JPH0237675Y2 - - Google Patents

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JPH0237675Y2
JPH0237675Y2 JP16129985U JP16129985U JPH0237675Y2 JP H0237675 Y2 JPH0237675 Y2 JP H0237675Y2 JP 16129985 U JP16129985 U JP 16129985U JP 16129985 U JP16129985 U JP 16129985U JP H0237675 Y2 JPH0237675 Y2 JP H0237675Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、通常の自転車に使用するペダルに
関し、合成樹脂成型により造つた主部、端部カバ
ー、上下の踏板の4部を組合せて能率よく造るこ
とのできるペダルを得たものである。
(従来の技術) 自転車のペダルとしては、第15図のように金
属の枠体1の両側に四角なゴム片2,2を取付
け、中央にペダル軸3を鋼球を介して回転自在に
挿通したものが、古くから使用されて来た。
最近では、合成樹脂の利用が盛んになり、その
成型技術が進んだ結果、ペダル軸や軸受部分以外
の本体部分を合成樹脂で成型したペダルが使用さ
れるようになつて来た。第16図は、出願人会社
の製作したペダルの本体を示し、本体4を一体に
合成樹脂成型し、中央部に通した軸筒5の両端
に、ペダル軸を支承する鋼球を支持する玉受け6
(わんと称されている)を圧入し、側面に反射板
7を挿入固定したものである。
靴の滑りを防止するために上下の踏面8,8に
は多数の突条9,9、突起10,10を形成して
靴底を引掛けるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 大きな踏力が加わるペダルを合成樹脂成型する
ための樹脂材料としては、強度が大きく加工性の
よいことが要求されるので、ポリプロピレンが使
用されている。ところが、この材料は滑り易いの
で、ペダル本体を造るときに踏面に突条9、突起
10を形成して靴底の滑りを止めるように考慮し
ているが、なお滑り止めの点で不十分であつた。
ペダルを軽合金で造る場合も同様である。
この考案は、このよな踏面の滑り易さの欠点を
除いたペダルを得ようとするものである。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案の自転車のペダルは、玉受け6を圧入
される軸筒16から側方に複数の補強材19を突
出させ、その外端を連ねて枠部18を形成し、軸
筒16、補強材19、枠部18を連ねて、枠部1
8より低く位置する上下の床板17を形成し、枠
部18の外方端に合成樹脂または軽合金で成型さ
れた端部カバー13を嵌合させる開口24を開設
した主部11を合成樹脂または軽合金で成型し、
上記床板17には、踏板14の係合突起32を係
合させる複数の孔20と、端部カバー13の脚片
28の先端に形成した爪27を係止する孔22と
を設け、踏板14は、枠部18内に低く位置する
床板17に重なる形状で、表面に滑り止めの凹凸
を形成し、裏面に先端を茸状とした複数の係合突
起32を形成して滑り難い材料で成型し、ペダル
軸3を鋼球を介して取付けた主部11に、端部カ
バー13、踏板14を組付けて構成することによ
り、滑り易い欠点を除き、能率よく安価な合成樹
脂成型を利用できるペダルを得たものである。
(作用) 本体の主部は、ポリプロピレンのような合成樹
脂またはアルミニウム、マグネシウム等の軽合金
で造るため、強度が大きく、加工性がよいので、
複雑な形状も精度よく製作できる。滑り易かつた
踏面は、材質的に滑り難い合成樹脂板に凹凸を形
成した踏板を添着したので、靴底との滑りを阻止
して安全に、能率よく踏むことができる。
(実施例) 次に第1〜14図の合成樹脂成型を使つた実施
例を説明する。
第1〜3図はペダルの外観を示し、第1図は平
面図、第2図は側面図、第3図は端面図である。
第4〜6図は、主部の構造を示し、第4図は第
5図の−線による半部切断平面図、第5図は
第4図の−線による半部切断側面図、第6図
は第4図の−線による半部切断端面図であ
る。
第7〜10図は、端部カバーの構造を示し、第
7図は端面図、第8図は第7図の−線により
半部を切断した平面図、第9図は内面を見た図、
第10図は第7図の−線により半部を切断し
た側面図である。
第11〜14図は踏板の構造を示し、第11図
は平面図、第12図は内端面図、第13図は第1
1図の−断面図、第14図は裏面の半部
を示す図である。
このペダルは、内端部(クランク側)が方形、
外端部が円形の主部11をポリプロピレンで成型
し、その中心部に軸孔を設け、その両端部に軸受
の玉受けを圧入してペダル軸12を回転自在に取
付け、外端部に端部カバー13を嵌着してペダル
軸を取付けるナツト等を覆い隠し、主部の上下に
滑り難い材質の踏板14,14を取付けたもので
ある。主部11の側面には、反射板15が嵌着さ
れる。
主部11は、中心部にペダル軸3を通す軸筒1
6を形成し、その両端は、玉受け6を嵌着するた
めに広げている。軸筒11の上下には、床板1
7,17を連通させて形成し、その外周に枠部1
8を連設している。19,19は軸筒16と枠部
18とを連結する補強材である。
床板17には踏板14の係合突起(後述)を結
合するための孔20,20、踏板の凹溝(後述)
