JP7150658B2 - 深耕機 - Google Patents
深耕機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7150658B2 JP7150658B2 JP2019072754A JP2019072754A JP7150658B2 JP 7150658 B2 JP7150658 B2 JP 7150658B2 JP 2019072754 A JP2019072754 A JP 2019072754A JP 2019072754 A JP2019072754 A JP 2019072754A JP 7150658 B2 JP7150658 B2 JP 7150658B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- power output
- deep
- gear transmission
- support frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
特許文献1の深耕機においては、鉛直方向に揺動自在なアームに、回転自在なドリルロータと、ドリルロータを回転させる回転駆動機構を取付け、ドリルロータを回転させながらアームを上方から下方に移動させることにより、畝底を形成している。
一方、特許文献2の植え付け溝形成機は、一対のブームのそれぞれに一対の上スプロケット、一対の下スプロケット及び掘削チェーンが設けられているため、一度に2つの畝底を形成することができるものの、上スプロケット及び一対の下スプロケットに掘削チェーンを巻く構成であったため、動力伝達のロス等が発生することがあり、畝底を形成、即ち、深耕作業が結果的に長時間かかることがあった。
深耕機は、動力が入力される動力入力装置を支持する第1支持フレームと、前記動力入力装置からの動力が伝達可能で且つ、深耕姿勢と前記深耕姿勢から退避させた退避姿勢とに姿勢変更可能に前記第1支持フレームに支持された第2支持フレームと、前記第2支持フレームに回転自在に支持され且つ、前記第2支持フレームに入力された動力を出力する複数の動力出力軸と、前記動力出力軸から出力された動力によって回転する回転軸と、前記回転軸に取付けられ且つ前記深耕姿勢であるときに対地に対して前記深耕を行う耕耘爪とを有する複数の耕耘装置と、前記第1支持フレームに連結され且つ、前記動力入力装置に入力された動力を前記複数の動力出力軸のそれぞれに伝達する複数のギヤ伝達装置と、
前記動力入力装置の上部に設けられたマストと、前記第2支持フレームを前記深耕姿勢と前記退避姿勢とに姿勢変更させる昇降装置と、を備え、前記第1支持フレームは、前記動力入力装置から機体幅方向の一方側に延設された第1アームと、前記動力入力装置から機体幅方向の他方側に延設された第2アームとを有し、前記複数のギヤ伝達装置は、前記第1アームの延設端側に機体幅方向に延伸する軸心回りに回動可能に連結された第1ギヤ伝達装置と、前記第2アームの延設端側に機体幅方向に延伸する軸心回りに回動可能に連結された第2ギヤ伝達装置とを含み、前記複数の動力出力軸は、前記第1ギヤ伝達装置の動力が伝達される第1動力出力軸と、前記第2ギヤ伝達装置の動力が伝達される第2動力出力軸とを含み、前記第2支持フレームは、前記第1ギヤ伝達装置に連結され前記第1動力出力軸を支持する第1サポート部材と、前記第2ギヤ伝達装置に連結され前記第2動力出力軸を支持する第2サポート部材と、前記第1サポート部材と前記第2サポート部材と連結する第3サポート部材とを含み、前記昇降装置は、一端側が前記マストに連結され他端側が前記第3サポート部材に連結されている。
前記回転軸は、前記動力出力軸に着脱自在に装着する第1軸部と、前記第1軸部に着脱自在に装着する第2軸部とを備えている。
少なくとも前記第1軸部及び前記第2軸部のいずれかを保管する保管部を有し、前記保管部は、前記第1支持フレーム及び前記第2支持フレームのいずれかに固定され且つ少なくとも前記第1軸部及び前記第2軸部のいずれかが差し込まれる差し込み棒を含んでいる。
前記第1サポート部材と前記第1ギヤ伝達装置とを連結する第1連結部材と、 前記第2サポート部材と前記第2ギヤ伝達装置とを連結する第2連結部材と、 を備え、前記第3サポート部材は、一方側が前記第1連結部材に連結され他方側が前記第2連結体に連結された第1揺動体と、一方側が前記第1サポート部材に連結され他方側が前記第2サポート部材に連結された第2揺動体とを含む。
前記第1連結部材は、前記第1ギヤ伝達装置に設けられたブラケットと、前記第1サポート部材に設けられたブラケットと、これらブラケット同士を連結する連結体とを含み、前記第2連結部材は、前記第2ギヤ伝達装置に設けられたブラケットと、前記第2サポート部材に設けられたブラケットと、これらブラケット同士を連結する連結体とを含み、前記第1揺動体は、前記連結体同士を連結している。
