JPS6119684Y2 - - Google Patents

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JPS6119684Y2
JPS6119684Y2 JP1983200946U JP20094683U JPS6119684Y2 JP S6119684 Y2 JPS6119684 Y2 JP S6119684Y2 JP 1983200946 U JP1983200946 U JP 1983200946U JP 20094683 U JP20094683 U JP 20094683U JP S6119684 Y2 JPS6119684 Y2 JP S6119684Y2
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JP
Japan
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sole
reinforcing plate
spikes
shoe
rigidity
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JP1983200946U
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JPS60109406U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスパイク付靴底に用いるスパイク付
靴底補強板に関する。
従来のスパイク付靴底は第11図に示す様なも
のである。これはサツカーシユーズ及び野球用ス
パイクシユーズの靴底であつて、比較的軟質な合
成樹脂を用いてスパイク4及び靴底5を一体的に
形成している。そして、この靴底5の補強手段
は、力が加わる踏み足部6及び踵部7の肉厚を厚
くし、これによつて捩れ及び曲げ剛性を高めると
共にスパイク4を固定する基盤としている。
しかしながら上述の構成の靴底5に於いては、
比較的軟質(剛性が低い)な合成樹脂を用いて一
体成形している為、他の部と比べて特に強固にし
たい部分である踏み足部6及び踵部7の肉厚部分
まで軟質樹脂によつて形成されるので靴底5自体
の剛性が低く成りがちである。又ランニングの際
などにスパイク4に外力が加わるとスパイク4の
付根部周縁には局部的に集中荷重が掛かる。しか
し、この部分は上述の如く軟質な樹脂で出来てい
る為撓んでしまいスパイク4を十分に保持出来
ず、従つて力強く地面を蹴ることが出来ない。さ
らに地面と強く擦れ合う踵部7後端及び爪先部8
が早く摩耗していた。
尚、剛性や耐摩耗性を高める為に硬質樹脂(剛
性が高く固いが重い)を用いて一体成形すると重
量が嵩み、靴底としては致命的な欠点となる。
この考案は従来の靴底にあつたこの様な問題点
に対応してなされたものであり、スパイク付靴底
の剛性や耐摩耗性を必要とする部分、例えばスパ
イクが突設する踏み足部及び踵部に貼設して補強
する補強板であつて、スパイク付の靴底の剛性や
耐摩耗性を高めさらにスパイクを靴底に強固に固
定させることが出来る様にするものである。
以上の目的を達成する本考案のスパイク付靴底
補強板は、靴底補強板本体を靴底より剛性の高い
材料を用いて平面略靴底形状に形成し、該靴底補
強板本体に、スパイク貫通穴を開設し、且つ上面
に多数の食い込み脚部を突設させたことを要旨と
する。
考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は補強板1を示し、該補強板1
の靴底5の爪先部8から踏み足部6までを被う前
補強板1aと、踏み足部6から踵部7までを被う
後補強板1bとに分割して、それぞれスパイク4
が突設する靴底5に貼設する(第3図)。靴底5
は補強板1より軟質な樹脂(剛性の低い)を用い
て形成し、靴底5面にスパイク4を一体的に突設
すると共に、踏み足部6に靴幅方向に伸る屈曲溝
9を数本列設し、甲被10に接着する。スパイク
4は略円錐台形状として、靴底5の前半部の周縁
に沿つて馬蹄形に8本連設し、さらにその馬蹄形
の中心部に1本突設させる。又踵部7には4本の
スパイク4を並設する。
前、後補強板1a,1bは靴底より硬質な材料
(剛性の高い)、例えば硬質ウレタン樹脂を用いて
形成する。前補強板1aは、靴底5の、屈曲溝9
より前方の周縁部を被う様に平面略馬蹄形を呈
し、前記の靴底5前半分周縁に沿つて連設する8
本のスパイク4のうち、前6本のスパイク4が貫
通する貫通穴2を穿設すると共に貼設面11側の
外周縁周及び上記貫通穴2の周縁部に、靴底5に
食い込んで接合性を高める食い込み脚部3を多数
立設する。又、本実施例の場合貫通穴2の周縁部
に突設する食い込み脚部3を他のものに比べて長
くしている。
後補強板1bは靴底5の屈曲溝9から後方を被
う形状としそて屈曲溝9の後方に突設する2本の
スパイク4と踵部7の4本のスパイク4が貫通す
る貫通穴2を穿設すると共に土踏まず部に肉抜き
穴12を開設し、且つ、貼設面11の外周及び貫
通穴2の周縁部に食い込み脚部3を前補強板1a
の場合と同様に立設させ、前補強板1aと共に靴
底5の強度的要所を補強する様に所定の位置に貼
設する。
尚、実際に靴底5を製作する際にには、前、後
補強板1a,1bを予め靴底5型内にセツトし、
さらに完成した甲被10を靴底5の肉厚分だけ上
方に浮かせて固定した後に樹脂を型内に流し込む
方法を取るので、靴底5に食い込み脚部3が嵌合
する孔を穿けたり、前後補強板1a,1bの貼設
に接着剤を使用する必要はない。
本実施例の場合補強板1を前補強板1aと後補
強板1bに二分割してその間に屈曲溝9を設け、
この部分で靴底5を積極的に屈曲させて靴の運動
性を高めている。又、後補強板1bの肉抜き穴1
2も上述の理由をもつて開設したものであるが、
肉抜き穴12の両側に連結部13を残し、靴底と
して必要な剛性を保たせている。
上述の実施例は補強板1を2枚に分割したもの
であるが、これは靴に要求される条件や特性に応
じて変化するものであり、1枚ものとして(第8
図)(第9図)、若しくは3枚以上に(図示せず)
分割するのも任意である。又、スパイク4も上述
の理由によつて設けられる位置や数が変るので、
