JPH0237916Y2 - - Google Patents

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JPH0237916Y2
JPH0237916Y2 JP12447583U JP12447583U JPH0237916Y2 JP H0237916 Y2 JPH0237916 Y2 JP H0237916Y2 JP 12447583 U JP12447583 U JP 12447583U JP 12447583 U JP12447583 U JP 12447583U JP H0237916 Y2 JPH0237916 Y2 JP H0237916Y2
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JP
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pipe
guide
exploration
hole
water
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JP12447583U
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JPS6032493U (ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、地中に埋没している各種の障害物を
探査する障害物探査装置に関するものである。
シールド掘削について従来例を説明すると、地
中障害物によつてカツターヘツドの刃部が著しく
損傷され掘削能率が大幅に低下しさらには不発弾
に遭遇して大事故を発生する恐れがあるため、ジ
ヤツキ等を使用して探査棒を切羽側の地中に挿入
して障害物の探査が行なわれているが、探査距離
が短かく(1〜2m程度)かつ探査棒の挿入方向
のみに限られ、小さい障害物を発見するために探
査棒の挿入作業を著しく増加することが必要とな
り、また、探査回数が多くなり、探査精度が悪く
長時間を要するとともに、不発弾等の危険物探査
には実際上利用不能などの欠点がある。
本案は、前記のような実情に鑑みて考案された
障害物探査装置であつて、地中ボーリング用ロツ
ドおよび磁気探査用センサの案内孔を有する保護
パイプと、該保護パイプの挿通孔を有するガイド
管と、該ガイド管の両端に設けられ開の状態で前
記保護パイプが貫通可能な開閉バルブと該開閉バ
ルブのさらに外端に設けられ前記保護パイプの外
周に密着し該保護パイプと前記ガイド管との間を
シールする止水パツキンと、前記ガイド管の途中
から分岐して設けられ、その分岐端に開閉バルブ
を有する水抜管とを具備した点に特徴を有し、地
中深く探査できかつ周辺の探査を可能にして前記
のような欠点を解消した障害物探査装置を供する
点にある。
本考案は、前記の構成になつており、保護パイ
プの挿通孔を有しバルブおよび止水パツキンを具
えたガイド管と、該ガイド管に併設されバルブを
具えた水抜管と、地中ボーリング用ロツドおよび
磁気探査用センサの案内孔を有する前記保護パイ
プとを具備しているので、ガイド管の挿通孔内に
保護パイプを挿通させかつ同保護パイプの案内孔
に地中ボーリング用ロツドを挿入、案内させて、
ボーリングとともに保護パイプを地中深く挿入す
ることができ、同保護パイプの案内孔内で磁気探
査用センサを移動させて、同保護パイプ周辺の地
中に埋設している障害物を探査でき、地中深くか
つその周辺を含む広範囲にわたる探査が可能とな
り、探査性能、信頼性および作業能率が著しく向
上される。
以下、本考案の実施例を図示について説明す
る。第1図ないし第3図に本考案の一実施例を示
しており、該実施例はシールド掘削に際して探査
を行なう場合であつて、図中1はスキンプレー
ト、2はスキンプレート1の内部に固設されたバ
ルクヘツドであつて、バルクヘツド2の中央部に
設けたベアリングハウジング5中にラジアル軸受
3およびスラスト軸受4を介してメインシヤフト
7が回転可能に装着され、メインシヤフト7の先
端側に装着されたカツターヘツド8が、メインシ
ヤフト7の後端に固設されたドライビングホイー
ル9および同ドライビングホイール9に噛合され
たピニオン10を介してカツタ旋回用のモータ1
1で回転駆動されるシールド掘削機になつてお
り、該実施例の障害物探査装置は、前記シールド
掘削機におけるバルクヘツド2の周縁部に適宜間
隔を存して配設された複数の第1探査孔2aに着
脱自可能に装着されるようになつており、保護パ
イプ50の挿通孔13aを有しバルブ12,24
および止水パツキン29,30を具えたガイド管
