で示される如く、
支軸27回りの前方回動により、地面から上方に
上昇して、走行機体11下方の両無端走行装置1
2間に収容された非作業姿勢Bとに姿勢変更自在
とされている。
上記構成の耕耘作業機10により圃場の膨軟化
作業を行なう際には、エンジン17からの動力に
より縦軸作業部20の耕耘軸20を回転駆動し、
走行機体11を前進走行させて行けば良く、これ
によつて圃場を耕耘し膨軟化でき、長芋等の植付
けに適した状態にできる。
そして、第1図仮想線で示される如く、畦34
の際から耕耘を開始する場合には、耕耘作業機1
0の後端部を畦34の際まで寄せた後、回転状態
にある縦軸作業部20を非作業姿勢Bより支軸2
7回りに回動させて順次降しながら作業姿勢Aと
した後、前進走行させればよい。また前進走行に
よつて耕耘作業機10が反対側の畦35際まで到
達した場合には、回転状態にある縦軸作業部20
を支軸27回りに前方へと回動さも、作業姿勢A
から非作業姿勢Bへと強制移動させた後、耕耘作
業機10を旋回すればよい。そしてこの作業姿勢
Aから非作業姿勢Bへの縦軸作業部20の上昇時
においても、走行機体11の下側の全長の略半分
が耕耘でき、従つて、一方の畦34際から他方の
畦35際まで略全長に亘つて耕耘でき、従来の構
成のものと比較して、耕耘作業の範囲が拡大でき
る。また縦軸作業部20の非作業姿勢Bが走行機
体11下方の無端走行装置12間に収容される構
成であるため、従来の如く、後方に大きく突出す
る場合と比較して、コンパクト化が図れ、路上走
行時等において何等障害とならない。
さらに、縦軸作業部20が走行機体11及び左
右の無端走行装置12によつてガードされた構成
であるため、縦軸作業部20に対する接触等によ
る人身事故、或いは縦軸作業部20自体の損傷が
防止でき、何等安全ガードが必要とされない。
尚、上記実施例において、縦軸作業部20が一
対備えられたものを示しているが、単一の構成で
あつてもよく、実施例のものに限定されない。ま
た縦軸作業部20が走行機体11の後端部下側に
装着されたものを示しているが、前端部下側に装
着する構成であつてもよく、実施例のものに限定
されない。また縦軸作業部20としてオーガ等を
用いたものであつてもよく、実施例のものに限定
されない。
本考案によれば、縦軸作業部の作業姿勢と非作
業姿勢との姿勢変更が横軸回りの回動により行な
われ、かつ非作業姿勢が左右の無端走行装置間
で、かつ走行機体の下方に収容される構成である
ため、対地作業範囲が拡大できると共に、対地作
業機のコンパクト化が図れ、また安全ガードが不
要となるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は同
平面図、第3図は同要部背面図、第4図は従来例
の側面図である。 10……耕耘作業機、11……走行機体、12
……無端走行装置、20……縦軸作業部、22…
…耕耘軸、27……支軸、31……油圧シリン
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に無端走行装置を備えた走行機体に、縦軸
    回りに回転駆動される縦軸作業部が備えられ、該
    縦軸作業部の横軸回りの回動により地中に入る作
    業姿勢と地面より上方の非作業姿勢との間で姿勢
    変更自在とされた対地作業機において、前記非作
    業姿勢が左右の無端走行装置間に位置するよう、
    縦軸作業部の一端基部が、左右の無端走行装置間
    で、かつ走行機体の前部もしくは後部のいずれか
    の下側に装着されたことを特徴とする対地作業
    機。
JP11475183U 1983-07-22 1983-07-22 対地作業機 Granted JPS6022101U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475183U JPS6022101U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 対地作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475183U JPS6022101U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 対地作業機

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Publication Number Publication Date
JPS6022101U JPS6022101U (ja) 1985-02-15
JPH0238561Y2 true JPH0238561Y2 (ja) 1990-10-17

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ID=30265140

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JP11475183U Granted JPS6022101U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 対地作業機

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JP7150658B2 (ja) * 2019-04-05 2022-10-11 株式会社クボタ 深耕機

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JPS6022101U (ja) 1985-02-15

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