JPH0237784B2 - - Google Patents

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JPH0237784B2
JPH0237784B2 JP62146885A JP14688587A JPH0237784B2 JP H0237784 B2 JPH0237784 B2 JP H0237784B2 JP 62146885 A JP62146885 A JP 62146885A JP 14688587 A JP14688587 A JP 14688587A JP H0237784 B2 JPH0237784 B2 JP H0237784B2
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pullulan
iodine
film preparation
chloride
povidone
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Nobuyuki Nishimura
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ORIENTAL PHARM SYNTH CHEM
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ORIENTAL PHARM SYNTH CHEM
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【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、ある種の外皮用殺菌消毒剤、奇生性
皮膚疾患治療剤、及び/または歯料口腔用剤を有
効成分として含有するプルランフイルム製剤に関
する。 さらに詳しく述べると、フイルム内にヨウ素、
ヨードホルム、ポビドンヨード、ヘキサクロロフ
エン、レゾルシン、アクリノール、塩化メチルロ
ザニリン、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコ
ニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、チメロサー
ル、マーキユロクロム、グルコン酸クロルヘキシ
ジン、塩酸クロルヘキシジン、塩酸アルキルポリ
アミノエチルグリシン、クロトリマゾール、硝酸
ミコナゾール、硝酸エコナゾール、臭化ドミフエ
ン及び塩化デカリニウムから選ばれる1種または
2種以上の薬物を溶解または均一分散した状態で
含有するプルランフイルム製剤に関する。 〔従来の技術〕 プルランは、デンプンの部分加水分解物を原料
としてアウレオバシジウムプルランス菌
(Aureobasidium pullulans)により発酵生産さ
れるα−グルカンであり、その構造はマルトトリ
オースがα−1,6結合をした直鎖状の中性多糖
類である。無味無臭で不定型、非結晶性の白色粉
末品である。 プルラン粉末は水溶性であり、接着力、粘着
力、被膜性にすぐれている。また無色透明のフイ
ルムを形成することもでき、これは酸素バリアー
性、保香性、耐油性などにすぐれた特性を有して
いる。 プルランは可食性であるので、食品分野を中心
にして多くの応用が考えられている。例えば、プ
ルランフイルム中にわさびのような味、香りなど
の食品微粉末または液体をブレンドしたフイルム
が提案されている。また医薬分野への応用として
は、いずれも徐放性を目的として錠剤の基剤又は
結合剤として用いたり、錠剤をプルラン液でコー
テイングすることが提案されている。しかしなが
らプルランフイルム中に直接薬物を含有させるこ
とについては全く提案、報告ともされておらず、
その可能性は依然として不明である。 〔従来技術の問題点〕 一方、従来より創傷部の保護と殺菌を目的とし
た救急絆創膏があるが、実際に殺菌剤等の薬物を
含有したものとしては、ガーゼにアクリノール
液、塩化ベンザルコニウム液あるいは臭化ドミフ
エンをしみ込ませ接着用テープに貼りつけたもの
があるだけで、それ以外の殺菌剤については全く
無かつた。この理由として殺菌剤には空気、熱や
光に対して不安定なものが多く、長期間、室温で
密閉されない状態での保存には適さなかつたこ
と、しかも適用時における薬物の含量や残存性、