補強板1の形状もこれに応じて変化するものであ
る。
次に補強板1の作用について説明すると、第6
図は補強板1を貼設した靴底5の断面を簡略化し
て示したものである。この靴底5をランニング時
などに相定して第7図の様に変形させると、中立
面(N)から上面の部分は圧縮され、下の部分は
伸びることになり、而も靴底5の表面及び裏面に
近づくほどその変形量が増す。これは表面及び裏
面に近づくほど大きな力を受けていることを示
し、本考案の靴底5はこの最も力の掛かる部分に
剛性の高い補強板1を貼着して効率良く剛性を高
めている。又、靴底5の裏面側は甲被10の中底
を接着するのでこれが補強部材として働くので新
たに補強板1を設ける必要は無い。
そして補強板1は、スパイク4の付根部の周縁
を被覆し、さらにその裏面に突設する突起物3を
建築物の基礎に使用するくいの如く比較的軟質な
靴底5に食い込ませてその付近を強固なものと
し、スパイク4を確実に固定する。従つて、食い
込み脚部3は、その作用目的に対応して、第2
図、第10図、に示す様に長さや、太さを変化さ
せて効果を高めるものであ。
尚、本考案の補強板1に用いた剛性の高い材質
とは、変形に抵抗する性質の耐摩耗性を含むもの
である。
本考案のスパイク付靴底用補強板は以上の如き
構成したものであるから、スパイクが一体的に突
設する靴底に貼設することによつて、一体成形靴
底が有していた剛性不足を解消することが出来
る。
又、補強板にてスパイクの付根周縁を被うこと
と、その補強板の貼設面に突設する食い込み脚部
を付根部周辺に埋没することの相乗効果によつて
付根部分を強固なものとしてスパイクを確実に固
定し、力強いフツトワークを可能にする。
さらに、地面と擦れ合うことが多い踵部や爪先
部などを硬質な補強板で被うことによつて靴底の
摩耗を少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は考案の一実施例を示し、第3図は本考案
の靴底の靴底面を示す斜視図、第4図は第3図の
Y−Y線断面図、第5図は第3図のX−X線断面
図、第1図は補強板の接地面を示す斜視図、第2
図は補強板の貼設面を示す斜視図、第6図、第7
図は靴底断面を簡略化して示す作用図、第8図、
第9図、は1枚(単体)形成した補強板を示す斜
視図、第10図は食い込み脚部3を太くしした実
施例を示す斜視図である。第11図は従来の一体
成形靴底を示す斜視図である。 図中、1:補強板、1a:前補強板、1b:後
補強板、2:貫通穴、3:食い込み脚部、4:ス
パイク、5:靴底。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 靴底補強板本体を靴底より剛性の高い材料を用
    いて平面略靴底形状に形成し、該靴底補強板本体
    に、スパイク貫通穴を開設し、且つ上面に多数の
    食い込み脚部を突設させたスパイク付靴底補強
    板。
JP20094683U 1983-12-28 1983-12-28 スパイク付靴底補強板 Granted JPS60109406U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20094683U JPS60109406U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 スパイク付靴底補強板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20094683U JPS60109406U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 スパイク付靴底補強板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60109406U JPS60109406U (ja) 1985-07-25
JPS6119684Y2 true JPS6119684Y2 (ja) 1986-06-13

Family

ID=30762270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20094683U Granted JPS60109406U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 スパイク付靴底補強板

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Families Citing this family (3)

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JPH0881B2 (ja) * 1991-02-08 1996-01-10 美津濃株式会社 インサート補強部材を有する靴底の製造方法
ITTO20020010A1 (it) 2002-01-04 2003-07-04 Diadora Spa Calzature, in particolare calzature sportive, e relativo metodo di produzione.
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JPS5440980A (en) * 1977-09-02 1979-03-31 Anschuetz & Co Gmbh Gyroscope device
DE2929365A1 (de) * 1979-07-20 1981-02-05 Uhl Sportartikel Karl Laufsohle aus kunststoff fuer sportschuhe, insbesondere rennschuhe
JPS5849243A (ja) * 1981-09-18 1983-03-23 松下電工株式会社 金属張積層板

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JPS60109406U (ja) 1985-07-25

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