JPH0316125B2 - - Google Patents

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JPH0316125B2
JPH0316125B2 JP4147682A JP4147682A JPH0316125B2 JP H0316125 B2 JPH0316125 B2 JP H0316125B2 JP 4147682 A JP4147682 A JP 4147682A JP 4147682 A JP4147682 A JP 4147682A JP H0316125 B2 JPH0316125 B2 JP H0316125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heel
covering part
heel covering
footwear
elastic
Prior art date
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Expired
Application number
JP4147682A
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English (en)
Other versions
JPS58157403A (ja
Inventor
Kyoshi Nishimoto
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Individual
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、底部4に踵覆部3が取付けられてあ
る靴等の履物に関する。
この種靴等のはきものとしては、例えば第8図
に示される運動靴が知られている。
この様な踵覆部3を有するものは、この踵覆部
3により足と一体化され、長期歩行や走行におい
ても容易に脱げない利点を有している。
しかし、長期歩行や走行を目的としないはきも
のでは、踵覆部3はその利点を充分に発揮でき
ず、この踵覆部3は、脱ぎ履に邪魔になるのた
め、スリツパなどでは、この踵覆部3が設けられ
ていない。
つまり、従来は踵覆部3を有する履物と、有し
ない履物とは、その使用目的がまつたく別のもの
であるとするのが技術常識であつた。
しかし、運動靴などでは緊急時に踵覆部3を前
倒しにして履くことが有つた。
この様な異常な使用では、踵覆部3の左右方向
中央部と底部4の後側との連結箇所xには、踵覆
部3の前倒伏による屈折応力と、足踵による踏付
による圧縮力とにより、大きな剪断応力が作用
し、該部分が極めて容易に破損することとなるの
で、この様な異常な方法で使用しないようにして
いた。
本発明は、この様な実情に鑑み、上記した両使
用目的に良好に用いられるようにすることを目的
とする。
この目的を達成するために、本発明の靴等の履
物は、前記踵覆部3の左右方向中央部分と前記底
部4の後側とが弾性体5,5′を介して連結され、
この弾性体5,5′は、その弾性反発力が、前記
踵覆部3の前倒姿勢において、なくなるか、又は
前倒姿勢維持側に作用するように形成されてある
構成を採用したものである。
この構成により、スリツパのように使用すると
きに、踵覆部3を前倒伏させたときには、前記弾
性体5,5′の屈曲による応力は最小限となり、
このために、この踵覆部3を踏付けても、踵覆部
3の左右方向中央部と底部4の後側との連結部分
における剪断応力は大きくならず破損しにくくな
つた。
又、足に一体化させるためにこの踵覆部3を立
ち上がらせて用いるときには、足との一体化によ
つてこの踵覆部3に作用する力は、他の底部4と
の連結部分においてほとんど受止められるため、
この弾性体5,5′には立ち上がりによる弾性変
形での応力が主に作用するのみで容易に破損する
虞れはない。
又、前記の通り弾性体5,5′の弾性反発力が
作用せしめられているから、踵覆部3は前倒伏姿
勢に維持させられやすく、このため、スリツパの
様に用いるときに踵覆部3が立ち上つていて、こ
れを立ち上り姿勢で踏付けてしまい踵覆部3を破
損するような事態をまねく虞がなくなつた。
又、足に一体化させて用いるときには、踵覆部
3の内面が踵に圧接されて、フイツト感の有る良
好な履心地を得れるものである。
次に本発明の実施例を説明する。
第1実施例(第1図、第2図イ,ロ参照) 本実施例は、運動靴を例にして説明する。
甲覆部1、左右側壁部2,2′、踵覆部3等は
夫々、軟質の布、皮革、合成樹脂皮革等のいずれ
かにより形成され、底部4は少々硬い布、皮革、
合成樹脂皮革等のいずれかにより形成されてい
て、これら夫々の構成は、前記第8図の従来例と
同様である。
すなわち、左右側壁部2,2′どうしは、その
後端部を互に接合され、かつ外側に重ねられた踵
覆部3に対して縫合され、一体化されている。第
1図は第2図イにおける−線断面図であり、