放出性のコントロールが技術的に困難であつたこ
となどが挙げられる。従つて、真の創傷部の殺菌
を目的とした救急絆創膏の出現が望まれるところ
である。 また、手指、皮膚の消毒や医療用具等の消毒を
目的とした殺菌消毒剤を調製する際には、使用直
前に容器(ビン)より必要量の原液または原末を
はかり取り、これを一定量の水で希釈するという
方法が従来よりとられているが、これも大部分の
殺菌消毒剤が遮光下、気密容器中での保存を必須
としているからである。 このような方法は、一定量の原液を正確にはか
り取ることが煩雑であるばかりでなく、ビンの破
損や、はかり取る時の目減りや衣服等の汚染も考
えられ、決して満足できる状態ではなかつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、従来の救急絆創膏に有効量の殺
菌消毒剤を長期間安定な形で含有させること、ま
た殺菌消毒剤の調製の際の煩雑さ等を解消するこ
とを目的として鋭意研究を重ねた結果、プルラン
のフイルム中に有効量または必要量の殺菌消毒剤
を溶解または均一分散した状態で含有させること
により前記問題点が解決されるのではないかと考
え、種々の殺菌消毒剤についてフイルムの形成を
試みた。検討前にはすべての殺菌消毒剤が問題な
くフイルムを形成すると考えたが、実際には予想
に反して形成不可能なものがあつた。例えば、同
じフエノール系殺菌消毒剤でも、レゾルシンやヘ
キサクロロフエンでは薬物とプルラン糊(フイル
ム状に展延するために水に溶解した糊状のプルラ
ン)は容易に混合できフイルム状に展延できる
が、フエノールやクレゾールでは両者を混合する
と一瞬にしてプルランが凝固しフイルムを形成す
ることはできなかつた。 本発明者らは通常用いられる外皮用殺菌消毒
剤、寄生性皮膚疾患治療剤及び歯科口腔用剤の中
からフイルムを形成できる薬物を確認し、本発明
を完成した。 〔発明の構成〕 従つて、本発明はフイルム内にヨウ素、ヨード
ホルム、ポビドンヨード、ヘキサクロロフエン、
レゾルシン、アクリノール、塩化メチルロザニリ
ン、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウ
ム、ラウリル硫酸ナトリウム、チメロサール、マ
ーキユロクロム、グルコン酸クロルヘキシジン、
塩酸クロルヘキシジン、塩酸アルキルポリアミノ
エチルグリシン、クロトリマゾール、硝酸ミコナ
ゾール、硝酸エコナゾール、臭化ドミフエン及び
塩化デカリニウムから選ばれる1種または2種以
上の薬物を溶解または均一分散した状態で含有す
るプルランフイルム製剤に関する。 プルランは平均分子量約5000〜1000000までの
ものが生産可能で、そのうち平均分子量の幅に応
じて数種類のものが市販されている。本発明に使
用されるプルランはこのうちいずれの分子量のも
のでもよいが、好ましくは平均分子量約200000の
もの(商品名、PI−20として林原(株)より市販さ
れている。)である。プルランの分子量をかえる
ことによりプルランの溶解速度、ひいては薬物の
溶出速度をかえることができる。一般に平均分子
量が小さいほど溶解速度が速く、大きいほど遅く
なる。また平均分子量の異なるプルラン数種を混
合して用いてもよい。 含有される薬物は、 (1) 外皮用殺菌消毒剤としてはヨウ素、ヨードホ
ルム、ポビドンヨード、ヘキサクロロフエン、
レゾルシン、アクリノール、塩化メチルロザニ
リン、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニ
ウム、ラウリル硫酸ナトリウム、チメロサー
ル、マーキユロクロム、グルコン酸クロルヘキ
シジン、塩酸クロルヘキシジン及び塩酸アルキ
ルポリアミノエチルグリシンが挙げられるが、
好ましくはヨードホルム、ポビドンヨード、ヘ
キサクロロフエン、アクリノール、塩化ベンゼ
トニウム、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸
クロルヘキシジン及び塩酸アルキルポリアミノ
エチルグリシンであり、より好ましくはポビド
ンヨード、塩化ベンザルコニウム及びグルコン
酸クロルヘキシジンである。 (2) 寄生性皮膚疾患用剤としてはクロトリマゾー
ル、硝酸ミコナゾール及び硝酸エコナゾールが
挙げられ、いずれも好ましい。 (3) 歯科口腔用剤としては臭化ドミフエン及び塩