図1~図5は、深耕機1を示している。深耕機1は、例えば、トラクタ2等の牽引車両の後部に装着されて、圃場を移動しながら該圃場を耕耘する。
本発明の実施形態において、深耕機1から見てトラクタ2が位置する方向(図15の左側)を前方、トラクタ2から見て深耕機1が位置する方向(図15の右側)を後方、前方を向いて左側(図15の手前側)を左方、前方を向いて右側(図15の奥側)を右方として説明する。
動力入力装置11は、トラクタ2等から出力された動力が入力される装置であって、動力入力軸11aと、ギヤケース11bとを含んでいる。動力入力軸11aは、連結装置を介してトラクタ2のPTO軸と連結される。動力入力軸11aに入力された動力は、ギヤケース11bに伝達され、ギヤケース11bによって回転動力の伝達方向等が変えられる。
複数の動力出力軸50は、複数の耕耘装置80へ動力を伝達するもので、第1動力出力軸50Lと、第2動力出力軸50Rとを含んでいる。第1動力出力軸50Lには、第1ギヤ伝達装置40Lの動力が伝達され、第2動力出力軸50Rには、第2ギヤ伝達装置40Rの動力が伝達される。
図1、図3及び図5に示すように、第1支持フレーム10は、動力入力装置11から一方側(左側)に延設される第1アーム13Lと、動力入力装置11から他方側(右側)に延設される第2アーム13Rとを有している。第1アーム13L、第2アーム13Rは、筒体で形成されている。第1アーム13Lの内部には、ギヤケース11bから一方側(左側)に延設される前伝達軸14Lが設けられ、第2アーム13Rの内部には、ギヤケース11bから他方側(右側)に延設される前伝達軸14Rが設けられている。
図8は、第1ギヤ伝達装置40Lの内部を示している。第1ギヤ伝達装置40Lは、ハウジング60と、ハウジング60内に設けられたべベルギヤ61、62とを備えている。
べベルギヤ61は、前伝達軸14Lの端部(ハウジング60側の端部)に設けられて、当該前伝達軸14Lと一体回転するようになっており、回転支持体64の軸受部材63は、べベルギヤ61(前伝達軸14L)を回転自在に支持している。
第2支持フレーム43は、第1サポート部材44と、第2サポート部材45と、第3サポート部材46とを備えている。第1サポート部材44と第2サポート部材45とは機体幅方向に所定の間隔で離れて配置されている。第3サポート部材46は、第1サポート部材44と第2サポート部材45と連結している。
第3サポート部材46は、第1揺動体55と、第2揺動体56とを含んでいる。第1揺動体55は、機体幅方向に延びる筒状に形成されている。第1揺動体55は、第1連結部材51と第2連結部材52とに跨っていて、第1揺動体55の一方側は、連結体51Cに連結され、第1揺動体55の他方側は、連結体52Cに連結されている。第1揺動体55の幅方向中央部には、一対の側板57L、57Rで構成されたブラケット57が固定されている。
したがって、図7に示すように、昇降装置70を作動させることにより油圧シリンダを収縮した場合、第1揺動体55及び第2揺動体56は引き上げられ、第2支持フレーム43(第1サポート部材44、第2サポート部材45、第3サポート部材46、第1ギヤ伝達装置40L、第2ギヤ伝達装置40R)は、上方に向けて揺動する。即ち、第2支持フレーム43は、退避姿勢J2に姿勢を変更することができる。
図9、図10に示すように、第1耕耘装置80Aは、回転軸81と、複数の耕耘爪82とを有している。回転軸81は、第1動力出力軸50Lから出力された動力によって回転する。複数の耕耘爪82は、回転軸81に取付けられ且つ深耕姿勢J1であるときに対地に対して深耕などの耕耘を行う。深耕姿勢J1では、回転軸81の軸芯方向は垂直方向(鉛直方向)になり、退避姿勢J2では、回転軸81の軸芯方向は水平方向になる。
第1軸部81Aの基端側を第1動力出力軸50Lの先端側に差し込み、第1動力出力軸50Lの先端側に形成された挿通孔(図示省略)及び挿通孔84に連結ピン83を通すことによって、第1軸部81Aを第1動力出力軸50Lに装着することができる。挿通孔84に通した連結ピン83を引き抜くことにより、第1軸部81Aを第1動力出力軸50Lから取り外すことができる。なお、第1動力出力軸50Lの先端側は、第1軸部81Aの基端側と同じ多角形状である。したがって、第1軸部81Aを第1動力出力軸50Lに装着した場合は、当該第1軸部81Aは、第1動力出力軸50Lの同一軸芯上に配置され、第1動力出力軸50Lと一体回転させることができる。
以上によれば、第1軸部81A及び第2軸部81Bを一体化して第1動力出力軸50Lに装着した場合は、深耕の長さを深くすることができ、第1軸部81Aのみを第1動力出力軸50Lに装着した場合は、深耕の長さを浅くすることができる。即ち、深耕機1では、農作物に合わせて、深耕の長さを調整することができる。
