JP2015009190A - 混合器用部材および混合器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なる種類の流体を短時間で十分に混合することができる。
【解決手段】
管状構造体11は、一方向Dに沿って配列された複数の部分管状部材40からなるとともに、第1部分管状部材40cと、第1部分管状部材40cの上流側に隣接して配置される第2部分管状部材40dとを有しており、第1部分管状部材40cは、第1部分外面44cおよび内面45cに開口を有する貫通孔46を有し、第2部分管状部材40dは、第2当接面43dから下流側に向けて突出した突出部50を備え、突出部50の外側面52の少なくとも一部は、第1部分管路40cの内面45cの少なくとも一部の領域と間隙49を介して対向する対向領域53を有し、貫通孔46における内面側の開口47は、対向領域53に対向する位置に配置され、外部流体Sが、貫通孔46および間隙49を通して管路12に導入される混合器用部材10を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、混合器用部材および混合器に関する。
従来から、例えば反応ガスを用いて半導体材料ウエハを加工する半導体製造装置の分野や、各種化学物質を混合させる化学プラント分野、高温蒸気と低温蒸気とを混合して所望の設定温度の蒸気を得るための発電プラント分野など色々な産業分野において、気体と気体、気体と液体、液体と液体等の流体同士を混合させるための混合器が用いられている。
混合器の種類として、例えば流体と流体とを混入させた容器を回転駆動や揺動駆動させてこれら流体を混合させる、駆動機構を備えた動的混合器や、駆動機構を有さない、いわゆる静止混合器がある。
下記特許文献1には静止混合器の一例が開示されている。下記特許文献1に記載の静止混合器は、一方向に沿って複数の部分管状部材が配列されて構成された、一方向に沿って長い管路を有する管状構造体を有している。下記特許文献1の静止混合器では、複数の部分管状部材それぞれが一方向に沿って伸びた部分管路を備えており、これら部分管路が連通して一方向に沿って長い管路を構成している。また部分管状部材それぞれに、部分管状部材の外面および部分管路の内面に開口を有する貫通孔が複数設けられており、各部分管状部材の外側にある外部流体がこれら貫通孔を通って部分管路に流れ込むことで、管状構造体の管路を一方向に沿って流れる主流体と混合されるよう構成されている。
特開2006−326498号公報
特許文献1記載の静止混合器では、部分管状部材に設けられた貫通孔のみによって、管路へ流れこむ外部流体の流れの方向が調整されている。このため特許文献1の静止混合器では、外部流体は貫通孔の方向に沿って流れ込む単調な流れとして管路内に流れ込むのみであり、このような単調な流れのみでは、外部流体は管路を流れる主流体と効率よく(すなわち、短時間で十分に)混合され難いといった課題があった。
また、主流体や外部流体として、腐食性ガスや高温の気体を流す場合など、管状構造体を例えばセラミックス等の難加工性部材で構成する必要があるが、セラミックス等に比較的複雑な形状の貫通孔を形成することはコストの面でも難しい。このため、静止混合器としてセラミックス等の材料を用いる必要がある場合などは、貫通孔の形状がより単調になってしまい、主流体と外部流体との混合効率がさらに悪くなるといった課題もあった。
上記課題を解決するために本発明は、一方向に沿って長い管路を有する管状構造体を備え、前記管状構造体の外側の外部流体を前記管路に導入して、前記管路を流れる主流体に前記外部流体を混合させる混合器用部材であって、前記管状構造体は、前記一方向に沿って配列された複数の部分管状部材からなるとともに、第1部分管状部材と、該第1部分管状部材の上流側に隣接して配置される第2部分管状部材とを有しており、前記第1部分管状部材は、前記管路の一部を構成する第1部分管路と、前記第2部分管状部材と当接する
第1当接面と、前記管状構造体の外面の一部を構成する第1部分外面と、該第1部分外面および前記第1部分管路の内面に開口を有する貫通孔とを有し、前記第2部分管状部材は、前記管路の一部を構成する第2部分管路と、前記第1当接面と当接する第2当接面と、前記外面の一部を構成する第2部分外面と、前記第2当接面よりも前記第2部分管路側に配置された、前記第2当接面から下流側に向けて突出した突出部とを備え、前記突出部の外側面の少なくとも一部は、前記第1部分管路の前記内面の少なくとも一部の領域と間隙を介して対向する対向領域を有し、前記貫通孔における前記第1部分管路の内面側の前記開口は、前記対向領域と対向する位置に配置されているとともに、前記外部流体が、前記貫通孔および前記間隙を通して前記管路に導入されることを特徴とする混合器用部材を提供する。