13と、該ガイド管13に併設されバルブ22を
具えた水抜管14と、地中ボーリング用ロツド5
1および磁気探査用センサ52の案内孔50aを
有する前記保護パイプ50とを具備した構成にな
つている。
さらに、前記障害物探査装置について詳述する
と、ガイド管13は保護パイプ50の挿通孔13
aを有し、ガイド管13の先端側にフランジ21
を介してボールバルブ12がボルト等によつて取
付けられ、該ボールバルブ12の先端側フランジ
に止水パツキン29を装着して、バルクヘツド2
に設けた第1探査孔2aに取付けられているフラ
ンジ20に前記ボールバルブ12のフランジをボ
ルト等によつて装着し、ガイド管13をシールド
掘削機におけるバルクヘツド2の第1探査孔2a
の部分に着脱可能に装着して、同第1探査孔2a
に対し前記挿通孔13aが同一の軸心線イ上に配
設される構成になつており、また、ガイド管13
の後端側には、フランジ25を介してボールバル
ブ24がボルト等によつて取付けられ、かつ同ボ
ールバルブ24に止水パツキン30がフランジ3
1によつてボルト等によつて装着され、前記ボー
ルバルブ12および24は球面体で1ケ所軸心に
直角に開口があるボール26をハンドル27の操
作で90゜回転させることによりガイド管13にお
ける挿通孔13aの前後端を開閉し、また、前記
止水パツキン29,30は、挿通孔13a内に挿
通される保護パイプ50の挿入孔部を有しガイド
管13と保護パイプ50間の止水を行なう構成に
なつている。
また、前記水抜管14は、図示のようにガイド
管13の中間から分岐、併設されており、端部に
フランジ23を介して止水用ボールバルブ22が
ボルト等によつて取付けられ、ガイド管13内に
流入した泥水等を該水抜管14内に導入してボー
ルバルブ22の開閉により抜き取る構成になつて
いる。
さらに、前記保護パイプ50は、第2図に示す
ようにボールバルブ12,24を開いてガイド管
13の挿通孔13a内に挿入されて使用されるも
のであつて、地中ボーリング用ロツド51および
磁気探査用センサ52が挿入される案内孔50a
を有し長尺に形成されている。また、シールド掘
削機のカツタヘツド8には、バルクヘツド2に設
けた第1探査孔2aに対応させて同一の軸心線イ
上になるように第2探査孔8aが配設されてい
る。
さらにまた、前記磁気探査用センサ52にはセ
ンサ専用ケーブル53が連結され、さらに管制器
54、制御ケーブル55、記録器56が連設され
ている。
図示した本考案の実施例は、前記のような構成
になつており作用効果について説明すると、該障
害物探査装置は、そのガイド管13のボールバル
ブ12側をバルクヘツド2に設けた第1探査孔2
aにボルト等によつて締結し、第1図に示すよう
にスキンプレート1内に配設して使用される。当
初はボールバルブ12,24,22を閉にして泥
水室15内の泥水等が作業室内に流入しないよう
にし、ボールバルブ24,12の順に開いて保護
パイプ50をガイド管13の挿通孔13a内に挿
通しさらに第1探査孔2a、第2探査孔8a内に
挿通させると、ガイド管13と保護パイプ50間
が第2図に示すように止水パツキン29,30で
閉鎖され泥水等の漏出が防止されるとともに、ガ
イド管13は保護パイプ50のガイドの役割を有
し止水パツキン29,30が止水効果を発揮す
る。また、前記保護パイプ50の挿通時およびそ
の進退に際して止水パツキン29から前記泥水等
がガイド管13内に漏出して来る可能性がある
が、その漏出泥水等はボールバルブ22の開閉操
作によつて水抜管14により随時に効率よく抜取
ることができ、止水パツキン30からの漏出を防
止することができる。
前記のように保護パイプ50を第2探査孔8a
から切羽面(図示左側)内に挿入し、第3図Aに
示すように地中ボーリング用ロツト具体的には削
孔用オーガ51を保護パイプ50内に挿入して掘
り進み同時に保護パイプ50を図示左側へ進出さ
せることにより、地中深く(約50m)ボーリング
をしかつ保護パイプ50を挿入することができ
る。次に、削孔用オーガ51のみを回転し掘削土
砂を排除しつつ保護パイプ50から抜取り(第3
図B)、磁気探査用センサ52を挿入棒等の使用
により保護パイプ50内の先端部まで挿入し(第
3図C)、センサ専用ケーブル53を引いて前記
磁気探査用センサ52を保護パイプ50内で緩定
速で移動させて、約50mに達する保護パイプ50
の周辺地中をその全長にわたつて探査し、探査信
号は等距離ピツチで管制器54で把握され記録器
56に記録されたのち、第3図Eに示すように保
護パイプ50を地中から引抜き探査行程が終了
し、さらに、シールド掘削機のバルクヘツド2に
