JP2016064400A - 流体を混合又は攪拌する技術 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い混合効果を有し、取扱いが簡易である流体の混合又は攪拌の技術を提供する。
【解決手段】混合要素1は、複数の孔22を有する混合体部2を備える。混合体部2は、一体物で構成され、前記孔22の一部又は全部が混合体部2の表面に開放されている。そして、混合体部2内部の前記孔22の一部又は全部は、隣接する孔22との間で流体Aを流通可能に連通し、流体Aを混合体部2内部で複数方向に分割するように形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、流体を混合又は攪拌する技術であり、主に混合要素、混合装置、混合方法、攪拌翼、攪拌装置、攪拌方法及び混合流体に関するものであって、例えば、流体の混合、細分化、乳化等の処理をするための分野に利用され、動的混合にも静的混合にも使用される。
流体を混合する装置として、動的な混合装置では、攪拌槽内の流体中に攪拌羽根を配設して当該攪拌羽根を回転させて混合するものが広く使用されている。一方、静的な混合装置では、スタティックミキサー等が広く使用されている。静的な混合装置は、一般的に可動部品を有していないため、化学工業や食品工業のように流体をライン中で混合する必要がある分野で広く使用されている。
特許文献1には、前面開口した小室をハニカム状に形成する第一、第二の板体の2枚を一組として重ね合わせた混合装置が開示されている。この装置では、流体を対向配置する各小室内に流入させて衝突を繰り返しながら、板体の外側方向及び中央側へと流し、衝突と反転を繰り返すことで流体の混合を行う。
特許文献2には、複数の貫通孔を設けた積層エレメントを複数重ね合わせた積層体を備える混合要素が開示されている。この混合要素では、積層エレメントの貫通孔が、隣接する他の積層エレメントの貫通孔とその位置をずらせて部分的に重なり合うように配置され、流体を積層エレメントの延在方向及び積層方向に分割させて混合を行う。
国際公開第02/089989号公報 特開2010−23026号公報
特許文献1に開示の混合装置では、流体を対向配置する小室内を通して板体の延在方向の一方向のみに流通させるため、混合効果に限界があった。また、流体の流量が多いと装置全体の圧力損失が大きくなって大きな動力が必要とされる。
特許文献2に開示する混合要素では、複数枚の積層エレメントを各々の貫通孔が位置ずれするように重ね合わせる作業が必要であり、また、部品点数も多くなる。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、高い混合効果を有し、取扱いが簡易である流体の混合又は攪拌の技術を提供することを目的とする。
本発明に係る混合要素は、
複数の孔を有する混合体部を備える混合要素であって、
前記混合体部は一体物で構成され、
前記混合体部の前記孔の一部又は全部が、前記混合体部の表面に開放され、
前記混合体部内部の前記孔の一部又は全部が、隣接する孔との間で流体を流通可能に連通し、流体を混合体部内部で複数方向に分割するように形成されているものである。
前記混合要素において、
前記混合体部の両端部に対向配置される第1の板部と第2の板部を備え、
前記第2の板部は、前記混合体部の少なくとも1つの孔に連通する開口部が設けられているものとすることができる。
また、本発明に係る混合要素は、
複数の孔を有する混合体と、当該混合体を挟んで対向配置される第1の板と第2の板とを備える混合要素であって、
前記混合体は、前記孔を層厚方向に貫通形成する層が階層化された一体物で構成され、
前記第2の板は、前記混合体の少なくとも1つの孔に連通する開口部が設けられ、
前記混合体内部の前記孔の一部又は全部が、隣接する孔との間で流体を流通可能に連通し、流体を混合体内部で複数方向に分割するように形成されているものである。
前記混合要素において、
前記混合体は、前記孔より大きい内径の中空部が貫通形成され、
前記第2の板の開口部が前記中空部を介して前記混合体の少なくとも1つの孔に連通されているものとすることができる。
また、本発明に係る混合要素は、
