JPH0238423A - チャー含有量を低下させた全芳香族性ポリエステル類 - Google Patents

チャー含有量を低下させた全芳香族性ポリエステル類

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JPH0238423A
JPH0238423A JP1152460A JP15246089A JPH0238423A JP H0238423 A JPH0238423 A JP H0238423A JP 1152460 A JP1152460 A JP 1152460A JP 15246089 A JP15246089 A JP 15246089A JP H0238423 A JPH0238423 A JP H0238423A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は全芳香族性のポリエステルに関する。
更に詳しくは、本発明は望ましくない炭化粒状物を本質
的に含まない全芳香族ポリエステル類に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]全芳香
族性ポリエステルは、コテイス(Cott、is)らの
合衆国特許第3.637.595号のような先行技術で
周知である。高温での良好な性状のため、これらのポリ
エステル類はオーブンウェアのような高温にさらされる
物品の成形に有用である。高温耐性繊維及びフィルムも
、これらのポリエステルから溶融二次加工できる。
オーブンウェア物品に成形するのに適した全芳香族性ポ
リエステル類の特定の部類は、あるモル量の芳香族ジカ
ルボン酸成分、ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分及び芳
香族ジヒドロキシ成分からつくられるポリエステル類で
ある。繊維、フィルム及び成形品に適したこのようなポ
リエステルの部類は、芳香族ジカルボン酸成分がテレフ
タル酸か、又はテレフタル酸とイソフタル酸の混合物で
あって、ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分がp−ヒドロ
キシ安息香酸であり、かつ芳香族ジヒドロキシ成分が4
,4′−ビフェノールである場合のポリエステル類であ
る。
この技術で周知のように、全芳香族性ポリエステル類は
、懸濁重合とバルク重合を含めた挿々の重合法によって
つくることができる。これらのうち、恐らくバルク重合
法が、経済性の点で、より望ましい。しかし、これらの
ポリエステル類は、ポリエチレンテレフタレートのよう
な脂肪族ポリエステル類に比べて、高融点をもっている
ため、全芳香族性ポリエステルを溶融状態に保持するの
に、より高温が必要である。その結果、生ずる材料が着
色し、性能も劣化する。
高温で固体相重合を利用する方法も、着色劣化した材料
を生ずることがある。
コテイスの合衆国特許第4,639,504号で明らか
にされたように、ホスフィツト熱安定剤(例えばトリフ
ェニルホスフjット)を使用して、全芳香族性ポリエス
テルの製造を容易にし、先行技術の方法の幾つかの欠点
を回避できる。
ホスフィツト添加物は望ましい強化された高温安定性を
もたらすが、黒い粒状炭化材料も生ずる。
このチャーは、美容上の理由から、オーブンウェアには
望ましいものではない。繊維やフィルムのような押出し
製品中の溶融されないチャーは、有用性の少ない、弱い
製品を生ずる。
炭化材料は、その後の溶融加工中に問題を生ずる。これ
らの問題は過度のスクリーンバック圧;紡糸口金の穴詰
り;紡糸中のフィラメント切断;及び押出し中のフィル
ム裂断を含んでいる。
更に、ファインストーン(F 1nestone)の合
衆国特許第4,742,149号に明らかにされている
ように、塩(例えは硫酸カリウム)も、全芳香族性ポリ
エステルの製造を容易にし、先行技術の方法の欠点回避
のために使用できる。
重合工程に添加される所定量の金属塩は、全芳香族性ポ
リエステル類の溶融稠度を改善することがわかった。他
方、金属は熱安定性を低下させる。
金属塩は、これらのポリエステル類をつくるのに使用さ
れる単量体類中にも見出される。例えば、p−ヒドロキ
シ安息香酸単量体は通常、少量であるが有意量の幾つか
の金属を含有しており、これらはポリエステルをつくる
のに必要と考えられる。
上述のように、ホスフィツト安定剤によって不活性化さ
れなけれは、これらの金属はポリエステル類の熱的劣化