本発明はまた、上述の混合器用部材と、前記混合器用部材が内部に配置された外側管路を有する、前記一方向に沿って長い外側管状部材と、を備え、前記外側管路の内周面と前記混合器用部材の前記外面とは少なくとも一部が離れ、前記外側管路の前記内周面と前記混合器用部材の前記外面とで囲まれた、前記一方向に沿って連続した前記外部流体の流路を構成しており、前記流体供給部は前記外部流体を前記流路に流すことを特徴とする混合器を併せて提供する。
本発明の混合器用部材および混合器によれば、異なる種類の流体を短時間で十分に混合することができる。
本発明の混合器用部材の一実施形態である混合器用部材10を備えて構成された、本発明の混合器の一例である混合器1の概略斜視図である。 図2(a)は図1に示す混合器1のA−A´断面における断面図であり、図2(b)は図1に示す混合器1のB−B´断面における断面図である。 図3(a)は図2(a)の一部の拡大図であり、図3(b)は図3(a)の一部の拡大図である。 図4(a)は図2(b)の一部の拡大図であり、図4(b)は図4(a)の一部の拡大図である。 図5(a)は、混合器用部材10が備える第2部分管状部材の斜視図であり、図5(b)は、混合器用部材10が備える第1部分管状部材40cの斜視図である。 図6は、混合器用部材10の一部を拡大して示す斜視図である。 図7は図1に示す混合器1のC―C´断面(図3(a)および図4(a)等を参照)における断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
混合器用部材10は、図1に矢印で示す一方向D(図1〜6における上下方向)に沿って長い管路12を有する管状構造体11を備え、管状構造体11の外側の外部流体S(図2〜図4中の矢印Sで流れを示している)を管路12に導入して、管路12を流れる主流体M(図2〜4中の矢印Mで流れを示している)に外部流体Sを混合させる部材である。以下、主流体Mおよび外部流体Sがいずれも気体の場合を例に説明するが、流体は液体でも気体でもよく特に限定されない。
混合器1は、混合器用部材10と、混合器用部材10が内部に配置された外側管路3を有する、一方向Dに沿って長い外側管状部材2とを備えている。外側管路3の内周面3Aと混合器用部材10の外面10Bとは少なくとも一部が離れ、外側管路3の内周面3Aと
混合器用部材10の外面10Bとで囲まれた、一方向に沿って連続した外部流体Sの流路31を構成している(図2、図3、図4等を参照)。
なお、外側管路3の内周面3Aの一方向Dに直交する断面は円形状である。混合器用部
材10の外面10Bは、図5〜図7等に示すように、一方向Dに平行で内周面3Aから離れている平面状部分17と、外側管路3の内周面3Aと当接している当接部分19とを備えている。図1に示すB−B´断面(図3に対応)は、当接部分19を通る断面であり、図1に示すA―A´断面(図2に対応)は、当接部分19以外の領域を通っている断面である。本実施形態では、平面状部分17と外側管路3の内周面3Aとで囲まれた領域が流路31となっている。
なお混合器1は、主流体Mが封入されたガスボンベと流量調整バルブとを備えた図示しない主流体供給機構と、外部流体Sが封入されたガスボンベと流量調整バルブとを備えた図示しない外部流体供給機構と接続されている。
より具体的には、混合器用部材10の管路12の図1および図2中に示されている上側の端部が、図示しない主流体供給機構と接続されており、混合器用部材10の管路12の上側の端部から主流体Mが管路12内に供給される。また、混合器1の流路31の図1および図2に示されている上側の端部が、図示しない外部流体供給機構と接続されており、混合器1の流路31の図1〜図3中の上側の端部から、外部流体Sが管路31内に供給される。混合器用部材10の管路12の下側の端部は、例えば主流体Mと外部流体Sの混合ガスをプラズマによって分解してその分解生成物を得るための図示しない反応室と接続している。この反応室は図示しない真空ポンプ等によって排気されており、この真空ポンプによる排気の作用によって、管路12内に供給された主流体Mは、図1〜図6中の上側から下側に向かう方向に沿って管路12内を流れている。また、混合器1の管路31の下側の端部も図示しない真空ポンプに接続されており、真空ポンプによる排気の作用によって、図示しない外部流体供給機構から管路31内に供給された外部流体Sは、図1〜図6中の上側から下側に向かう方向に沿って管路31内を流れている。なお、管路31の例えば図1〜図6における下側端部を閉塞し、管路31内に外部流体Sを満たした状態としてもよく、主流体供給機構や外部流体供給機構等の構成は特に限定されない。