図1、図2に示すように、深耕機1は、保管部93を備えている。保管部93は、動力出力軸50から取り外した回転軸81を保管する部分である。保管部93は、少なくとも第1軸部81A及び第2軸部81Bのいずれかを保管することが可能である。この実施形態では、保管部93は、第2支持フレーム43に設けられている。なお、保管部93は、第1支持フレーム10に設けられていてもよい。
取付バー93Bには、締結具が挿通する少なくとも2つの貫通孔96が形成されている。貫通孔96の長さL10と、貫通孔95a、95b、95cの長さL11とは同じに設定されている。例えば、深耕機1において、左側の固定板93Aに対しては、左側の固定板93Aの貫通孔95a、95bに取付バー93Bの貫通孔96を合わせて、取付バー93Bを左側の固定板93Aに取付ける一方で、右側の固定板93Aに対しては、右側の固定板93Aの貫通孔95b、95cに取付バー93Bの貫通孔96を合わせて、取付バー93Bを右側の固定板93Aに取付けることにより、固定板93Aに対する左側の取付バー93Bと右側の取付バー93Bとの位置を変更することができる。即ち、取付バー93Bを固定板93Aに対して異なる角度で取付けることによって、左側の差し込み棒93Cの位置と、右側の差し込み棒93Cの位置とを互いに異ならせることができる。
深耕機1は、動力が入力される動力入力装置11を支持する第1支持フレーム10と、動力入力装置11からの動力が伝達可能で且つ、深耕姿勢J1と深耕姿勢J1から退避させた退避姿勢J2とに姿勢変更可能に第1支持フレーム10に支持された第2支持フレーム43と、第2支持フレーム43に回転自在に支持され且つ、第2支持フレーム43に入力された動力を出力する複数の動力出力軸50と、動力出力軸50から出力された動力によって回転する回転軸81と、回転軸81に取付けられ且つ深耕姿勢J1であるときに対地に対して深耕を行う耕耘爪82と、を有する複数の耕耘装置80と、第1支持フレーム10に連結され且つ、動力入力装置11に入力された動力を複数の動力出力軸50のそれぞれに伝達する複数のギヤ伝達装置40と、を備えている。これによれば、第1支持フレーム10に対して第2支持フレーム43を回転(回動)させることにより、深耕姿勢J1と退避姿勢J2とに位置変更することができ、深耕姿勢J1である場合には、複数のギヤ伝達装置40及び複数の動力出力軸50によって、耕耘装置80にて深耕を簡単に行うことができる。特に、複数のギヤ伝達装置40のそれぞれが複数の動力出力軸50に動力を伝達する構成であるため、複数のギヤ伝達装置40のそれぞれによって複数の耕耘装置80を駆動させることができる。つまり、複数のギヤ伝達装置40によって深耕するための動力を安定して耕耘装置80に伝達することができる。
回転軸81は、動力出力軸50に着脱自在に装着する第1軸部81Aと、第1軸部81Aに着脱自在に装着する第2軸部81Bとを備えている。これによれば、第1軸部81Aに対して第2軸部81Bを着脱することにより、回転軸81の全体の長さを簡単に変更することができる。例えば、第1軸部81A及び第2軸部81Bを連結した場合には長芋用の深耕を行うことができ、第1軸部81Aから第2軸部81Bを取り外した状態では、長芋以外の作物に対応して比較的浅い深耕を行うことができる。
複数のギヤ伝達装置40は、第1支持フレーム10の一方側に設けられた第1ギヤ伝達装置40Lと、第1支持フレーム10の他方側に設けられた第2ギヤ伝達装置40Rと、を含み、第1支持フレーム10は、動力入力装置11から一方側に延設され且つ第1ギヤ伝達装置40Lに連結する第1アーム13Lと、動力入力装置11から他方側に延設され且つ第2ギヤ伝達装置40Rに連結する第2アーム13Rと、を備えている。これによれば、第1ギヤ伝達装置40L、第2ギヤ伝達装置40R、第1アーム13L、第2アーム13Rによって全体の剛性を向上させることができ、少なくとも第1ギヤ伝達装置40L及び第2ギヤ伝達装置40Rのいずれか耕耘装置80を駆動することができる。
図11A、図11Bに示すように、具体的には、複数のブラケット75は、回転軸81の第1軸部81Aに取付けられたブラケット75a~75lと、回転軸81の第2軸部81Bに取付けられたブラケット75m~75wとを含んでいる。ブラケット75a~75lは、第1軸部81Aに対して傾斜状に取付けられ、ブラケット75m~75wは、第2軸部81Bに対して傾斜状に取付けられている。図12に示すように、第1軸部81A及び第2軸部81Bのそれぞれは6角形に形成されていて、第1軸部81Aが有する外面76a~76fにブラケット75a~75lが取り付けられ、第2軸部81Bが有する外面76g~76lにブラケット75m~75wが取り付けられている。
