JPH0238455Y2 - - Google Patents

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JPH0238455Y2
JPH0238455Y2 JP4516184U JP4516184U JPH0238455Y2 JP H0238455 Y2 JPH0238455 Y2 JP H0238455Y2 JP 4516184 U JP4516184 U JP 4516184U JP 4516184 U JP4516184 U JP 4516184U JP H0238455 Y2 JPH0238455 Y2 JP H0238455Y2
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JP4516184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は薄形ICのプリヒータに設ける搬送装
置に関するものである。
〔考案の背景〕
ICの製造工程において多数のICを自動的に検
査する場合、被検査物であるICを検査条件の温
度に予熱するためプリヒータが用いられる。この
プリヒータは多数のICを順次に搬送しつつ所定
の温度まで加熱するように構成され、ICの搬送
装置を備えている。
従来は第1図に示すような厚形ICが生産の主
流となつていたので、これを搬送する場合、シユ
ートレールを設けて自重で滑降させる構造が用い
られていた。
しかし、最近は第2図A,Bに示すような薄形
ICが急速に普及しつつある。
この薄形ICは「底面と頂点とが平行で平板状
をなし、リードが底面と平行に突出しているIC」
と定義され、狭隘な空間に高密度で実装できると
いう長所がある。
しかし、この薄形ICは多数の細いリードが側
方に突出しているため、従来技術を適用してシユ
ートレール上を滑降させると薄形IC同志が衝突
してリードを変形させたり、リードを絡み合わせ
て分離できなくなつたり、薄形ICが搬送用部材
に衝突してリードを損傷させるなどの不具合を生
じる。
こうした不具合を解消するため、第3図及び第
4図に示すように薄形IC1をヒートブロツク2
の上に乗せて加熱しながら搬送する装置が開発さ
れている。1aは薄形ICのリードである。
第3図は上記のヒートブロツク2を4本平行に
列設した状態の斜視図、第4図はその内の1本の
横断面図である。
前記ヒートブロツク2それぞれの両脇に、これ
と平行して1対のリードサポータ3a,3bが設
けられている。
第4図に示した1対のリードサポータ3a,3
bは図示の位置から上昇して薄形IC1のリード
1aを支承して持ち上げ、紙面と垂直方向に1ピ
ツチ寸法Lだけ動いて下降し、薄形IC1を紙面
と垂直に寸法Lずつ間欠的にピツチ送りする。
上記のようなプリヒート用搬送装置によれば、
薄形IC同志が衝突したり、リード1aが絡み合
つたりする虞れが無い。しかし、次記のような技
術的困難が有る。
(イ) 1対のリードサポータ3a,3bを同時に上
下動、前後進させないと、支承されている薄形
ICが不安定となり、円滑確実な搬送ができな
い。
(ロ) 1対のリードサポータ3a,3bが上昇した
とき、その高さが等しくなければ上記(イ)と同様
の問題を生じる。
(ハ) リードサポータ3a,3bが薄形IC1を持
ち上げて寸法Lの区間を搬送方向に移動してい
る時間中、ヒートブロツク2と薄形IC1とが
離れているので予熱昇温が遅れ、昇温スピード
が安定しない。上記の時間を短縮しようとして
リードサポータ3a,3bの搬送方向のスピー
ドを上げると、該リードサポータ3a,3bと
薄形IC1との間に位置ズレを生じて送りピツ
チが不正確となる。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みて為され、薄形IC
のプリヒータにおいて被搬送物である薄形ICを
搬送方向に低速で確実にピツチ送りしても、該薄
形ICの昇温スピードを低下させる虞れが無く、
しかも1対の構成部材を完全に同期させて動かす
必要の無い搬送装置を提供しようとするものであ
る。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成するため、本考案の搬送装置
は、長手方向に薄形ICを並べて搭載するように
構成した杆状のヒートブロツクと、上記のヒート
ブロツクの両側に平行に設けた杆状のリードサポ
ータとを有する薄形ICのプリヒート用搬送装置
において、前記のヒートブロツクを上下に平行移
動せしめる案内手段、駆動手段と、同ヒートブロ
ツクを長手方向に往復せしめる案内手段、駆動手
段とを設けて薄形ICを間欠的に搬送するように
構成したことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の1実施例を第5図について説明
する。本図において前記従来例と同一の図面参照
番号を付したヒートブロツク2、及びリードサポ
ータ3a,3bは従来装置におけると類似の構成
部材である。
本実施例のリードサポート3a,3bは、これ
をベース部材4に取り付けて固定的に支承する。
ただし、本考案装置を構成する際リードサポート
3a,3bを移動可能に支承する構造とすること
を妨げない。
そして、本実施例のヒートブロツク2は、これ
を上下に平行移動させる案内手段(図示せず)、
及び、該ヒートブロツク2を長手方向に平行移動
させる案内手段(図示せず)を設けてある。
ヒートブロツク2を上下に駆動する手段5と、
ヒートブロツク2を前後に駆動する手段6とを設
ける。
上下駆動手段5は、軸5aに枢支されたレバー
5bと、該レバー5bの両端に取り付けられた2
個のローラ5c,5dとから成つている。
上記のローラ5cはカムフオロワで、カム7に
