JPH023782Y2 - - Google Patents

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JPH023782Y2
JPH023782Y2 JP15547585U JP15547585U JPH023782Y2 JP H023782 Y2 JPH023782 Y2 JP H023782Y2 JP 15547585 U JP15547585 U JP 15547585U JP 15547585 U JP15547585 U JP 15547585U JP H023782 Y2 JPH023782 Y2 JP H023782Y2
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JP
Japan
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steam
core
shaped
cores
stock solution
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JP15547585U
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JPS6262827U (ja
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  • Dairy Products (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は牛乳、ジユース、コーヒー等の液状飲料
の殺菌処理、滅菌処理又はチーズ原料乳の滅菌処
理に使用されるスチームミキサーに関するもので
ある。
(従来技術) 従来、この種のスチームミキサーにおいて例え
ば第3図に示すような原液の通路1を形成する内
筒2の壁に内外両端が原液の通路1とスチームの
通路1とに連通して開口する多数のスチームノズ
ル4を穿設した形式等は公知であつた。図中5は
スチーム入口、6,7は原液の入口と出口であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のものはスチーム噴射量、吐出角
度などの調整が非常にむずかしい等の欠陥があつ
た。
(問題点を解決するための手段) したがつて本案の技術的課題は原液対スチーム
の比を任意に調整できると共にスチームの吐出角
が原液の種類に応じて調整できるスチームミキサ
ーを提供することを目的とするもので、この技術
的課題を解決する本案の技術的手段は、片面の中
央個所に截頭錐状の凸隆部を、又他面の中央個所
に截頭錐状の凹陥部を夫々設けたドーナツ型盤状
のコアと、一方の面が平板状で他方の面に截頭錐
状の凸隆部又は凹陥部を設けたドーナツ型盤状の
コアと、両面に凸隆部や凹陥部を設けていない両
面が平板状のドーナツ型盤状のコアとからなり、
之等コアを適宜の順序で積み重ねて円柱状の積重
ね体として、これを原液入口及び原液出口を対向
配置で開設した外管内に装入してコアの内孔で原
液の通路を形成し、かつコアの積み重ねによつて
凸隆部と凹陥部相互間にスチームノズルを形成し
てこれを積み重ね体と外管との間に形成されたス
チーム通路に連通せしめると共に該スチーム通路
に対してスチームを供給するスチーム入口を外管
に設けたものである。
(考案の効果) この技術的手段によればスチーム入口から供給
された加圧スチームはスチーム通路で拡散してス
チームノズルより噴出され原液通路中の原液に接
触混入して原液の殺菌もしくは滅菌を行うことが
できる。
そしてコアの増減によつてスチームノズルの数
の増減は可能であり、又コアにおける凸隆部およ
び凹陥部の高さおよび深さもしくは傾斜角度を変
えて構成すればスチームノズルを形成する隙間の
巾の変更およびスチームノズル4の吐出角度の変
更が可能である。
以上の如くスチームノズルの数の増減、スチー
ムノズルを形成する隙間の巾の変更およびスチー
ムノズルの吐出角度の変更等が可能であるのでス
チームの吐出量、吐出角度、吐出の様相等は原液
の性質や流量に合わせて自由に選定できる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
第1図において8は片面の中央個所に截頭錐状
の凸隆部9を、末他面の中央個所に截頭錐状凹陥
部10をそれぞれ設けたドーナツ型円盤状のコア
Aである。
11は入口に設けられるコアBであつて一方の
面12が平面状で他方の面に截頭錐状凸隆部9が
設けられている。
13は出口に設けられるコアCであつて一方の
面14が平板状で他方の面に截頭錐状の凹陥部1
0が設けられている。
第2図における16は中間のコアDであつて前
記コアと同様な一方の面18が平板状で他方の面
に截頭錐状の凹陥部10が設けられている。
第2図における19は両面20,21が平板状
のドーナツ型盤状のコアEであり、前記コア16