ブラケット75a~75wのそれぞれは同一形状であり、断面視でU字形に形成されている。ブラケット75a~75wは、第1側壁(装着面)75Aと、第1側壁75Aから離間して設けられた第2側壁75Bと、第1側壁75Aと第2側壁75Bとを連結する第1連結壁75Cと、第1連結壁75Cの反対側に配置され且つ第1側壁75Aと第2側壁75Bとを連結する第2連結壁75Dとを有している。第1側壁75A、第2側壁75B、第1連結壁75C及び第2連結壁75Dにより、耕耘爪82を差し込む差し込み部76が形成されている。差し込み部76の形状は、この実施形態に限定されない。
具体的には、ブラケット75a~75lのそれぞれは、第1軸部81Aの外面(取付部)76a~76fから外方に行くにしたがって徐々に第1軸部81Aの基端側に移行する傾斜状になっている。ブラケット75a、75hの第1側壁75Aは、第1軸部81Aの外面76aに取付けられている。ブラケット75b、75gの第1側壁75Aは、第1軸部81Aの外面76dに取付けられている。ブラケット75c、75jの第1側壁75Aは、第1軸部81Aの外面76bに取付けられている。ブラケット75d、75iの第1側壁75Aは、第1軸部81Aの外面76eに取付けられている。ブラケット75e、75lの第1側壁75Aは、第1軸部81Aの外面76cに取付けられている。ブラケット75f、75kの第1側壁75Aは、第1軸部81Aの外面76fに取付けられている。
なお、図9及び図10に示すように、複数の耕耘爪82の取付部77を差し込み部76に差し込まれた状態では、取付部77と差し込み部76とは回転軸82の軸芯方向に同じ位置になる。即ち、差し込み部76と耕耘爪82の端部79が重複する部分は、取付部77と端部79とが重複している部分と同じであるため、取付部77を用いて端部79との重なりを説明する。
耕耘装置80は、基端側が支持され且つ基端側と反対側の先端が自由端である回転軸81と、回転軸81の軸芯に沿って所定の間隔で設けられた複数のブラケット75と、複数のブラケット75にそれぞれ装着可能な複数の耕耘爪82と、を備え、複数のブラケット75は、回転軸81に対して、回転軸81の内側から外側に行くにしたがって基端側及び自由端のいずれかに移行する傾斜状に取付けられている。これによれば、複数のブラケット75は、回転軸81に対して傾斜しているため、少なくとも耕耘爪82は、回転軸81に取付けられる側から先端に掛けて傾斜することになる。そのため、深耕などを行った場合に、耕耘爪82の全体に多大な負荷が掛かることを防止できると共に、簡単に深耕を行うことができる。
複数の耕耘爪82は、基端側から自由端に亘って軸芯方向に螺旋状に連なっている。これによれば、複数の耕耘爪82によって、深耕をより精度よく行うことができる。
複数のブラケット75は、基端側に向けて傾斜している。これによれば、上方に向けて連続的に深耕を行うことができる。
複数のブラケット75のうち、回転軸81の軸芯方向に隣接する少なくとも2つのブラケット75は、回転軸81に対して周方向にずれた位置に取付けられている。これによれば、深耕を万遍なく行うことができる。
以上本発明について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
2 :トラクタ
10 :第1支持フレーム
11 :動力入力装置
11a :動力入力軸
11b :ギヤケース
13L :第1アーム
13R :第2アーム
14L :前伝達軸
14R :前伝達軸
31 :進入抑制装置
40 :ギヤ伝達装置
40L :第1ギヤ伝達装置
40R :第2ギヤ伝達装置
43 :第2支持フレーム
44 :第1サポート部材
45 :第2サポート部材
46 :第3サポート部材
47 :回転支持体
48 :回転支持体
50 :動力出力軸
50L :第1動力出力軸
50R :第2動力出力軸
60 :ハウジング
80 :耕耘装置
80A :第1耕耘装置
80B :第2耕耘装置
81 :回転軸
81A :第1軸部
81B :第2軸部
J1 :深耕姿勢
J2 :退避姿勢
Claims (9)
- 動力が入力される動力入力装置を支持する第1支持フレームと、
前記動力入力装置からの動力が伝達可能で且つ、深耕姿勢と前記深耕姿勢から退避させた退避姿勢とに姿勢変更可能に前記第1支持フレームに支持された第2支持フレームと、
前記第2支持フレームに回転自在に支持され且つ、前記第2支持フレームに入力された動力を出力する複数の動力出力軸と、
前記動力出力軸から出力された動力によって回転する回転軸と、前記回転軸に取付けられ且つ前記深耕姿勢であるときに対地に対して前記深耕を行う耕耘爪とを有する複数の耕耘装置と、
前記第1支持フレームに連結され且つ、前記動力入力装置に入力された動力を前記複数の動力出力軸のそれぞれに伝達する複数のギヤ伝達装置と、
前記動力入力装置の上部に設けられたマストと、