管状構造体11は、図2〜図6等に示すように、一方向に沿って配列された複数の部分管状部材40からなるとともに、第1部分管状部材40cと、第1部分管状部材40cの上流側に隣接して配置される第2部分管状部材40dとを有している。なお、図3および図4では、第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dの部分を抜き出して図示している。
本実施形態では、7個の部分管状部材40(部分管状部材40a〜40g)が配列されており、図2に示している最上部の部分管状部材40gと最下部の部分管状部材40aとを除いた、5個の部分管状部材40b〜40fはいずれも同様の形状を有している。なお、図6の斜視図では、混合器用部材10のうち、部分管状部材40b〜40fについて図示している。本実施形態のように、第1部分管状部材と第2部分管状部材とはいずれも同様の形状を有していてもよく、またそれぞれ異なる形状を有していてもよく、形状の詳細については特に限定されない。
部分管状部材40a〜40gはいずれもアルミナを主成分とするセラミックスからなる。また、外側管状部材2も一方向に沿って配列された複数の部分外側部材20a〜20gを有して構成されており、部分外側部材20a〜20gもいずれもアルミナを主成分とするセラミックスからなる。部分管状部材40aと部分外側部材20a、部分管状部材40bと部分外側部材20b、部分管状部材40cと部分外側部材20c、部分管状部材40
aと部分外側部材20a、部分管状部材40dと部分外側部材20d、部分管状部材40eと部分外側部材20e、部分管状部材40fと部分外側部材20f、部分管状部材40gと部分外側部材20gは、それぞれ上述の当接部分19において、ガラス質の接合層(図示せず)を介して接合されていると。また、一方向Dに沿って隣接する部分管状部材同士、および部分外側部材同士の当接部も、ガラス質の接合層(図示せず)を介して接合されている。
図3および図4等に示すように、第1部分管状部材40cは、管路12の一部を構成する第1部分管路42cと、第2部分管状部材40dと当接する第1当接面43cと、管状構造体11の外面10Bの一部を構成する第1部分外面44cと、第1部分外面44cおよび第1部分管路42cの内面45cに開口を有する貫通孔46とを有している。なお、第1部分管状部材42cの第1部分外面44cの側の貫通孔46の開口47は、上述の平面状部分17に対応する領域に設けられており、管路31を流れる外部流体Sは、開口4
7を通って貫通孔46に流入して管路12に向けて流れる。
第2部分管状部材40dは、管路12の一部を構成する第2部分管路42dと、第1当接面43cと当接する第2当接面43dと、外面10Bの一部を構成する第2部分外面44dと、第2当接面43dよりも第2部分管路42d側に配置された、第2当接面43dから下流側に向けて突出した突出部50とを備えている(図3および図4等参照)。
なお、第1当接面43cおよび第2当接面43dは一方向Dに直交し、第1当接面43cは第1部分外面44cに連続しているとともに、第2当接面43dは第2部分外面44dに連続している。一方向Dに沿って配置された第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dが、一方向Dに直交する第1当接面43cと一方向にDに直交する第2当接面43dとで接合しているので、第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dそれぞれに一方向Dと交わる方向の余分な力が加わった場合でも、第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dに割れや欠け等が生じ難く、第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dとを比較的強固に結合しておくことができる。加えて、第1当接面43cは第1部分外面44cに連続し、第2当接面43dは第2部分外面44dに連続しており、外面10Bには第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dとの間隙は現れていないので、このような間隙を作用点として、第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dとの接合部分に比較的大きな力がかかることが防止されており、第1部分管状部材40cと第2部分管状部材40dに割れや欠け等がより生じ難くなっている。