化デリカリニウムが挙げられ、いずれも好まし
い。 さらに、本発明のプルランフイルム製剤には、
所望によりその他の補助的薬物を含有することが
できる。それらの薬物としては局所麻酔剤、止血
剤、抗ヒスタミン剤等が挙げられるが、それらは
もちろんプルランフイルムを形成することが可能
なものに限られる。 本発明のプルランフイルム製剤には、上記の薬
物を1種だけ含んでいてもよいし、2種以上を混
合して含んでいてもよい。 また、後記する使用目的に応じて、大きさ、厚
み、形状、薬物の含有量を任意に設定することが
できる。 さらに本発明のプルランフイルム製剤には、必
要により、グリセリン、エチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、
ソルビトール、マルチトール、マンニトール等の
可塑剤を加えることができる。 本発明のプルランフイルム製剤は、(1)外傷部位
の殺菌消毒及び皮膚、粘膜及び口腔内の疾患の治
療、あるいは(2)手指、皮膚、医療用具等の殺菌、
消毒を目的とした殺菌消毒剤あるいは貼付剤とし
て用いることができる。 (1)の場合、傷口又は患部(以下、傷口等とい
う)に貼られたプルランフイルム製剤は体汗又は
体液によつて急激に軟化し、接着性が増して傷口
等に密着する。それと同時にプルランが溶解し、
含有薬物が浸出して傷口等に直接作用する。そこ
に至るまではごく短時間に起こると考えられる
が、使用するプルランの種類を変えることによつ
て徐放性をすることもできる。(1)の目的で用いる
には、本発明のプルランフイルム製剤を直接傷口
等に貼りつけ、必要により包帯等で固定するか、
あるいはいわゆる救急絆創膏のような貼付剤の形
で処方されるが、より好ましくは貼付剤として使
用される。貼付剤は添付図面に示したように適当
な大きさの本フイルム製剤1をガーゼまたは不織
布のような緩衝材2の周囲の全部または一部に巻
きつけ、または貼りつけ、得られたものを粘着テ
ープ3に貼りつけたものである。フイルム製剤を
緩衝材の周囲に巻きつけまたは貼りつける形状と
しては、フイルム製剤が傷口等に密着し、かつフ
イルム製剤と緩衝材が粘着テープによつて傷口等
に固定されるものであれば、いかなる形状のもの
でもよい。具体的には、例えば、フイルム製剤を
緩衝材の周囲にひと巻き以上巻きつけたもの(第
1図参照)、丁度ひと巻きに巻きつけたもの(第
2図参照)、ひと巻き以下(緩衝材が直接粘着テ
ープと接触する部分を残して)巻きつけたもの
(第3図参照)及び緩衝材の片面のみ(傷口等と
接触する面のみ)に貼りつけたもの(第4図参
照)があげられる。さらに本発明の貼付剤は、上
記のように本フイルム製剤を別途製造し、緩衝材
の周囲の全部または一部に巻きつけ、または貼り
つける方法ではなく、緩衝材の片面(傷口等と接
触する面)に後記の製造方法によつて得られた薬
物含有プルラン糊をフイルム状に展延させて直接
本フイルム製剤を形成して、得られたフイルム製
剤付きの緩衝材を粘着テープに貼りつける方法に
よつても製造される。いずれの場合も目的とする
効果が得られるが、好ましくは第3図及び第4図
に示されるような形態である。第3図で示される
形態を用いた場合の貼付剤の一例の斜視図を第5
図a乃至cに示す。粘着テープはフイルムを傷口
に固定するとともに、傷口を保護する働きがあ
る。また傷口等が膣内、直腸内、鼻腔内であると
きには、本フイルム製剤を円筒状に丸めて直接腔
内へ挿入することができる。このときフイルムは
体液によつて完全に溶解するので処置後除去する
必要はない。 (2)の場合には適当な量の殺菌消毒剤を含有した
適当な大きさの本フイルム製剤とし、使用時に該
フイルムを必要量の水で希釈すればよく、従来の
ような煩雑な操作を必要としない。さらにビンの
破損や目減り(ロス)、衣服の汚染の心配もない。
大量の水に加えられたフイルムは瞬時に溶解し設
定された濃度の殺菌消毒液が得られる。プルラン
の水溶液は他の多糖類に比べて粘度が低いので得
られた殺菌消毒剤にぬるぬるという感触はなく、
従来の方法で調製した同液と全く同様の使用感で
使用できる。 本発明のプルランフイルム製剤は公知の方法、
例えば特開昭54−13565号明細書記載の方法によ
り製造することができる。すなわち、プルラン粉
末1量部に対して精製水2〜4量部を加えて80〜
100℃で数時間加熱し十分練合する。得られた糊