前記第2支持フレームを前記深耕姿勢と前記退避姿勢とに姿勢変更させる昇降装置と、
を備え、
前記第1支持フレームは、前記動力入力装置から機体幅方向の一方側に延設された第1アームと、前記動力入力装置から機体幅方向の他方側に延設された第2アームとを有し、
前記複数のギヤ伝達装置は、前記第1アームの延設端側に機体幅方向に延伸する軸心回りに回動可能に連結された第1ギヤ伝達装置と、前記第2アームの延設端側に機体幅方向に延伸する軸心回りに回動可能に連結された第2ギヤ伝達装置とを含み、
前記複数の動力出力軸は、前記第1ギヤ伝達装置の動力が伝達される第1動力出力軸と、前記第2ギヤ伝達装置の動力が伝達される第2動力出力軸とを含み、
前記第2支持フレームは、前記第1ギヤ伝達装置に連結され前記第1動力出力軸を支持する第1サポート部材と、前記第2ギヤ伝達装置に連結され前記第2動力出力軸を支持する第2サポート部材と、前記第1サポート部材と前記第2サポート部材と連結する第3サポート部材とを含み、
前記昇降装置は、一端側が前記マストに連結され他端側が前記第3サポート部材に連結されている深耕機。 - 前記複数の耕耘装置の回転軸は、前記複数の動力出力軸の同一軸芯上に配置されている請求項1に記載の深耕機。
- 前記回転軸は、前記動力出力軸に着脱自在に装着する第1軸部と、前記第1軸部に着脱自在に装着する第2軸部とを備えている請求項1又は2に記載の深耕機。
- 前記動力出力軸から取り外した前記回転軸を保管する保管部を有し、
前記保管部は、前記第1支持フレーム及び前記第2支持フレームのいずれかに固定され且つ前記回転軸が差し込まれる差し込み棒を含んでいる請求項1又は2に記載の深耕機。 - 少なくとも前記第1軸部及び前記第2軸部のいずれかを保管する保管部を有し、
前記保管部は、前記第1支持フレーム及び前記第2支持フレームのいずれかに固定され且つ少なくとも前記第1軸部及び前記第2軸部のいずれかが差し込まれる差し込み棒を含んでいる請求項3に記載の深耕機。 - 前記第1サポート部材と前記第1ギヤ伝達装置とを連結する第1連結部材と、
前記第2サポート部材と前記第2ギヤ伝達装置とを連結する第2連結部材と、
を備え、
前記第3サポート部材は、一方側が前記第1連結部材に連結され他方側が前記第2連結体に連結された第1揺動体と、一方側が前記第1サポート部材に連結され他方側が前記第2サポート部材に連結された第2揺動体とを含む請求項1~5のいずれか1項に記載の深耕機。 - 前記昇降装置は、油圧シリンダによって構成され、他端側が前記第1揺動体の機体幅方向の中央部に固定されたブラケットに連結されている請求項6に記載の深耕機。
- 前記第1揺動体に固定された前記ブラケットは、前記第2揺動体に固定されたブラケットに連結されている請求項7に記載の深耕機。
- 前記第1連結部材は、前記第1ギヤ伝達装置に設けられたブラケットと、前記第1サポート部材に設けられたブラケットと、これらブラケット同士を連結する連結体とを含み、
前記第2連結部材は、前記第2ギヤ伝達装置に設けられたブラケットと、前記第2サポート部材に設けられたブラケットと、これらブラケット同士を連結する連結体とを含み、
前記第1揺動体は、前記連結体同士を連結している請求項6~8のいずれか1項に記載の深耕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019072754A JP7150658B2 (ja) | 2019-04-05 | 2019-04-05 | 深耕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019072754A JP7150658B2 (ja) | 2019-04-05 | 2019-04-05 | 深耕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020167977A JP2020167977A (ja) | 2020-10-15 |
JP7150658B2 true JP7150658B2 (ja) | 2022-10-11 |
Family
ID=72745294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019072754A Active JP7150658B2 (ja) | 2019-04-05 | 2019-04-05 | 深耕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7150658B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010273579A (ja) | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Iseki & Co Ltd | 電動管理機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5154484Y2 (ja) * | 1972-01-27 | 1976-12-27 | ||