突出部50の外側面52の少なくとも一部は、第1部分管路40cの内面45cの少なくとも一部の領域と間隙49を介して対向する対向領域53を有している。本実施形態では、外側面52の全体が対向領域53となっている。貫通孔46における第1部分管路42cの内面側の開口48は、対向領域53に対向する位置に配置されているとともに、外部流体Sが、貫通孔46および間隙49を通して管路12に導入される。
混合器用部材10はこのように、第2当接面43dから下流側に向けて突出した突出部50を備えるとともに、貫通孔46の内面側の開口48は、突出部50の外側面52(の対向領域53)に対向する位置に配置されているので、貫通孔46を通って管路12に向けて流れた外部流体Sは、外側面52(対向領域53)に当たってその流れが拡散されて、それぞれが様々な方向に向かって進む外部流体Sの様々な流れの成分が生じる。間隙49は管路12に繋がっているので、突出部50の外側面52に当たった後の外部流体Mは、間隙49を通じて管路12内に様々な方向で拡がっていくことができる。
また混合器用部材10では、一方向Dに平行な断面において、主流体Mの流れのより下流側に近づくにしたがって、突出部50の外側面52は管路12の中心軸Oに近づいてい
る(図2および図3等参照)。このため、一方向Dに平行な断面においては、貫通孔46を通って管路12に向けて流れた外部流体Sは、外側面52(対向領域53)に当たった後に、この外側面52に沿って徐々に中心軸Cに近づいていく方向に流れの向きが調整される。これにより、貫通孔46の開口48の近傍のみでなく、管路12の中心軸Cに近い部分まで外部流体Sを十分に拡散させることができる。
また、第1部分管状部材40cは貫通孔46を複数備えており、1つの貫通孔のみから外部流体Sを管路12に流入させる場合に比べて、管路12内により均等に外部流体Sを拡散させることができる。
また、管路12の一方向Dに直交する断面は円形状であり、貫通孔46はいずれも、この円形状の断面の中心O’を通る仮想直線Vに対して傾いている(図7参照)。このため、貫通孔46を取って管路12に導入される外部流体Sの流れは、管路12の中心軸O’に真っ直ぐ向かう方向に流れるのみでなく、中心軸O’に近づきながらも管路12内の周方向に沿って進むようにも流れるので、管路12内の全体に外部流体Sをより均等に拡散させることができる。
このように混合器用部材10は、第1部分管状部材40cに設けられた貫通孔46によって、さらには第2部分管状部材40dの突出部50の外側面52によって、外部流体Sの流れを拡散しつつその方向を調整することで、管路12を流れる主流体Mと外部流体Sとを効率良く(すなわち、短時間で十分に)混合することができる。
また、第2部分管状部材40dに突出部50を設け、第1部分管状部材40cの貫通孔46の開口48の位置を調整しておくのみで、主流体Mと外部流体Sとを効率良く混合することができるので、セラミックス等の難加工性の材料を用いた場合も、複数の流体を効率よく混合させるこができる混合器を比較的安価に構成することができる。また、本実施形態の混合器用部材10は、7個の部分管状部材40(部分管状部材40a〜40g)のうち、上端の部分管状部材40gと下端の部分管状部材40aとを除いた5個の部分管状部材40b〜40fは、いずれも同様の形状を有しているので、複数の部分管状部材40b〜40dを同一の金型を用いて安価に製造することができる。さらに、複数の部分管状部材を一方向に沿って並べるのみで、短時間で容易に混合器用部材を組立てることができる。また、部分管状部材の積層数を調整することで管状構造体の全体の長さを容易に調整することも可能であり、設計自由度も高く、様々な種類の用途に適用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の各種実施形態に限定されるものでない。例えば部分管状部材の材質や形状、外側管状部材の材質や形状等は特に限定されない。本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行なってもよいのはもちろんである。