を起こす。
しかし、ホスフィツト安定剤を使用すると、最終ポリエ
ステル中に黒みがかった炭化材料が現われることがある
。この炭化材料は、高水準の燐を含有することが、分析
研究でわかっている。炭化材料は、これらのポリエステ
ル類の外観と加工性に悪影響する。
全芳香族ポリエステルをつくる反応は、触媒未使用でも
進行するが、マグネシウムのような触媒を使用すると、
より速い反応が起こる。ギルキー(Gilkey)及び
コートウェル(Caldwell)、 Journal
of Applied Polymer 5cienc
e、第■巻、第5号(1959年月98−202頁を参
照のこと。
従って、良好な色と良好な熱安定性をもった全芳香族性
ポリエステル類の改良された製造法に対する必要性が存
在しており、このようなポリエステルを溶融型で使用す
ると、繊維、フィルムのような物品や、オーブンウェア
のような成形品をつくることができる。
[課題を解決する手段] 従って、本発明の一つの目的は、全芳香族性ポリエステ
ル類を提供するにある。
本発明のもう一つの目的は、良好な色と良好な熱安定性
をもった全芳香族性ポリエステル類を提供するにある。
本発明のもう一つの目的は、オーブンウェアをつくるの
に適した成形用組成物類に使用できるこのようなポリエ
ステル類を提供するにある。
本発明のもう一つの目的は、繊維、フィルム及びその他
の押出し製品に適した全芳香族性ポリエステル類の製法
を提供するにある。
本発明のもう一つの目的は、黒い炭化材料な含才ない、
このような全芳香族性ポリエステル類の改良された製法
を提供するにある。
本発明の更にもう一つの目的は、芳香族ジカルボン酸成
分、ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分及び芳香族ジヒド
ロキシ成分からつくられる全芳香族ポリエステル類の改
良された製法を提供するにある。
本発明の更に一つの目的は、テレフタル酸又はテレフタ
ル酸とイソフタル酸の混合物、p−ヒドロキシ安息香酸
及び4,4′−ビフェノールからつくられる、このよう
な全芳香族性ポリエステル類の改良された製法を提供す
るにある。
本発明のこれらやその他の目的、特徴及び利点は、以下
の詳細な説明から明らかになろう。
本出願人らは、良好な色をもち、炭化材料を本質的に含
まない、熱的に安定な全芳香族性ポリエステル類が、(
+)本質的に金属を含まない単量体を使用し、かつ(2
)金属含有触媒又はホスフィツト安定剤を使用しないか
、或いは少量使用する場合に、本質的に金属を含まない
重合法でつくられることを驚異的に発見した。
更に、出願人らは、方法中の少量(例えば10ppm)
のマグネシウムが溶融中に重合を加速し、液体から固体
へのより速い転換をもたらし、生ずる全芳香族ポリエス
テル類が良好な色、良好な熱安定性をもち、炭化材料を
本質的に含まないことを驚異的に発見した。
上のポリエステル類から成形されるオーブンウェア物品
は良好な高温性状をもち、従って慣用の及びマイクロ波
のオーブンに使用できる。
本発明に従って、良好な色と良好な熱安定性をもち、炭
化材料を本質的に含まない全芳香族性ポリエステル類は
、 a)芳香族ジカルボン酸成分; b)ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分;及びC)芳香族
ジヒドロキシ成分: を反応させることを含めてなる重合法によって提供され
、その場合に反応触媒としてOないし約1100ppの
マグネシウムが使用され、かつ安定剤としてポリエステ
ル重量に基づいてOないし約0.1重量χの亜燐酸塩が
使用され、また全芳香族性ポリエステル類をつくるのに
使用される単量体類は、50ppmまでの全灰分量と、
20p11111までの全カリウム含有量をもっている
低灰分及び低金属含有量のρ−ヒドロキシ安息香酸の市
販給源がある。
本発明方法でつくられる全芳香族ポリエステル類は、慣
用の射出成形手法によって有用なオーブンウェア物品を
つくるために、成形用組成物中に使用できる。
本発明に有用な全芳香族ポリエステル類は、約200℃
と450℃の間の溶融温度をもち、次式の一つないしそ
れ以上の反復単位を含めてなる。
】5− 式中×は一〇−1−S−1−CO−又は−502であり
、mとnは独立にセロ又はlてあり、整数1)+Q+r
+s+t+uの計は約3ないし約800である。
最も一般的な組み合わせでは、上式の単位の全部が、単
一ポリエステル中に存在できる。簡単な一つの態様は、
