JP3006053U - ゴルフ靴用本底 - Google Patents

ゴルフ靴用本底

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JP3006053U
JP3006053U JP1994009425U JP942594U JP3006053U JP 3006053 U JP3006053 U JP 3006053U JP 1994009425 U JP1994009425 U JP 1994009425U JP 942594 U JP942594 U JP 942594U JP 3006053 U JP3006053 U JP 3006053U
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reinforcing
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JP1994009425U
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Inventor
一男 西條
Original Assignee
株式会社ゴルフサイジョウ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフスイング時にけり足側となる靴底の爪
先部分内側コーナーに摺り減り防止用の補強体を装着し
た際、がたつきがなくなると同時に補強体の一部の本底
下面側への露出が可及的に少なくなるようにする。 【構成】 本底1の爪先部分の内側コーナーである爪先
内側縁部1bの側面1cに補強体3の補強片部4が当接
し、この補強片部4から直角に折り曲がって連設され下
面側から見て凹面に形成されている固定片部5は周縁部
5aを除いて本底1の成形時に該本底1に埋設されてい
ると共に、その固定片部5の周縁部5aは本底1の下面
1aに該下面1aとほぼ面一の状態で露出している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴルフスイング時にけり足側となる靴底の爪先部分の内側コーナー が補強されているゴルフ靴用本底に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常のゴルフスイング過程では地面に対しけり動作が必要であって、けり足側 に履く靴の本底は爪先部分の内側コーナーに摺り減りが生じ易い。この摺り減り を防止するため、けり足側の本底爪先部分の内側コーナーを補強したゴルフ靴が 知られており、その補強部は、図8に示すように本底aの爪先部分の内側コーナ ーに金属片等の補強体bを当接し、この補強体bに連続して形成されている固定 板部cを本底aの下面に当てて、その固定板部cが本底a下面へのスパイクdの ねじ止めを利用して本底aに固定されている構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来知られている上記のようなゴルフ靴の補強構造では、補強体bはスパイク dの緩みによってがたつき易く、ゴルフ靴本来の履き心地を悪くする。そして、 がたつきが生じたときは締め直しが必要である煩わしさがある。また、補強体b が安定した固定状態に保持されるためにはスパイクdによる固定部が少なくとも 2箇所必要となるため、本底aの爪先部分の内側コーナーに接している補強体b の部分と比較し固定板部cは相当に幅広く形成されているので、履くときや脱ぐ ときに目立ち、違和感を抱かせる体裁上の問題を生じることは勿論、本底の重量 も増してゴルフ靴の軽量化を阻害するという問題がある。
【0004】 本考案はこのような問題を一挙に解決したものであって、その目的は本底の成 形時にこれと一体化してその爪先部分の内側コーナーに補強体が装着され、補強 体のがたつきが完全に解消されると同時に、補強体の一部の本底下面側への露出 が可及的に少なくなるように改良したゴルフ靴用本底を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とするゴルフ靴用本底の一方は、本 底の爪先部分の内側コーナーである爪先内側縁部の側面に補強体の補強片部が当 接し、この補強片部から直角に折り曲がって連設され下面側から見て凹面に形成 されている固定片部は周縁部を除いて本底の成形時に該本底に埋設されていると 共に、その固定片部の周縁部は本底の下面に該下面とほぼ面一の状態で露出して 成るものである。
【0006】 そして、固定片部の板面と周縁部との間は両端部と中間部分を除いて切通し部 に形成されていると共に、その板面の中間部分は上記周縁部と同一高さに膨出さ せたリブに形成されているいることが好ましい。
【0007】 また、本考案の特徴とするゴルフ靴用本底の他方は、本底の爪先部分の内側コ ーナーである爪先内側縁部の側面に補強体の補強片部が当接し、この補強片部か ら直角に折り曲がって階段状に連設されている内外2段の固定片部のうちの内側 固定片部は本底の成形時に該本底に埋設されている一方、外側固定片部は本底の 下面に該下面とほぼ面一の状態で露出して成るものである。
【0008】 そして、内外2段の固定片部のうちの少なくとも内側固定片部には孔が穿設さ れていることが好ましい。
【0009】
【実施例】
先ず、本考案に係るゴルフ靴用本底の一方を添付図面に示す実施例を参照しな がら説明する。図1〜図4において、1はゴルフスイング過程でけり足側に履く 靴の本底であり、この本底1は、いわゆるユニット靴と称せられている種類のゴ ルフ靴に用いられるもので、その下面1a側に装着されるスパイク2と一体化し て成形される。
【0010】 本底1には、爪先部分の内側コーナー(親指が臨む部分)である爪先内側縁部 1bの側面1cに補強片部4が当接している補強体3が装着され、この補強体3 の下面側から見て凹面に形成された固定片部5は補強片部4から直角に折り曲が って連設されている。そして、固定片部5は周縁部5aを除いて本底1の成形時 に該本底1に埋設され、補強体3が本底1に一体化して固定された状態では、固 定片部5の周縁部5aと後記リブが本底1の下面1aに該下面1aとほぼ面一の 状態で露出する。