を引掛けるための突条21、更に端部カバー13
の取付け脚の爪(後述)を引掛ける孔22を形成
している。
枠部18の端部には、端部カバー13を嵌合し
て塞がれる開口24を形成する。枠部18の側面
には、反射板15を嵌合させる段付きの孔25を
開設し、その側縁に、反射板を押込むときに弾性
変形して反射板を通過させ、通過後復位して反射
板の脱出を阻止する突起26を形成する。
端部カバー13は、第7〜10図に示すよう
に、主部11の端部の開口24に合致する円弧形
をなし、先端に爪27を外に向けて形成した4個
の脚片28を設けてポリプロピレンで成型され
る。29は脚片28の位置に形成した補強リブで
ある。中央部内面に形成した円筒部30は、カバ
ー13を開口24に挿入したとき軸筒16の端部
に嵌合して防塵および位置決めするのに使用され
る。このとき脚片の爪27は床板17の孔22に
係合して、カバー13の脱落を防止する。カバー
13を外すには、後述の踏板14を外して孔22
を露出させ爪27を主部内に押込みつつカバーを
外すようにすればよい。
踏板14は、滑り難く弾性あるエラストマで第
11〜14図のように成型される。踏板の表面に
は凹凸模様31(模様の形は任意に選択できる)
を付して靴が滑らないようにし、裏面には床板1
7の孔20に対応する位置に係合突起32を突設
している。係合突起32は、先端に茸状の膨出部
33を形成して、床板の孔22に突起32を押込
むと、膨出部33が縮んで孔22を通過し、通過
後は元の形状になつて踏板14が床板17から離
れないようにしている。34は主部の突条21を
係合させる凹溝、35は床板17に突設したマー
クを嵌合させて表面から見えるようにする孔であ
る。
この考案の自転車のペダルは、以上の各部を組
立てて構成されるもので、主部の軸筒16の両端
に玉受け6を圧入し、内側(クランク側)から鋼
球を介在させてペダル軸3を挿入し、ペダル軸の
外側に鋼球を挟んでナツトを螺合し、端部カバー
13、踏板14を取付け、反射板7を突起26を
弾性変形させて孔26に押込めば、組立てが終了
する。
ハ 考案の効果 (1) 主部11、端部カバー13、踏板14は、そ
れぞれ合成樹脂または軽合金の成型により一挙
に製作することができる。
(2) 従つて能率良く、安価に製造できる。
(3) 主部11、端部カバー13は、強度が大きく
加工性のよいポリプロピレンのような合成樹
脂、または軽合金で造り、踏板14を滑り難い
エラストマのような材質の合成樹脂や天然ゴム
で造ることができるので、従来の合成樹脂ペダ
ルの滑り易かつた欠点を除くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜14図は、この考案の自転車用ペダルの
実施例を示すもので、第1〜3図はペダルの外観
を示し、第1図は平面図、第2図は側面図、第3
図は端面図である。第4〜6図は、主部の構造を
示し、第4図は第5図の−線による半部切断
平面図、第5図は第4図の−線による半部切
断側面図、第6図は第4図の−線による半部
切断端面図である。第7〜10図は、端部カバー
の構造を示し、第7図は端面図、第8図は第7図
の−線により半部を切断した平面図、第9図
は内面を見た図、第10図は第7図の−線に
より半部を切断した側面図である。第11〜14
図は踏板の構造を示し、第11図は平面図、第1
2図は内端面図、第13図は第11図の−
断面図、第14図は裏面の半部を示す図であ
る。第15〜16図は従来のペダルを示してお
り、第15図は第1例の平面図、第16図は別例
の斜視図である。 1:枠体、2:ゴム片、3:ペダル軸、4:本
体、5:軸筒、6:玉受け、7:反射板、8:踏
面、9:突条、10:突起、11:主部、13:
端部カバー、14:踏板、15:反射板、16:
軸筒、17:床板、18:枠部、19:補強材、
20:孔、21:突条、22:孔、24:開口、
25:孔、26:突起、27:爪、28:脚片、
29:補強リブ、30:円筒、31:凹凸模様、
32:係合突起、33:膨張部、34:凹溝、3
5:孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 玉受け6を圧入される軸筒16から側方に複数
    の補強材19を突出させ、その外端を連ねて枠部
    18を形成し、軸筒16、補強材19、枠部18
    を連ねて、枠部18より低く位置する上下の床板
    17を形成し、枠部18の外方端に合成樹脂また
    は軽合金で成型された端部カバー13を嵌合させ
    る開口24を開設した主部11を合成樹脂または
    軽合金で成型し、上記床板17には、踏板14の
    係合突起32を係合させる複数の孔20と、端部
    カバー13の脚片28の先端に形成した爪27を
    係止する孔22とを設け、踏板14は、枠部18
    内に低く位置する床板17に重なる形状で、表面
    に滑り止めの凹凸を形成し、裏面に先端を茸状と
    した複数の係合突起32を形成して滑り難い材料
    で成型し、ペダル軸3を鋼球を介して取付けた主
    部11に、端部カバー13、踏板14を組付けて
    構成した自転車のペダル。
JP16129985U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPH0237675Y2 (ja)

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