複数の孔を設けた混合要素であって、
前記混合要素は、前記複数の孔を層厚方向に貫通形成する層が階層化された一体物で構成され、
前記混合要素表面の前記孔の一部又は全部が、流体の流入口及び流出口を構成し、
前記混合要素内部の前記孔の一部又は全部が、隣接する孔との間で流体を流通可能に連通し、流体を混合要素内部で複数方向に分割するように形成されているものである。
本発明に係る静的混合装置は、
前記いずれか1つの混合要素と、流体の入口及び出口を有し当該混合要素を収容するケーシングとを備える静的混合装置である。
また、本発明に係る混合装置は、
前記静的混合装置と、当該静的混合装置へ流体を送るための圧送手段とを備える混合装置とすることができる。
本発明に係る混合方法は、
前記混合装置により流体を混合する方法であって、
流体を前記混合要素内部に流入させ、当該混合要素内部で流体を複数方向に分割するように流通させて混合要素外部に流出させるものである。
本発明に係る攪拌翼は、
前記いずれか1つの混合要素と、当該混合要素を回転させる回転軸とを備えるものである。
本発明に係る攪拌装置は、
前記攪拌翼が、攪拌槽内の流体中に配設されるものである。
本発明に係る攪拌方法は、
前記攪拌翼により流体を攪拌する方法であって、
前記攪拌翼の回転動作により、流体を攪拌翼に具備する混合要素内部に流入させ、当該混合要素内部で流体を複数方向に分割するように流通させて混合要素外部に流出させるものである。
本発明に係る混合流体は、
前記混合要素、前記静的混合装置、前記混合装置、前記混合方法、前記攪拌翼、前記攪拌装置及び前記撹拌方法のいずれか1つのものにより流体を混合させて生成されるものである。また、前記混合流体は、液体と気体により混合されているものでもよく、また、前記流体又は前記混合流体は、粒子を含むものでもよい。
本発明によれば、混合要素の内部に流入した流体は、混合要素の内部で連通する孔を流通しながら、複数方向へ分割され、分割された後に混合要素の内部又は/及び外部で合流される。このように、流体は、混合要素の内部で3次元的に分割され、混合要素の内部又は/及び外部で合流されるから、流体が複雑に流動し高度に混合される。また、混合体部(混合体や混合要素の場合も同様)は一体物で構成されているから、従来のような複数の積層エレメントを重ね合わせたものと比べて、部品点数が削減され、取扱いが容易である。
実施形態1の混合要素を示す分解斜視図である。 混合要素における混合体の混合エレメント層の横断面模式図である。 混合要素内の流体の流動状態を示す模式図である。 実施形態1の混合要素における変形例1としての混合体を示す斜視図である。 実施形態1の混合要素における変形例2として混合体の仕切壁の各種形状を示す断面模式図である。 実施形態1の混合要素における変形例3としての混合体を示す斜視図(図6(a))と断面図(図6(b))である。 実施形態1の混合要素における変形例4(図7(a))と変形例5(図7(b))とを示す断面図である。 実施形態2の静的混合装置を示す断面図である。 実施形態2の静的混合装置における変形例を示す断面図である。 実施形態3のポンプ式混合装置を示す断面図である。 実施形態4の攪拌装置(攪拌翼を含む。)を示す断面図である。 実施形態4の攪拌装置(攪拌翼を含む。)の変形例を示し、第1の板及び第2の板を有しない混合要素で構成する攪拌翼を示す斜視図(図12(a))、この攪拌翼を備えた攪拌装置を示す断面図(図12(b))である。 実施形態4の攪拌装置(攪拌翼を含む。)の変形例を示し、第2の板を有しない2組の混合要素で構成する攪拌翼を示す斜視図(図13(a))、この攪拌翼を備えた攪拌装置を示す断面図(図13(b))である。
(実施形態1「混合要素」)
図1に示すように、混合要素1は、複数の孔となる第1の貫通孔22を設けた円柱状の混合体2と、混合体2の層厚方向の両端面に設けられた円板状の第1の板3及び第2の板4とを備える。第1の板3及び第2の板4は、例えば、適宜な位置に配された4本のボルト11及びナット12の固定手段にて混合体2の層厚方向の両端面に密接して取り付けられている。よって、固定手段を取り外すと、混合体2、第1の板3、第2の板4の3部品に分解される。なお、ボルト11及びナット12を使わずに第1の板3及び第2の板4を混合体2に接合等により一体化してもよい。
第1の板3は、ボルト用孔13を有する円板で形成されている。第2の板4は、ボルト用孔14とともに、中央部に流体Aが流入または流出する円形の開口部41を有する円板で形成されている。第1の板3及び第2の板4は、混合体2と略同一の外径を有する。
混合体2は、2種類の混合エレメント層21(21a,21b)が層厚方向に交互に形成された階層構造(ここでは3層構造)を有する一体物により構成されている。したがって、従来のような複数の積層エレメントを重ね合わせたものと比べて、部品点数が削減され、取扱いが容易である。図2に示すように、混合エレメント層21a,21bには、層の略全体にわたって層厚方向に貫通する略四角形の第1の貫通孔22が複数形成されるとともに、中央部に第1の貫通孔22より大きい内径を有して層厚方向に貫通する略円形の第2の貫通孔23が形成されている。第2の貫通孔23は、第2の板4の開口部41の内径と略同一、且つ略同心に配設される。第2の貫通孔23は、各混合エレメント層21a,21b間で層厚方向に連通されており、混合体2の中空部24を形成する。複数の第1の貫通孔22は、第2の貫通孔23の中心点を中心として同心円状に配設され、全体として千鳥状に配列されている。一方の混合エレメント層21aでは、第1の貫通孔22は、第2の貫通孔23の内周面に沿って配設される内周部分が閉じられ、外周面に沿って配設される外周部分が開放されている。他方の混合エレメント層21bでは、第1の貫通孔22は、内周面に沿った内周部分が開放され、外周面に沿った外周部分が閉じられている。
図2に示した各混合エレメント層21a,21bでは、周方向に隣接する第1の貫通孔22を区切る半径方向の仕切壁25aは、その内周側及び外周側に位置する第1の貫通孔22の周方向の中間位置に形成される。そして、混合エレメント層21a,21b間では、この半径方向の仕切壁25aの一部が層厚方向に隣接する第1の貫通孔22の周方向の中間位置に配設される。また、半径方向に隣接する第1の貫通孔22を区切る周方向の仕切壁25bは、層厚方向に隣接する第1の貫通孔22の半径方向の中間位置に配設される。このように、2種類の混合エレメント層21a,21b間では、第1の貫通孔22の配列パターン自体を異ならせている。そして、第1の貫通孔22間の大きさ及びピッチは半径方向外側に向かうに従い大きくなっている。さらに、2種類の混合エレメント層21a,21b間における第1の貫通孔22が相互に重なり合う部分の面積は、周方向に隣接する重なり部分の面積と均等に構成されている(図2参照)。したがって、混合エレメント層21a,21bの各々の第1の貫通孔22は、層厚方向に隣接する混合エレメント層21a,21bの第1の貫通孔22と半径方向及び周方向に部分的に位置がずれて重なり合うように配置され、延在方向(層厚方向に対して略垂直方向)に連通している。
混合体2は、以上の構成の混合エレメント層21a,21bが層厚方向に積層形成された一体物により構成されている。この混合体2の製造は、例えば、3Dプリンター等の3次元造形装置や、鋳造法により製作することができる。3次元造形装置では、混合エレメント層21a,21bを有する混合体2の立体構造をコンピュータ上で3次元データ化し、この3次元データに従った断面形状に樹脂、金属、セラミックス等の材料を積層することで立体的な混合体2を製作する。3次元造形装置としては、例えば、融解した樹脂等の材料をプリンタヘッドで押し出し断面を描きながら積み重ねていく熱溶解積層方式、液状の樹脂にレーザー光線を照射して断面を描き硬化させていく光学造形方式、金属やセラミックス等の材料粉末にレーザー光線を照射して断面を描き焼結させていく粉末焼結積層造形方式、紫外線硬化性樹脂をインクジェットヘッドで噴射し紫外線を照射して断面を描きながら硬化させていくインクジェット方式、樹脂や金属やセラミックス等の材料粉末にインクジェットヘッドで接着剤を吹き付けて断面を描きながら固めていく粉末固着方式などの各種方式を採用することができる。
なお、混合体2は、上記に示した積層構造のもの以外に、単に一体形状のものの内部に複数の貫通孔22が連通していて、それらの貫通孔22が混合体2の表面に開放されており、この混合体2の表面において流体を混合体2内部に流入させるとともに混合体2の内部から流体を流出させるものであってもよい。そのような構造であっても、本発明の作用及び効果が得られるからである。例えば、混合体2内部に複数の貫通孔22がランダムに3次元状に連通して、一部の貫通孔22が混合体2の表面に開放されているものでもよい。
混合要素1は、混合体2の層厚方向両端部に第1の板3及び第2の板4が対向配置されているので、混合体2内部の流体Aは、第1の板3及び第2の板4の設置範囲で混合体2の層厚方向両端部の第1の貫通孔22から流出することが妨げられる。したがって、図3(a)(b)に示したように、流体Aは、混合体2内部を混合エレメント層21a,21bの層厚方向とともに延在方向の複数方向へ確実に流通する。そして、流体Aは、総じて、混合要素1内部を内周部から外周部へ、又は外周部から内周部へ流通させられる。
以上の混合要素1において、例えば、流体Aは、適宜な圧送手段により第2の板4の開口部41を経由して中空部24に流入すると、中空部24の内周面に開く混合エレメント層21bの第1の貫通孔22から混合体2内部に流入する。続いて、流体Aは、当該第1の貫通孔22に連通する他の第1の貫通孔22を通り抜け、当該他の第1の貫通孔22に連通する他の第1の貫通孔22を通り抜けるといった流れが繰り返される。最終的に、流体Aは、混合体2の外周面に開く混合エレメント層21aの第1の貫通孔22を介して混合体2の外部へ流出する。この間、混合体2内部の流体Aは、複数の第1の貫通孔22により混合エレメント層21a,21bの延在方向に分割、合流されながら、内周部から外周部に向かって略放射状に流動する(図3(a)参照)。同時に、混合体2内部の流体Aは、複数の第1の貫通孔22により混合エレメント層21a,21bの層厚方向にも分割、合流されながら流動する(図3(b)参照)。
以上より、流体Aの流動は、混合体2において、半径方向への二次元的(平面的)な分割と合流だけではなく、混合エレメント層21a,21bの層厚方向にも分割と合流が行われ、混合体2内部で広がりをもった三次元的な分割と合流が行われる。このような流動の際に、流体Aは、分散、合流、反転、乱流、渦流、衝突等を繰り返すことにより高度に混合される。よって、この混合要素1によれば、流体Aに対して高い混合効果が発揮される。また、混合体2内部では、流体Aを3次元的に広がって流通させるから、混合体2内部を流通する流体Aの圧力損失を抑制することができる。なお、流体Aは、上記とは逆に、混合エレメント層21a,21bの外周部から混合体2内部に流入させ、中空部24を介して混合体2外部へ流出させてもよい。
混合エレメント層21a,21bの各第1の貫通孔22は千鳥状に配列されているので、当該第1の貫通孔22と上下の他の第1の貫通孔22との間で流体Aが流出、流入する際に、流体Aの流れが容易に分割、合流させられるから、効率的に混合される。したがって、流体流量が少なくて流動状態が層流の場合でも、流体Aは上下にも分割、合流されて高度に混合される。流体流量が増大して流動状態が乱流に移行すると、乱流及び渦流の効果も加わって上記分割及び合流に伴う流体の混合効果がより一層増大する。
第2の貫通孔23は、第1の貫通孔22より大きい内径を有するので、各混合エレメント層21a,21bの第2の貫通孔23によって形成する中空部24は、各第1の貫通孔22より十分に広い大きさを有する。そのため、流体Aが中空部24を流れる際の流動抵抗は、混合体2内部を流れる際の流動抵抗と比較して小さく、圧力損失も小さい。したがって、流体Aは、混合エレメント層21a,21bの積層数が多い場合でも、層厚方向の位置に関らず略均等に各混合エレメント層21a,21bの内周部に到達し、混合体2内部を内周部から外周部へ略均等に流れる。このような中空部24を備えることで、中空部24を設けない場合と比較して、混合要素1内に流体Aが入りやすく、第1の貫通孔22への流通もさせやすい。同様に、混合要素1の外周側から入って第1の貫通孔22を通過した流体Aを、滞らせずに円滑に流出させられる。
混合要素1は、混合体2、第1の板3、第2の板4のそれぞれに分解可能なので、混合体2の混合エレメント層21a,21bの第1の貫通孔22に残存した残留物や異物の除去のような洗浄作業を容易に行うことができる。第1の貫通孔22が層厚方向に貫通した孔であるので、洗浄は隅々まできれいに行うことが容易である。
混合要素1は、第1の板3や第2の板4を適宜の状態で保持すれば、様々な部位に、自由な態様で適用することができる。このため、様々な装置に混合要素1を適用でき、高い混合能力を幅広く活用することができる。
なお、混合体2は、外周面が開放されない構造とし、第1の板3又は/及び第2の板4が混合体2より少し小径に形成され、混合体2の層厚方向端面の外縁部において第1の貫通孔22が露出され、この露出した第1の貫通孔22部分から流体Aを流出又は流入する構成としてもよい。
また、混合体2は、一体物であるが、混合要素1として、混合体2のみならず混合体2の両端部に配設する第1の板3及び第2の板4を含めて一体物としたものでもよい。このような一体物の混合要素1は、例えば、3次元造形装置で製作することができる。
混合要素1は、上記実施形態のみに限定されず、適宜に変更を施すことが可能である。
(変形例1)
図4に示すように、混合体2Aは、2種類の混合エレメント層21a,21bを交互に多数層に形成することができ(図4(a))、また、混合体2Bは、2種類の混合エレメント層21a,21bを1層ずつ形成した2層構造とすることができる(図4(b))。2層構造の混合体2Bでは、混合要素1を偏平状の薄型に形成することができ、また、第1の貫通孔22を通り抜ける流体Aが第1の板3及び第2の板4と激しく衝突を繰り返して高度に混合することができる。
(変形例2)
混合エレメント層21において各々の第1の貫通孔22間を仕切る仕切壁25(半径方向に延びる仕切壁25a及び/又は周方向に延びる仕切壁25b)の断面形状は、四角形に限らず、各種形状とすることができる。図5に示すように、仕切壁25bは、面取り部28を有する断面形状とすることができ、例えば、楕円形(図5(a))、三角形(図5(b))、ひし形(図5(c)(d))等の断面形状が例示される。この場合、流体Aは、面取り部28により仕切壁25との衝突時の衝撃が小さくなるので、流体Aの流動に滑らかさを持たすことができる。また、図5(e)に示すように、混合エレメント層21毎に仕切壁25bの断面形状が異なる形状とすることもできる。この場合、流体Aは、混合エレメント層21毎で層厚方向への流れの強弱が異なり、全体の流動に多様な変化をつけることができる。
(変形例3)
混合エレメント層21a,21bの第1の貫通孔22の形状は、四角形に限らず、各種形状とすることができる。例えば、図6(a)(b)に示す混合体2Cのように、第1の貫通孔22を円形とすることができる。
(変形例4)
混合エレメント層21a,21b毎に、第1の貫通孔22の大きさ(広さ)が異なるように構成することができる。例えば、図7(a)に示すように、混合体2Dは、下方の混合エレメント層21a,21bとなるに従って第1の貫通孔22が大きく(広く)形成されてもよい。この場合、混合体2Dの層厚方向での流体Aの流動は、第1の貫通孔22の大きさが大きい下方の流動抵抗を小さくすることができる。
(変形例5)
混合エレメント層21a,21b毎に、第2の貫通孔23の大きさ(広さ)が異なるように構成とすることができる。例えば、図7(b)に示すように、混合体2Eは、下方の混合エレメント層21a,21bとなるに従って第2の貫通孔23が大きく(広く)形成されてもよい。この場合、第1の貫通孔22の数は、下方の混合エレメント層21a,21bとなるに従って減少するから、混合体2Eの層厚方向での流体Aの流動は、第1の貫通孔22の数が少ない下方の流動抵抗を小さくすることができる。
(実施形態2「静的混合装置」)