1 混合器
2 外側管状部材
3 外側管路
3A 内周面
10 混合器用部材
10B 外面
11 管状構造体
12 管路
17 平面状部分
19 当接部分
20a〜20g 部分外側部材
31 流路
40a〜40g 部分管状部材
42c 第1部分管路
42d 第2部分管路
43c 第1当接面
43d 第2当接面
44c 第1部分外面
44d 第2部分外面
45c 内面
46 貫通孔
47、48 開口
49 間隙
50 突出部
52 外側面
53 対向領域
D 一方向
M 主流体
O 中心軸
S 外部流体

Claims (8)

  1. 一方向に沿って長い管路を有する管状構造体を備え、前記管状構造体の外側の外部流体を前記管路に導入して、前記管路を流れる主流体に前記外部流体を混合させる混合器用部材であって、
    前記管状構造体は、前記一方向に沿って配列された複数の部分管状部材からなるとともに、第1部分管状部材と、該第1部分管状部材の上流側に隣接して配置される第2部分管状部材とを有しており、
    前記第1部分管状部材は、前記管路の一部を構成する第1部分管路と、前記第2部分管状部材と当接する第1当接面と、前記管状構造体の外面の一部を構成する第1部分外面と、該第1部分外面および前記第1部分管路の内面に開口を有する貫通孔とを有し、
    前記第2部分管状部材は、前記管路の一部を構成する第2部分管路と、前記第1当接面と当接する第2当接面と、前記外面の一部を構成する第2部分外面と、前記第2当接面よりも前記第2部分管路側に配置された、前記第2当接面から下流側に向けて突出した突出部とを備え、
    前記突出部の外側面の少なくとも一部は、前記第1部分管路の前記内面の少なくとも一部の領域と間隙を介して対向する対向領域を有し、前記貫通孔における前記第1部分管路の内面側の前記開口は、前記対向領域と対向する位置に配置されているとともに、前記外部流体が、前記貫通孔および前記間隙を通して前記管路に導入されることを特徴とする混合器用部材。
  2. 前記一方向に平行な断面において、
    前記主流体の流れのより下流側に近づくにしたがって、前記突出部の前記外側面は前記管路の中心軸に近づいていることを特徴とする請求項1記載の混合器用部材。
  3. 前記第1当接面および前記第2当接面は前記一方向に直交し、
    前記第1当接面は前記第1部分外面に連続しているとともに、前記第2当接面は前記第2部分外面に連続していることを特徴とする請求項1または2記載の混合器用部材。
  4. 前記管路の前記一方向に直交する断面は円形状であり、
    前記貫通孔は、前記断面の中心を通る仮想直線に対して傾いていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の混合器用部材。
  5. 前記第1部分管状部材は、前記貫通孔を複数備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の混合器用部材。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の混合器用部材と、
    前記混合器用部材が内部に配置された外側管路を有する、前記一方向に沿って長い外側管状部材と、を備え、
    前記外側管路の内周面と前記混合器用部材の前記外面とは少なくとも一部が離れ、前記外側管路の前記内周面と前記混合器用部材の前記外面とで囲まれた、前記一方向に沿って連続した前記外部流体の流路を構成しており、前記流体供給部は前記外部流体を前記流路に流すことを特徴とする混合器。
  7. 前記外側管路の前記内周面の前記一方向に直交する断面は円形状であり、
    前記混合器用部材の前記外面は、前記一方向に平行で前記内周面から離れている平面状部分と、前記外側管路の前記内周面と当接している当接部分とを備えていることを特徴とする請求項6記載の混合器。
  8. 前記第1部分管状部材の前記第1部分外面の側の前記貫通孔の前記開口は、前記平面状
    部分に対応する領域に設けられていることを特徴とする請求項7記載の混合器。
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