JPH0237699Y2 - - Google Patents

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JPH0237699Y2
JPH0237699Y2 JP1985154261U JP15426185U JPH0237699Y2 JP H0237699 Y2 JPH0237699 Y2 JP H0237699Y2 JP 1985154261 U JP1985154261 U JP 1985154261U JP 15426185 U JP15426185 U JP 15426185U JP H0237699 Y2 JPH0237699 Y2 JP H0237699Y2
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JP
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spout
container
closing member
knob piece
container body
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JP1985154261U
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は、醤油、ソースのような液体調味料
その他の液状内容物収納用の注出口部を有するプ
ラスチツク容器に関するものである。
[従来の技術] このような容器には、従来より第5図示すよう
に、内容物を注出するための注出口102とこれ
を閉塞する閉塞部材103とを、切り取り可能な
薄肉部104を介して連結させて一体に形成し、
内容物使用に際しては庖丁やナイフ、鋏等の刃物
で薄肉部104を切つて注出口102を開口する
ように構成された切り取り開口注出口部を有する
容器101がある。
[考案が解決しようとする問題点] このように構成された容器101においては、
注出口102の開口に刃物を要し面倒であり、か
つこれらの刃物が無い場合には開口できないとい
う問題がある。
この問題を解決するために本件考案出願人は、
先に実用新案登録第1013452号(登録月日昭和48
年9月4日)に示される技術を提案した。即ち、
注出口102を覆う覆蓋に断面3角乃至6角の角
筒状のレンチを形成し、このレンチに閉塞部材1
03が嵌合するようし、注出口102を開口する
際にはこのレンチに閉塞部材103を嵌合させた
状態でねじり、薄肉部104を破壊するように構
成されている。
これにより、容器以外の刃物等を要さずに注出
口102を開口可能となつたが、消費者がこのよ
うな構成に気付かず或は気付いても面倒がつて、
相変らず刃物を用いて開口することがあり、完全
に手だけで容易に開口可能な注出口を有する容器
の開発が望まれている。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、手のみで容易に開口可能な注出口を
有する容器を提供することを目的としている。
(ロ) 考案の構成 [問題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案のもぎ取り開口
注出口部を有する容器は、捩じ切りによつて注出
口を開口可能な注出口部を有する容器であつて、
容器胴部の上端に内容物充填用のノズル部を有し
前記注出口部は前記注出口部を閉塞しかつ前記注
出口と捩じ切り可能な薄肉部を介して連結してい
る閉塞部材をブロー成形によつて一体に形成され
て備え、前記閉塞部材にはつまみ片が一体に設け
られており、前記注出口部、前記閉塞部材及び前
記つまみ片は前記容器胴部の仮想の延長部と前記
容器胴部の上端部と前記ノズル部の上端部を含む
仮想の平面とで囲まれた空間内に設けられてお
り、前記つまみ片は前記注出口部の軸を通る平面
内で前記軸の両側に位置し、前記つまみ片は周縁
部の少なくとも一部分が中央部より薄肉に形成さ
れていることを特徴としている。
以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
第1図において、1は容器である。容器1は合
成樹脂製であつてブロー成形により一体に成形さ
れており、容器胴部3、容器肩部4、内容物充填
用のノズル部5及び注出口部2を有する。ノズル
部5は内容物充填後は熱溶着又はシール材等によ
つてシールされた溶着部6を有する。
注出口部2は、ノズル部5の基部の容器肩部4
との境界部から筒状に突出して形成されている。
注出口部2は、外側に向かつて緩い下り勾配をな
す容器肩部4の上面からの角度αとノズル部5の
側面からの角度βが等しいように、その軸ABの
方向が決定されている。注出口部2の先端には手