状プルランを35〜45℃まで冷却した後、予め精製
水に溶解させた薬物、あるいは目的の薬物が水に
不溶の場合はできるだけ小さい篩を通した薬物粉
末を加えて十分に撹拌混合して薬物をプルラン中
に均一に溶解または分散させ、その後通常のキヤ
ステイング法によつて薬物含有プルラン糊をフイ
ルム状に展延させることにより製造することがで
きる。 〔効果〕 本発明のプルランフイルム製剤は以下の効果を
有する。 (1) 本製剤はプルランフイルムが有する酸素バリ
ヤー性、保香性等のすぐれた特性を保持してお
り、このため薬物が分解や逸失することなく長
期間安定に保たれる。 (2) 薬物が液体であつても固体(結晶、粉末)で
あつても、一定の薬物含有量を正確かつ容易に
得ることができる。 (3) 傷口等に貼付したとき、体汗、浸出液などの
水分等によつて急激に軟化し、傷口等に密着す
るとともに薬物が溶出して傷口等に作用する。 (4) フイルム状であるので、液剤に比べ極めて取
扱いやすいうえ容器の破損等の心配がない。 (5) プルランはデンプンから誘導される可食性の
天然炭水化物であり、無毒性、無刺激性のため
罹患皮膚、粘膜適用のフイルム製剤の基剤とし
てすぐれている。 (6) プルランは従来の水溶性高分子フイルム原料
化合物に比して、水に溶解した場合の粘度が比
較的低く、このためフイルム製剤を貼付適用後
は、水洗によつて従来のフイルムよりも簡単に
除去できる。 (7) プルラン水溶液を製する場合、PHの影響を受
けにくいため、プルランフイルム製剤に含有さ
せうる薬物の範囲が広い。 以下、実施例及び実験例によつて本発明を詳述
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 実施例 1 プルラン〔商品名、PI−20(平均分子量200000
のもの)、林原(株)製造〕25gに約100℃の減菌精製
水75gを加えて十分に混合した後、約90℃で1時
間加温しながら十分練合してプルラン糊95gを得
た。40℃まで冷却したプルラン糊9.5gにポビド
ンヨードの30.5%溶液3mlを加えて十分に撹拌混
合した後キヤステイング法により厚さ約20μmの
フイルムに展延し、常法により加熱乾燥して目的
とするポビドンヨード含有プルランフイルム製剤
を得た。 以下、実施例1と同様にして、以下に示す薬物
を含有する本発明のプルランフイルム製剤を得
た。
【表】
【表】 実施例 21 プルラン糊(実施例1で製造した。)20gに塩
化ベンザルコニウム43mgとマレイン酸クロルフエ
ニラミン(抗ヒスタミン剤)100mgを加え、充分
かくはんして溶解させた後、乳バチで細粉化した
アミノ安息香酸エチル(局所麻酔剤)250mgを加
えて充分かくはんして懸濁させた。得られた薬物
含有プルラン糊をPET(ポリエステル)フイルム
上にキヤステイング法により展延し、加熱乾燥し
て厚さ約60μmのプルランフイルム製剤を得た。 実施例 22 実施例1で得られたプルランフイルム製剤を22
mm×25mmの大きさに切り取り、13mm×25mmのガー
ゼを包み適当な大きさの片面粘着テープに貼り合
わせて救急絆創膏を得た。 実施例 本発明のプルランフイルム製剤の抗菌力試験1
cm2中にプルラン2.8mgとポビドンヨードを0.5mgか
ら3.8mgまで14段階で含有する本発明のプルラン
フイルムを作成し、その抗菌作用をデイスク
(Disk)法に準じた方法で試験した。すなわち、
試験菌にはエシエリシア・コリ(Escherichia
Coli)I.F.O.12743を使用し、SCD寒天倍地(大
五栄養化学K.K.製造)を用いた大型平板上で
Disk法に準じて1cm2の大きさの試作フイルムを
寒天平板に貼付し抗菌力を検定した(培養時間は
20時間)。 その結果、当実験に用いたポビドンヨードの量
では細菌の増殖阻止効果はフイルムを貼付した範
囲のみに現れ、その静菌作用はポビドンヨード量
0.54mg/cm2以上の濃度にて示し、また殺菌作用は
1.8mg/cm2以上の濃度で示されることが証明され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、それぞれ本発明のプルラ
ンフイルム製剤を用いて救急絆創膏を作成する際
にフイルム製剤により緩衝材を被覆する方法例を
示す断面図、第5図a乃至cは第3図で示される
