JPH0237662Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0237662Y2
JPH0237662Y2 JP13501185U JP13501185U JPH0237662Y2 JP H0237662 Y2 JPH0237662 Y2 JP H0237662Y2 JP 13501185 U JP13501185 U JP 13501185U JP 13501185 U JP13501185 U JP 13501185U JP H0237662 Y2 JPH0237662 Y2 JP H0237662Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camber adjustment
pipe body
camber
adjustment cam
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13501185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6243871U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13501185U priority Critical patent/JPH0237662Y2/ja
Publication of JPS6243871U publication Critical patent/JPS6243871U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0237662Y2 publication Critical patent/JPH0237662Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、キヤンバ調整工具にかかり、特に
ストラツトタイプの足廻りを有する車両のキヤン
バを調整する場合に好適なキヤンバ調整工具の改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第5図に示す車両のキヤンバ角Aを調整
するときは、第6図乃至第8図に示すようにまず
タイヤ52を取り外した後、シヨツクアブソーバ
シエル53とステアリングナツクル55を固定し
ているセツトナツト56をゆるめ、さらにその後
キヤンバ調整カム57にドライバー等の先を当て
がい、ハンマーで叩くことにより調整カム57を
矢印B方向に回動させて行つていた。
なお、58はシヨツクアブソーバシエルロアブ
ラケツト、59はブレーキドラムである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のキヤンバ調整方法におい
ては、ハンマーを当てがい叩くスペースを確保す
るため、いちいちタイヤを取り外さなければなら
ず作業性が極めて悪いという問題があつた。
また、これまで考えられてきた対策品は現状に
合わず、しかも強度が不十分で使用できないとい
う問題があつた。
従つて、本考案の目的は、キヤンバ調整作業の
作業性を向上するとともに、作業の安全性を確保
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案は、タイヤを取り外すことな
くキヤンバ調整ができるように、セツトナツトを
ゆるめると同時にキヤンバ調整カムを回動させる
ことができる構成としたことを特徴とするもので
ある。
具体的には、一端にソケツトレンチが回動可能
に組み込まれる開口部を有し、他端にこのソケツ
トレンチに連結されるエキステンシヨンバーが挿
通可能な貫通穴を有するパイプ本体と、このパイ
プ本体の開口部に臨むように該パイプ本体外周に
着脱可能に取り付けられ、車両のキヤンバ調整カ
ムを係合させるための係合溝が形成されたキヤン
バ調整カム受け部材と、前記パイプ本体外周に着
脱可能に取り付けられ、該パイプ本体をその軸線
のまわりに回動させる回動レバーとから構成した
ものである。
〔作用〕
上記の構成にかかる本考案の作用を説明する
と、まずキヤンバ調整カム受け部材を車両のキヤ
ンバ調整カムに係合させる。
次に、エキステンシヨンバーを貫通穴にはめこ
みソケツトレンチをパイプ本体の開口部にはめこ
んで連結させるとともに、パイプ本体に回動レバ
ーを取り付ける。
次に、ソケツトレンチをシヨツクアブソーバシ
エルとステアリングナツクルを固定しているセツ
トナツトにはめこみ、エキステンシヨンバーを回
動させてセツトナツトをゆるめる。
次に、キヤンバ調整カム受け部材をパイプ本体
に結合させ回動レバーを回動させてキヤンバを調
整する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案にかかるキヤンバ調整工具の概
略構成を示す断面図、第2図はその分解図、第3
図はキヤンバ調整工具の使用状態を示す正面図、
第4図は車両のキヤンバ調整部分を示す斜視図、
第5図は車両のキヤンバ角を説明する概略図、第
6図乃至第8図は従来のキヤンバ調整の手順を説
明するため、キヤンバ調整部分を拡大して示す斜
視図である。
キヤンバ調整工具1は、パイプ本体2と、ソケ
ツトレンチ4と、エキステンシヨンバー6と、キ
ヤンバ調整カム受け部材8および回動レバー9か
ら構成されている。
パイプ本体2は円筒形状を有し、一端にソケツ
トレンチ4が回動可能にはめこまれる開口部22
を有し、他端にこのソケツトレンチ4に連結され
るエキステンシヨンバー6が挿通可能な貫通穴2
4を有する。
キヤンバ調整カム受け部材8は円弧形状を有
し、その中央からロツド82が延びている。ま
た、キヤンバ調整カム受け部材8には、車両のキ
ヤンバ調整カム57を係合させるための係合溝8
6が形成されている。
そして、ロツド82はキヤンバ調整カム受け部
材8が開口部22に臨むように、パイプ本体2の
外周に固定されたロツドパイプ84に着脱可能に
はめこまれている。
回動レバー9はパイプ本体2をその軸線のまわ
りに回動させるためのもので、パイプ本体2の外
周に形成された取り付け穴26に着脱可能に取り
付けられている。
エキステンシヨンバー6はソケツトレンチ4を
回動させるためのもので、パイプ本体2の貫通穴
24からはめこまれ、開口部22からはめこまれ