図8に示すように、静的混合装置5は、入口51及び出口52を有する円筒状のケーシング500内に、混合要素1を収容するものである。ケーシング500は、フランジ53を有する円筒状のケーシング本体50に、入口51及び出口52を有する外周円板状の蓋体54がボルト13とナット14のような固定手段で着脱自在に取り付けられたものである。なお、蓋体54を取り付けず、ケーシング本体50だけでケーシング500を構成してもよい。混合要素1は、ケーシング500内に4つ(混合要素1a,1b,1c,1d)積み重ねて配設されている。混合要素1の第2の板4は、混合体2及び第1の板3より大径で、ケーシング本体50の内径と略同一の外径に形成されている。隣接する第1混合体2aと第2混合体2bは、1枚の第1の板3を共用して2つの混合要素1a,1bを構成する。隣接する第3混合体2cと第4混合体2dも同様に1枚の第1の板3を共用して2つの混合要素1c,1dを構成する。また、隣接する第2混合体2bと第3混合体2cは、1枚の第2の板4を共用して2つの混合要素1b,1cを構成する。
第1〜第4混合体2a〜2dの各々が有する第1〜第4中空部24a,24b,24c,24dは、各々の第1〜第4混合体2a〜2dの第1の貫通孔22と連通されている。なお、第2中空部24bと第3中空部24cとは接続されており、これらの中空部24b,24cは、第2混合体2b及び第3混合体2cの第1の貫通孔22と連通されている。ケーシング本体50の内周部と、第1混合体2a及び第2混合体2bの外周部との間には第1環状空間部55aが形成され、第3混合体2c及び第4混合体2dの外周部との間には第2環状空間部55bが形成される。
以上の構成の静的混合装置5に、例えば、流体Aは、適宜な圧送手段により入口51から流入すると、第1中空部24aに流入する。続いて、流体Aは、第1中空部24aの内周面に開く第1の貫通孔22から第1混合体2a内部に流入し、連通する第1の貫通孔22を外周方向へ流通する。続いて、流体Aは、第1混合体2aの外周面に開く第1の貫通孔22から流出し、第1環状空間部55aに流入する。そして、流体Aは、第2混合体2bの外周面に開く第1の貫通孔22から第2混合体2b内部に流入し、連通する第1の貫通孔22を内周方向へ流通する。続いて、流体Aは、第2中空部24bの内周面に開く第1の貫通孔22から流出し、第2中空部24bに流入する。その後、流体Aは、第3中空部24c→第3混合体2c→第2環状空間部55b→第4混合体2d→第4中空部24dを経由して出口52から流出する。このようにして、流体Aは、各混合体2a〜2dの内部を内周部から外周部、また外周部から内周部へと、連通する第1の貫通孔22を3次元的に流動しながら放射状に流通して高度に混合される。そして、静的混合装置5の入口51から流入した流体Aは、高度に混合されて出口52から流出する。
この静的混合装置5では、入口51及び出口52を有するケーシング500の内部で流体Aを混合することができるため、インライン静止型混合装置としての使用が可能であって、流体Aを連続的に混合することができる。
(変形例)
静的混合装置5は、蓋体54により混合体2の第2の板4を代用させることができる。例えば、図9(a)に示すように、静的混合装置5Aとして、混合体2e,2fの層厚方向の一端面を蓋体54a,54bに接触させてケーシング本体50内に設け、蓋体54a,54bで第2の板4を代用させるようにしてもよい。また、図9(b)に示すように、静的混合装置5Bとして、混合体2gの層厚方向の一端面を蓋体54bに接触させて蓋体54bにより第2の板4を代用させるようにしてもよい。
(実施形態3「ポンプ式混合装置」)
図10に示すように、ポンプ式混合装置5Cは、入口51及び出口52を有する円筒状のケーシング501内に、回転軸58が接続された混合要素1を収容するものである。回転軸58には駆動源としての電動モータ59が接続されている。ケーシング501は、流体Aの入口51及び出口52を有し、入口51は、回転軸58の回転軸線方向に設けられ、出口52は、回転軸58の回転軸線方向と直交する方向に設けられている。なお、このポンプ式混合装置5Cに用いた混合要素1では、第1の板3にも混合体2の中空部24と連通する開口部31が設けられているが、このような開口部31を設けないものでもよい。
以上の構成のポンプ式混合装置5Cにおいて、電動モータ59により混合要素1を回転駆動すると、ポンプ式混合装置5Cの入口51から流体Aが吸い込まれ、吸い込まれた流体Aは、混合要素1の第1の板3の開口部31及び第2の板4の開口部41の両方から中空部24に流入する。続いて、流体Aは、中空部24の内周部に開く混合エレメント層21の第1の貫通孔22から混合体2内部に流入し、遠心力の作用により半径方向外方に向けて付勢される。付勢された流体Aは、混合体2内部の連通する第1の貫通孔22を内周部から外周部へと、連通する第1の貫通孔22を3次元的に流動しながら放射状に流通して高度に混合され、外周部に開く第1の貫通孔22を通じて混合要素1の外方へ流出される。流出された流体Aは、出口52を経てポンプ式混合装置5Cから吐出される。混合要素1から流出した流体Aの一部は、第1の板3の開口部31及び第2の板4の開口部41を通じて再度混合要素1の混合体2内部を流動して循環するので、高度に混合される。
(実施形態4「攪拌装置(攪拌翼を含む)」)
図11に示すように、攪拌装置6は、混合要素1に回転軸62を接続して攪拌翼8とし、この攪拌翼8を攪拌槽63内に溜めた流体B中に配設するものである。混合要素1は、複数の混合エレメント層21を階層化した一体物の混合体2と、混合体2の一端側に配設する第1の板3と、混合体2の他端側に配設する第2の板4とを備える。第1の板3には、回転軸62が接続されている。第2の板4には、中空部24と連通する開口部41が設けられている。回転軸62には駆動源としての電動モータ61が接続されている。なお、攪拌翼8に用いた混合要素1では、第1の板3にも混合体2の中空部24と連通する開口部31が設けられているが、開口部31を設けないものでもよい。
以上の構成の攪拌装置6において、電動モータ61により攪拌翼8を回転駆動すると、攪拌槽60内の流体Bは、攪拌翼8の回転動作によって混合要素1における中空部24の上下の開放部から中空部24内に吸込まれるとともに、回転による円周方向への吸込流により中空部24と連通する第1の貫通孔22を経由して混合体2内部に流入される。混合体2内部に流入した流体Bは、攪拌翼8の回転による遠心力の作用により、混合体2内部に連通する第1の貫通孔22を半径方向外方に向けて付勢される。付勢された流体Aは、混合体2内部の連通する第1の貫通孔22を内周部から外周部へと、連通する第1の貫通孔22を3次元的に流動しながら放射状に流通して高度に混合され、外周部に開く第1の貫通孔22を通じて混合要素1の外方へ吐出される。混合要素1から吐出した流体Bは、再び上記のように混合要素1の混合体2内部を流動し、このような流体流動を繰り返し循環されるので、高度に混合、攪拌される。
(変形例「攪拌装置(攪拌翼を含む)」)
攪拌装置6における撹拌翼8は、混合要素1の上部及び/又は下部が開放された攪拌翼としていてもよい。
例えば、図12(a)に示す攪拌翼8Aのように、第1の板3及び第2の板4を有しない混合体2により混合要素1を構成し、上部及び下部が開放された構成とすることができる。また、図13(a)に示す攪拌翼8Bのように、1枚の第1の板3を2個の混合体2で挟んで第2の板4を有しない2組の混合要素1を構成し、上部及び下部が開放された構成とすることができる。
これらの攪拌翼8A,8Bによっても、図12(b)及び図13(b)に示すように、攪拌槽60内の流体Bは、攪拌翼8A,8Bの回転による遠心力の作用により、混合体2内部の連通する第1の貫通孔22を内周部から外周部へと3次元的に流動しながら放射状に流通して、混合体2の外周部のみならず上部及び下部に開く第1の貫通孔22を通じて混合要素1の外方へ吐出される。そして、再び中空部24の上下の開放部から中空部24内に吸込まれ、混合体2内部を流動し、高度に混合、攪拌される。
また、図12(a)の攪拌翼8Aでは、混合要素1の上部及び下部が開放されており、図13(a)の攪拌翼8Bでは、上下の混合要素1における第1の板3を有しない面側が各々開放されている。これら攪拌翼8A,8Bは、部品点数がさらに削減され、取り扱いが容易である。
なお、混合要素1として、例示した図12(a)及び図13(a)のような上部及び/又は下部が開放されたもの、すなわち、第1の板3及び第2の板4の一方あるいは両方とも有しないものを、攪拌装置のみならず、種々の混合装置に適用することができる。
(その他)
以上のすべての実施形態において、混合要素における混合体部又は混合体は、複数の第1の貫通孔を有する積層エレメント、又は複数の第1の貫通孔及び第2の貫通孔を有する積層エレメントに置き換えることができる。