式!又は■の単独重合体であろう。
官能基の好ましい位置は、バラ(1,4)位置にある。
ナフタリン部分に関して、官能基の好ましい位置は1,
4.1.5及び2,6である。
記号+1SQ、 r、 s、 を及びIJは整数であり
、ポリエステル中に存在する部分の数を示す。総数(p
+q+r+s+t+u)は3から800の範囲にあり、
存在する時は、部分のq:r、 q:u、 t:r、 
t:u、 q+t:r、 q+t:r+u、及びt:r
+uの比は約10:11ないし約11:10の範囲にあ
り、最も好ましい比は10:10である。
式1部分が得られるような単量体の例はp−ヒドロキシ
安息香酸、ρ−アセトキシ安息香酸、及びp−アセトキ
シ安息香酸イソブチルである。式■部分が得られるよう
な単量体類は、テレフタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸ジフェニル、イソフタル酸ジエチル、テレフタル酸
メチルエチル、及びテレフタル酸のイソブチル半エステ
ルを包含する。
式■部分を生ずる単量体には、4,4′−ビフェノール
、p、p’−オキシヒフエノール、4′−ジヒドロキシ
ヘンシフエノン、レゾルシノール、及びヒドロキノンが
ある。
式■で表わされる単量体の例は、4−ヒドロキシl−ナ
フトエ酸、6−ヒトロキシー2−すフトエ酸、5アセト
キシ−1−ナフトエ酸、及び5−ヒドロキシ川ナフトエ
酸フェニルである。式■を表わす単量体類は1.4−ナ
フタリンジカルボン酸、1.5−ナフタリンジカルボン
酸、及U2,6−ナフタリンジカルボン酸を包含する。
これらの酸のジフェニルエステル類又はジカルボニルク
ロライド類も使用できる。
式■の代表的な単量体の例は、1,4−ジヒドロキシナ
フタリン、2,6−ジヒドロキシナフタリン、及び1.
5−ジヒドロキシナフタリンである。
ポリエステル類の好ましい部類は、次の式■、■及び■
の反復単位をもっている。
式中整数p+q+rの総数は約3ないし800であり、
式■又は1部分のカルボニル基は式■又は■部分のオキ
シ基に連結され、式■又は■部分のオキシ基は式■又は
1部分のカルボニル基に連結される。
本発明のポリエステルは、モル比が0.01:I:1な
いし99:l:I、及び好ましくは1:l:lないし5
:1:1の場合の前駆体の式■、■及び■を含めてなる
本発明の全芳香族ポリエステル類をつくるのに使用され
る三重量体成分の各々は、単一単量体か、二つ以上の単
量体の混合物でありうる。例として、芳香族ジカルボン
酸成分はテレフタル酸又はテレフタル酸とイソフタル酸
の混合物でありうる。ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分
は、p−ヒドロキシ安息香酸又はp−ヒドロキシ安息香
酸とm−ヒドロキシ安息香酸の混合物でありうる。また
、芳香族ジヒドロキシ成分は4,4′−ヒフエノール又
は4.4′−ビフェノールとヒドロキノンの混合物であ
りうる。
本発明の全芳香族性ポリエステル類は50 rll]m
まての全灰分含有量と20 ppmまでの全カリウム含
有量をもった単量体からつくられる。全灰分含有量が2
0 ppmまで、及び全カリウム含有量がIQ ppm
までとするのが好ましい。
本発明に使用される単量体の灰分含有量は、燃焼によっ
て有機物が除かれたあとの残留物として定義される。
本発明に使用される単量体のカリウム含有量は、灰分へ
の発光分光分析のような既知分析法によって測定される
本発明に好ましい全芳香族性ポリエステルの部類は、そ
れぞれl/3.7/Iの比のテレフタル酸、p−ヒドロ
キシ安息香酸、及び4.4′−ビフェノールからつくら
れる。
本発明の全芳香族性ポリエステル類のもう一つの好まし
い部類は、l/3/Iの比のテレフタル酸とイソフタル
酸の混合物、p−ヒドロキシ安息香酸、及び4,4′−
ビフェノールからつくられ、イソフタル酸が酸混合物の
約25%を含めてなるものである。
これらの全芳香族性ポリエステル類の合成法は、コテイ
スらの合衆国特許第3,637,595号;コテイスら
の合衆国特許第4 、563 、508号;及びコテイ
スの合衆国特許第4,639,504号に記述されてお
り、その開示は参照により本明細書に取入れられている
本出願に使用されている用語「圧縮流」、「熱安定性」
及び「色」は、次のように定義される。
熱安定性(TS)はポリエステルの熱安定性のことであ
り、TS値は次の手順によって測定される。
1、試料が2 mmのふるいを通過するように、これを
粉砕する。
2、この粉砕試料と、対照回分からの同量の粉砕材料を
空気炉で、400℃に16時間加熱する。
3、試験試料と対照試料の重量損失を測定し、試験試料
のTS値を次式によって計算する。
TS値が1より大きい場合、試料は対照より熱的に安定
性が低い。TS値が1より小さい場合は、試料は対照よ
り熱的により安定である。本出願のTS値は、比較のた
めに提供されている。
圧縮m(cF)はカーバープレスで5000ボンドに加
圧された時の荷重試料の流れの尺度である。CFは、2
枚のプレート間で加圧された所定重量(通常0.5ない
し1.0 g)の粉末材料の試料から得られるディスク
の面積から測定される。この特性の測定を行なうには、
クロムめっきされた鋼鉄プレー) (611x6”xi
/4”)で支持された2枚のアルミ箔シートの間で試料
を加圧する。800’F用に変更されたカーバー21+
2Xモデル+50−C油圧プレスを使用して、試料を加
圧する。特定プレス温度は、各試料の実験に指示された
温度である。試料材料の温度がプレス温度と平衡化でき
るように、材料を保持圧力でプレートの間に5分間放置
する。次に5000ボンドの圧力を2分間適用する。C
Fは次の基盤で計算される。加圧された成形コンパウン
ドの面積を、2枚のアルミ箔シート間で加圧された試料
からアルミサンドイッチを切断することによって測定す
る。
アルミ箔は、箔係数と呼ばれる既知の面積/重量関係を
もっている。面積を適用荷重の圧力に対して正常化し、
その数字を100で掛けると、1より大きい数字を生ず
る。次の圧縮流は次式によって計算される。
CF= 本発明の全芳香族性ポリエステル類は、予想された処理
温度で測定されると、少なくとも20のCF値をもって
いる。
本発明の全芳香族性ポリエステル類の明度は、標準との
肉眼比較によって決定され、色の全範囲は1−IOであ
る。明度lは、ポリエステル試料が最も受は入れられる
明度をもつことを示す。明度10は、ポリエステル試料
が非常に暗い色であることを示す。
本発明の全芳香族性ポリエステルは、3まての明度をも
っている。
しかし、明度はこれらの材料のチャー含有量に厳密には
関連づけられない。
全芳香族性ポリエステルは全体に良好な色をもっている
が、ポリエステル内に少量の黒い粒子(チャー)が存在
しうる。これらの粒子は、明度に影響しないが、ポリエ
ステルからつくられる製品の外観に影響するであろう。
[実施例] 本発明は更に以下の実施例によって例示されている。こ
れらは当業者に本発明の実施の仕方を教示し、また、本
発明を実施するために考えられた最善の方式を表わすす
るように意図された、ある態様を示したものである。
実施例1を除き、以下の実施例は50 ppmまでの全
灰分含有量と20 ppmまでの全カリウム含有量をも
った単量体からの全芳香族性ポリエステル類の製造を示
している。
実施例1−2 実施例1−2の全芳香族性ポリエステル類は、次の手順
によってつくられる。
テレフタル酸     524.8 g(3,159モ
ル)イソフタル酸     174.9 g(1,05
3モル)4−ヒドロキシ安息香酸1745.3 g(1
2,637モル)4.4′−ビフェノール   784
.3 g(4,211モル)無水酢酸       2
471.1 g(24,205モル)の混合物を、蒸留
ヘットとかきまぜ機を備えた5ノツトルのカラスフラス
コに入れる。混合物をかきまぜながら、3時間加熱還流
させる。留分を除きながら、混合物温度が310℃に達
するまで、1時間に30℃の速度で混合物温度を高める
。蒸留がほとんと止まり、混合物が濃化しはしめるまで
、混合物をこの温度に保持する。混合物を大きな平なべ
に薄いシート状に注いで反応停止させる。
プレポリマーを粉砕し、一部をオーブンの回転ドラム内
で窒素下に、所定の加熱速度で加熱し、最後に282℃
に4.0時間保持する。
カリウム611)pHlとナトリウム5ρρmを含有す
る高灰分(194ppm)のトヒドロキシ安息香酸によ
り、実施例1の重合体をつくる。重合体はこの材料から
のカリウム371111111を含有すべきである。酢
酸マグネシウム四水塩2.52 g(885ppm)を
単量体と共に加える。溶融物が277℃に達するとき、
トリフェニルホスフィッ) 2.28 g(800pp
m)を注入する。
多量の炭化黒色材料が直ちに生成し、大きな黒い斑点と
して溶融物中に徐々に分散し、最終重合体中に目に見え
るように存在する。
実施例2の重合体は、添加物なしに低灰分(91111
m)及び低カリウム(3ppm)のp−ヒドロキシ安息
香酸によってつくられる。
実施例1と2の重合体類の性状はほぼ同じである。
特に注目される点は熱安定性である。本発明の重合体〈
実施例2)は、熱安定剤が添加されない時でも、対照重
合体(実施例1)と同様に安定である。
実施例3 テレフタル酸         2.947 kgイソ
フタル酸         0.982 kg4−ヒド
ロキシ安息香酸(低灰分)  9.799 kg4.4
′−ビフェノール       4.403 kg無水
酢酸           13.882 kgの混合
物を、15ガロンの反応器に入れ、還流下にかきまぜな
がら3時間加熱する。次に溶融物が313℃に達するま
で、温度を1時間に30℃の速度で高める。溶融物をア
ーム2本の機械的ミキサーに注ぎ、288℃で6.5時
間混合する。重合体は0.76の熱安定度と良好な色を
もち、黒いチャー粒子をもたない。
実施例4 テレフタル酸          622.4 g4−
ヒドロキシ安息香酸(低灰分)  1914.9 g4
.4′−ビフェノール       698.0 g無
水酢酸           2508.0 gの混合
物を、蒸留ヘットとかきまぜ機を備えた5リツトルのカ
ラスフラスコに入れる。混合物をかきまぜながら、3時
間加熱還流させる。溶融物が310℃に達するまで、1
時間に30℃の速度で混合物温度を高める。蒸留がほと
んど止まり、混合物が濃化しはしめるまで、溶融物をこ
の温度近くに保持する。溶融物を平なべに注いで反応停
止させる。
プレポリマーを粉砕し、一部をオーブンの回転ドラム内
で窒素下に、所定の加熱サイクルで加熱し、最後に33
0℃に2.0時間保持して、熟成させる。
熟成済みの重合体は非常に良好な色をもち、熱安定度は
許容水準にある。これらの重合体は黒いチャー粒子をも
たない。
実施例5−9 実施例5−9の全芳香族性ポリエステル類は、次の手順
によってつくられる。
テレフタル酸     524.8 g(3,159モ
ル)イソフタル酸     174.9 g(1,05
3モル)4−ヒドロキシ安息香酸1745.3 g(1
2,637モル)4.4′−ビフェノール   784
.3 g(4,211モル)無水酢酸       2
471.1 g(24,205モル)の混合物と、種々
量の酢酸マグネシウム四水塩を還流下にかきまぜながら
3時間加熱する。留分を除きながら、混合物温度が31
0℃に達するまで、1時間に30℃の速度で混合物温度
を高める。蒸留がほとんど止まり、混合物が濃化しはじ
めるまで、混合物をこの温度近くに保持する。混合物を
大きな平なべに薄いシート状に注いで反応停止させる。
放冷後、プレポリマーを粉砕し、一部をオーブンの回転
ドラム内で窒素下に、所定の加熱速度で加熱し、最後に
282℃に4.0時間保持する。
重合系がOないし50 ppm Mgを含有するように
、酢酸マグネシウム四水塩0−1.26 g(0−44
3ppm)によって重合体をつくる。留出物の生成はマ
グネシウムの存在によって強化される。
マグネシウムを含有する重合体は、実施例5の重合体よ
りやや遅く熟成する。すべての熱安定度は許容できるも
のであり、各重合体の色は非常に良好である。
9        50      1      1
16      0.66実施例10−12 実施例10−12の全芳香族性ポリエステル類は、次の
手順によってつくられる。
テレフタル酸         2.947 kgイソ
フタル酸         0.982 kg4−ヒド
ロキシ安息香酸(低灰分)  9.799 kg4.4
′−ビフェノール       4.403 kg無水
酢酸          13.882 kg酢酢酸マ
グネシウム氷水塩  0又は1.416 gの混合物を
、15カロンの反応器に入れ、還流下にかきまぜながら
3時間加熱する。次に溶融物が313℃に達するまで、
温度を1時間に30℃の速度で高める。溶融物をアーム
2本の機械的ミキサーに注3〇 − ぎ、必要な期間高温で混合する。実施例6−8の重合体
は、黒色粒子をもたない。
実施例13 テレフタル酸         184 lbイソフタ
ル酸          611b4−ヒドロキシ安息
香酸(低灰分)6121b4.4′−ビフェノール  
     275 lbb水酢酸          
 868 lb酢酢酸マグネシウム氷水塩 40.1 
g(88,5ppm)の混合物を、325カロンの反応
器に入れ、蒸留が始まるまで、かきまぜながら加熱する
。反応器をこの温度に3時間保持する。蒸留が始まり、
留出物400 lbが回収されるまで温度を高める。内
容物を200カロンの反応器へ圧入し、内容物が313
℃に達するまで、1時間に30℃の速度で温度を高める
次に内容物をアーム2本の機械的かきまぜ機に注ぎ入れ
、高温で5時間混合する。330℃で55−74の圧縮
流をもった6回分の重合体をつくり、各重合体は非常に
良好な色をもっている。
6重合体類52部、滑石28部、及びカラス繊維20部
の配合物をコンパウンドし、ペレット化する。
混合物を射出成形し、成形品はすくれた曲げ強さ、曲げ
弾性率、及び加熱撓み温度をもっている。
実施例14−22 実施例1ト22の全芳香族性ポリエステル類は改の手順
によってつくられる。
テレフタルM           622.4 g4
−ヒドロキシ安息香酸(低灰分)1914.9 g4.
4′−ビフェノール       698.0 g無水
酢酸           2508.0 g酢酸マグ
ネシウム四水塩    0−2.52 gの混合物を、
蒸留ヘットとかきまぜ機を備えた5リツトルのカラスフ
ラスコに入れる。混合物をかきまぜながら、3時間加熱
還流させる。溶融物が310℃に達するまで、1時間に
30℃の速度で混合物温度を高める。蒸留がほとんど止
まり、溶融物が濃化しはしめるまで、溶融物をこの温度
近くに保持する。溶融物を平なべに注いで反応停止させ
る。
プレポリマーを粉砕し、一部をオーブンの回転ドラム内
で窒素下に、所定の加熱サイクルで加熱し、最後に33
0℃に2.0時間保持して、熟成させる。
留出物の生成は、マグネシウムの存在によって強化され
る。
熟成済みの重合体は非常に良好な色をもち、385℃で
59と94の間の圧縮流とほぼ1.14と1.40の間
の熱安定値をもっている。実施例14の重合体は385
℃でのCF値については試験しなかった。
実施例23 実施例23−29の全芳香族性ポリエステル類は、次の
手順によってつくられる。
テレフタル酸          524.8 gイソ
フタル酸          174.984−ヒドロ
キシ安息香酸     1745.3 g4.4′−ビ
フェノール        784.3 g無水酢酸 
          2472.5 g酢酸マグネシウ
ム四水塩    0.252 gウニストン旧8(ジス
テアリル ペンタエリスリトール ジホスフィット)       O−1,71gの混合
物を、蒸留ヘットとかきまぜ機を備えた5リツトルのガ
ラスフラスコに入れる。混合物をかきまぜながら、3詩
情加熱還流させる。溶融物が310℃に達するまで、1
時間に30℃の速度で混合物温度を高める。蒸留がほと
んど止まり、溶融物が濃化しはじめるまで、溶融物をこ
の温度近くに保持する。プレポリマーを大きな平なへに
注ぎ、冷却し、粉砕する。一部をオープンの回転トラム
内で窒素下に、高温で加熱する。
重合体類の熱安定度は、ホスフィツト量の増加に伴って
改善するが、330℃での圧縮流については、重合体間
に差はほとんどない。
実施例30−33 実施例30−33の全芳香族性ポリエステル類は、次の
手順に従ってつくられる。
テレフタル酸         1.946 kgイソ
フタル酸         0.9822 kg4−ヒ
ドロキシ安息香酸(低灰分)  9.7987 kg4
.4′−ビフェノール       4.4032 k
gg水酢酸          13.8819 kg
酢酢酸マグネシウム氷水塩   1.416 kgウニ
ストン618(ジステアリル ペンタエリスリトール ジホスフィット)       O−1,6gの混合物
を、15カロンの反応器に入れ、還流下にかきまぜなが
ら3時間加熱する。次に溶融物が313℃に達するまで
、温度を1時間に30℃の速度で高める。溶融物をアー
ム2本の機械的ミキサーに注ぎ入れ、6.5時間に高温
で混合する。
実施例30で、ホスフィツトは添加されない。実施例3
1と32では、少量のボスフィツト(ウニストン618
)が単量体と一緒に添加される。実施例33ては、溶融
物が220°0に達した時に、ウニストン旧8(1,6
g)を溶融物に注入する。
実施例32及び33の熱安定度は、実施例30と31の
ものよりはるかによい。
実施例34−36 実施例34−36の全芳香族性ポリエステル類は、次の
手順によってつくられる。
テレフタル酸          622.434−ヒ
ドロキシ安息香酸(低灰分)  1914.9 g4.