JPS5013761Y2 (ja) * | 1973-03-01 | 1975-04-26 | ||
JPS556241Y2 (ja) * | 1976-08-19 | 1980-02-13 | ||
JPS6022101U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-15 | 株式会社クボタ | 対地作業機 |
-
2019
- 2019-04-05 JP JP2019072754A patent/JP7150658B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010273579A (ja) | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Iseki & Co Ltd | 電動管理機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020167977A (ja) | 2020-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2541392C2 (ru) | Управляемое сельскохозяйственное приспособление с уравновешенным поворотным усилием | |
CA2704328C (en) | Steerable agricultural implement with adaptable wheel spacing | |
CN101375655B (zh) | 改进的伸缩底盘和具有该底盘的农具 | |
JP7150658B2 (ja) | 深耕機 | |
JP7196003B2 (ja) | 耕耘装置 | |
ES2396592T3 (es) | Máquina de laboreo | |
US11711993B2 (en) | Shiftable wheels for agricultural implements | |
JP2017063708A (ja) | 移植作業機 | |
JP3328585B2 (ja) | ミッション装置及び農作業機 | |
JP2017063707A (ja) | 移植作業機の移植ユニット | |
FR2541647A1 (fr) | Tracteur, en particulier tracteur agricole | |
CN211880921U (zh) | 一种对行除草装置 | |
KR102040980B1 (ko) | 트랙터 어태치먼트 탈부착장치 | |
GB2137462A (en) | Soil cultivating implement | |
JP2014195436A (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
JP2008035764A (ja) | 砕土部材 | |
JP6668223B2 (ja) | 対地作業機 | |
JP2007151417A (ja) | 装着変換装置 | |
JP4307930B2 (ja) | 小型農作業機 | |
FR2894766A1 (fr) | Charrue reversible portee equipee d'une roue de transport laterale | |
BR102022006967A2 (pt) | Semeadeira articulada e método de alteração de posição de máquinas e implementos agrícolas aplicado na mesma | |
WO2017179196A1 (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
KR200297090Y1 (ko) | 트랙터용 농기계의 연결대 구조 | |
KR200356764Y1 (ko) | 회전식 골파기 | |
JP2023150582A (ja) | 農作物の蔓切断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220928 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7150658 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |