JPS5933462Y2 - びん・缶詰におけるガス吸収装置 - Google Patents

びん・缶詰におけるガス吸収装置

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JPS5933462Y2
JPS5933462Y2 JP2345682U JP2345682U JPS5933462Y2 JP S5933462 Y2 JPS5933462 Y2 JP S5933462Y2 JP 2345682 U JP2345682 U JP 2345682U JP 2345682 U JP2345682 U JP 2345682U JP S5933462 Y2 JPS5933462 Y2 JP S5933462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gas
tank
liquid supply
gas absorption
Prior art date
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Expired
Application number
JP2345682U
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English (en)
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JPS58128619U (ja
Inventor
淳二 大脇
正明 鶴
Original Assignee
日立造船株式会社
サントリ−株式会社
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Publication date
Application filed by 日立造船株式会社, サントリ−株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
Priority to JP2345682U priority Critical patent/JPS5933462Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は飲料原液に炭酸ガスや窒素ガス等を吸収させて
ビールや炭酸飲料水・ジュース等をつくって壜や缶詰に
詰めるためのガス吸収装置に関する。
ガス吸収装置の一例を第1図に基づいて説明する。
1はガス吸収タンク、すなわちサーチュレーションタン
クであって、上部に2つ、下部に1つの開口部2,3.
4を有し、上部2つのうち、一方の開口部2はタンク1
内の圧力を一定に保持するための安全弁(図示せず)に
接続され、他方の開口部3はガス供給弁兼ガス圧調整弁
(図示せず)に接続されている。
またタンク1下部の開口部4はガス吸収液取出口とされ
ている。
5はタンク1の上部に設けられた液供給装置であって、
液供給口6を設けた液供給管7と、弁座8と、弁9とを
有する。
10はタンク1内の中央部にこのタンク1と同芯状に配
設された支持管、11は該支持管10上端に固着された
開口部が上向きの半球状上受皿であって、中央部に流下
口12を有する。
13は支持管10の下端に固着されて開口部が下向きの
半球状下受皿、14は支持管10の中央部にこの支持管
10の長手方向に沿って一定間隔ごとに多数配設された
トレーであって、中央部に流下口15を有する。
16は同じく支持管10の中央部にこの支持管10の長
手方向に沿って一定間隔ごとに多数配設されたプレート
であって、該各プレート16は上記各トレー14内に入
り込んでいる。
17は各プレート16と各トレー14との間の間隔を一
定に保持するためのスペーサ、18は一端がタンク1の
側壁および下受皿13を貫通して支持管10の下端に接
続された洗浄液供給管であって、タンク1内を洗浄する
ときには、該供給管18の開閉バルブ(図示せず)を開
放して支持管10内に洗浄液を供給し、該支持管10に
形成した多数の孔19を介してタンク1内にその洗浄液
を噴射し、各トレー14、各プレート16およびタンク
1の内壁面を洗浄すればよい。
なお洗浄時以外は上記バルブを閉じて供給管18を遮断
しておく。
かかる構成において、供給口6からタンク1内に入った
飲料原液は玉受皿11内に入った後、該玉受皿11の流
下口12を通って最上段のプレート16上に流下し、次
にこのプレート16から最上段のトレー14上に流下し
、次にこのトレー14の流下口15を通って上から2番
目のプレート16上に流下する。
同様にして飲料原液は各プレート16および各トレー1
4上に順次に流下していって液膜を形成し、開口部3か
らタンク1内に供給されたガスを吸収する。
そしてガス吸収液は開口部4からタンク1外に取出され
るものである。
ところで従来では、飲料原液にガスがより吸収されるよ
う、第2図に示すごとく弁9の傾斜面の中央部に環状溝
20を形成し、弁9の下面から該環状溝20に達する連
通孔21を適当数形成している。
そして供給口6から供給管7内に供給された飲料原液が
弁9と弁座8との間の間隙αを通ってタンク1内に噴射
されるときの減圧効果によりタンク1内のガスを連通孔
21および環状溝20を介して吸引し、上記間隙αにお
いて、飲料原液とガスとを混合している。
しかしこの従来構成では、ガスが消極的に吸引されるだ
けであるから、飲料原液に対するガスの混合は不十分で
ある。
そこで本考案は、かかる問題点を解消したびん・缶詰に
おけるガス吸収装置を提供するものであって、その特徴
とするところは、液供給管と、該液供給管の下部に設け
た弁座と、上記液供給管内に挿通された弁棒と、該弁棒
の下端に固着されて弁座に対向する弁とを有する液供給
装置をガス吸収タンクの上部に配設した壜・缶詰におけ
るガス吸収装置において、上記弁棒を貫通する貫通孔を
形成し、上記弁の頂部に上記貫通孔と連通ずる凹部を形
成し、該凹部内から弁を半径方向に貫通する複数のガス
噴射口を弁の軸芯方向に沿って適当間隔ごとの複数段に
おいて形成し、該各段のガス噴射口を平面からみて互い
に位置ずれさせたことにある。
かかる構成によれば、複数段の各ガス噴射口から飲料原
液に対してガスを積極的に混合させることができるもの
である。
以下、本考案の一実施例を第3図および第4図に基づい
て説明する。
25は弁棒であって、下端が弁9の頂部に形成されたく
ぼみ内に嵌入させられて絞弁9に溶接されると共に上端
が供給管7の上部に配設されたガイドブロック26の貫
A孔27内に移動自在に挿通させられたパイプ部28と
、該パイプ部28の上端に溶接されたチップ部29とか
らなる。
30は該チップ部29を貫通してパイプ部28内に連通
ずる貫通孔、31は弁9の頂部に形成されると共に上記
パイプ部28内に連通する凹部、32A、32Bは弁9
の軸芯方向に沿って適当間隔ごとの上下2段の箇所にお
いて凹部31内から弁9を半径方向に貫通して間隙αに
たつする複数(この実施例では8づつ、計16)のガス
噴射口であって、第4図に示すごとく各段のガス噴射口
32A、32Bを平面からみて互いに位置ずれさせであ
る。
33は天板部の中央部から下方へのぴる内筒部34が前
記チップ部29の中径部に外嵌すると共に外筒部35の
内周面に形成した雌ねじ部36が前記ガイドブロック2
6の外周面上部の雄ねじ部37に螺合する高さ調整用キ
ャップ、38は下端小径部が上記内筒部34内に挿入さ
れると共にこの下端小径部の内周面に形成した雌ねじ部
39がチップ部29の上端小径部の雄ねじ部40に螺合
するソケットであって、前記チップ部29の貫通孔30
に連通ずる貫通孔41を有する。
42はソケット38の上端大径部の内周面に形成された
雌ねじ部であって、ガス供給管(図示せず)の一端の雄
ねじ部が螺合するものである。
43はOリングである。上記構成において、供給口6か
ら供給管7内に供給された飲料原液は弁9と弁座8との
間の間隙α内を通ってタンク1内に供給される。
またソケット38およびチップ部29の貫通孔41,3
0を介してパイプ部28内に供給されたガスは凹部31
を介して上下2段の各ガス噴射口32A。
32Bから間隙α内に噴射され、この間隙α内を流れる
飲料原液と積極的に混合させられる。
上記間隙α内で飲料原液に吸収されなかったガスはタン
ク1内において各プレート16および各トレー14上を
流れる飲料原液に吸収される。
またこれに加えて前記開口部3からタンク1内に補助的
にガスを供給し、ガスの吸収を促進するものとする。
さらに間隙αの大きさを調整する場合には、キャップ3
3をつかんで、このキャップ33を適宜に正転または逆
転させて矢印AまたはB方向に移動させればよい。
これによってソケット38、チップ部29およびパイプ
部28を介して弁9が矢印AまたはB方向へ移動させら
れ、間隙αの大きさが調整される。
上記実施例ではガス噴射口32A、32Bを上下2段設
けたが、これに限定されるわけではなく、3段以上であ
ってもよい。
段数を増やせば、それだけ飲料原液に対するガスの混合
率を高めることができるものである。
以上述べたごとく本考案のびん・缶詰におけるガス吸収
装置によれば、複数のガス噴射口を特に弁の軸芯方向に
沿って適当間隔ごとの複数段において形成し、しかも各
段のガス噴射口を平面からみて互いに位置ずれさせであ
るから、弁と弁座との間の間隙を通ってタンク内に供給
される飲料原液に対してガスを積極的に混合させること
ができるものである。
したがってガスの飲料原液に対する吸収率は従来に比べ
て一段と促進され、これによってタンク内のトレーおよ
びプレートの数を減少させ、タンクの容量を小さくする
ことができ且つ、ガスの使用量が少なくてよいため、そ
の節約ができるものであって、経済性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はガス吸収装置の一部切欠き正面図、第2図は従
来例を示す要部の縦断面図、第3図および第4図は本考
案の一実施例を示し、第3図は要部の縦断面図、第4図
は第3図のIV −IV矢視図である。 1・・・・・・ガス吸収タンク、5・・・・・・液供給
装置、6・・・・・・液供給口、7・・・・・・液供給
管、8・・・・・・弁座、9・・・・・・弁、25・・
・・・・弁棒、28・・・・・・パイプ部、29・・・
・・・チップ部、30.41・・・・・・貫通孔、31
・・・・・・凹部、32A、32B・・・・・・ガス噴
射口、α・・・・・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液供給管と、該液供給管の下部に設けた弁座と、上記液
    供給管内に挿通された弁棒と、該弁棒の下端に固着され
    て弁座に対向する弁とを有する液供給装置をガス吸収タ
    ンクの上部に配設した壜、缶詰におけるガス吸収装置に
    おいて、上記弁棒を貫通する管通孔を形成し、上記弁の
    頂部に上記貫通孔と連通ずる凹部を形成し、該凹部内か
    ら弁を半径方向に貫通する複数のガス噴射口を弁の軸芯
    方向に沿って適当間隔ごとの複数段において形成し、該
    各段のガス噴射口を平面からみて互いに位置ずれさせた
    ことを特徴とするびん・缶詰におけるガス吸収装置。
JP2345682U 1982-02-19 1982-02-19 びん・缶詰におけるガス吸収装置 Expired JPS5933462Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2345682U JPS5933462Y2 (ja) 1982-02-19 1982-02-19 びん・缶詰におけるガス吸収装置

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JP2345682U JPS5933462Y2 (ja) 1982-02-19 1982-02-19 びん・缶詰におけるガス吸収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58128619U JPS58128619U (ja) 1983-08-31
JPS5933462Y2 true JPS5933462Y2 (ja) 1984-09-18

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ID=30035495

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2345682U Expired JPS5933462Y2 (ja) 1982-02-19 1982-02-19 びん・缶詰におけるガス吸収装置

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