4′−ビフェノール       698.0 g無水
節#            2508.Ogの混合物
を、蒸留ヘットとかきまぜ機を備えた5リツトルのカラ
スフラスコに入れる。混合物をかきまぜながら、3時間
加熱還流させる。溶融物が305℃に達するまで、1時
間に30℃の速度で混合物温度を高める。ホスフィツト
のウニストン618(0−1,25g)を溶融物に注入
する。溶融物が310℃に達するまで、加熱を続ける。
蒸留がほとんど止まり、溶融物が濃化しはじめるまで、
溶融物をこの温度近くに保持する。溶融物を平なへに注
いで反応停止させる。プレポリマーを粉砕し、一部をオ
ーブンの回転ドラム内で窒素下に、所定の加熱サイクル
で加熱し、最後に330℃に2.0時間保持して、熟成
させる。
全重合体とも、非常に良好な色と404℃で127と1
46の間の圧縮流をもっている。
36     1.08  0.044     1 
    +27以上の説明は、本発明のある態様に関す
るものであり、特許請求の範囲に記述されている本発明
の精神及び範囲から逸脱せずに、変更や修正をなしうる
出願人 アモコ コーポレーション 代理人 佐々井 弥太部(外1名) 3日 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭化材料を本質的に含まず、良好な色と良好な熱安
    定性をもち、 a)芳香族ジカルボン酸成分; b)ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分;及びc)芳香族
    ジヒドロキシ成分; の反応から誘導される反復単位を含めてなる、全体的に
    芳香族のポリエステルであって、反応触媒として約0な
    いし約100ppmのマグネシウムが使用され、かつ安
    定剤としてポリエステル重量に基づいて0ないし約0.
    1重量%の亜燐酸塩が使用される、そして該ポリエステ
    ルをつくるのに使用したモノマーが50ppm以下の灰
    分合計と20ppm以下の全カリウム含量を有し得る、
    全芳香族性ポリエステル。 2、芳香族ジカルボン酸成分がテレフタル酸である、特
    許請求の範囲第1項に定義された全芳香族性ポリエステ
    ル。 3、芳香族ジカルボン酸成分がテレフタル酸とイソフタ
    ル酸の混合物である、特許請求の範囲第1項に定義され
    た全芳香族性ポリエステル。 4、イソフタル酸が混合物の約25%であるる、特許請
    求の範囲第3項で定義された全芳香族性ポリエステル。 5、ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分がp−ヒドロキシ
    安息香酸である、特許請求の範囲第1項で定義された全
    芳香族性ポリエステル。 6、芳香族ジヒドロキシ成分が4,4’−ビフェノール
    である、特許請求の範囲第1項で定義された全芳香族性
    ポリエステル。 7、マグネシウム触媒が酢酸マグネシウム四水塩である
    、特許請求の範囲第1項で定義された全芳香族性ポリエ
    ステル。 8、亜硫酸塩安定剤がトリフェニルホスフィットである
    、特許請求の範囲第1項で定義された全芳香族性ポリエ
    ステル。 9、亜燐酸塩安定剤がジステアリルペンタエリスリトー
    ルジホスフィットである、特許請求の範囲第1項で定義
    された全芳香族性ポリエステル。 10、単量体が20ppmまでの全灰分含有量と10p
    pmまでの全カリウム含有量をもっている、特許請求の
    範囲第1項で定義された全芳香族性ポリエステル。 11、特許請求の範囲第1項で定義された全芳香族性ポ
    リエステルを含めてなる組成物から成形されるオーブン
    ウェア物品。 12、特許請求の範囲第1項で定義された全芳香族性ポ
    リエステルを含めてなる組成物からつくられる繊維。 13、特許請求の範囲第1項で定義された全芳香族性ポ
    リエステルを含めてなる組成物からつくられるフィルム