被覆方法を用いた場合の貼付剤の斜視図であり、
aは皮膚接触面からみた図、bは皮膚接触面と反
対の面からみた図、cはプルランフイルム部分の
拡大図である。 図中符号:1……薬物含有プルランフイルム製
剤;2……緩衝材;3……粘着テープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイルム内にヨウ素、ヨードホルム、ポビド
    ンヨード、ヘキサクロロフエン、レゾルシン、ア
    クリノール、塩化メチルロザニリン、塩化ベンゼ
    トニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリル硫酸
    ナトリウム、チメロサール、マーキユロクロム、
    グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシ
    ジン、塩酸アルキルポリアミノエチルグリシン、
    クロトリマゾール、硝酸ミコナゾール、硝酸エコ
    ナゾール、臭化ドミフエン及び塩化デカリニウム
    から選ばれる1種または2種以上の薬物を溶解ま
    たは均一分散した状態で含有するプルランフイル
    ム製剤。 2 プルランの平均分子量が約200000である特許
    請求の範囲第1項記載のプルランフイルム製剤。 3 薬物がヨードホルム、ポビドンヨード、ヘキ
    サクロロフエン、アクリノール、塩化ベンゼトニ
    ウム、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロル
    ヘキシジン、塩酸アルキルポリアミノエチルグリ
    シン、クロトリマゾール、硝酸ミコナゾール、硝
    酸エコナゾール、臭化ドミフエン及び塩化デカリ
    ニウムから選ばれる1種または2種以上の薬物で
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載のプ
    ルランフイルム製剤。 4 薬物がポビドンヨード、塩化ベンザルコニウ
    ム及びグルコン酸クロルヘキシジンから選ばれる
    1種または2種以上の薬物である特許請求の範囲
    第3項記載のプルランフイルム製剤。 5 薬物がポビドンヨードである特許請求の範囲
    第4項記載のプルランフイルム製剤。 6 フイルム内にヨウ素、ヨードホルム、ポビド
    ンヨード、ヘキサクロロフエン、レゾルシン、ア
    クリノール、塩化メチルロザニリン、塩化ベンゼ
    トニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリル硫酸
    ナトリウム、チメロサール、マーキユロクロム、
    グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシ
    ジン、塩酸アルキルポリアミノエチルグリシン、
    クロトリマゾール、硝酸ミコナゾール、硝酸エコ
    ナゾール、臭化ドミフエン及び塩化デカリニウム
    から選ばれる1種または2種以上の薬物を溶解ま
    たは均一分散の状態で含有するプルランフイルム
    製剤と緩衝材と粘着テープとからなる貼付剤。 7 プルランフイルム製剤を、緩衝材が直接粘着
    テープと接触する部分を残して巻きつけるか、ま
    たはプルランフイルム製剤を、緩衝材が傷口等と
    接触する面のみに貼りつけ、しかる後に得られた
    ものを粘着テープに貼りつけた特許請求の範囲第
    6項記載の貼付剤。 8 薬物がポビドンヨード、塩化ベンザルコニウ
    ム及びグルコン酸クロルヘキシジンから選ばれる
    1種または2種以上の薬物である特許請求の範囲
    第6項または第7項記載の貼付剤。 9 薬物がポビドンヨードである特許請求の範囲
    第8項記載の貼付剤。
JP62146885A 1986-06-23 1987-06-15 薬物を有効成分として含有するプルランフイルム製剤 Granted JPS63109865A (ja)

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JP61-144774 1986-06-23

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