たソケツトレンチ4Aとパイプ本体2内部で連結
されるようになつている。
上記の構成にかかる実施例の作用を説明する
と、まず車両のキヤンバ調整カム57の爪部67
にキヤンバ調整カム受け部材8の係合溝86を係
合させる。
次に、パイプ本体2の貫通穴24からエキステ
ンシヨンバー6をはめこみ、また開口部22から
ソケツトレンチ4をはめこみ両者を連結させると
ともにパイプ本体2に回動レバー9を取り付け
る。
次に、シヨツクアブソーバシエル53とステア
リングナツクル55を固定しているセツトナツト
56にソケツトレンチ4を結合させエキステンシ
ヨンバー6を回動させてセツトナツト56をゆる
める。
次に、キヤンバ調整カム受け部材8のロツド8
2をロツドパイプ84にはめこみ回動レバー9を
回動させてパイプ本体2を回動させることによ
り、キヤンバ調整カムを所望の角度回動させてキ
ヤンバを調整する。
このようにして、キヤンバ調整が完了する。
以上、本考案を特定の実施例に基づいて説明し
たがこれに限定されるものではなく、実用新案登
録請求の範囲に記載した範囲内で当業者が実施可
能な種々の別な態様が考えられる。例えば、パイ
プ本体に形成する回動レバーの取り付け穴は作業
性を考慮して単一でなくても複数形成してもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案にかかるキヤンバ
調整工具は、タイヤを取り外すことなくキヤンバ
調整ができるように、セツトナツトをゆるめると
同時にキヤンバ調整カムを回動させることができ
る構成としたため、キヤンバ調整作業の作業性を
向上するとともに、作業の安全性を確保すること
ができるというすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるキヤンバ調整工具の概
略構成を示す断面図、第2図はその分解図、第3
図はキヤンバ調整工具の使用状態を示す正面図、
第4図は車両のキヤンバ調整部分を示す斜視図、
第5図は車両のキヤンバ角を説明する概略図、第
6図乃至第8図は従来のキヤンバ調整の手順を説
明するため、キヤンバ調整部分を拡大して示す斜
視図である。 1……キヤンバ調整工具、2……パイプ本体、
4……ソケツトレンチ、6…エキステンシヨンバ
ー、8……キヤンバ調整カム受け部材、9…回動
レバー、22……開口部、24……貫通穴、86
……係合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端にソケツトレンチが回動可能に組み込まれ
    る開口部を有し、他端にこのソケツトレンチに連
    結されるエキステンシヨンバーが挿通可能な貫通
    穴を有するパイプ本体と、このパイプ本体の開口
    部に臨むように該パイプ本体外周に着脱可能に取
    り付けられ、車両のキヤンバ調整カムを係合させ
    るための係合溝が形成されたキヤンバ調整カム受
    け部材と、前記パイプ本体外周に着脱可能に取り
    付けられ、該パイプ本体をその軸線のまわりに回
    動させる回動レバーとからなることを特徴とする
    キヤンバ調整工具。
JP13501185U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0237662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13501185U JPH0237662Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13501185U JPH0237662Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6243871U JPS6243871U (ja) 1987-03-17
JPH0237662Y2 true JPH0237662Y2 (ja) 1990-10-11

Family

ID=31036787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13501185U Expired JPH0237662Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0237662Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6243871U (ja) 1987-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0237662Y2 (ja)
US4529253A (en) Bicycle wheel, hub and spoke assembly
JPS6181801A (ja) 車輌用ワイヤスポ−ク・ホイ−ルの組立て方法
JP3044981U (ja) 自動二輪車のフォークトリプル
JPH0212048Y2 (ja)
KR0137528Y1 (ko) 스태빌라이저 링크의 볼 스터드
JPS6038260A (ja) ラツクアンドピニオン型ステアリング装置
JPH0632245A (ja) サスペンションのアライメント調整構造
JPS6037257Y2 (ja) ナット締付機
JPS61200017A (ja) ストラツトのアツパ−マウント構造
CN213368490U (zh) 一种角度调节机构
JPH08230709A (ja) タイロッドエンドの接続部構造
KR100280913B1 (ko) 자동차 서스펜션의 캐스터각 조정구조
JPS582652Y2 (ja) 自動車用車輪懸架装置の車高調整装置
KR19980034389U (ko) 자동차의 타이로드
JPS6141603Y2 (ja)
JPS5826161Y2 (ja) スポ−ク車輪
JP2537789Y2 (ja) テンションロッド
KR0137398Y1 (ko) 스티어링 휠 유격 조정용 툴
JPH01125002U (ja)
JPS63147239U (ja)
JPH0512081Y2 (ja)
JPH08295109A (ja) サスペンションアームの取付構造
JPS5855043Y2 (ja) スポ−ク車輪
KR20050076867A (ko) 캠버 조정이 가능한 차량의 로어암 어셈블리