また、図7に示した混合体2D,2Eのような層厚方向へ向かう流体の流動抵抗を変化させるものを、混合装置(図8、図9、図10)や攪拌装置(図11、図12、図13)に適用することにより、混合装置のケーシング500,501内や攪拌装置の攪拌槽60内における混合体の層厚方向での流体の流動状態に変化を持たせることができ、より複雑な混合が行われて高度な混合効果が得られる。
1 混合要素
2 混合体
3 第1の板
4 第2の板
5 混合装置
6 攪拌装置
8 攪拌翼
21 混合エレメント層
22 第1の貫通孔(孔)
23 第2の貫通孔
24 中空部
25 仕切壁
41 開口部
A,B 流体

Claims (14)

  1. 複数の孔を有する混合体部を備える混合要素であって、
    前記混合体部は一体物で構成され、
    前記混合体部の前記孔の一部又は全部が、前記混合体部の表面に開放され、
    前記混合体部内部の前記孔の一部又は全部が、隣接する孔との間で流体を流通可能に連通し、流体を混合体部内部で複数方向に分割するように形成されている混合要素。
  2. 請求項1に記載の混合要素において、
    前記混合体部の両端部に対向配置される第1の板部と第2の板部を備え、
    前記第2の板部は、前記混合体部の少なくとも1つの孔に連通する開口部が設けられている混合要素。
  3. 複数の孔を有する混合体と、当該混合体を挟んで対向配置される第1の板と第2の板とを備える混合要素であって、
    前記混合体は、前記孔を層厚方向に貫通形成する層が階層化された一体物で構成され、
    前記第2の板は、前記混合体の少なくとも1つの孔に連通する開口部が設けられ、
    前記混合体内部の前記孔の一部又は全部が、隣接する孔との間で流体を流通可能に連通し、流体を混合体内部で複数方向に分割するように形成されている混合要素。
  4. 請求項3に記載の混合要素において、
    前記混合体は、前記孔より大きい内径の中空部が貫通形成され、
    前記第2の板の開口部が前記中空部を介して前記混合体の少なくとも1つの孔に連通されている混合要素。
  5. 複数の孔を設けた混合要素であって、
    前記混合要素は、前記複数の孔を層厚方向に貫通形成する層が階層化された一体物で構成され、
    前記混合要素表面の前記孔の一部又は全部が、流体の流入口及び流出口を構成し、
    前記混合要素内部の前記孔の一部又は全部が、隣接する孔との間で流体を流通可能に連通し、流体を混合要素内部で複数方向に分割するように形成されている混合要素。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の混合要素と、流体の入口及び出口を有し当該混合要素を収容するケーシングとを備える静的混合装置。
  7. 請求項6に記載の静的混合装置と、当該静的混合装置へ流体を送るための圧送手段とを備える混合装置。
  8. 請求項6又は7に記載の混合装置により流体を混合する方法であって、
    流体を前記混合要素内部に流入させ、当該混合要素内部で流体を複数方向に分割するように流通させて混合要素外部に流出させる混合方法。
  9. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の混合要素と、当該混合要素を回転させる回転軸とを備える攪拌翼。
  10. 請求項9に記載の攪拌翼が、攪拌槽内の流体中に配設される攪拌装置。
  11. 請求項9又は10に記載の攪拌翼により流体を攪拌する方法であって、
    前記攪拌翼の回転動作により、流体を攪拌翼に具備する混合要素内部に流入させ、当該混合要素内部で流体を複数方向に分割するように流通させて混合要素外部に流出させる攪拌方法。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のものにより流体を混合させて生成される混合流体。
  13. 請求項12に記載の混合流体は、液体と気体により混合されている混合流体。
  14. 請求項12又は13に記載の流体又は混合流体は、粒子を含む混合流体。

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