実線の状態となるように弾性体5で付勢されてい
て、仮想線の状態に起して覆くことができる。
第2図ロは一部を切欠いた斜視図であり、踵覆
部3を起立させた使用状態を示している。
前記踵覆部3の左右方向中央部と、底部4の後
側とはゴム等の弾性体5を介して一体連結されて
おり、前記弾性体5と踵覆部3とは、弾性体5の
周縁部5aで接着されている。
この弾性体5は、前記踵覆部3を前倒伏させた
状態で、両者に固着されたもので、この前倒伏姿
勢では弾性反発力を有しないものである。
この弾性体5の固着手段の別方法としては、踵
覆部3を立ち上り姿勢にして、前記弾性体5を両
者に固着し、その後前倒伏姿勢にして加熱し、弾
性応力を除去する方法も有る。
第2実施例(第3図、第4図、第5図参照) クリツプ状片5′の一辺を、底部4内に埋設固
定し、他辺を踵覆部3の内側に取付けて、左右側
壁部2,2′と前記踵覆部3との間に挟持した状
態で装着し、このクリツプ状片5′を弾性体とす
る。
6は防水用のシールゴムである。
前記クリツプ状片5′は、肉薄の合成樹脂板を、
第3図に示すように弾性的自由状態でUの字状と
なる形状に形成したものである。
その他は前記第1実施例と同様とする。
上記両実施例において、次の1つ又は複数の組
合わせにより構成・対象を変更することも、本発
明の技術的範囲内に有するものである。
第6図に示すように、左右側壁部2,2′の
ないスリツパに近い形状の履物とすること。
甲覆部1を網目状としたサンダル状のものと
すること。
第7図に示されるように、左右側壁部2,
2′と踵覆部3との起伏時における折曲げ部7
やその近くの部分を、屈折による耐久性が大き
く伸縮しにくい布などにより形成すること。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る靴等の履物の実施例を示
し、第1図および第2図イ,ロは、第1実施例の
要部を示し、第1図は第2図における−線断
面図、第2図イは平面図、第2図ロは一部を切除
した斜視図、第3図は、第2実施例のクリツプ状
片を示す斜視図、第4図は、第2実施例の要部の
縦断側面図、第5図は、第2実施例の要部の平面
図、第6図は、別実施例の全体側面図、第7図
は、別実施例の要部の斜視図である。第8図は、
従来例を示す側面図である。 3……踵覆部、4……底部、5……ゴム、5′
……クリツプ片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 底部4の後端部に対して踵覆部3が取付けら
    れている靴等の履物において、前記踵覆部3の左
    右方向中央部分と前記底部4の後側とが弾性体
    5,5′を介して連結され、この弾性体5,5′
    は、その弾性反発力が、前記踵覆部3の前倒姿勢
    において、なくなるか、又は前倒姿勢維持側に作
    用するように形成されている靴等の履物。
JP4147682A 1982-03-15 1982-03-15 靴等の履物 Granted JPS58157403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4147682A JPS58157403A (ja) 1982-03-15 1982-03-15 靴等の履物

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JP4147682A JPS58157403A (ja) 1982-03-15 1982-03-15 靴等の履物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58157403A JPS58157403A (ja) 1983-09-19
JPH0316125B2 true JPH0316125B2 (ja) 1991-03-04

Family

ID=12609406

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JP4147682A Granted JPS58157403A (ja) 1982-03-15 1982-03-15 靴等の履物

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149905U (ja) * 1982-04-01 1983-10-07 西本 喜代志 履物
JPS61113602U (ja) * 1984-12-27 1986-07-18
JPH0720802U (ja) * 1993-10-01 1995-04-18 晃一 吉村 サンダル兼用シューズ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58157403A (ja) 1983-09-19

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