押動されてレバー5bを往復傾動させる。レバー
5bの往復傾動によりローラ5dが上下動してヒ
ートブロツク2を上下に駆動する。
8はカム7を駆動する為のモータ、9は同じく
減速機である。
前後駆動手段6は、軸6aに枢支されたレバー
6bと、該レバー6bの中央部付近に取付けられ
たローラ6cとから成つている。
上記のローラ6cはカムフオロワで、カム7に
押動されてレバー6bを往復傾動させる。レバー
6bの自由端6dはヒートブロツク2の下面に形
成された凹部2aに係合しており、傾動に伴つて
ヒートブロツク2を前後方向(長手方向)に往復
駆動する。
カム7が矢印a方向に駆動されると上下駆動手
段5と前後駆動手段6とが連動作動してヒートブ
ロツク2に矢印e,b,c,dの如く長方形の軌
跡を描かせる。このため該ヒートブロツクが矢印
e方向に上昇したとき薄形IC1を持ち上げ、次
いで矢印b方向に前進しつつ薄形IC1をピツチ
送りする。次いで矢印c方向に下降すると薄形
IC1はリード1aをリードサポータ3a,3b
に支承されてヒートブロツク2から離間する。薄
形IC1から離れたヒートブロツクは矢印d方向
に戻つて1サイクルを完了する。
上記のサイクル作動の中で、薄形IC1を搬送
方向に送る行程(矢印b)においては、作動スピ
ードを遅く設定して安全確実に送るようにする。
この行程においてはヒートブロツク2と薄形IC
1とが接しているので、この行程を低速に設定し
ても薄形IC1の昇温スピードを低下せしめない。
アイドルタイムを短縮するには矢印d方向にリ
ターンするスピードを高く設定する。この行程に
おいては薄形IC1はリードサポート3a,3b
に支承されているので、ヒートブロツク2を高速
作動させても薄形IC1を躍らせたり、ズラせた
りする虞れが無い。また、前述の作動から明らか
なように、ヒートブロツク2はリードサポート3
a,3bと同期して連動する必要なく単独で矢印
b,c,d,eの如く移動すれば良い。また、上
昇ストローク矢印eや下降ストロークcに誤差が
有つても搬送状態に別段の悪影響を及ぼさない。
〔考案の効果〕 以上詳述したように、本考案のプリヒート用搬
送装置は、被搬送物である薄形ICを搬送方向に
低速で確実にピツチ送りしても、該薄形ICの昇
温スピードを低下させる虞れが無く、しかも1対
の構成部材を完全に同期させて動かす必要が無い
という優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は厚形ICの1例の斜視図、第2図A及
び同図Bはそれぞれ薄形ICの1例の斜視図であ
る。第3図は従来の薄形ICのプリヒート用搬送
装置の1例の斜視図、第4図は上記従来例の垂直
断面図である。第5図は本考案の薄形ICのプリ
ヒート用搬送装置の1実施例の一部を破断して描
いた斜視図である。 1……薄形IC、1a……リード、2……ヒー
トブロツク、2a……凹部、3a,3b……リー
ドサポータ、4……ベース部材、5……上下駆動
手段、5a……軸、5b……レバー、5c,5d
……ローラ、6……前後駆動手段、6a……軸、
6b……レバー、6c……ローラ、6d……自由
端、7……カム、8……モータ、9……減速機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に薄形ICを並べて搭載するように構
    成した杆状のヒートブロツクと、上記のヒートブ
    ロツクの両側に平行に設けた杆状のリードサポー
    タとを有する薄形ICのプリヒート用搬送装置に
    おいて、前記のヒートブロツクを上下に平行移動
    せしめる案内手段、駆動手段と、同ヒートブロツ
    クを長手方向に往復せしめる案内手段、駆動手段
    とを設けて薄形ICを間欠的に搬送するように構
    成したことを特徴とする薄形ICのプリヒート用
    搬送装置。
JP4516184U 1984-03-30 1984-03-30 薄形icのプリヒ−ト用搬送装置 Granted JPS60158738U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4516184U JPS60158738U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 薄形icのプリヒ−ト用搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4516184U JPS60158738U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 薄形icのプリヒ−ト用搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158738U JPS60158738U (ja) 1985-10-22
JPH0238455Y2 true JPH0238455Y2 (ja) 1990-10-17

Family

ID=30558411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4516184U Granted JPS60158738U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 薄形icのプリヒ−ト用搬送装置

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JP (1) JPS60158738U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60158738U (ja) 1985-10-22

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