と共に互いに嵌合する雄雌段部22が外周に形成
されている。
第1図における23はスペーサーで、コアCと
出口7との間に介挿されるものである。
第2図のスペーサー23はコアEと共に雄雌の
段部22を形成している。
以上のようなコアA,B,C,D,Eは従来の
内筒2の代わりに互いに積み重ねられて円柱体を
形成する。
第1図に示す如くコアA,B,Cを用いて円柱
体を作りこれを外管24内に装入する。その際ス
ペーサー23も用いるが、外管24の原液入口6
は蓋体25に形成され、蓋体25はクランプ26
により外管24に対して着脱自在に取付けられ
る。
図示のコアAの外外周には一方の面に嵌合凹条
部27を、他方の面の外周には前記凹条部27に
嵌合する嵌合凸条部28が形成され、積み重ねら
れた円柱体が崩れることがないようにしてある。
積み重ねによつて截頭錐状凸隆部9と凹陥部10
とによつて形成される隙間はスチームノズル29
が形成され、その外端は円形の凹溝30に連通
し、凹溝30は又スチーム導入口31を介してス
チーム通路3に連通している。
本案は以上の構成であるのでスチーム入口5か
ら供給された加圧スチームはスチーム通路3で拡
散し、この拡散した加圧スチームは導入口31及
び凹溝30を経てスチームノズル29より吐出さ
れて原液通路1の中の原液に混入して原液の殺菌
もしくは滅菌を行うことができる。
第2図示のものはコアA,B,D,Eを用いて
もので、コアA,B及びコアB同志の積み重ね部
分はスチームノズル29を形成してるが、コア
D,Eのところではスチームノズルを形成してい
ない。
第2図のものによれば原液に対するスチームの
量が少なくなる。
何れにしても、コアAの使用数を増数したとき
にはコアEの使用数を減数する操作を、又コアA
の使用数を減数したときにはコアEの使用数を増
数する操作を加えればスチームノズル29の数を
増減ができる。
更に又、コアAにおける凸隆部9および凹陥部
10の高さおよび深さもしくは傾斜角度を変えて
構成すれば、スチームノズル29を形成する隙間
の幅の変更およびスチームノズルの吐出角度の変
更が可能である。
何れにしても、本案のものによればコアの数に
よつて原液対スチームの比を任意に調整でき、か
つ又、スチーム吐出角を決定するコアの角度を原
液の種類に応じて角度の違うコアを取り換えるこ
とにより変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本案ミキサーの断面図、第3図は
従来のミキサーの断面図である。 1……原液の通路、2……円筒、3……スチー
ムの通路、4……スチームノズル、5……スチー
ム入口、6,7……原液の入口と出口、8……コ
アA、11……コアB、13……コアC、16…
…コアD、19……コアE。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片面の中央個所に截頭錐状の凸隆部を、又他面
    の中央個所に截頭錐状の凹陥部を夫々設けたドー
    ナツ型盤状のコアと、一方の面が平板状で他方の
    面に截頭錐状の凸隆部又は凹陥部を設けたドーナ
    ツ型盤状のコアと、両面に凸隆部や凹陥部を設け
    ていない両面が平板状のドーナツ型盤状のコアと
    からなり、之等コアを適宜の順序で積み重ねて円
    柱状の積重ね体として、これを原液入口及び原液
    出口を対向配置で開設した外管内に装入してコア
    の内孔で原液の通路を形成し、かつコアの積み重
    ねによつて凸隆部と凹陥部相互間にスチームノズ
    ルを形成してこれを積み重ね体と外管との間に形
    成されたスチーム通路に連通せしめると共に該ス
    チーム通路に対してスチームを供給するスチーム
    入口を外管に設けたことを特徴とするスチームミ
    キサー。
JP15547585U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH023782Y2 (ja)

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JPS6262827U JPS6262827U (ja) 1987-04-18
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WO2016059716A1 (ja) * 2014-10-17 2016-04-21 株式会社エコプラナ キャビテーション発生装置及びそれを用いた石油処理装置

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JP4648792B2 (ja) * 2005-08-01 2011-03-09 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 流体混合装置及び流体混合方法
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