【0011】 図示の実施例では、固定片部5の板面と周縁部5aとの間は両端部5bと中間 部分を除いて切通し部6,6に形成されていると共に、板面の中間部分は周縁部 5aと同一高さに膨出させたリブ5cに形成されている。したがって、固定片部 5は、切通し部6,6の存在により周縁部5aとリブ5cの部分を除いて、本底 1の成形時に該本底1に完全に埋設され、爪先内側縁部1bの側面1cに対する 補強片部4の装着は確定し、補強片3はがたつく不具合を完全に解消できる一方 、本底1の下面1における露出部分は非常に少なくなる。
【0012】 次に、本考案に係るゴルフ靴用本底の他方を図5〜図7に示す実施例により説 明する。そして、本底自体については先に説明した考案のものと同一であるから 、それとの均等部材については同一符号を用いてその説明を省略する。
【0013】 本底1の爪先部分の内側コーナーである爪先内側縁部1bの側面1cに補強体 11の補強片部12が当接し、この補強片部12から直角に折り曲がって階段状 に連設されている内外2段の固定片部のうちの内側固定片部13は本底1の成形 時に該本底1に埋設されている一方、外側固定片部14は補強体11が本底1に 一体化して固定された状態では本底1の下面1aに該下面1aとほぼ面一の状態 で露出する。
【0014】 そして、内側固定片部13は補強片部12の縁辺12aから若干の段差をおい て直角に張り出している一方、外側固定片部14は補強片部12より直角に折り 曲がり、内側固定片部13と平行してこれより幅狭く(ほぼ半分程度の幅)した 状態で連設されている。また、内側固定片部13と外側固定片部14には孔15 ,16がそれぞれ複数個穿設され、これらの孔15,16により本補強体11の 本底1に対する取付状態は強固に確定できる(外側固定片部14側の孔16は必 ずしも設けなくてよい)。
【0015】 なお、請求項1,2における補強体3の素材としては真鍮や鉄等の金属板が用 いられ、また、請求項3,4における補強体11は亜鉛合金やアルミニウム合金 等のダイカスト製或いは硬質合成樹脂製であって、何れの場合も小形化・軽量化 が可能であり、固定時の本底底面における露出部分を少なくすることができる。
【0016】 参考までに、本考案に係るゴルフ靴用本底の製造例を図1に示すものにより説 明すると、本底成形型における下型の所要位置(本底1の爪先内側縁部1bの側 面1cに当る位置)に、補強体3の補強片部4を沿わせると共に、固定片部5の 周縁部5aを下型面部と当接させ、補強体を下型にセットする。次いで、上型を 下型上に接合して、そのキャビティに本底成形用の原料樹脂配合液を注入し、こ の原料樹脂配合液が硬化した後に成形された本底を脱型する。得られた本底には 補強片3が該本底1と一体化し強固に装着されている。スパイク埋設の説明は省 略した。
【0017】
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、ゴルフスイング時に地面をけることで本底爪先 部分の内側コーナーに生じ易い摺り減りは完全に防止され、ゴルフ靴の耐久性を 高める上に有効である。また、補強体の固定片部は一部が本底に埋設され、残り の僅かの部分だけが本底の下面に露出するだけであるから、補強体の装着状態は 体裁もよく強固に確定できる。
【0018】 そして、固定片部における切通し部或いは内外2段の固定片部における孔の存 在により、本底と補強体とは一体化して補強体にがたつきが生じないので、従来 のこの種本底のようにスパイクを締め直す必要がなくなる使用上の利点があって 、補強体装着による違和感を解消できることは勿論、ゴルフ靴の軽量化にも有利 である本底を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るゴルフ靴用本底の一方の実施例を
示すもので、要部を切欠いて下面側から見た斜視図であ
る。
【図2】図1における補強体を下面側から見た斜視図で
ある。
【図3】図2の補強体の平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本考案に係るゴルフ靴用本底の他方の実施例の
要部を切欠き下面側から見た部分斜視図である。
【図6】図5における補強体を上面側から見た斜視図で
ある。
【図7】図6のBB線断面図である。
【図8】従来のゴルフ靴用本底を下面側から見た斜視図
である。
【符号の説明】
1は本底 1aは下面 1bは爪先内側縁部 1cは側面 3は補強体 4は補強片部 5は固定片部 5aは周縁部 5bは両端部 5cはリブ 6は切通し部 11は補強体 12は補強片部 13は内側固定片部 14は外側固定片部 15は孔 16は孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本底の爪先部分の内側コーナーである爪
    先内側縁部の側面に補強体の補強片部が当接し、この補
    強片部から直角に折り曲がって連設され下面側から見て
    凹面に形成されている固定片部は周縁部を除いて本底の
    成形時に該本底に埋設されていると共に、その固定片部
    の周縁部は本底の下面に該下面とほぼ面一の状態で露出
    していることを特徴とするゴルフ靴用本底。
  2. 【請求項2】 固定片部の板面と周縁部との間は両端部
    と中間部分を除いて切通し部に形成されていると共に、
    その板面の中間部分は上記周縁部と同一高さに膨出させ
    たリブに形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のゴルフ靴用本底。
  3. 【請求項3】 本底の爪先部分の内側コーナーである爪
    先内側縁部の側面に補強体の補強片部が当接し、この補
    強片部から直角に折り曲がって階段状に連設されている
    内外2段の固定片部のうちの内側固定片部は本底の成形
    時に該本底に埋設されている一方、外側固定片部は本底
    の下面に該下面とほぼ面一の状態で露出していることを
    特徴とするゴルフ靴用本底。
  4. 【請求項4】 内外2段の固定片部のうちの少なくとも
    内側固定片部には孔が穿設されていることを特徴とする
    請求項3記載のゴルフ靴用本底。
JP1994009425U 1994-06-30 1994-06-30 ゴルフ靴用本底 Expired - Lifetime JP3006053U (ja)

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