によるもぎ取り可能な薄肉部12を介して閉塞部
材11が連結している。薄肉部12は、もぎ取り
を容易にするように薄肉であると同時に内径・外
径とも減じた小径部を成し、縦断面形状V字型を
成して、内側に凹んでおり、最も径の小さいV字
の谷底に相当する部分を切り取り予定線8として
いる。
閉塞部材11は切り取り予定線8のきわから軸
ABの両側に軸ABに関して対称に耳たぶ状の輪
郭を描いて接続するつまみ片10を一体に設けら
れている。閉塞部材11はブロー成形の際ノズル
部5、注出口部2、容器肩部4にかけての容器本
体部分が形成される際左右の金型の合せ目の外側
に板状に残る樹脂部分である、バリ部を利用して
形成することができ、バリ部がこれらノズル部
5、注出口部2、容器肩部4から切り離された場
合の輪郭を成し、僅かの間隙を容器本体との間に
残しており、これら容器本体に沿つた部分を含む
周縁部11aは中央部11bより薄肉に形成され
ている。
なお、閉塞部材11の断面図を示した第2図、
第3図及び第4図において閉塞部材11は内部空
間13を有するように誇張して描かれているが、
これはブロー成形の性質上中空部分を有すること
があり得ることを示したに過ぎず、内部空間13
を有することは必須条件ではない。
[作用・効果] このように構成された容器1においては、文字
等による開口の仕方の説明を読むまでもなく、開
口の仕方は明白である。即ち、内容物を取出す場
合は、つまみ片10をつまんで軸ABの回りに回
転する方向に捩じると、切り取り予定線12の部
分に破壊応力が集中し、閉塞部材11がもぎ取ら
れ、注出口部2が容易に開口される。この開口の
際、手以外、刃物その他一切不要である。
なお、第1図に示した例では、注出口部2はノ
ズル5の基部からやや上向きに突出させ、β=α
とし、つまみ片10が注出口部2の軸ABに関し
て対称になつているが、つまみ片の形状は必ずし
も注出口部2の軸に関して対称とする必要はな
く、閉塞部材を注出口部の軸の回りに捩じつても
ぎ取ることが可能な形状、大きさであれば良く、
バリ部を利用し得る任意の位置に、好適に注出口
部と閉塞部材を形成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わるもぎ取り
開口注出口部を有する容器を示す正面図、第2図
は第1図における−断面図、第3図は第1図
における−断面図、第4図は第1図における
−断面図、及び第5図は従来の切り取り開口
注出口部を有する容器を示す正面図である。 1……容器、2……注出口部、3……容器胴
部、4……容器肩部、5……ノズル部、6……溶
着部、8……切り取り予定線、11……閉塞部
材、12……薄肉部、13……内部空間、14…
…内部空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 捩じ切りによつて注出口を開口可能な注出口部
    を有する容器であつて、容器胴部の上端に内容物
    充填用のノズル部を有し前記注出口部は前記注出
    口部を閉塞しかつ前記注出口と捩じ切り可能な薄
    肉部を介して連結している閉塞部材をブロー成形
    によつて一体に形成されて備え、前記閉塞部材に
    はつまみ片が一体に設けられており、前記注出口
    部、前記閉塞部材及び前記つまみ片は前記容器胴
    部の仮想の延長部と前記容器胴部の上端部と前記
    ノズル部の上端部を含む仮想の平面とで囲まれた
    空間内に設けられており、前記つまみ片は前記注
    出口部の軸を通る平面内で前記軸の両側に位置
    し、前記つまみ片は周縁部の少なくとも一部分が
    中央部より薄肉に形成されていることを特徴とす
    るもぎ取り開口注出口部を有する容器。
JP1985154261U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPH0237699Y2 (ja)

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JPS6262628U JPS6262628U (ja) 1987-04-18
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JPH1142281A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Ota Seiyaku Kk 薬剤用使い捨て容器
JP4967302B2 (ja) * 2005-10-14 2012-07-04 凸版印刷株式会社 易開封性を有するブロー成形容器の成形方法

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