設けた他の第1探査孔2aからも、第3図Fに示
すように地中ボーリング、保護パイプ50挿入を
行ない、以下、前記順序で探査を行なうことがで
きる。
前記磁気探査用センサ52は、通常少なくとも
保護パイプ50の周辺を半径約5m範囲にわたつ
て探査可能であつて、前記バルクヘツド2の周辺
に配設された複数の第1探査孔2aから数箇所で
前記探査を行なうと、地中深くかつ切羽予定区域
内とともにその周辺も正確に探査できる。
従つて、前記実施例によれば、従来の探査棒挿
入の場合には、1〜2mの深さで1方向のみの探
査しかできなかつたが、探査孔の半径5mの範囲
にわたりかつ地中深く約50mまで探査可能とな
り、しかも、小形の障害物であつても容易に発見
でき、探査精度とともに探査範囲が著しく向上さ
れ、飛躍的に探査能率(従来の約10倍)が向上さ
れ、その結果、シールド掘削作業を円滑に遂行で
きる。
不発弾の場合は、探査具を直接に衝突させると
極めて危険であり、また、その近くの掘削も危険
となるが、本考案の場合は前記危険が回避されし
かも正確に発見でき、安全作業となる。
なお、前記実施例では、シールド掘削の際の障
害物探査について説明したが、これに限らず広範
囲の地中探査に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の側面
図、第2図は第1図の部分を示す拡大断面図、
第3図A〜Fは本考案実施例の工程図である。 13……ガイド管、13a……挿通孔、14…
…水抜管、12,22,24……ボールバルブ
(バルブ)、29,30……止水パツキン、50…
…保護パイプ、50a……案内孔、51……削孔
用オーガ(ボーリング用ロツド)、52……磁気
探査用センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地中ボーリング用ロツドおよび磁気探査用セン
    サの案内孔を有する保護パイプと、該保護パイプ
    の挿通孔を有するガイド管と、該ガイド管の両端
    に設けられ開の状態で前記保護パイプが貫通可能
    な開閉バルブと該開閉バルブのさらに外端に設け
    られ前記保護パイプの外周に密着し該保護パイプ
    と前記ガイド管との間をシールする止水パツキン
    と、前記ガイド管の途中から分岐して設けられ、
    その分岐端に開閉バルブを有する水抜管とを具備
    したことを特徴とする障害物探査装置。
JP12447583U 1983-08-12 1983-08-12 障害物探査装置 Granted JPS6032493U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12447583U JPS6032493U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 障害物探査装置

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JP12447583U JPS6032493U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 障害物探査装置

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Publication Number Publication Date
JPS6032493U JPS6032493U (ja) 1985-03-05
JPH0237916Y2 true JPH0237916Y2 (ja) 1990-10-12

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JP12447583U Granted JPS6032493U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 障害物探査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5659000B2 (ja) * 2010-12-20 2015-01-28 株式会社錢高組 地中障害物磁気探査方法
JP6450089B2 (ja) * 2014-05-21 2019-01-09 大成建設株式会社 地中障害物探査方法および地中障害探査装置

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JPS6032493U (ja) 1985-03-05

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