    。 14、炭化材料を本質的に含まず、良好な色と良好な熱
    安定性をもった全芳香族性ポリエステル類の製法であっ
    て、該製法が a)芳香族ジカルボン酸成分; b)ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分;及びc)芳香族
    ジヒドロキシ成分; の反応を含めてなり、反応触媒として約0ないし約10
    0ppmのマグネシウムが使用され、安定剤としてポリ
    エステル重量に基づいて0ないし約0.1重量%の亜燐
    酸塩が使用され、かつ単量体が50ppmまでの全灰分
    含有量と20ppmまでの全カリウム含有量をもってい
    る、全芳香族性ポリエステル類の製法。 15、芳香族ジカルボン酸成分がテレフタル酸である、
    特許請求の範囲第14項で定義された製法。 16、芳香族ジカルボン酸成分がテレフタル酸とイソフ
    タル酸との混合物である、特許請求の範囲第14項で定
    義された製法。 17、イソフタル酸が混合物の約25%である、特許請
    求の範囲第16項で定義された製法。 18、ヒドロキシ芳香族カルボン酸成分がp−ヒドロキ
    シ安息香酸である、特許請求の範囲第14項で定義され
    た製法。 19、芳香族ジヒドロキシ成分が4,4’−ビフェノー
    ルである、特許請求の範囲第14項で定義された製法。 20、マグネシウム触媒が酢酸マグネシウム四水塩であ
    る、特許請求の範囲第14項で定義された製法。 21、亜燐酸塩安定剤がトリフェニルホスフィットであ
    る、特許請求の範囲第14項で定義された製法。 22、亜燐酸塩安定剤がジステアリルペンタエリスリト
    ールジホスフィットである、特許請求の範囲第14項で
    定義された製法。 23、単量体が20ppmまでの全灰分含有量と10p
    pmまでの全カリウム含有量をもっている、全芳香族性
    ポリエステル類の製法。 24、特許請求の範囲第14項で定義された製法によっ
    てつくられる全芳香族性ポリエステルを含めてなる組成
    物から成形されるオーブンウェア物品。 25、特許請求の範囲第14項で定義された製法によっ
    てつくられる全芳香族性ポリエステルを含めてなる組成
    物からつくられる繊維。 26、特許請求の範囲第14項で定義された製法によっ
    てつくられる全芳香族性ポリエステルを含めてなる組成
    物からつくられるフィルム。 27、炭化材料を本質的に含まず、良好な色と良好な熱
    安定性をもち、 a)テレフタル酸; b)p−ヒドロキシ安息香酸;及び c)4,4’−ビフェノール; の反応から誘導される反復単位を含めてなる、全体的に
    芳香族のポリエステルであって、反応触媒として約0な
    いし約100ppmのマグネシウムが使用され、かつ安
    定剤としてポリエステル重量に基づいて0ないし約0.
    1重量%の亜燐酸塩が使用される、そして該ポリエステ
    ルをつくるのに使用したモノマーが50ppm以下の全
    灰分と20ppm以下の全カリウム含量を有し得る、全
    芳香族性ポリエステル。 28、炭化材料を本質的に含まず、良好な色と良好な熱
    安定性をもち、 a)テレフタル酸とイソフタル酸の混合物;b)p−ヒ
    ドロキシ安息香酸;及び c)4,4’−ビフェノール; の反応から誘導される反復単位を含めてなる、全体的に
    芳香族のポリエステルであって、反応触媒として約0な
    いし約100ppmのマグネシウムが使用され、かつ安
    定剤としてポリエステル重量に基づいて0ないし約0.
    1重量%の亜燐酸塩が使用され、かつ全芳香族族性ポリ
    エステルをつくるのに使用される単量体が、50ppm
    までの全灰分含有量と20ppmまでの全カリウム含有
    量をもっている、全芳香族性ポリエステル。
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